昨日、神奈川県の松田町で開催された「コロッケぱらだいす ごきげん歌謡笑劇団」の公開収録に参加しました。
ご報告を時間軸に沿って書いていきますので、後半は放送の内容にふれることになります。
その旨、ご了解くださいませ。
そして、番組収録は、前半が、NHKラジオ第一で放送される「ごきげん歌に乾杯!」の収録で、こちらが12月24日のクリスマスイブに放送。後半は「ごきげん歌謡笑劇団」の収録で、そちらは年明けて1月8日の新年第1回の放送というダブルでごきげん&おめでたい日に放送される回の収録だったのです。
 
と、収録のご報告の前に、
11月19日に「演歌名曲コレクション20~ちょいときまぐれ渡り鳥~」が発売されますね。
おめでとうございます!!
その話題はまたあらためてさせていただきますが、「愛燦燦」も収録されるそうで嬉しさいっぱいです。
山野楽器さんでパネル展も開催されるそうですので、その話題はまたあらためてさせていただきますが、旅行中でその話題にふれられずにいましたので、抑えきれない嬉しさゆえ、ここで先にふれさせていただきました。
 
さて、昨日ですが、わたしは前日までの旅疲れが出ていたので、当初の予定よりゆっくりめに家を出ることにしたのです。
松田町民文化センターは1階席のみのホールですから入れるだけでありがたいですし、何よりベストな状態で午後6時半からの収録の観覧を楽しませていただくことが第一ですものね。
新宿駅から小田急線の小田原行きに乗って出かけ、会場に着いたのはお昼少し前でしたが、着く早々、会場下の道路に人だかり。
見ると、雪をかぶった美しい富士山が見えました。
 
聞けば11時頃、会場入りしたきよしさん。
車の中からあの美しい富士山をご覧になって、もう一度見たいと思われたのでしょうか?
歩いてそこまでいらして富士山をご覧になられたのだそうです。
肉眼ではもっとはっきり見えるのですが、きよしさんがご覧になった富士山、このデジカメの画像で少しおわかりいただけるでしょうか?
 
イメージ 1
 
拡大してご覧いただけるように画像に加工せずにアップしていますが、上の画像のなかの富士山の部分をトリミングしてみました。
実際はもっとくっきりはっきり見え、見惚れるものでしたが、雲とと雲の間から頭を出されていたので、この道路まで降りてこないと見えなかったのだと思います。
富士山をこよなく愛するきよしさんのお気持ちわかりますが、でも、ほんとうに子供みたいなんだから!
 
イメージ 2
 
その場に居合わせた方からあとでお話をうかがったのですが、近くにいた方たちがきよしさんにすぐ気づかれ、わあっと駆け寄ったそうです(まあそれはそうですよね・笑)。
きよしさんは付き添っていた警備員の方にガードしていただきながら会場に戻られたそうですが、ご自身の前に立たれた警備員さんの肩に手をおきながら、
「危ない、危ないよ」
と、皆を気遣っていらしたということでした。
きよしさんらしいなあと、その情景が浮かびました。
できればゆっくり富士山を見せてさしあげたかったですが、でもわたしもその場に居合わせたら、やっぱり駆け寄らずにはいられないだろうなあとも思い、正直複雑です。
 
でも、きよしさんのそんなところが、やっぱりたまらなくチャーミングだと感じるのです。
なので、このエピソードを最初に書かせていただきたくことにしました。
それに、今回の収録で、この富士山が重要なテーマになり、きよしさんのある歌の素敵な歌唱も聴かせていただくことになるのです。
 
イメージ 3
 
今回の当選倍率は23倍。
座席引換時間の3時まで1階の展示室に列を作ることに。その際、NHKの係の方が当選倍率のことと同時にお席は主催者側に一任され、引換後に交換することはできない旨などの諸注意について説明してくださっていました。
座席は並んだ順番ではなくランダムに座席指定券が配られているようでした。
 
イメージ 4
 
午後6時30分。
ほぼ定刻にデシレクターさんが登場されて前説。
「今日、朝8時にこちらに来たのですが、すでに並んでいらした方がいて。
そのときの方、どの辺におすわりですか?」
と気さくに声をかけてくださると、手が挙がったのは7、8列目上手寄りの皆さんでした。
 
そして松田町長の本山博之さんからのご挨拶。
開口一番、本山町長が
「松田町の氷川きよしです」
とおっしゃったので、場内からドッと笑いがこぼれて、一気に場が和んだのです。
松田町制施行105周年を記念して公開収録が実施されることになったそうですが、
「9100通を超える応募をいただきましてありがとうございます。
今日も、たくさんの皆さんが私に会いにきてくださったのかと思って、ドキドキしてしまいました(笑)」
とおっしゃり、さらに松田町の魅力や季節のイベントを紹介してくださり、
「イベントの時には氷川きよしさんやコロッケさんはいらっしゃいませんが、私が皆様をお迎えします」
とおっしゃられたのです。
 
そんな本山町長の言葉を受けて、ディレクターさんが、
「松田町に、氷川きよしさんがいるとは思いませんでした(笑)」
と前置きされて、NHK横浜放送局の局長さんを続いて紹介されたのです。
局長さんは、開口一番、
「NHKの氷川きよしでございます」
とおっしゃったので、さらに大うけ(笑)。
町長さんも局長さんも、きよしさんとはタイプの違うダンディな方ですが、皆さん、”氷川きよし”になりたいだなんて。きよしさんてほんとうに多くの方に愛されているのだなあとあらためて感じたのです(笑)。
きよしさんはこの様子を舞台袖でご覧になっていらしたでしょうか?
「ごきげん歌謡笑劇団」の放送は、1月8日。
「新年最初の放送になるので、出演者の皆さん、豪華です!」
とごあいさつを結ばれました。
 
☆☆☆以下は番組の内容にふれますこと、ご了解くださいませ☆☆☆
司会のコロッケさんと瀬口侑希さんが登場。
「ごきげん歌に乾杯!」(NHKラジオ第一)の収録がまずスタートしました。
トップバッターはきよしさん。
「きよしのズンドコ節」を下手、上手、センターと移動しながらフルコーラス唄ってくださいました、。
真っ赤なシルクサテンのスーツに蝶タイもカマーバンドもとも布。シャツは白でボタンはスワロフスキー。靴は黒のエナメルという出で立ちは、放送日がクリスマスイブである12月24日を意識されてのものだったのでしょうか。
きよしさんが素敵なサンタさんに見えたのです。
続いて、
「僕自身の応援歌です。『きよしのソーラン節』!」
とおっしゃって「きよしのソーラン節」を2コーラス唄ってくださいました。
場内にはたくさんのペンライトがまたたいて、一気にヒートアップしたのですが、コロッケさんとのトークのなかで、
”メリークリスマス!”
ご挨拶されたあとのトークで、きよしさんの口がうまくまわらない言葉があると、コロッケさんが、
「もうね、(きよしくんは)ファンの方に会えて嬉しくて嬉しくて。もう”カミカミ”ですね~」
とフォローしてくださいました(喜!)。
そして「大利根ながれ月」を、松井由利夫先生が、デビュー3年目、「きよしのズンドコ節」の頃に書いてくださっていた歌であることなどを解説してくださってから、唄われたのでした。
 
共演の美川憲一さんは、
「さそり座の女」、「おんなの朝」、「生きる」を。
森進一さんは、
「港町ブルース」、「おふくろさん」、「花と蝶」を唄われたのですが、
とりわけ美川さんがお話しされた、、松田町の近くの箱根にかつて育てのお母さまと、産みのお母さまを連れて温泉めぐりをされた思い出が心に残りました。
それまでは苦労話や娘時代のことを話すことのないお母さまがたでしたが、温泉に行ってほんとうに喜んでいて、美川さんにあれこれとそれまでお話しされなかったようなことをお話しされたのだそうです。
「もうね、さんざん聞かされました。あのときはほんとうに喜んでいました。
だから今でも、箱根というと母のことを思い出します」
と、おっしゃっていました。
聞いていて美川さんのお母さまへの思いが伝わってきて、じんときてしまいました。
 
森さんが唄い終えたところで、美川さんときよしさんも登場。
きよしさんは全身真っ白なシルクサテンのスーツにお召し替えされ、ネクタイも白、靴も白のエナメルでした。
ここでのトークはラジオ番組用ですが、このあとの歌唱コーナーは「ごきげん歌謡笑劇団」で放送される”コロッケ
歌に乾杯”でも放送される分になります。
”クリスマスイブといえば?”
という問いに、きよしさんは、
「クリスマスコンサートですね。今年14年目になりまして」
とお答えになり、放送日がコンサート終了後(コンサートは12月16、17日昼夜4公演)ということで、きよしさんが、
「お越しくださった皆さま、いかがでしたか~?」
と客席に問いかけてくださると、
”最高~!!!”の大合唱が返ってきたのでした(笑)。
コロッケさんが、”クリスマスコンサート”ということでどんな歌を唄われるのかを聞いてくださると、
「『きよしのMerry X'mas』というオリジナルソングですね」
と。
さらに、定番のクリスマスソングは唄わないのかとの問いに、
「いえ、”♪あなたからメリークリスマス”とか好きですね」
とおっしゃって、少し唄ってくださいました。
美川さん、森さんのトークも楽しく、美川さんのことをよくご存知のコロッケさんも初めて聞いたとおっしゃるエピソードもありました。
森さんと美川さんはとても親しく、かつてはよく一緒にクラブなどに遊びに出かけたのだそうです。
スーツは同じところで作っていて、美川さんは現在は衣裳の方向性が変わりましたが、もともと、そのお店は、
「あたしが紹介したのよね~」と美川さんがおっしゃっていましたが、共通のお友達もたくさんいらっしゃるということでした。
コロッケさんは、今でこそクリスマスは静かにすごすことを好んでおられるおふたりもかつては賑やかなクリスマスを過ごされていたという話題の流れで、きよしさんにクリスマスの過ごし方を問われたのです。
”特別なことはしませんね~”という様子のきよしさんに(たしか、”疲れますでしょう?”とおっしゃたかと・笑)
「きよし君は真面目だから...。
けっこう地味なクリスマスを過ごされているんですね(笑)。
でもはじけたい時は、僕にいってくださいね~。僕がガードしますから」
とコロッケさんが言ってくださいました。
ありがたいですね。
 
さらに”サンタクロースがいたら何をお願いしますか?”
という問いに、きよしさんは、
「タイムマシンが欲しいです」
とお答えになりました。
「小3のときに亡くなったばあちゃんに会いたいんです。ばあちゃんは僕が歌手になったこと知りませんから、”歌手になったよ~!”って教えてあげたい」
そんなきよしさんの言葉に、
「見てるよ」
と森さんがあの素敵なハスキーボイスで優しく言ってくださいました。
そのあたたかな思いに、胸熱くなりました。
また、”ヒット曲が欲しいです”とおっしゃった瀬口さんに、
「大丈夫、がんばっていればきっと」
と言ってくださったのも森さんでした。
きっと、瀬口さんにとって最高のクリスマスプレゼントになるのではないでしょうか?
そして、横で美川さんがうんうんとうなずいていると、
きよしさんは、
「がんばります!」
と言ったのです。
そんなきよしさんに、
「いっぱいあるじゃない!」
と美川さんがおなじみの口調で、優しく言ってくださいました。
コロッケさんの醸し出すムードがこういうあたたかなトークを引き出してくださるのだなあと、この日も感じておりました。
ちなみに、コロッケさんは、ご自身は偽物(物真似)なので、本物が欲しいのだということをおっしゃっていました。
でも、コロッケさんの偽物は本物以上のものにもなり得る偽物なのではないかなと、この日、わたしは思ったのです。
 
ここでコロッケさんが曲紹介をしてくださり、
「ちょいときまぐれ渡り鳥」を2コーラス、唄ってくださいました。
この収録部分はラジオ、テレビ両方で放送されます。
(たしかここで)瀬口さんの歌唱コーナーがあり、
その後、美川さんが「雨がつれ去った恋」、
森さんが「えにし」を唄ってくださいました。
そしてここで”ごきげんコロコロ劇場”に登場する役者さんたちが加わって、先にエンディングシーンを収録したのです。 
森さんが、「いつも僕は氷川くんのお父さん役なので、次回は逆をやりたいです」
とおっしゃると、きよしさんは、”えー、そうなんですか? それはぜひ”という感じでうなずかれていました。
ぜひ見てみたいですね(笑)。
 
10分間の休憩ののち、浪曲師の瑞姫(たまき)さんのミニステージがあり、いよいよ開幕。
村はずれに立っているお地蔵さん。
流れてきたのは「別れの一本杉」のイントロでした。
どなたが唄われるのかしら?
と思ったら、”旅姿”のきよしさんが登場。
その凛々しさに場内から大きな歓声があがりました。
きよしさんの歌唱からスタートです。
一人前の浮世絵師になるため、3年間江戸で修業して松田町に帰ってきた清次郎(キヨジロウ)を演じておられました。
町人髷で、縞の着物に道行(というのでしょうか和装の半ゴートです)はおっています。手甲、脚絆もワラジ。背負っている笠は三度笠のようなおおぶりのものではなく托鉢僧がかぶるような浅い笠でした。
江戸で修業をして一人前の浮世絵師になったら、松田町の丘から見える日本一の富士山を、愛しい”えみ”(はしのえみさんが演じています”のために描くという約束をしていたのですが、故郷は富士山の景観をめぐってもめごとが起こっていたのです。
意外な展開やコロッケさんの大活躍(笑)などなど、みどころ満載のお芝居は放送を見てのお楽しみにしていただきたいと思いますが、
後半、きよしさんはますます大活躍。
絵を描くシーンでは、会場がどよめくほどの大迫力。
ラブシーンでは皆が”ヒュー、ヒュー”とはやすので、ぎこちない動きがさらにぎこちなくなったのですが、そこはここ一番で最大の力を発揮することのできるきよしさん、ちょっぴりロマンチックに演じてみせてくださったのです。
そして、美川さん演じる庄屋さんの台詞が心に残りました。
”一人前になることは、周りの皆の心をつかむことができるということ”
(言葉通りではないかもしれませんが)清次郎を評して庄屋さんはそのようにおっしゃるのですが、それは何にでも通じることだなあと感じ入ったのです。
 
そして美しい富士山の姿がふたたび松田町の丘に現われて、
清次郎が、「富士山」を唄うのでした。
きよしさんの唄う「富士山」、最高でした。
そして、会場下の道路から見えた、松田町の美しい富士山の姿がわたしのなかによみがえってきたのです。
 
 
「♪あたまを雲(くも)の 上に出し
 四方(し ほう)の山を 見おろして
 かみなりさまを 下に聞く
富士(ふじ)は 日本一の山」
 
きよしさん、 わたしはいつも富士山にあなたの歌声を、そして雄姿を重ねさせていただいています。
そんなあなたが唄ってくださったこの日の「富士山」。
忘れられません。
 
※皆さま、駆け足でのご報告にて失礼します。
今回、まだ書ききれなかった収録以外でのエピソードがありますので、また追々書かせていただきますね。
 
 
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会場横に、こんなオブジェが。
そして海抜70メートル地点なのです。
 
それではまたお逢いしましょう!