皆様、こんばんは。
今日からNHKBSプレミアムで「シリーズ歌謡ロマン」がスタートしましたね。
録画を入れておきましたが、早めに帰宅できたので放送時にリアルタイムで見ることができ、濃密な内容にあらためて氷川きよしの魅力とその歩みに深く感じ入りました。
といっても全4回放送のうちのまだ第1回。
これから、ますます盛り上がりますね。
といっても全4回放送のうちのまだ第1回。
これから、ますます盛り上がりますね。
その番組のことは、もちろんこの記事で書きたいと思いますが、そのまま続いて放送された「もてなしの国 もてなしの四季(冬)」という番組をなんとなく見ていたら、きよしさんの歌声が流れてきたので、そのことを先に書かせていただきたくなりました。
年に4回放送されるその番組の今回の”冬編”は松本幸四郎さんがナレーションをされていて、全国各地の冬の風物詩が紹介されていったのですが、雪深い新潟県の山里(村上市だったかと思います)の風景が映し出されると、どこからともなく、きよしさんの歌声が流れてきたのです。
それは「大井追っかけ音次郎」でした。
きよしさんの歌声はだんだん大きくなってきて、雪を掻き分けてつくられた道を縫うようにして1台の車が走ってきたのです。
それは魚屋さんの移動販売の車で、きよしさんの「大井追っかけ音次郎」を流して地域の方たちにお魚を売りにきたことを知らせていたのでした。
建物(協同利用のためのものでしょうか)のなかに、持ってきたお魚を並べていると、次々と地元の方たちがお魚を買いにきてくれますが、深い雪のために外出が難しいお年寄りの家には雪道を歩いて尋ねていくのです。
親の代からひいきにしてくださっているお客様達で、子供の頃からかわいがってもらってきたから自分の役目だと思っているのだと、その男性はおっしゃっていたかと思います。
”氷川きよし”の歌声は、多くの人の生活のなかに溶け込んでいるのだなあと、ほんとうに感動したのです。
これはたまたまのことなのでしょうけど、
楽しみにしていた「シリーズ歌謡ロマン」の第1回、”氷川きよし~旅立ち~”に引き続いて放送された番組でのことでしたし、さらに曲目がデビュー2年目にリリースされた「大井追っかけ音次郎」でしたから、感慨ひとしおだったのです。
さて、「シリーズ歌謡ロマン」、ご覧になった方にはご存知の内容ですが、
氷川きよしの音楽ヒストリーを、インタビューと曲でたどっていく番組で、今回はデビュー3年目まで。
ナレーションは石澤典夫アナウンサーが担当されています。
赤ちゃんのときの写真にはじまってデビュー前の写真も映し出され、インタビューにお答えになるきよしさんは15周年記念コンサートで着用されていた大ぶりの千鳥格子柄のスーツをお召しになっていました。
きよしさんのお話を聞きながら、あらためて、すべては出会いなのだなあと感じ入ったのです。
水森英夫先生にスカウトしていただいて、長良じゅん会長(当時は社長)と出会ってデビューが決まって...。
多くの人のたくさんの夢と期待を担って、今日まで歌ひとすじに歩んでいらした、きよしさん。
輝かしい活躍のなかでも、いつも次はないかもしれないという危機感を抱いて、がんばってこられたのですね。
そのようなことをこれまでもお話しくださったことはありましたが、今回、またあらためてきよしさんの真摯でひたむたきな思いを感じていました。
今回の歌唱曲は、
「箱根八里の半次郎」と「きよしのズンドコ節」。
「箱根八里の半次郎」では昨年の「輝く! 日本レコード大賞」の放送直前番組で着用されていたブルーの段染め(グラデーション)のスーツと鮮やかなブルーの靴をお召しになっていて。
「きよしのズンドコ節」でお召しになっていたは、アイスブルーのサテンのスーツにとも布のネクタイ、シャツと靴は白でした。
どちらの曲もこれまで数えきれないほど歌っていらっしゃいますが、いつでも新鮮味を感じさせてくださることに感動せずにはいられません。
今日まで、飽きるなどということがまったくないのですが、それは、きよしさんが常に進化されているからだとしみじみ思うのです。
来週放送される第2回、”氷川きよし~原点~”では、
氷川きよしが演歌歌手として第一線で活躍を続ける原点を紐(ひも)解いてくださるそうです。
歌唱曲は「一剣」と「かあさん日和」。
ますます楽しみです。
以下は余談です。
1年ほど前に作家のよしもとばななさんが、サンディさんとある番組で対談されていました。
サンディさんはミュージシャンですが、フラダンスの名手でもあり、スタジオを開いて教えています。
よしもとさんはサンディさんにフラダンスを習うなかで、深い信頼関係が結ばれるようになったそうですが、
そんなサンディさんだからこその心のうちをよしもとさんは話されたのではないかと思います。
よしもとさんは大学の卒業論文として書いた小説「キッチン」が文学賞を受賞しベストセラーになり、デビューと同時に一躍人気作家になられたことは多くのかたがご存知かと思います。
よしもとさんは子供の頃から作家になりたいと思い、作家になることを目指してはいましたが、自分なりのものを確立するなかで読者が少しずつ増えていってという未来予想図のようなものを描いていたそうです。
ところがそれらを飛ばして、1作目で突然たくさんの読者を持つことになったとまどい、加えて親しくされていた方のなかには、それまでと違った行動をとるようになった方もいらして。
よしもとさんはそのことにも深く傷ついたのだとお話しされました。
世間では恵まれた状況と思われていましたが、よしもとさんにとっては人生が終わったような気分だったと語っておられて...。
才能にあふれ、のびのびと独自の世界を書き続けてこられたという印象を、これまでよしもとさんに抱いていたので、正直、驚きましたが、よしもとさんのお話を聞きながら、わたしはきよしさんのことを思い浮かべていたのです。
以前、デビューした途端に走り出した”氷川きよし”に追いつけないと感じたことがあったと、語っておられたことがありましたが、きよしさんは陰で人の何倍も努力をし、トップスターゆえの苦悩もあって然りかと想像します。
でもそのようなことを少しも感じさせず、どんなときも笑顔で、真心込めて歌ってきてくださいました。
わたし自身、HKファイルをめくると、折々に、自分がどれほどわくわく、ドキドキ、胸高鳴らせてきたのかが思い出され、その時々の感動があふれるようによみがえってきます。
きよしさんは、”氷川きよし”として、どれほどたくさんの人に、”幸せ”をくださってきたことでしょう。
元気、勇気、生きる力、夢見る力...。
ああ、デビュー16年めに突入したのだなあという実感を抱き、今回の「シリーズ歌謡ロマン」を見ていて、ずっしりとその重みを感じたのです。
インタビューで、2年めのジンクス、3年めのジンクスの話題をされていたきよしさんを見ていて、今現在も変わらないのだろうなと思ったら、せつなさに胸が痛くなりましたが、
でも、そんなきよしさんだから、ますます好きになってしまうのです。
きよしさん、
デビュー16年めに突入に、
心から、“おめでとう”をいわせてください。
きよしさん、
デビュー16年めに突入に、
心から、“おめでとう”をいわせてください。
※「ごきげん歌に乾杯!」の前篇も録音しておいたものを一昨日聞きました。
またその話題もさせてくださいね。