昨日5月2日に神戸国際会館 こくさいホールで開催された、”氷川きよしコンサートツアー2015”の3日目に昼夜、参加しました。
 
と書いてみて、昼夜とも、きよしさんの”オープニングコール”があったかしら? なんだかなかったような? それとも歓声にかき消されて聞こえなかった?
ともう記憶がおぼろ(汗!)。
初めての神戸コン参加に自分がどれだけ舞い上がっていたのかを、今になってあらためて感じています。
 
終演後は会館横で出待ちして、きよしさんをお見送りさせていただきました。
通りがかった男子学生数名が、“きよし待ちしてるんだよ”
といっているのが聞こえてきて。
“きよし待ち”という言葉が素敵な響きに思えたのです。
会館横をきよしさんを乗せた車はゆっくりゆっくり走っていって、きよしさんの笑顔がすぐ近くに。
幸せな“きよし待ち”の時間でした。

大阪からいらしたお友だちと合流して、コンサート&出待ちの余韻にひたりながら1時間ほどお茶して、三宮の駅で名残惜しくもお別れしました。
きよしさんのこととなると話が尽きることなどありませんね~。
今度はいつ会えるかしら?
と、確認しあったのです。

それから北野にあるホテルまで歩いて戻ってきました。
旅行では何度もお邪魔しているので、ある程度の土地勘があるのです。
道々、風情あるバーやジャズハウスを見つけて、神戸なんだなあ~と、神戸ならではのムードを味わわせていただきました。
 
 
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”待ってたよ!”
という声が客席からかかると、
「僕も待っていました」
きよしさんはワントーン高い声で即座に答えました。
3階席から1階席前方席まで順番にご挨拶され、エールを交わすと、1階席の最後列の後ろに立ってご覧になっている立見席のかたたちにもあらためてご挨拶され、
「申し訳ありません。座椅子とかパイプ椅子とか用意させていただけるとよかったのですが、そうもいかないようで。
疲れたら、言ってください。僕が椅子になります」
とおっしゃったのです。
すると、わたしのお隣のかたが、”(きよし君が椅子になっちゃったら)誰が歌うの?”と一言(笑)。
ふれあいコーナーで、司会の西寄ひがしさんに、”わたしの負けです。弟子にしてください”と言わしめたかたといい、ポッと自然に出てくるきり返しに、さすがは関西と、感じ入ったのです。
 
セットリストはツアー3日めにしてチェンジがありました。
「純子の港町」に代えて、なんと「夏子の海峡」を歌ってくださったのです。
地元の明石海峡が舞台になっているということでのセレクションだったのでしょうか?
 
また、「箱根八里の半次郎」から始まる、コンサート終盤の”オリジナル股旅演歌”を歌唱されるコーナーでは、
「箱根八里の半次郎」、「大井追っかけ音次郎」、「番場の忠太郎」、「一剣」との流れでしたが、
ラストの曲である「一剣」に代えて新たに「近江の鯉太郎」が加わって、
「箱根八里の半次郎」、「近江の鯉太郎」、「大井追っかけ音次郎」、ラストが「番場の忠太郎」
という曲順になっていました。
 
きよしさんがお話しされるタイミングも構成上、少し変えられていたので、夜の部では素敵な(?)アクシデントもあったのです。
 
昼の部のオープニングの「一陣の風」、「白雲の城」と、きよしさんの歌唱は絶好調!
この構成、贅沢すぎますが、なにより、みなぎる歌唱への自信あってこそと、この日まで聴かせていただいてきて感じていました。
 
「さすらい慕情」を聴くと、もう1回歌ってくださらないかしら?
と思ってしまう、欲ばりなわたしなのです。
ホールできよしさんが「さすらい慕情」を歌唱されて、とりわけ、さびの部分の「♪逢いたいよ・・・ 恋しいよ・・・」と歌われるとき、その声と思いが広がって、一気に広い空間を満たしていくのを感じて、身も心も無になってただひたすら聴き入るばかり。
ああ、わたしにも、そして皆にも届いている、満たされていると、きよしさんとの爽快で夢のような一体感を感じて...。
何度でも聴きたくなってしまうのです。
 
「さすらい慕情」を歌唱されたところで、”ふれあいコーナー”。
開演前にボックスに入れられたたくさんのメッセージや質問からおふたりのかたが選ばれるのですが、その披露の前に西寄さんとのトークも思い切りはずみました。
「僕、実はハーフなんですよ」
と、きよしさんが嬉しそうにおっしゃると、初めて”そのこと”を聞かれたかたたちから、”えっ?”という反応があったのです(笑)。
きよしさんはその反応にさらに嬉しそうに、
「父が佐賀の唐津の出身なので、(母は福岡出身ですから)、佐賀と福岡のハーフなんです」
と。
ご機嫌なきよしさん、
”ふれあいコーナー”では、
「僕の両親が出会って1か月くらいで、僕ができたそうなんです。
父はタクシーの運転手をしていて。
たまたま乗ったのが母で(笑)。
そんなふたりなのに、今は”好か~ん”っていって、僕、挟み撃ちですよ。
ふたりの中継をしてね」
と、ご両親の馴れ初めから最近のエピソードまでお話ししてくださったのです(笑)。
日本全国どの場所も素晴らしくて、大好きになってしまうけれども、郷土愛が強いので、「さすらい慕情」は、3コーラスすべての舞台を博多にして、”博多慕情”にしたいような考えも抱かれていたことを話題にされ、
「でも、デビュー3年めの『星空の秋子』で福岡、長崎、鹿児島と歌わせていただいていて。その大人版がいいんじゃないかっていうことで(現在の作品が)できあがったんですよ。
神戸を舞台にした歌も歌いたいですね~」
きよしさんはそうおっしゃると、
前川清さんの「そして、神戸」のワンフレーズを前川さん風に歌唱してくださって、大うけでした。
 
さらに先月30日に北海道・北見市でおこなわれた「新BS・日本のうた」の公開収録の話題もしてくださいました。
「吉幾三さんと”スペシャルステージ”をさせていただいたんですよ。
すごく楽しかったです。
吉さんは台本にないことをアドリブでどんどんおっしゃるので、ついていかれないといけないって思って、僕もがんばったんですけれども...、
けっこうついていけました(笑)。
逆に僕もつっこんだりしたんです。
吉さんはアイドルでデビューされたんですね(そのときは山岡英二さんという別名)。皆さん、ご存知でした?
僕、吉さんのアイドル時代の歌を歌わせていただいたんですよ」
きよしさんは、
”イヤーッ”と、びっくりするぐらいの大きな声でおっしゃってから(笑)、”♪花は~”と歌いだしのワンフレーズでしょうか? 披露してくださり、
「吉さんと『きよしのズンドコ節』を一緒に歌って。
あとは...(しばし沈黙・笑)、
様々な歌を歌わせていただきました(笑)。
吉さんに、”あんたも言うね~”って言われて。
 
女満別空港から(車で)1時間くらいのところに北見はあるんですけれども、道が広いんですよね~。
朝、ジョギングしていてつくしを見つけて、写真を撮りました。
あとはブランコがあったので、ひとりで乗ってみたんですけど、ほんとうに久しぶりで、面白かったですね~。
ジャンバーを持っていたんですけど、気温が25度くらいあって、暑くて。
桜が咲いていて、濃いピンク色で、この時期、満開でした」
きよしさんは北見を訪れて、お仕事はもちろんのこと、プライベートでも素敵な時間をすごされたことをお話ししてくださったのです。
 
夜の部では、さらに公開収録に臨まれる前のこともおしえてくださいました。
「ご一緒させていただくかたのこと、よく知りたいじゃないですか。
だから僕、本番前に吉さんに、”吉さん、お話ししましょう”っていって、自分から飛び込んでいったんです。
いつもは自分から飛び込まないんですけどね(苦笑)。
吉さんて、ほんとうにいいかたなんですよ。
収録では、吉さんも僕も台本にないことばかりいって(笑)。
楽しかったです。
 
女満別空港から行き来したのですが、帰りの便が吉さんと一緒だったんですよ。
そうしたら、お菓子とかキャラメルとかいろいろ買ってくださったんです。
あのホタテをあれしたやつとか...」
どう表現したらいいのかな? という様子のきよしさんに、この日、宇宙と交信(西寄さんがそう表現されていました)しがちなきよしさんの、”通訳”を買って出られた西寄さんが(笑)、
「干したものですか?」
と聞いてくださると、
「いや、なんか...」
と言いかけて出てきた言葉は、
「なんか、あれしたやつなんですよ」
と苦笑されるきよしさんでした(笑)。
きよしさん、今度、携帯サイトでおしえていただけないかしら?
”ホタテをなんかあれしたやつ”
って、すっごく気になりますもの。
 
※皆様、旅先でミニPCからの更新ですので、簡単なご報告でごめんなさい。
わきあいあいとした”ふれあいコーナー”でのトークや抱腹絶倒のやりとり、きよしさんの素敵なアクシデントなどなど。
今夜、帰宅してからじっくり書かせていただきますね。
神戸の街を歩いて、夜ゆっくりめに帰りますので、また日付が変わってからの更新になりそうですが、お時間いただく分、記憶とメモを頼りに、楽しいトークをまとめさせていただけたらと思っています。
 
きよしさんは明日は岡山でのコンサートですね。
わたしは3日から仕事に復帰して(?)、がんばります。
 
皆様、またお逢いできますように。
駆け足での更新で失礼しました。
 
※次の記事でコメント欄をオンにさせていただきますので、もしよろしければメッセージお書きいただけたたら嬉しいです。