12月25日。
クリスマスの日に椿山荘でおこなわれたディナーショーの夜の部に参加しました。
開演30分前くらいでしたでしょうか?
デザートタイムになったところくらいで、司会の西寄ひがしさんが登場し、HKピュアリバーの皆さんによるクリスマスナンバーを中心にした演奏が始まりました。

※椿山荘のステージには緞帳がありませんので、お食事にのときにステージを撮影させていただきました。
いったん、HKピュアリバーの皆さんは退出。
午後7時30分。
鐘の音が鳴り響き、客席は暗転。
ステージ天井からミラーボールがおりてきて、回り出しました。
キラキラ、キラキラ、客席に光が渦巻いて...。
きよしさんの登場を待ったのです。

流れてきたイントロは?
そう、「My love~もう一度だけ~」でした。
きよしさんがお召しになっていたのは、エメラルドグリーンのサテンのフロックコート(丈の長いジャケット)にとも布のベスト、シャツ、パンツ。蝶タイは濃いグリーン。靴は黒のエナメルでした。
豊かな声量で、時おり切なさをにじませて、しっとりと唄いあげたバラード。
1曲目からその世界に惹きこまれたことはいうまでもありません。
唄い終えると、オープニングトークとなり、ご挨拶と来場のお礼をおっしゃいました。
早く唄いたくてしょうがないという様子のきよしさん、
「虹色のバイヨン」
「ときめきのルンバ」
「星のフラメンコ」
「恋のメキシカンロック」
と、下手、上手、センターと移動しながら、一気に唄ってくださいました。
バラードやリズム歌謡を中心にしたこのコーナーのラストは、
「満天の瞳」でした。
めくるめく”氷川節”に酔いしれておりました。

※15周年オリジナルスイーツが最後に供されました。
もったいなくって、食べられません!

※ファン心をお見通しの椿山荘さん。
お持ち帰り用のパッケージを用意してくださっていました。
司会の西寄さんが登場。
「この夜の部が年内最後のライブになりますから、そう意味では有終の美を飾るコンサートです」
とおっしゃって盛り上げてくださいました。
きよしさんは15周年記念コンサートでお召しになられた、白地に黒の大ぶりの千鳥格子柄のジャケットに、パンツ、蝶タイ、カマーバンドは黒のサテン、細かなピンタックが織り込まれた白いシャツ、靴はそのまま黒のエナメルでした。
ここで、流れてきたイントロは、
「残雪の町」でした。
西寄さんの「演歌の花道」にも負けないナレーションが入って、
じゅうっと、心が火傷しそうなほどに熱い歌唱が繰り広げられたのです。
唄い終えると、きよしさんは、熱唱に呆けたようになっている客席にはにかんだように微笑みかけたのです。
ふたたびイントロに乗って西寄さんのナレーションが聞こえてくると、きよしさんはサッとシリアスな面持ちになられて、
「小樽のひとよ」
「しぐれの港」
と唄ってくださいました。
哀愁漂う男性の心情をこまやかにダイナミックに歌唱されたきよしさん。
その長めの髪が時おり揺れ、前髪をさりげなくかき上げる仕草も、とてもセクシーに感じられたのです。

※<和前菜取り合わせ>~大利根ながれ月~
たらば蟹包み寿司、才巻海老、松笠クワイ、月パプリカ、人参ムース雲丹のせ、
ベル薩摩芋、雪輪大根、黒豆、柊添え
ここで、西寄さんも加わってトークコーナーとなりました。
紅白歌合戦の曲順が発表になったので、その話題も出たのですが、きよしさんは31番目。事務所の先輩の水森かおりさんとの対決。
番組ホームページや今朝の「朝イチ」で、チーフディレクターさんもおっしゃっていましたが、
番組の大きな見どころのひとつで、最新テクノロジーを使ったセットで「股旅」を表現し、人型ロボットや巨大アームが登場するとのこと。
わたし、正直なところ、きよしさんの歌唱はひたすらシンプルに聴かせていただくのが好みなのですが、今回のこの企画は楽しみに感じています。
ここでも、後列、前列と客席とエールを交わされるたとき、”真ん中の皆さ~ん!”と、声をかけられたきよしさんでした(笑)。

※<スープ>~あの娘と野菊と渡し舟~
茸とレンズ豆のスープ(おいしかったです!)
紅白歌合戦での歌唱曲が、今がんばっている新曲「ちょいときまぐれ渡り鳥」になったことを、きよしさんは、”とて嬉しいです”と、喜ばれていました。
そして、3月の明治座さんでの公演で、「め組の辰五郎 ~きよしの大江戸千両纏(まとい)~」を上演する話題になって、抱負を語ってくださいました。
”正直、主役ですから”だなんて前置きされて(笑)、
「平次とはまた違った氷川きよしをお届けしたいですね」
と結ばれました。

※<お造り盛り合わせ>~男の航路~
鮪、勘八焼霜、煽り烏賊、花穂、紅白妻、大葉、紅蓼、山葵
舞台は暗転。
きよしさんは衣裳のジャケットをチェンジされました。
ディナーショーについてのお話しをされた映像のなかでお召しになっていたこのエンジのベルべットのジャケットでの登場でした。
左胸には真紅のバラが飾られていました。

”女性シリーズから、選りすぐりの作品”と前置きされて、
「純子の港町」
「雪子の城下町」
「さいはての陽子」
「星空の秋子」
と、ドラマティックな歌唱が続いて、ほおおーっと、感動のため息をつくかつかないかで、舞台は再び暗転。
きよしさんは、ステージに置かれている黒いソファのほうに歩いていき、サッと腰かけたのです。
流れてきたのは、
「キヨシこの夜~Angel of mine~」でした。
先日開催された「きよしこの夜Vol.14」を思い出させる、優しく包む込むようなあたたかな歌唱に、心とろける思いになったのですが、
その次に聴こえてきたイントロに、わたしは飛び上がるほど驚き、でも間違いないあの曲だとうなずき、きよしさんに向かって、思わずぶんぶんとペンライトを振ってしまったのです(汗!)。
だって、以前一度聴かせていただいてから、もう一度聴きたいとずっとずっと思っていたあの曲だったのですもの。
なんてもったいぶった書き方でごめんなさい。
わたしには運命の1曲ともいえる思い出の曲なので、お許しください。
そう、その曲とは「愛の讃歌」でした。
「♪あなたの燃える手で あたしを抱きしめて...
固く抱き合い、燃える指に髪を からませながら、いとしみながら...
あたしを燃やす火...」
あまりにも情熱的な歌詩を、時に語り、叫び、震えるように唄われ...。
まるでその魂を燃やしながら唄ってくださっているかのようでした。
結びの、
”♪心とかす恋よ”
は、最後の音を上げ、生きる力に満ち満ち、力強くしめくくってくださったのです。
きよしさんの渾身の歌唱に、客席はシーンと静まり返っていましたが、きよしさんが唄い終えて、お辞儀をされると万雷の拍手がわき起こりました。
きよしさんは西寄さんに送られて舞台袖に戻られました。
西寄さんもまた感動に打ち震えておられました。
ここで西寄さんから、演奏をされているHKピュアリバーの皆さんとピアニストの方の紹介がありました。

※<メイン>~柔らかローストビーフ シェフのちょいときまぐれソース~
国産牛サーロインのローストビーフ、レフォールソース
きよしさんは「きよしこの夜Vol.14」でお召しになっていたベージュの着物に唐草模様が螺鈿調に描かれている袴姿で登場。
「ちょいときまぐれ渡り鳥」
「番場の忠太郎」
「箱根八里の半次郎」
と唄ってくださり、
今年1年の感謝の思い、そして、来年迎える16周年は20周年への第1歩であると、新たな年に向かっての決意を述べられて、
「玄海竜虎伝」
を歌唱されました。
もう、先の「愛の讃歌」で感動マックス状態のわたしでしたが、またさらなる深い感動が押し寄せてきたのです。
”好き”にも、”感動”にも果てがないのだということを、またもきよしさんに教えられたのでした。

※<蓋物>~優しい味が口に広がる「今は幸せだよ」茶碗蒸し~
蟹入り茶碗蒸し、柚香餡
(このネーミング、最高ですね! お味も素晴らしかったです)
アンコールになり、ここで”きよしコール”が起こりました。
ここでは、「きよしこの夜Vol.14」でお召しになっていた真っ赤なスパンコールのフード付きサンタクロースの衣裳で登場。
「きよしのソーラン節」を唄われて。
ワンコーラスで、ストップすると、そのままスタスタと舞台上手へと入っていかれたのです。
と、またたく間に、きよしさんはステージに舞い戻ってこられて、
白地に桜が描かれ、”氷川きよし”と名前が書かれている、これも「きよしこの夜Vol.14」で着用されたあの、素敵な着流し姿に早変わりされていたのです。

※<食事>~子供の頃を思い出す懐かしい「かあさん日和」セット~
むかごご飯、赤出汁、香の物三種
唄ってくださったのは、
「一緒節」でした。
「一緒節」は、きよしさんの歌唱を聴いていると、どんなことでも乗り越えて、結果なんか気にせずにがんばっていこうという気持ちにさせていただけて。
聴くほどに好きになっていく1曲ですが、きよしさんご自身がとりわけこの曲を愛されているのかもしれませんね。
そしてラストは、
「きよしのズンドコ節」です。
あの着流し姿で歌唱される「きよしのズンドコ節」、エネルギッシュななかに、どこか色気もただよっていて、とても素敵でした。

※<デザート>~「きよしこの夜」にホワイトチョコムース~
ジャスミンティー薫るホワイトチョコムース、キウイソースとドライラズベリーをちりばめて
「ヘイ!」
皆で右手を高く掲げて、きよしさんと心と声をひとつにして掛け声をかけ、エンディングとなりました。
下手、上手、センターとご挨拶されました。
いよいよお別れ。
そう思って、上手袖に歩いていくきよしさんの後ろ姿を見つめていたら、
くるり!
きよしさんは、客席のほうに向きなおって会釈されると、
”Chu!”
小さく両手で投げキッスしてくださったのです。
最後の最後で、いやん、もう!
胸がキューンとして、きよしさんへの愛しさで、胸がいっぱいになったのでした。

※やっぱり伏し目がちなきよしさんが大好きです。
きよしさんもディナーショーのメニューを毎回楽しみにされているのだそうです。
今回、用意されていたノンアルコールカクテルは2種。
”情熱のマリアッチ テ・アモムーチョ カリブ海の海によせて”
アップルの甘味、酸味とジンジャーエールの生姜の辛味が見事にマッチ。
&
”オレンジとマンゴーの原っぱパラダイス”
オレンジとマンゴーの甘さと鮮やかな緑の色合いが印象的。

※テーブルに飾られていたお花です。
きよしさんのあの熱唱を一緒に聴いていたお花たちだと思うと、いっそう愛しさが増します。
皆さま、駆け足での更新で失礼します。
以前、”お料理のご報告はあらためて”と先延ばしにして、そのままになってしまったことがありましたので、今回は、記事のなかに織り交ぜてみました。
終演後、出待ちをさせていただきましたが、周囲のかたたちとディナーショーの余韻を語り合い、さすがに寒さはきびしかったのですが、それが苦にならないほどに楽しく、心はぽかぽかでおりました。
車に乗ったきよしさんは、ラフなボンボン付きのニット帽をかぶって、笑顔で、ときに、うんうんとうなずくようにして、ペンライトふってくださっていました。
心とろかすような笑顔が今も忘れられません。
きよしさんをお見送りさせていただいたあと、建物のなかに戻って2階のお手洗いに寄ってから、1階ロビーにまた降りたところで、西寄さんに遭遇!
西寄さんもボンボン付のニット帽をかぶっておられました(もしかしてきよしさんとお揃い? なんて・笑)。
その場にいた人たちがすぐに西寄さんに気づかれて、口々にお礼の言葉をかけると、
「皆さん、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します」
とおっしゃり、ていねいにお辞儀をされ、手を振ってくださりながらお帰りになられたのですが、
そこに続いてHKピュアリバーの皆さんたちがいらっしゃいました(喜!)。
笑顔の皆さんを見送らせていただけて、嬉しいサプライズでした。
HKピュアリバーの皆さま、今年も1年、すばらしい演奏をありがとうございました。

きよしさん、2014年、たくさんの感動をありがとうございました。
今日までずっと、わたしは、あなたの”生き様”に魅せられ続けてきました。
そんなきよしさんのファンとして恥ずかしくないように、来年1年間をかけて、これまで自分を甘やかして先延ばしにしてきた課題に、真っ向勝負でがんばってみます。
”一緒節”のきよしさんの歌唱に、結果がダメでもいいんだと思わせていただけて、勇気が出たのです。
右手のケガがいよいよ治ってきて、数日前からなんとかペンを持つことができるようになったので、見苦しさをお許しいただいて、きよしさんに今年1年の感謝の思いを、カードに書いて、花束を贈らせていただきました。
椿山荘では、きよしさんのディナーショーで、きよしさんにプレゼントするための花束を用意していただくことができ、ディナーショー受付横に設けられている花束受け渡しブースで受け取れます。
まだ手がいつも通りに動かせないわたしは、事前に準備して持参することが難しかったので、このシステムはありがたかったです。
あらかじめ用意されている”氷川きよしディナーショー・花束プラン”は切り花タイプでしたが、お願いしてそのまま飾ることができるブーケにしていただきました。
かわいいでしょう?
わたし、おこがましいかもしれませんが、
ファン思いの優しいきよしさんの心が、いつもあたたかでありますようにとの思いをこめて、オレンジ色を基調にしたブーケをオーダーさせていただいたのです。
きよしさんに、わたしの”ありがとう”の思い、届くでしょうか。
皆さま、またお逢いできますように。