はーっ、わたしって、ほんと、歌が好きなんだなあ...。
そんなシンプルな思いで胸がいっぱいになったのです。
といっても、他のかたが唄っているときもずっと一緒にその歌を口ずさんでいる誰かさんと比べたら、その足下にも及びませんが(笑)。
東京国際フォーラム ホールAで開催された「長良グループ 演歌まつり 2014」 第2部に参加しました。
名古屋、大阪で開催されて、この日がいよいよ千秋楽。
名古屋、大阪に参加されたかたにはご存じの構成になるでしょうか?
幕が開くと、ステージに”長良グループ 演歌まつり 2014”と書かれた円形の電飾、その左右が上段への階段になっています。
ステージに、下手から、きよしさん、山川豊さん、田川寿美さん、水森かおりさん、階段を上りきった上段に下手からはやぶさの皆さん、岩佐美咲さんが並び、全員で「真っ赤な太陽」を歌唱されました。
そして、このステージのために編成されたスペシャル楽団はコーラス隊を含めて24名(だったでしょうか? 違っていたらごめんなさい)。
コンダクターの方が鮮やかにタクトを振ります。
コンダクターの方が鮮やかにタクトを振ります。
HKピュアリバーからも、わたしが気づいただけでも藤林さん、山本さん、大宮さん、田中さんが参加されていました。
きよしさんは、この日初生披露される新曲「ちょいときまぐれ渡り鳥」の衣裳である白地に渡り鳥が描かれた着流し姿で登場されました。
この衣裳は先日放送された「徹子の部屋」で着用されていたものですが、白地ですが、斜格子(でよいでしょうか?)の地紋がついていて、裾や袖の下の方が水色と緑がグラデーションになって染めぬかれています。
唄い終えて、衣裳の話題になり、
”その着物に描かれている鳥は鷗(かもめ)ですか?”と田川さんに聞かれると、
「よくそう言われるのですが、渡り鳥です」
と自信満々にお答えになっていた、きよしさん。
でも鷗(かもめ)だって渡り鳥ではないのかしらん(笑)。
そんな会話の際、お隣の山川さんが、おもむろにきよしさんの着流しの前裾をぺラン!とめくってくださったのです。
えっ? と一瞬驚いたのです(笑)。
袷の下にも何か模様が? と興味を持たれてのことだったようですが、袷をめくったら、下は真っ白で無地。
何かを期待したわけではありませんが(笑)、ドッキリした瞬間でした(笑)。
袷の下にも何か模様が? と興味を持たれてのことだったようですが、袷をめくったら、下は真っ白で無地。
何かを期待したわけではありませんが(笑)、ドッキリした瞬間でした(笑)。
水森さんの真っ赤なドレスを、
「ゆでだこみたいな赤」
と、きよしさんが言うと、
「花のようなと言わなくちゃ」と山川さんからご指導が(笑)。
それでも、
「口がすべっちゃって(笑)」
と、少しも悪びれない様子のきよしさんでした(笑)。
ここで登場された司会の西寄ひがしさんのヘアスタイルに皆の視線が集まりました。
両サイドと後ろを刈り上げてスタイリッシュな雰囲気でしたが、”顔が大きく見える”と山川さんからつっこみが入ると、
”2階席の方にもよく見えるように、国際フォーラム仕様”にしてきた”と西寄さんがお答えに。
すると、
「プロ意識っ!」と、すかさずきよしさんがフォロー。
すると、
2階席からあたたかな拍手が返ってきましたが、そんな何気ないやりとりからも、飾らないきよしさんの優しさが感じられて、じんときてしまったのです。
きよしさん、ご自身は“ツケツケ”(きよしさん用語です)おっしゃるのに、誰かが西寄さんのことを言うと、すぐにそうやってフォローされたり、かばわれるんですもの。
もう、西寄さんがうらやましくなっちゃいますね(笑)。
明日8月31日は水森かおりさんのお誕生日ということで、
5000人で「HAPPY BIRTHDAY」を合唱し、”おめでとう~”を言わせていただきました。
このとき、きよしさんが、お気遣いされて(?)、”21歳おめでとうございます”とおっしゃったのですが、気さくな水森さんは、
「41歳になりま~す!」と明るくおっしゃいました。
あらためて、いつも素敵で優しい水森かおりさん、お誕生日おめでとうございます!
さらに山川さんがお気遣いくださって、”次は9月6日がきよし君。今日、お祝いしよう”と音頭をとってくださったので、
水森さんのとき同様、皆で「HAPPY BIRTHDAY」を合唱し、”おめでとう”と祝福させていただきました。
きよしさんは、皆の”おめでとう~”の祝福の言葉に、深々とお辞儀をされてから、
「がんばります!」
と応えてくださいました。
田川さんが、「一期一会」、
水森さんが「島根恋旅」を唄ってくださり、続いてきよしさんが登場。
「ちょいときまぐれ渡り鳥」を唄ってくださいました。
からりとしたきよしさんの歌声に、目の前の視界がさあっと開け、その優しい響きに心がほっこりしたのです。
かけ声もみごとに決まって、その一体感のなんと心地よかったことでしょう。
きよしさんは唄い終えると、
”いけねえよ!”と一言おっしゃって(笑)、舞台袖へと戻られたのでした。
このコーナーのトリは山川さん。
「優しい女に会いたい夜は」を歌唱されたのですが、舞台袖に戻られる際、
”ちょいと ごめんなすって!”
と、おっしゃったので客席がわっとわきました。
続いては”昭和のヒットパレード Part1”。
思い出の歌や演歌との出会いを皆さんでお話しされました。
西寄さんの司会で、田川さん、水森さん、はやぶささん、岩佐さんがトークを始め、途中からお着替えされた山川さんときよしさんが加わりました。
きよしさんは、ネイビーブルーにペイズリー系の地紋のジャケットに白のシャツ、黒サテン地の蝶タイ、ベスト、パンツ、靴は黒のエナメルでした。
全員で「誰か故郷を想わざる」を唄ってから、
山川さんが「かえり船」、水森さんが「ここに幸あり」とソロ歌唱が続いたのですが、きよしさんを見ると、スタンドチェアにすわりながら、マイクを持たないほうの手がクルクル、ひらひらと舞うように動いて、一緒に口ずさんでいらしたのです。
”唄うことがうれしくって、楽しくって仕方ないんだよ~。幸せなんだよ~”
そんなきよしさんの思いが、唄っておられないときもじんじんと伝わってきたのです。
ここでまた全員で「港町十三番地」を唄われると、
はやぶささんが「岸壁の母」、田川さんが「私は街の子」と歌唱が続いて。
いよいよきよしさんの歌唱。
さて、きよしさんの歌唱曲は?
そう、「勘太郎月夜唄」だったのです。
この歌は、きよしさんがデビュー年にカバーしてくださったときに知った歌でしたが、スコン!と抜ける爽快感に、”枯れ味”といえばよいのでしょうか? 渋味が加わって、1曲のなかで両極の表情を見せてくださる歌唱に聴き入りました。
そして「愛燦燦」を全員で歌唱。
きよしさんは、2コーラス目の後半、
”♪ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね”をソロで唄ってくださいました。
今月後半からコンサートで唄ってくださっているとうかがっていたので、皆さんの歌唱を楽しませていただきながら、きよしさんはどのパートをソロで唄ってくださるか、ドキドキしながら聴いていたのです。
この日のグループの皆さんで唄ってくださった「愛燦燦」は、いつか聴かせていただきたい、きよしさんがソロで唄ってくださる「愛燦燦」の予告編のように思えたのでした。
はやぶさの皆さんの「岸壁の母」が大好評でしたが、
その誠実さ、素直さが素晴らしいと、山川さんはじめ先輩方も褒めておられました。
そのときに山川さんが、経験を重ねていくと、ああしたい、こうしたいという思いがわいてくるので、素直に唄うということは今だからできることだということをおっしゃってくださり、その言葉が心に残りました。
きよしさんが表現力を深め、歌唱力に磨きをかけながらも、まる14年を経ても手垢がつかず、新鮮さを感じさせてくださることの”稀有さ”に感じ入り、そのかげでどれだけ努力をされているのだろうなあとあらためて思ったのです。
さあ、そして皆さんでのトークが盛り上がったところで、
”昭和のヒットパレード Part2”となりました。
女性陣で「ソーラン渡り鳥」。
自然と船を漕ぐ仕草を皆さんでされたのですが、いちばん力がこもっているように見えたのはスタンドチェアにすわっているきよしさんでした(笑)。
田川さんが「涙の連絡船」を唄われ、続いてがきよしさんのソロ歌唱。
田川さんがきよしさんに、”はいどうぞ!”という感じで合図してくださって、きよしさんがスタンドチェアから立ち上がった瞬間、さあ、どの曲を唄ってくださるのかしら? とドキドキ感は最高潮。
聞こえてきたイントロは?
「奥飛騨慕情」でした。
もともと耳なじみのある曲でしたが、きよしさんが唄ってくださるようになってから大好きになった1曲です。
旅路に人生を重ね合わ、哀切漂うきよしさんの歌唱が、生きていくなかでの哀しみ、苦しみを、そっと慰めてくれるのです。
今回、ファルセットを入れずに唄ったのは新たな試みなのでしょうか。
またすぐに聴きたくなってしまいました。
水森さんが「小指の思い出」、
男性陣で「宗右衛門町ブルース」、
岩佐さんが「せんせい」、
山川さんが「王将」と唄ってくださり、
コーナーの締めは全員で「人生いろいろ」。
”♪人生いろいろ 男もいろいろ”と唄う、”いろいろ”のところで、”いろいろ”を皆さんがコールされたので、客席からも自然と”いろいろコール”が。
すると、きよしさんがそのたび、耳に手を添えて、聞き返してくださる仕草をしてくださったので、”いろいろコール”はますます大きなものになって、盛り上がったのでした。
このあとがフレッシュコーナーで、司会の西寄さんが、諸々のご紹介をされながら、トークをかわし、岩佐さんが「鞆の浦慕情」、はやぶさの皆さんが10月にリリースされる「ロマンティック東京」を披露してくださいました。
そして、きよしさんはじめ、山川さん、田川さん、水森さんが並んで登場されました。
きよしさんは真っ赤なシルクサテンのスーツで、スタンドカラーのシャツも、ネクタイも赤。全身燃えるような真っ赤な出で立ちでした(靴は黒だったかと思います)。
西寄さんに紹介していただきながらのトークのなかで、
「今日お越しの皆さま、そして応援してくださる皆さまに支えていただいて唄ってくることができました。本当にありがとうございます」
と感謝の言葉をおっしゃったあと、10月7日、8日に日本武道館で開催される ”デビュー15周年記念コンサート”の話題になると、もう、(構成や衣裳が)出来上がっていることをおっしゃったので、西寄さんはじめ、皆さんが”言っちゃっていいの?”との反応に(笑)。
「もう練って、練って、練りました。
あれを、あれして...」
そんなきよしさんに、これから綿密なリハーサルをしていくのだということを山川さんがフォローしてくださいました。
「今までになかったことを考えて...。
少しでも応援してくださる皆さんに、僕、近づきたいと思って」
皆さま、何か”秘策”を用意してくださっていらっしゃるのだそうです。
きよしさんが近くに来てくださるなんて、どんな趣向なんでしょうね。
想像もつきませんが、でも考えるとドキドキしてきます(笑)。
そんなわたしのドキドキをよそに(?)、
「どんな、なるかな? と思って」
と、のお言葉(笑)。
明るくHAPPYなコンサートにしてくださることを約束してくださいました。
そして水森さんや山川さんがいろいろな地域の特使や大使をされている話題になったのです。
そこで、きよしさんも”シ”の付くものをされているとのこと。
「はい、僕も”シ”の付くものをしています」
ときよしさんがおっしゃったので、これまでに何かあったのかしら? それともこれから何かされるのかしら?
と思ったころあいに、
”僕はキヨシ”をしています”
とおっしゃったでしょうか?
その間合いが絶妙で、大きな笑いがおこったのです。
すると、
「うけてよかった~!」
ときよしさんが大喜びされたのです。
名古屋でこのギャグをしたところ、すべって、シーンとしてしまったのだそうで、西寄さんが、
「よかったですね~。あのときは、名古屋ってこんなに静かなところだったかと思いましたからね(笑)」とおっしゃると、
「あのときは、つらかった~!」と、悲痛な思いを言葉にされたのでした(笑)。
もう、きよしさんたら、歌以外にもそんなに心を砕かれているのですね。
コンサートの後半では、
田川さんが「女ひとり旅」、
水森さんが「鳥取砂丘」、
山川さんが「アメリカ橋」
を唄ってくださり、
「長良グループ 演歌まつり2014」の三都市6公演のフィナーレを、きよしさんが、
「きよしのズンドコ節」で飾ってくださったのです。
山川さんの言葉を思い出しながら、きよしさんのエネルギッシュでフレッシュな歌声に聴き入りました。
最後は皆さんで「青い山脈」を唄ってお別れとなりました。
西寄さんが、おひとりおひとりのお名前を呼び、あらためて拍手を贈らせていただきましたが、
そのときに、山川さんが、
「司会は西寄ひがしさん!」
と、西寄さんを紹介してくださいました。
大きな拍手が西寄さんにも贈られると、
山川さんはその拍手にうなずかれ、
「(西寄さん)、ありがとう」
と、あらためてお礼をおっしゃったのです。
心あたたまるエンディングでた。
わたしは、舞台の幕が降りたあと、自分の歌心がときめいて、そしてぽおっと燃えているのを感じながら、ホールをあとにしたのでした。