きよしさん、今、あなたに心からの大きな大きな拍手を贈りたいと思っているの、思っているんだけど、手が動かないの~。
17日に川口総合文化センター リリアで開催されたコンサートの夜の部で、きよしさんの唄う「かあさん日和」に聴き入っていたわたし、
「♪泣けてきちゃった うれしくて」
という最後のフレーズでまで聴いた瞬間、胸いぱいに広がるものを感じたのです。
あたたかくて、気持ちよくて、美しいもの...。
それはきよしさんの真心だったでしょうか?
目には見えないけれど、なぜだかまぶしいような気さえして。
暗転した舞台の上のきよしさんを見つめたのです。
最高の歌唱をお届けしてくださったきよしさんに、感謝と賞賛の思いを込めて拍手をしたいのに、拍手をしたら、その余韻が立ち消えてしまうような気がして、すぐには拍手することができなかったのです。
われるような拍手に送られて、舞台袖へと急ぎ足ながら静かに会釈を繰り返して戻っていくきよしさんの姿をみていたら、ようやく手が動いたのでした。
 
きよしさん、素晴らしい歌声をありがとうございます。
そんな感動の思いを込めて拍手させていただきました。
 
 
昨日のコンサートには昼夜、参加させていただきました。
「ちょっと、切りすぎたの~」
ヘアスタイルの話題になると、きよしさんはそうおっしゃって、少し横を向いてから、
「地肌がむき出しっ(笑)」
と(笑)。
昼の部のオープニングトークでのことでした。
こんなときのきよしさんて、何だか小さな男の子みたいだなあと、わたし思うのです。
堂々としていれば、十分すぎるほどにカッコいいのに、
”大丈夫かな? 似合ってるかな? 気に入ってくれるかな?”
とそんな心の内を言葉にしてくださる、オープンハートなきよしさんに、心の距離が一気に縮まるのです。
 
前夜、帰宅が深夜だったのですが、この日は午前中に8月公開の「るろうに剣心 京都大火編」の試写を見ておかなければなりませんでした。
上演時間139分と長め。コンサートの前に軽く食事をしておきたかったので、終了後、内幸町にある映画会社の試写室から新橋駅へとダッシュ。
山手線から京浜東北線へと乗り換えて川口へと向かったのです。
以前も書いたことがありましたが、主人公の緋村剣心(映画では佐藤健さんが演じています)の生き方や、人物像に、きよしさんの唄う「一剣」(島田虎之助がモデルですが)の歌唱や、”氷川きよし”の存在が重なるのです。
時代を超えて通じる思いがあるのだということを、あらためて感じながら、この日はきよしさんの歌唱を堪能させていただいたのでした。
そのなかに、剣の天才である剣心について、人より運動神経がいいだけで自分たちと何も変わらない、その肉体は生身であり、心も鋼鉄でできているわけではないと語るシーンがあって、これからお会いするきよしさんのことに(勝手ながら)重ねて、感じ入ってもいたのです。
 
さて話が逸れてしまってごめんなさい。
この日はコーラスに、先日からHKピュアリバーに加わったカキヌマさんに代わって、鈴木(ヨウコ)さんが来てくださっていました。この日だけの参加ということでしたが、きよしさんの「櫻」の唄い始めのスキャットを歌唱された方だそうで、司会の西寄ひがしさんが紹介され、
”少しだけでも歌っていただけますか?”
と聞いてくださいました。
突然のことですし、譜面も用意していない状態でしたが、その場ですぐに見事な歌声を聴かせてくださったのです。
わあっとわいた場内でしたが、例によって(?)一番感動されたのはきよしさんで、
「うわーっ、感動したぁ~。鳥肌たった」
とおっしゃって、
「もう1回歌っていただけませんか?」
と、今度はきよしさん直々に鈴木さんにお願いしたのです。
鈴木さんが笑顔でうなずかれて、もう1度先ほどより長めに歌ってくださると、きよしさんはさらに大感激されて、
「うわあ、握手してくださいっ!」
とおっしゃって、ステージのセンター階段の向かって左横後方に鈴木さんがいらしたので、センター階段を数段昇って、鈴木さんに握手を求められたのでした。
 
西寄さんによるニューメンバーの紹介はさらに続きました。
「もうおひとり、ダンサーの方を紹介します」
西寄さんの言葉に”???”と思ったのはわたしだけれはなかったかと思うのですが、なんとそこで紹介されたのは、キーボードのマルヤマさんでした(笑)。
マルヤマさんのパフォーマンスを交えた演奏は、きよしさんの熱い応援の思いがこもった感動的なもので、毎回大好評ですが、そのことを西寄さんがそのような形で話題にしてくださったこと、そしてそのパフォーマンスをきよしさんが横でご覧になるということに感激せずにはいられませんでした。
西寄さんに勧められて、マルヤマさんはその場でダンスパフォーマンスを、演奏をしているときより控えめではありましたが(やはり素では恥ずかしいですよね)、見せてくださって、大うけになりました。
「本当はミュージシャンなんですよ」
と涼しい顔で西寄さんがおっしゃたので、”知ってます”って心のなかでつぶやかせていただいたわたしでした。
 
そしてかねふくさんの明太子のCMの話題になると、、すでに多くの方がご覧になっているようでした。
「高2のときに、(僕の地元の)福岡サンパレスに鳥羽一郎さんがいらっしゃって。
プレゼントコーナーがあったので、僕、明太子を買って持っていったんです。
(一緒に行った)おばあちゃんに、”きよし、渡してきなさい”って言われたんですけど、僕恥ずかしくなっちゃって。
渡せなくて。
それで家に持ち帰って、その明太子は、夜、父や母と食べたんですけど。
そのときの明太子がかねふくさんのものだったんですよ。
そのことを思うと、ご縁を感じますね」
と、きよしさんは大切な思い出をお話ししてくださったのです。
エピソード自体はご存じの方も多いかと思いますが、そのときの明太子がかねふくさんのものだったなんて。
ほんとうにご縁ですね。
 
そしてふれあいコーナーになりました。
お一人目は3階席の鎌倉からいらした方。
かねふくさんの明太子のCMをご覧になったそうで、きよしさんの着物姿が素敵とおっしゃっていました。
明太子を使ったお料理の話題になると、きよしさんはオムライスを教えてくださいました。
ライスに明太子をまぶしてバターで炒めて、明太バターライスを作り、その上にオムレツをのせるというものです。
 
2人めは2階席の館林からいらした方で、夏の食べ物では何が好きかを質問してくださいました。
答えはへちまでした。
以前、沖縄でへちまのお味噌汁をいただいて、おいしかったからだそうですが、それ以外にも、なすび、トマト。きゅうりを挙げてくださって、
「あの、じゃがいも。半年前の...」
とここで、きよしさんはじゃがいもを、なぜ好きな野菜としてあげたのかを、どう説明していいのか苦慮(?)されていたのですが、
古くなって食べるのはやめたほうがいいと思ったじゃがいもを、バルコニーのプランターに埋めておいて、それを数日前、掘り出してみたところ、5,6個の小さなじゃがいもができていたのだそうです。
「その小芋をふかして食べたら、おいしかったんですよ」
とのことでした。
きよしさんが、そんなふうにおいしそうにおっしゃると、試してみたくなりますね(嬉)。
 
最後は1階席。長岡市からいらした方でした。
ここで、ステージに正座されたきよしさんの右足(?)の親指に異変?
”親指が突っ張らかって...”とおっしゃって、伸ばされていたら大丈夫になられたようでした。
きよしさんのアルバムのブックレットの素晴らしさについて書いてくださっていて、その方は「演歌名曲コレクション8~玄海船歌~」の白いお花をバックにしているものが大好きとおっしゃっていました。
”きよしさんはどれがお好きですか?”
との西寄さんの問いに、
「全部!」
と満面の笑みでお答えになったあと、
「遠くからいらしてくださっている方、お気をつけてお帰り下さい」
と、他にもいらっしゃるに違いない遠方からお越しのお客様たちに、そのようにあらためてお声をかけられたのです。
 
最後は、
「僕もがんばります」
ときよしさんがおっしゃって、
”おう!”とかけ声をかけられると、皆も”おう!”と大きな声で勢いよく答えたのでした。
 
アンコールまで熱唱が続いて、その歌唱に晴れやかな気持ちにさせていただきましたが、「大利根ながれ月」でのワンコーラス目のあとの”殺陣”は、入らずフルコーラス歌に集中され、最後の酔っぱらって千鳥足にある仕草は入れておられました。
”ミニ殺陣”はもしかしたら、期間限定の演出だったのでしょうか?
 
 
そして迎えた夜の部。
この記事の冒頭ですでに書かせていただきましたが、きよしさんの歌唱を、1曲、1曲、ひと節、ひと節を心の底から幸せを感じながら味わわせていただいていたのです。
 
オープニングトークで、
「有名も無名も関係なく、皆さんに喜んでいただきたい、笑顔でいていただきたいという思いで唄ってきました。
僕は、そのことだけです」
きよしさんは歌への思いを、あらためてそのように語ってくださいましたが、その言葉を聞いて、わたしには深く感じ入る思いがわいたのです。
きよしさんの歌唱を聴いていて、あまりの感動に、きよしさんが誰とは知らずとも、その歌唱を聴いた瞬間、自分は魅せられるだろうと思ったことがこれまでに何度かあり、そんなときは、その歌声以外さえあれば何もいらないような、自分が無心になったような気持ちになるのですが、それはきよしさん自身がそういう思いで唄っていてくださったからなのですね。
自分ではとても味わうことのない、そんな無垢で無心な思いを、きよしさんのおかげでさせていただけたことがある、そのことに、またありがたさと幸せを感じて今、このブログを書いています。
 
オープニングトークで客席の皆さんが思い思いのきよしさんの写真を掲げているのに目をとめられて、
「その頃は、若かったですね~」
と、様々な年代の写真をご覧になってから、
「年相応の魅力を出していかれたらと思います」
ときっぱりとおっしゃいました。
が、ここでまたも髪型の話題になると、
「ちょっと短く切りすぎたんですよ~」
とおっしゃったので、
西寄さんが、短い髪型について、賛同を客席に求めてくださると、好評と思える反応が返ってきたのです。
すると、きよしさんは恥ずかしくなってしまったのでしょうか?
突然、
「実はカツラなんですよ~」
とおっしゃって、カツラを脱ぐ仕草をされ(笑)、
あっけにとられている客席に向かって、
「ウソです~」
と嬉しそうにおっしゃったのでした。
 
そんなこんな(と書くしかありませんね、もう。笑)ですっかりうちとけたところで、ふれあいコーナーに。
お一人目の方は2階席の戸田市からいらした方で健康法について質問されました。
「野菜が好きなので、野菜を食べます。
あとはストレスを溜めこまない。
言いたいことを言うようにしています」
と、きよしさんはお答えになったのですが、
西寄さんが、きよしさんは気配りされる方で、言いたいことがあっても言えないままのことが多いように見えるということを、さり気なくおっしゃってくださったのです。
すると、きよしさんは、そのことは否定されず、
「時々バーンと発散します」
とお答えになり、
さらに、”何で?”という西寄さんの問に、
「コンサートで発散させていただいています。だから僕、コンサートで癒されています」
とお話しくださったのでした。
西寄さんはすべてご存知のことだと思いますが、ファンに成り代わって、きよしさんに聞いてくださったのでしょう。
きよしさんの心の内をきよしさんの言葉できよしさんから聞かせていただいて、じんときてしまいました。
 
お二人めの方は3階席の方。FC限定発売の写真集とDVDをご覧になった感想を書かれていました。
「恥ずかしいけど、水着になったり。
昨年の明治座での千秋楽の3日後に40人くらいで沖縄に行きました。
あっ、40人いないか、10人ぐらいですね(笑)」
と、ここで、現地の撮影スタッフを入れると40人ほどになるのだということを西寄さんがフォローしてくださいました。
ウミヘビや琉球ガラスの話題で盛り上がりましたが、撮影時に作られたお皿はまだ使っていないということでした。
 
少し前のコンサートでも、ちらりとおっしゃっていましたが、この日も、今年後半に、ファンクラブの皆のために考えて準備してくださっている企画があるとのこと。
前回はほんとうに一言、お話の流れでおっしゃったので、ブログに書くのを控えましたが、今回は(あくまでわたしがですが)2回目なので、ふれさせていただきました。
どんなことを考えてくださっているのかしら?
何だかドキドキしちゃいますね。
 
そして”ふれあいコーナー”のラストは、1階席の方。きよしさんがデビューされて、1日警察署長をされたときのパレードに吹奏楽部のメンバーとして参加され、田園調布署だったそうです。
きよしさんは、巣鴨署の警察署長をされた印象が強くあるようでしたが、
「署長の帽子をかぶって、ピーポ君(警視庁のマスコットキャラクター)をもらって、”あっ、氷川きよしだー”ってたくさんの人に指さされて(笑)」
と当時のことをお話しされているうちに股旅姿でのキャンペーンのことを思い出され、
「股旅姿でキャンペーンをしたんですけど、22歳でしたから、(人に)”イケてる”って思われたいじゃないですか。
”ナウいじゃんっ!”って(笑)。だから股旅のかっこってちょっと恥ずかしかったんです。
でも事務所の長良会長に、笑われれば笑われるほど、名前と顔を覚えてもらえるんだと言っていただいてがんばれました」
と思いでを語ってくださったのでした。
質問者の方に、
「14年間、見守ってくださっていたんですね」
と、きよしさんがあらためておっしゃると、その方はとても恐縮されて、きよしさんがどんどん活躍されているのですごいなあと思っていらしたことを言葉にされたのです。
すると、きよしさんは、
「おたがいがんばりましょう。
何の仕事をしていたって同じです。
おたがい、その場その場で1番になれるように、がんばっていきましょう」
優しい口調でそうおっしゃった、きよしさんに、
わたしもまた、”はい”と心を込めて(心のなかで)答えさせていただきました。
 
この日の西寄さんによる”氷川きよしヒストリー”のなかで、15周年は、20周年へのスタートであり、また氷川きよしの歌の道において、大切な”通過点”であるのだといういうことを教えていただきました。
そうですね、先日のきよしさんの”駆け出し者”発言といい、そういう大局的な見方を常にしていくこと、大切ですね。
目的に向かって猛進しながらもマクロとミクロの両方の目を持ち、ときには俯瞰して見つめていく。
ファンとしてもそうありたいと思わせていただきました。
 
熱唱は続いて、感動の泉に身をひたしているような思いになっていました。
そしてラストトークでは、身体を休めることもまた大切だとおっしゃったきよしさん、
「今夜はゆっくり眠ってくださいね。
できれば、子守唄を唄って差し上げたいのですが...」
もう、その言葉で胸がいっぱいになりました。
きよしさん、ありがとうございます。
次回、お会いできる日まで、日々笑顔でがんばります。
 
以上、駆け足での更新で失礼しました。
今日の午後から土日は出張なみの忙しさになりそうですが、好奇心を常に抱いて、がんばりたいと思います。
 
またお逢いできますように。