2月14日、世間ではバレンタインデーのその日、静岡市清水文化会館 マリナートで開催されたきよしさんのコンサートに昼夜参加させていただきました。
きよしさんは昼夜とも”バレンタインデー”にはふれられませんでしたが、プレゼントコーナーにはいつにもましてたくさんのプレゼントやお手紙がとどいていたようですから、皆の気持ちはしっかりと伝わっていたことでしょうね。
もしやもしやその証しでしょうか?
夜の部ではオープニング早々に”首を長ーくしてお待ちしておりました”とおっしゃると、センターで投げキッス!
そして、アンコールの最後の曲である「きよしのズンドコ節」を唄われ、上手、下手へのご挨拶をおえたところで、
「がんばりますので、見守っていてください」
きよしさんはひとことそうおっしゃると、そこで、二度めの大きな投げキッスをしてくださったのです。
ステージのセンター階段をのぼって上段でお別れのご挨拶をきよしさんがしてくださっていたのですが、
ですが!
なんて(笑)。
緞帳がなかなかおりてこなかったのです。
あらら? まさか?
と、わたしの心配をよそに、きよしさんはなんどもなんども手をふってくださっていたのでした。
エンディングお音楽も鳴りやんで、拍手と歓声が響いていたでしょうか?
それにしても? もしかしたら?
そう思ったところで、いよいよ緞帳が動きだしたのです。
するときよしさんは、もうひとこと言っておきたいというようにあわてて、
「夢で逢いましょ」
と優しくおっしゃたのでした。
いってしまってからはにかんだようなきよしさんに、こちらまでなんだか赤面してしまって...。
そして幸せいっぱいになったのです。

※道路側からみえるツアートラック
夜の部では”ふれあいコーナー”で、バレリーナの夢をあきらめなければならなかった方のメッセージが紹介されました。
岡崎市からお越しで1階20列におすわりでした。
現在はバレエを教えるお仕事をされておられますが、その方は5歳からバレエひとすじに17年間、バレエが人生のすべてだった方なのに、足の手術をしなければならなくなりその夢をあきらめざるをえなくなったそうです。
バレエのための人生だったので、絶望し途方にくれてしまいましたが、”氷川きよし”になにか惹かれるものがあり、そのステージをご覧になったということでした。
でも、ステージに立つ側にはもうなれないことを自覚してつらくならないだそろかという心配をかかえての観覧でしたが、きよしさんのステージに、また前を向かなければという思いにさせられたのだそうです。
きよしさんは、大きくうなずきながらその方のお話をおききになり、
「つらかったでしょう。よくのりこえられましたね」
と共感の言葉をなんども発せられ、
「チャップリンの言葉に、”人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ”という言葉があるんですよ」
と励まされたのでした。
そこで、司会の西寄ひがしさんが、
「ここできよしさんが、なにかいってパワー注入してくださいよ」
とおっしゃると、
「チュウニュウ? じゃあ チューしちゃう?」
と、
”チューッ”
”チューッ”
”チューッ”
ラストは、”チュバッ!”と音を強調しながら右手を前方にさしだされたのです(笑)。
ちなみにそのキッスは、前列の方がさっと手をあげて先取りされてしまったことを西寄さんが笑いながらおっしゃっていましたが、21列にすわっておられたその方にもきっととどきましたよね。
そして前後しますが、おひとりめの当選者は1階23列におすわりの富士市からお越しの方。
この方は”氷川きよしさんに国民栄誉賞をさしあげるげきです”と書いてくださっていたのです。
91歳になる義理のお母さまを伴い、ご主人は会社を早退しておふたりの送り迎えをしてくださっての来場されましたが、”ふだんの生活では杖をついての歩行もままならない母なのに、氷川さんのコンサートには行きたいという思いに母をさせてくださいます”
と感謝され、いかに周囲の高齢者の方の心の支えになっているか、またその方のお姉さまもきよしさんおファンなのですが、現在、若年性のアルツハイマーを発症され、義理のお兄様が介護をされるなか、きよしさんのCDやDVDをみていると、じっと聴き入り、見入っていてくれるので、”ほんとうに助かっている”とおしゃっていたことを熱く熱くお話しされたのです。
西寄さんが
”政府は知るべきです。氷川さんの貢献を”と書いてくださっていたくだりを読みあげてくださったので、
”そうだ~”という共感の拍手がまきおことはいうまでもありません。
昼夜とも、ふれあいコーナーにはいる前に、
「ドラゴンボール超」の新オープニング曲である「限界突破Xサバイバー」と、
「おはスタ」のテーマソングである「きよしのチキチキOHAソング」を西寄さんが紹介されると、
とりわけ「限界突破Xサバイバー」については、
「かなりハードで激しいので、ご年配の方には心臓に負担がかかるかもしないんですけど、よろしいでしょうか?」
と、そんなふうに前置きをされてから、音源をながして、振り付きで唄って(音源と一緒です)くださったのです。
思いっきりノリノリで振りもエネルギッシュで最高!
「いいわあ~」
と思わずおっしゃったのは、きよしさんのすぐ近くでお聴きになっていた西寄さんでした。
西寄さんが、最後のコーナーの前のトークで、
”お客様おひとりおひとりの人生を、氷川きよしが束ねて”
とおっしゃった言葉が心にしみました。
老若男女、世代も国境もジャンルも軽々と超えられるということは、それまでは縁がなかったり、バラバラだったものをつなげ、束ねていくからこそなんだなあと、しみじみ思ったのです。
きよしさんはラストトークで意気込みすぎたのでしょうか。
鼻息が荒くなり、゛フンッ゛と、思わず鼻をならされたのでした(笑)。
もう、なんてチャーミングなんでしょう。
きよしさんは、照れくさそうに少し笑って、
「デビューして、自分でいうのもなんですけど、その曲が大ヒットして。
もちろんヒットしたいという気持ちはあったんですけど、でも、デビューしたとたんに走り出した”氷川きよし”についていけないと思ったこと、正直あったんです。
僕、こういう性格でしょ。唱うことは好きだけど、目立つことは苦手だから。
僕、こういう性格でしょ。唱うことは好きだけど、目立つことは苦手だから。
もう、ついていけなくて...。
やめたいなと思ったこともありました。
でも、皆さんがいつも応援してくださっていたから、唄ってくることができたんです。
今は、生涯唄って、人生の最後でああよかったなって思えたらと。
次の目標は20周年です。
これから歌の花をたくさん咲かせたいですし、皆さんに共感していただけるような人生の歌を唄いたいです」
きよしさんはそこまでお話しされると、「男の絶唱」の歌詩を1コーラスすべて、諳んじたのでした。
昼の部でも、
「王道の演歌です。
人生を唄うといっても、まだまだ若輩者です。
でも、(今の年齢の僕ならではの)若い人生の、男の演歌を唄いたいと思っているんです」
と前置きされてから、
「男の絶唱」の1コーラス目の歌詩をご自身が味わい、心に刻むように、一文、一文を諳んじ、それから、フルコーラス歌唱されたのです。
と、皆さま、ここで、いったんアップします。
昼の部の”ふれあいコーナー”のこと、あまりにも素晴らしかっった昼夜の歌唱のことは、次回、またあらためて書きますね。
そして、西寄さんも手のほどこしようのなかった(笑)ドッキリ発言もございます。
と、嬉々として書いているわたし、そういうお話がじつは好きなんでしょ、っていわれちゃいそうですね(汗)。
わたしもきよしさん以上に育ちがヨイものですから...申し訳ございません。
わたしもきよしさん以上に育ちがヨイものですから...申し訳ございません。

※清水港からみた会場です。
それではまたお逢いできますように!
※お祝いメッセージのご報告は画像の準備に少しお時間いただきたいので週末になりそうです。
お待たせすることになり、ごめんなさい。