「マルルさん、わたしの話、聞いている?」
「えっ? 聞いてな~い!」
Kさんとそんな会話をかわしてから、顔を見合わせて、ふふふとふたりで笑い合って...。
ふたりともまた嬉しさがあふれてきたのです。
パシフィコ横浜からみなとみらい駅に向かおうとして、左手に見えてきた大観覧車のデジタル時計は7時7分と表示されていました。
海風を感じ、夜空んのまんまるお月様に照らされながら、嬉しさに地に足がつかないふたりでした。
昨日、「ちょいときまぐれ渡り鳥」発売記念企画の「15周年記念握手会イベント」に参加させていただきました。
富士山の高さ3776メートルにちなんで、3776名ご招待の大握手会。
会場は、パシフィコ横浜国立大ホールでした。

イベントは13時からミニライブ、14時から握手会がスタートというスケジュールで、座席券の引き換えは10時30分からでした。
先の記事にも書かせていただいていましたが、当日、都内で大切な仕事の予定が入っていたのです。
11月25日に当選通知をいただいたのですが、そのときも、仕事の時間がどんなふうになるのかしら? もしかしたらせっかく当選できたのに参加できなくなってしまうのかしら?
と、当選の喜びを味わえないまま、Kさんにそのことは伏せて、当選の連絡をしたことが思い出されます。
それから仕事のタイムスケジュールが確定したところ、お台場に13時15分集合、13時30分スタートということで思いっきりイベントと重なってしまって、がっくり。
でも、こうなったら仕事をとにかくがんばって、座席券の引き換えに会場に行き、あとは握手会への遅れての参加を交渉させていただこう。
そう心に決めて、当日は早起きして仕事の準備をさらにして、会場へと出かけたのでした。
会場に着いたら、すでに、”再入場入口”と大きな貼り紙がある出入口がありました。
これはもしかしたら、もしかして?
と思いながら、座席券引換のための長い列の後ろにKさんと並んだのです。

当選通知が入った封筒には、宛名の左下に数字が入っていて、封筒の左下には、赤いシールが貼られていたので、何かしら? と思っていたのですが、4000名近くの方の本人確認をスムーズにするため、赤、青、黄色、緑などの色でブースが分かれていました。
ホールに入ると、封筒の色のカウンターに誘導され、この画像の封筒を提出して本人確認をし、座席指定券と握手会整理券が2枚ずつ入った封筒を手渡していただきました。

ここで、係の方に遅れての入場の可否をうかがうと、”長時間のイベントのため、今回は途中入退出可能にしているので、握手会整理券に書いてある時間を過ぎなければ大丈夫ですよ”との笑顔でのお答え。
”ありがとうございます”
と、申し上げてから、そうか、わたしの握手会の時間は何時になっているのかしら?
あわてて、端っこに移動して、Kさんと封筒のなかみをチェックしたのです(笑)。
Kさんには、遅い時間になっていて申し訳なかったのですが、わたしは”17:20”の文字を見て、キャッ!と、その場で飛び上がってしまいました。
この時間なら、絶対に戻ってこられます!

この整理券は回収されるのではないかしら? と思い、再入場して握手の順番をホールで待っているときにあわてて写メしたのですが、やはり、そうでした(撮っておいてよかったです)。
握手会はホールのロビーでおこなわれ、組ごとにホールから移動するのですが、組は7組までありました。
こちらはエントランス。
皆様、握手の順番を待つ間の”西寄ひがし オンステージ”(と勝手にネーミングさせていただきました・笑)で、流していただくきよしさんの曲目のリクエスト用紙を書いていらっしゃいます。
大スクリーンがあるので、ほとんどDVDに収録されているライブ版を流してくださっていました。

すでに入場できたので、ミニライブには参加できませんが、ホールに入ってみました。
ホールは横浜らしく巻貝の内部をイメージしたデザインということで、ドアの取っ手、シェル(貝)型でした。

このホールのドアを背にすると、そこには海が広がっていました。
レインボーブリッジが見えています。
さあ、これから、あの橋の向こうに行ってこなくっちゃ!

ゆりかもめの台場駅に向かおうとするわたしを、Kさんが、”どうしてもそうさせて”と言って、みなとみらいの駅までお見送りにきてくれました。
「Kさん、わたしのために落ち着かない思いをさせてごめんなさい。
それに今日も朝早めに出てもらって、握手会の時間も遅い時間になってしまって...」
Kさんは、
「そんなことない。誘ってもらえて、大事なお仕事の前に引換に来てくれて...。握手会にマルルさんも参加できることになってよかった! ミニライブのレポート、がんばるので、マルルさんはお仕事がんばってきてね」
「そんなことない。誘ってもらえて、大事なお仕事の前に引換に来てくれて...。握手会にマルルさんも参加できることになってよかった! ミニライブのレポート、がんばるので、マルルさんはお仕事がんばってきてね」
と。
そして、エスカレーターの上にとどまるKさんに手を振りながら、思わず、関西ルールでエスカレーターの右側に乗っている自分に気づき、
「関西ルールがしみこんじゃって!」
とKさんに向かって言いながら、あわてて左側に寄ったのでした(笑)。
ゆりかもめの台場駅とみなとみらい駅は乗換を2度して約1時間。往復約2時間。
当日朝まで、準備をがんばってきたこともあったのでしょうか(取材の準備って、お話がどんなふうに展開するかわからないものなので、お話を伺う際の準備には、これでいいということがないのです)、立ち会った編集者の方たちから、喜んでいただける内容にできました。
終わってから打ち合わせをかねて軽く食事をして、わたしはふたたび、きよしさんとKさんが待っていてくださる、横浜へと向かったのです。
新橋から横浜へと向かう東海道線の車窓から、きれいな夕焼けが見えました。
こちらは午前中に撮った画像ですが、みなとみらい駅に直結しているこのアトリウムを抜けて、ふただび会場のパシフィコ横浜へと歩き出しました。

道々、握手を終えて帰途につく方たちとすれ違ったのですが、どなたも笑顔、笑顔、笑顔。
そして地面に足が付いていないかのような、軽やかでふわふわとした足取りでした。
なんて幸福な風景なのかしら?
ああ、きよしさんに、この風景、お見せしたいなあ...。
なんて、おこがましくも、そんなことを思ったりしたのです。
こちらは座席券引換時に写メしておいたのですが、握手会の際、このスクリーンを背にきよしさんはお立ちになっていました。
多分、そうなるのではと思い、撮っておきました。
握手券整理券といい、こういうところで(だけ?)、”きよしさんのファン歴15年”の経験が生きているでしょうか?
なんて(笑)。
握手会の際は、このスクリーンを港を背にしてセッティングし直し、周囲に別のスクリーンを配置して、荷物の一時預かりやセキュリティチェックがスムーズにおこなわれていったのです。

わたしがKさんの待つホールに着席したのは午後5時少し前でしたが、握手は4組まで進んでいるということでした。
座席指定券と握手会の整理券はランダムにセットされていたようで、前列のお席でも握手会の順番はあとの組という方もおられ、客席は1階席から2階席まで適度なバランスで空席になっていました。
西寄さんのトークに皆が大笑いしているところでの入場。
入場時に寄せられたリクエストを”何バージョンがよろしいですか?”と客席に問いかけながら、ステージのスクリーンを生かして、DVDで流してくださっていました。
”西寄さん、ずっと、立ったままなの。椅子があるのに、ずっとすわってないの”
とKさんがわたしにおしえてくれました。
そうなんだ~。
握手会で、きよしさんやスタッフが立ちどおしで、がんばっていらっしゃるからと、西寄さんもまたそうされていたのでしょうね。
途中、握手会のライブ映像を流してくださったのですが、握手だけでなく、ハイタッチをしたり、頭をなでたり、肩やほっぺに手を触れたり、ハグされたりと様々...。
きよしさんとの距離が近いと、客席から”キャー”と歓声があがったりしていたのです(笑)。
そのとき、わたし、Kさんに、
「ほっぺ、さわっていただいた人、いいなあ。
きよしさんにお願いできないかしら?
ああ、でも無理、絶対に無理。
いざとなったら言葉が出てこないものね~」
そう言って、ふたりでため息をついたのでした。
ドキドキしながらも、お化粧直しをすませて、きよしさんの歌声や映像に聴き惚れ、見惚れていたところ、いよいよわたしたちの6組が移動となりました。
開始5時間ですから、きよしさんも途中、少し休まれたそうですが、西寄さんも、このときには、椅子に時おり腰かけてくださるようになっていました。

1階に降りていくと、たくさんの人が順番待ちされていました。
50番区切りで入場していくようで、”何番のかたまでどうぞ~”と、番号を呼ばれたら、整理券を提示してロープで区切られているエリアに入ります。
荷物をスタッフの方にお預けして、金属探知機のようなものでボディチェック。
整理券をスタッフの方に提出して、前の方のうしろに着くと、スクリーンのすぐ向こうにきよしさんの姿が見えました。
いやーん、見えていなかっただけで、もうこんなにきよしさんの近くに来ていたのですね。
ドキドキして、きよしさんに申し上げる言葉を今いちど胸に携え、流れるように列は進んでいったのですが、
わたしの前の方が、きよしさんもよくご存知のデビュー時から応援してくださってきたご主人だったようで、いくつかの言葉をかわされたあと、固くハグされて...。
一応、白手袋をして、誘導する係の方はいらっしゃるのですが、その様子に係の方の手も止まり、わたしも少し心に余裕ができたのです。
係の方がその方を流すように誘導されると、きよしさんは、
「お待たせしました」
とこちらに向き直りながらおっしゃり、
わたしが正面に進むと、
「いつもありがとうございます」
と輝くような笑顔で言ってくださったので、わたし、何かのスイッチが入ったのか、はたまた外れたのか、
「ほっぺにさわってくださいますか?」
と、言ってしまいました(汗!)。
きよしさんは、笑顔でうなずいて、両手でほっぺを包むようにしてくださいました。
その手は大きくて、優しくて、そしてわたしが火照っていたからでしょうか、ちょっぴりヒヤリと冷たかったのです。
優しいまなざしがすぐ目の前にあって...。
わたし、言葉が何も出てこなくて、うなずくのがやっとでした。
続いてのKさんにも同じようにしてくださったそうで、自分のことだけでいっぱいいっぱいだったわたしには、そのことも嬉しくてなりませんでした。
Kさんは、何も言えずにいたそうですが、心優しいきよしさんは、Kさんのまなざしに気持ちを察してくださったのでしょう。
そしてわたしはといえば、よほど舞い上がって見えたのでしょうか。
コーナーの端で見守っていらした、マネージャーの上東さんが、
「バッグ、忘れないでくださいね~」
と、こちらに半身を傾げるようにして、優しく声をかけてくださいました。
そのタイミングが嬉しくもあり、また心配されるほど舞い上がっていたらしい自分が愉快でならなかったのです(笑)。
出口に進むと、きよしさんのパネルがありましたので、この前で記念撮影をしました。
ホールのステンドグラスがバックに映り込んでロマンチックですね。

ここでこの記事の冒頭につながるのですが、
Kさんとふたり、心ここにあらず状態でおりました。
「コンサートでどんな後ろの席になっても、もう幸せ!」
Kさんがそう言いました。
「そうね。もう、むこう1年間、50列でも、100列でも、10階席になってもいいよね」
わたしがそう言うと(笑)。
「うん。同じ空間にいられるだけでもう、幸せ!!!」
Kさんはそう答えてくれました。
15周年を迎えて、ますます夢をくださって、こんなに幸せな気持ちにしてくださる、きよしさんに、心から感謝したのです。
きよしさん、ますます光り輝いて、素敵でいてくださってありがとう。
そして、どんなときも、ファンの心を受け止めて優しくしてくださってありがとう。
心のなかで、きよしさんに、”ありがとうございます”と、申し上げて、そっと手を合わせました。

さあ、では以下はKさんからいただいたミニライブのレポートです。
きよしさんはサーモンピンク(オレンジがかっていたそうです)のスーツで登場されました。
シャツと靴は白だったそうです。
オープニングは「きよしのズンドコ節」。
開口一番、
「皆さん、ハガキに”切符”貼って応募くださったのですね」
とおっしゃったので、
「切手ですね」
と西寄さんから、ツッコミが(笑)。
先日の「日本作詩大賞」の話題になると、
「水森かおりさんの曲で2年前に受賞されているから、”ないない”って仁井谷先生がおっしゃっていたので、(それなら)どなたが受賞するのだろう?と、想像しながら見ていました。
仁井谷先生は一時期、ご病気されていたので、僕が言うのはおこがましいのですが、でもほんとうに良かったと思いました」
続いては「大利根ながれ月」。
”スーツ姿でこの曲を唄うのは初めて”とおっしゃるきよしさんでしたが、唄い終えたあとの酔っぱらった仕草も見事に決めてくださったので、
「スーツ姿でも酔うんですね(笑)」と、西寄さんがおっしゃったそうですが、前日(7日)は、今月16、17日に東京国際フォーラムで開催される「きよしこの夜Vol.14」の衣裳打ち合わせとダンスの練習をされ、西寄さんもお顔を出されたそうです。
今年も西寄さん、何かしてくださるそうです(喜)。
またあらためて「紅白歌合戦」への出場決定のお礼をおっしゃり、
”出場決定後のコンサートでは、皆さんが涙して喜んでくださいました”とおっしゃっていたそうです。
レコード大賞、日本有線大賞へのノミネートも皆で祝され、決意を述べられたそうです。
そして「きよしこの夜Vol.14」でも歌唱されるということで、
「一緒節」、「原っぱパラダイス」を歌唱。
会場が広いので、きよしさんをライブでスクリーンに映し出していたのですが、きよしさんも、どんなふうに映っているのか興味を持たれたようで、ご自身でもご覧になろうと、何度もスクリーンの方を向かれたのですが、カメラはステージ前にあるので、そのたび後ろ姿になってしまったのだそうです(笑)。
来年3月の明治座さんでの公演の話題も出て、きよしさんは石松がご自身では”はまり役”で、”平次は自分とは違うかなあ?”というようなことをお話ししてくださり、
「お芝居は中日(なかび)で抜け殻になるけど、がんばります!」
と熱い決意を言葉にされ、
「ちょいときまぐれ渡り鳥」を唄ってくださったそうです。
そして握手会に移動される前に、
きよしさんご自身が「哀傷歌」をリクストされ、そのDVDが流れると、きよしさんもそのままとどまってスクリーンをご覧になっていたそうです。
そして、
「あのときは深夜撮影で大変でしたが、主人公になりきって、3番でボロボロ泣いてしまいました」
と撮影時のエピソードを教えてくださってから、握手会のコーナーへ移動されたということでした。
以上です。
Kさん、レポートありがとうございました。
今夜は来年、1月13日に放送される「NHK歌謡コンサート」の公開収録に参加してまいります。
皆様、また、お逢いしましょう!
※昨夜、書きかけてまとまらないままでごめんなさい。
握手会の様子など、どこまで書かせていただこうか少し迷うところもありましたが、正直な思いを書かせていただいてきたブログなので、浮かれ、舞い上がったままの思いをとりとめなく書いてみました。