皆さま、21日に宇治市文化センターで開催されたコンサートのご報告の続きが遅くなってごめんなさい。
きよしさんは今日は和歌山県田辺市にいらっしゃいますね。
一度は行ってみたい南方熊楠ゆかりの地...。
そんな素晴らしい地にある紀南文化会館でのコンサートに参加される皆さま、きよしさんと最高に素敵な時間をおすごしくださいね。
 
さあ、それでは心を宇治にトリップさせていただいて、書いてまいります。
宇治市文化センターはワンフロアのみの会場で、とても一体感を感じたのですが、この日、司会の西寄ひがしさんが、トークのなかで”氷川きよしくん”と、きよしさんのことをおっしゃっているのに気付きました。
きよしさんに呼びかけるときは、“きよしさん”と、さんづけされていましたが。
なんだか新鮮!
先日の衣裳展の西寄さんのトークショーのご報告のときに書ききれていなかったのですが、日本武道館でのデビュー15周年記念コンサートを目前にしたとき、西寄さんは初心に戻って、きよしさんのことを、”きよしくん”と呼ばせていただくのはどうだろうか? と考えて、スタッフさんたちにその思いとともに打診されたのだそうです。
すると、”いいんじゃない”という答えが皆さんから返ってきて、それでコンサートのなかで”きよしくん”と呼ばせていただいたのだとお話ししてくださったのです。
”きよしさんは、ああいう人ですから、わたしがどう呼ばせていただいても、”いいんですよ”とおっしゃってくださいますけれども”
西寄さんはそんなふうにおっしゃっていたでしょうか。
それで、ほんとうに呼称ひとつとっても、信頼するスタッフの皆さんのご意見を聞きながら考えて、そしてまたファンの反応を受け止めてその思いを反映させてくださっているのだなあと感じたのですが、
”氷川きよしくん”と西寄さんがおっしゃると、ほんとうに新鮮な響きがするのです。
 
呼称といえば、衣裳展の最終日、エレベーターを待っている際、誘導スタッフのかたが、
”午後からになりますが、皆さんは、今日の西さんのトークショー、お聞きになりますか?”
と、西寄さんのことを”西さん”と自然に呼んでいらしたことに微笑ましい気持ちになったのです。
書くタイミングがなかったので、今回のこの流れでここで書かせていただきましたが、何気ない係のかたの言葉に西寄さんの気さくなお人柄を感じたのでした。
 
 
そんなふうに何気ないところにも細やかな心配りがなされて、氷川きよしコンサートツアー2014は再開したのです。
昼の部で日本武道館でのデビュー15周年記念コンサートの話題になり、お越しくださった方へのお礼をおっしゃったあと、お越しになれなかった方に、DVDを作るので、ぜひ見ていただけたらという思いをおっしゃいました。
「お越しくださった、皆さまありがとうございます。
そしてお越しになれなかった皆さま、皆さまが見守ってくださっていることを、僕、感じていました。
ありがとうございます。
DVD作りますので、見ていただきたいです。
言葉では語り尽くせないものがありますから。
(ご都合もあるでしょうから)、お友達から借りたりしていただくなどして、ぜひ」
そして”メッセージコーナー”のトップバッターの方は、”きよしくんと出会って人生が変わりました”と書いてくださっていました。
”どんなふうに変わったのですか?”と、きよしさんがお聞きになると、
”元気になりました”
と幸せそうなお声でお答えになっておられました。
 
そして秋になって食欲が増し、体重が増えることが気がかりというお2人目のかたには、
「いいんですよ。太っても。幸せ太り!」
とおっしゃってから、
「意外と僕も神経質なところがあって、この世界に入ってからは人に見られる仕事なので緊張しているうちに、胃も小さくなって、以前ほどたくさんは食べなくなりました。
太ることで健康が心配される方は、
”食欲の秋”を”読書の秋”に変えたらいいと思います。
僕もできるだけ活字というか本を読むようにしているんですよ」
と、お答えくださったのです。
そして、いつも熱心&華やかに応援してくださっているメッセージの主は、この日も青く点滅する猫の耳を頭に付けておられたので、きよしさんもたびたび笑っておられ、大いに盛り上がったのでした。
この次の方のメッセージを受けて、先の記事に書かせていただいた、釣りの話題になったのです。
 
そういえば昼の部でこんなやりとりもありました。
九州を舞台にした歌を披露され、コーナー3曲目の「玄海船歌」を唄い終え、お話しし始めたきよしさん、
「僕、唄っているときと、しゃべるときと違うってよく言われるんですけど、そうですか?」
と、客席に問われたのです。
「えっ? やっぱり違います?
はあ、そうですか、違う...。
うん? 大分(だいぶん)違う。そうですか~」
きよしさんのなかでは同じつもりなのでしょうね、きっと。
そんなきよしさんに微笑ましい思いになりました。
 
イメージ 1
※宇治の駅前のポスト。
投函したい郵便物があったので探したのですが、
これがポストとはすぐには気づきませんでした。
 
 
熱唱&”ハッピートーク”(と勝手にネーミングさせていただきました)の昼の部が感動のうちに幕を閉じ、迎えた夜の部。
客席にびっくりするくらいのたくさんのボードが揺らめいていました。
きよしさんはひとつひとつをじっくりと、嬉しそうにご覧になっていて、いつも台湾からお越しくださっているファンの方にもすぐに気づかれました。
そしてそのかたにお礼をおっしゃられた流れで、日本の魅力をもっともっと知っていただきたいというような話題になったのです。
「6年後にオリンピックもありますから」
とおっしゃるのを横でお聞きになっていらした西寄さんが、
”東京オリンピックで、”氷川きよし”の音頭が聴きたいですよね”
というようなことを客席に問われると、大きな賛同の拍手と歓声が響いたのです。
「嬉しいですね。ありがたいですね。
僕も元気でがんばりたいです。
皆さんも命を大切にして、元気でいてくださいね。
命はどんな宇宙の財宝より尊いものですから。
 
命あることに感謝して、僕はいつも笑顔でいたいです。
人を憎んだり、恨んだりなんてしたくありません。
そういう思いもすべて喜びに変えて、生きていきたいです。
これまでの人生で、僕、恨んだり、憎んだりしたことありませんよ。 
大事な人生のなかで(これからも)恨んだり、憎んだりなんてしません。
感謝です」
 
きよしさんの唄ってくださる「愛燦燦」でわたしが感じていたそのことを、きよしさんがすべて言葉にして語ってくださっているように感じて、涙がこぼれそうになりました。
わたしは狭量なので、正直をいえばまだまだ許せないことを抱えて生きています。
ときにそのことを思い返してまだ涙が出てしまうような自分がまた許せなくて...。
でもこの日、昼夜、聴かせていただいたきよしさんの「愛燦燦」の歌唱と、唄い終えてのこのときの言葉に、
今日、許せなくてもいいじゃない。
明日も許せなくたっていい。
いつなのかはわからないけど、いつか、きよしさんのような境地になりたい。
それがたとえ遠い未来になってしまったとしても、いつかそうなれればいいんだよね。
きよしさんの、このときの言葉を聞いていて、そう思うことができたら不思議と心が晴れやかになれたのでした。
 
そして、このあと、
“この秋に何をたべたいですか?”という話題で、
“きよしくん!”という声が(きゃあ!)。
すかさず西寄さんが、
「きよしは食べられません。
食べちゃいたいというお気持ちはわかりますが(笑)。
氷川きよしは皆のものでございます」
と(笑)。
横で聞いていらしたきよしさん、
「ありがたいですね。
僕なんかで良かったら食べていただいてもいいんですけど」
と申し訳なさそうにおっしゃったのです。
そして、
「デビューして15年。
皆さんが作ってくださった道です。
これからも皆さんに僕の歌を聴いて楽しんでいただけたらと思います」
と結ばれたのでした。

京都ということで、片平なぎささんと共演されたドラマの話題も出て、
“あのときは台詞も棒読みで”
と前置きされてからドラマでの台詞を当時の調子で再現してくださったので、おおうけになりました。

昼夜とも“きよしコール”が起こり、昼の部ではその場で一回転!
新曲「ちょいときまぐれ渡り鳥」への思いを言葉にされ、
「僕は富士山のような人になりたいと思うんです。富士山のように寛大で、何でも受け止められるような人に。
そんな人になりたいという思いを込めて『ちょいときまぐれ渡り鳥』を唄っています。
年末までこの歌でがんばります。
皆さん、応援よろしくお願いします」
きよしさんは、そうおっしゃって、深々と頭を下げられたのでした。

アンコールで「陽春」を、唄われたあと、「きよしのソーラン節」をワンコーラス歌唱したところでストップして、新曲「ちょいときまぐれ渡り鳥」を披露するという構成ですが、久々のコンサートということで、昼の部ではツーコーラス歌唱するつもりだったきよしさん、そのことを言葉にされながら苦笑されていました。
そして、夜の部でも、
「コンサートは久しぶりなので、ああ、そうかこういう流れだったなとか、ところどころ思ったりしておりました(笑)」
とおっしゃっていました。

わたしは、そんなきよしさんの様子に、どれほど日本武道館でのデビュー15周年記念コンサートに全身全霊をかたむけ、そのすべてを込められていたのか、そしてそのコンサートを大成功に終えたあと、しばしひとりの人間に戻ってリラックスされたのかを感じたのでした。

※駆け足でのご報告で失礼します。
出待ちでのことや、メッセージコーナーでの、ご報告しきれなかったエピソードは折々に書かせていただこうと思っています。

それから手のケガのこと、ご心配くださり、ありがとうございます。
おかげさまで、だいぶ良くなり、日々の生活にもほとんど支障がなくなりました。