昨夜の「NHK歌謡コンサート」ご覧になりましたか?
きよしさんの情熱みなぎる「さすらい慕情」、最高でしたね。
今回は”めくるめく名曲26曲を披露”という豪華版。
そして、われらが”氷川きよし”は、メドレーコーナーでは、「ブルー・シャトウ」と「女のみち」を歌ってくださいました。
「ブルー・シャトウ」ではエレキギターを携えた三原綱木さんとのコラボ。
時おり視線を交わし楽しそうに歌唱されて、素晴らしかったですね。
わたしには、そんなふたりの歌唱を喜んでくださっているに違いない笑顔の井上大輔さん(作曲時の名前は井上忠夫)がうかんできたのです。

「NHK歌謡コンサート」は今回で911回。
番組の構成上、オープニング前に出演者の皆さんがステージに勢ぞろいされました。
テーマは”昭和歌謡で楽しまナイト”ということで、昭和の名曲をメドレーで披露されるため、ステージを囲むようにしてセッティングされた台座のようなシートに出演者の皆さんが着席され、歌唱されていないときにはマラカスやペンライトをふるなどして盛り上げてくださいました。

きよしさんの「女のみち」、素敵な歌唱でしたね。
昨年のコンサートツアーで歌ってくださっていましたが、何度聴いてもうっとりと聴き惚れてしまいます。
ところで今回は母を伴っての観覧でしたが、母はきよしさんの「女のみち」の歌唱を生では今回初めて聴いたのですが、長崎の料亭・花月の硝子戸の輝きが思い浮かんだというのです。
1枚、1枚、熟練の職人さんが手仕事でつくった硝子は、ひとつとして同じものはなく、陽の光をさまざまな表情に変えて透すのですが、母は花月を訪れた際、その硝子戸の輝きのあまりの美しさに見入っていたのです。
母は、きよしさんの歌声を聴いていたら、さまざなま色の光を感じて...。
その輝きは花月の窓の硝子戸を思い出させるものだったと、出待ちをしていたときに話してくれたのでした。
花月の硝子戸は1枚、1枚が唯一無二の輝きをみせ、日々大切に磨かれてきた歴史もまた刻まれているのです。


北島三郎さんが、「まつり」を歌唱された際には、きよしさん、ジェロさん、竹島宏さんに部分パートを歌うようにうながしてくださって、若手の男性歌手3人への期待と励ましの思いを感じてじんときました。

そして、きよしさんの「さすらい慕情」。
聴いていて、気持ちが軽く晴れやかになっていくのを感じました。
と、ここまでは番組の内容はご覧になられたかたにはご存知のことになりますね。


さて、終演後、出演者の皆さんが退出されると、高山哲哉アナウンサーが、
「今夜はいつもより体温が上がりましたね。
深呼吸をしましょう」
とおっしゃって、皆でふううーと深呼吸。
高山アナウンサーが、三原綱木さんにお話をうかがうことが恒例になっているのですが、今回は台座のようなシートがあったので、どうやって三原さんの近くにいこうか、少々思案されて、
”台に乗っちゃっていいんですかね?”
といいながら、あの台座にのぼって、三原さんのもとへ(笑)。
そして、高山アナウンサーが、
「お疲れ様です」
とおっしゃると、
「ほんとに疲れたよ」
と三原さんがお答えになったので場内大爆笑でした。
でも、この日の感想を聞かれると、
「氷川さんと共演できて、大変嬉しいです」
と満面の笑み。
そして、「ブルー・シャトウ」というと、レコード大賞をとったときのことを思い出されるのだとおっしゃっていました。

三原さんはじめ演奏の皆さん(ザ・ニューブリード)を送り出すと、終演後の”歌のプレゼントコーナー”となりました。

トップバッターは石原詢子さん。
新曲「港ひとり」を披露してくださいました。
曲に合わせた衣裳はお着物なのだそうですが、着替える時間がなかったそうで、海のような深いブルーに、波を思わせるストライプが描かれたロングドレスをお召しになっていました。
帰宅して、録画を見たら、エンディングですでにそのドレスに着替えていらっしゃったことに気づきました(すみません。きよしさんがいらっしゃるときは、わたし、ほとんどきよしさんしか見えていないんですね・汗!)。

石原さんは最近、ひとりカラオケにいらしたそうで、番組で歌唱された「ペッパー警部」のふりの練習もされたそうです。
浜田省吾さんが大好きで、絶叫して歌唱されるという話題をされて。
高山アナウンサーが、”いつか番組でも”とおっしゃると、とても嬉しそうな石原さんでした。

続いては、新しい試みなのだそうですが、「NHK歌謡コンサート」への出演をめざす、有望な新人歌手のかたを紹介されるということで、登場されたのは、津吹みゆさん。
2月に18歳でデビューして、現在19歳。
デビュー曲の「会津・山の神」を披露され、”直球ボイス”とおっしゃって伸びやかな歌声を聴かせてくださいました。
福島出身で、地元で開催された「NHKのど自慢」で合格したことがきっかけてデビューされたそうです。
がんばってほしいですね。

さあ、そして、ラストは?
もう、高山アナウンサーがお名前を呼ぶ前から、客席から歓声と、”きよし君”というかけ声がかかって(笑)。
もし、あのムードのなか、きよしさんが登場されなかったら、暴動でも起こりそう(キャッ!)と、不穏な想像をひとりして笑いをこらえていたのです。

そこで、
”氷川きよしさん!”
と高山アナウンサーがきよしさんの名前を呼ばれたのですが、
あら?
きよしさんの姿が見えません。
と、思ったら、番組のなかで、いつも下手側に置かれているあのボックス席とそのうしろのボード(後壁といったほうがわかりやすいでしょうか?)がありますが、きよしさんはその後ろから、ちょこんとお顔を出されて、こちらをうかがっていた様子だったのです(笑)。
もう、きよしさんたら、お茶目すぎます。
でも、もしかしたらもしかして、同じこと(不穏な想像・笑)を考えていらしたのかしら?
なあんて。

その部分にはライトが当たっていないので、はっきり見えなかったのですが、きよしさんはしばしたたずまれてから、はじけるような笑顔で、”平成の股旅野郎 氷川きよしです”
とおっしゃりながら登場されたでしょうか。
ミントグリーンのサテンのスーツにお召し替えされていました。

高山アナウンサーが、きよしさんの髪が長くなったことを話題にされると、
「長いですか? 切りにいきます」
とのきよしさんのリアクションに、”そんなつもりでいったのでははありませんよ~”と、フォローされていました。
そして3月は1か月座長公演をしていたので、今回の久々のテレビ生出演に、
「緊張しますね~。
でも皆さんが応援してくださったおかげで、がんばって歌うことができました。
ありがとうございます」
とお礼をおっしゃったのです。

”慣れないので、緊張する”と、おっしゃるきよしさんに、
「どんだけ(テレビに)出ていらっしゃるんですか、15年間歌ってこられて...」
というようなことを高山アナウンサーが苦笑まじりにおっしゃると、
「いやー、慣れないですね~。
緊張して、ふるえちゃって。
高山さんは(僕と違って)慣れていらっしゃって、いろいろお話しされて、素晴らしいですね」
と、きよしさんが感心した面持ちでおっしゃったので、高山アナウンサーはしきりに恐縮されていました(笑)。
そして15日(今日ですね)に、
「氷川きよしスペシャルコンサート2014 きよしこの夜Vol.14」ののDVDと「さすらい慕情」のシングルDVDが発売されるので、そのインフォメーションをしてくださったのです。

そして、「皆さん、ありがとうございます」
とおっしゃったあと、”イェーイ!”と、きよしさんが客席に声をかけると、”イェーイ!”の大合唱が返ってきたのでした。
「それでは元気の恩返し。氷川きよしさん。『箱根八里の半次郎』です」
と高山アナウンサーがタイトルコールしてくださって、きよしさんは「箱根八里の半次郎」を歌ってくださいました。
デビューして16年めに入っても、どうしてこれほどまでに清新な響きを聴かせてくださることができるのかしら?
と、わたしはまたあらためて”氷川きよし”の魅力に感じ入ったのです。

終演後もまだ雨はやんではいませんでしたが、入場時よりは弱まっていました。
スタジオパーク前にサーッと出待ちの長い列ができていき、渋谷駅までの直行バスを何台かお見送りしたころ、きよしさんを乗せた車がこちらに向かってきたのです。
あれ、きよしさんの車かしら?
と思った瞬間、赤いペンライトが車の窓枠の高さを遥かに越えて、ふられているのが目に入りました。
まだ出待ちの列までかなりの距離があったのですが、きよしさんは、”待ちきれないよ”というように、さらにペンライトを大きく大きくふられたのでした。
ちょうど回送してきた都バスとすれ違うことになったのですが、きよしさんを乗せた車はバスとすれ違うと、そのままぐうっと、出待ちの列に近づいてから、ゆっくりと走り出して...。
それからは夢の続きのような幸せな時間でした。
だって、きよしさんの輝くような笑顔が、すぐ目の前に見えたのですもの。
歓声とともに、きよしさんの車は次第に遠ざかっていきますが、きよしさんの笑顔が、やさしいまなざしが、心に焼きついて、そのあたたかさ、心地よさが広がっていくようでした。


※皆様、以上駆け足で更新させていただきました。
今日の午後、わたしにとっては大仕事が待っているので、これから最後の準備をしておかなければならないので、ごめんなさい。
このためにとできたてほやほやの映画の試写を月曜日に見にいき、収録中のドラマの脚本をできている5話分までを読ませていただいたりと準備を重ねてきました。
どうしても緊張してしまいますが、とにかくあがってしまうことはないように、平常心でがんばってまいります。

そして、明日16日は、めぐろパーシモンホールで「夜桜演歌まつり」が開催されますね。
わたしは夜の部に参加しますが、今年で16回目。
「夜桜演歌まつり」は、きよしさんの歩みと重なりますね。
今年も参加できることに、心から感謝したいと思います。