昨日7月10日に藤岡市みかぼみらい館で開催された「BS日本のうた」の公開収録に参加しました。
当日、朝の様子や入り待ちについては、わたしにしてはかなりタイムリーにご報告させていただきましたが、今日は放送の様子をまじえてご報告させていただきますね。
先に放送予定日ですが、NHK BSプレミアムで8月3日(日)午後7時30分から8時59分とのことです。
 
 
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では以下は放送内容にふれますこと、ご了解くださいませ。
開演の10分ほど前になると舞台監督さんによる前説が始まりました。
藤岡市長さんからのご挨拶で知ったのですが、
この公開収録は、藤岡市政60周年を記念しての開催で、市長さんも60歳ということでした。
観覧の当選倍率は31倍強(驚きです!)。藤岡市在住の方が44%、それ以外の方が56%という割合だったそうで、一番最初に並ばれたのは大阪の方で前日から並んでいらしたということでした。
「皆さんは大変運の良い方たちだと思いますが、わたしも運が良いです。たくさんの市区町村が名乗りを上げるなか、公開収録を藤岡市で開催していただけることになりましたから」
ともおっしゃっていました。
 
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大ホールの座席数は前4列をカメラのためにあけていたので1000席弱だったかと思いますが、小ぢんまりとしてアットホームな印象でした。
舞台監督さんが楽しい方で、”カメラはこちらです”と、ステージを降り客席をまわりながらカメラの位置を示され、各カメラマンの方の紹介までされたので、いっそう親近感が増したのです。
拍手の練習を何度かすると、
「すっかり心がひとつになりましたね。もうわたしから申し上げることはございません」
とお礼をおっしゃり、収録の成功を祈って、何と、皆で一本締めをしたのです。
NHK前橋の局長さん(素敵な女性でした)や、入社1年目の営業部の女性局員の方による受信料についての説明も心のこもったもので、すっかりうちとけた状態で吉田一貴アナウンサーをお迎えしました。
吉田アナウンサーに、わたしは初めてお目にかかりましたが勢いがあって、とても素敵な方ですね。
 
そしていよいよステージの幕が開き、出演者が勢ぞろいされました。
きよしさんは純白のシルクサテンのスーツをお召しになっていて靴は白のエナメルでした。
ステージ後方上段には藤岡市立小野中学校の合唱部の皆さんが登場し、出演者全員と一緒に、
「涙の太陽」を唄われました。
きよしさんは、
”♪ギラギラ 太陽が燃えるように”という歌詩の、”ギーラ、ギーラ”と唄うところで、「情熱のマリアッチ」でおなじみの手をひらひらさせる仕草をごく自然になさっていて、とても楽しまれている様子でした。
 
小野中学校のHPにリハーサルの様子がアップされていました。
会場の雰囲気が伝わるかと思いますので、興味のある方はそちらをご覧くださいませ。
☆リハーサル(その2)
 
☆リハーサル(その1)
 
進行のお手伝いは由紀さおりさん。群馬県桐生市のご出身なのだそうです。
 
”名曲イレブン”ということで、
トップバッターは藤あや子さん。「愛の水中花」をお着物をお召しになって唄われました。
由紀さおりさん、福田こうへいさん、松川未樹さん、浅田あつこさん、三門忠司さん、真木ことみさん、松原のぶえさん(という順番だったかと思います。曲目を控えていずごめんなさい)。
ここで三山ひろしさんが客席下手後方に登場されて、「泣くな小鳩よ」を唄いながら、ステージへと移動されました。
客席がわっとわいたところで、吉田アナウンサーとともに、きよしさんと由紀さおりさんが登場。
きよしさんは黒のタキシードにお召しかえされていました。シャツは白、蝶タイは黒、靴は黒のエナメルです。
吉田アナウンサーからあらためての紹介があり、きよしさんは、菅原洋一さんの「今日でお別れ」を唄ってくださるということでした。
もう、皆さま、このときのわたしのハート、どうにかなりそうでした。
「演歌名曲コレクション19~満天の瞳」でカバーしてくださっていますが、コンサートではまだ唄ってくださっていなかったので、わたしにとっては初生歌の「今日でお別れ」。
それでなくてもきよしさんの黒のタキシード姿に、とろけてしまいそうなわたしですから、もう期待がからだ中を駆け巡るようだったのです。
だめ、だめ、落ち着かなくっちゃ!
こんなときは、深呼吸?
ああ、でももうだめ。ドキドキして何もできません(汗)。
皆さま、そんな気持ちのなか、由紀さおりさんがきよしさんに続いて「少年時代」を唄ってくださるという紹介があり、わたしのそんなドキドキをよそに、きよしさんはにこやかに微笑まれたのです。
きよしさんのその微笑みに心がすうっと落ち着いて、静かにステージ中央へと移動されるきよしさんを見つめていました。
期待は最高潮。
きよしさんの呼吸に自分の呼吸がシンクロするような思いになって、その歌声に聴き入っていたのです。
その歌声のなんて甘い響きだったことでしょう。
切なさのなかに込められた深い愛が感じられて...。
別れの悲しさの奥から、あたたかなものがこぼれ出してくるようだったのです。
きよしさんはワンコーラスを唄い終えると、切なげに後ろを向かれて、そのままセンターステップ中段に上がると、その場に心を残すようにして客席に向き直られて、その仕草は未練を断ち切るようにも見えたのです。
一点を見つめて2コーラスめ(歌詩は3番です)を唄い出されたきよしさんの歌声は尚も深まって、胸に染み入っていきました。
ああ、この主人公は、”さようなら”を言われても、別れを切り出した男性を変わらず愛していて。
別れの悲しみに打ちひしがれながらも、男性の幸せを祈っているのだなあ...。
きよしさんの歌唱からそんなイメージがわいてきたのでした。
ああ、切ない。でもなんて優しく深い愛がこの曲には流れているのだろう?
勝手ながらそんな思いでいっぱいになっていました。
きよしさんは、
「♪さようなら」
と静かに最後のフレーズを唄い終えると、サッと後ろを振り向き、そのままステップを上段まで上がって、客席を振り返ることなく、舞台上段から下手袖へと去って行かれました。
客席は一瞬シーンと静まり返り、そして大きな拍手がわきおこったのです。
そこで、舞台下手に登場した吉田アナウンサーが、
「ほんとうに素晴らしい歌声を届けてくださいました」
と、きよしさんの歌唱の余韻を噛みしめるように言ってくださいました。
 
続いて、名曲イレブンのフィナーレということで、由紀さおりさんが、藤岡市立小野中学校の皆さんのコーラスで、「少年時代」を唄ってくださいました。
由紀さんの歌声と、さわやかなコーラスがマッチして、素敵なハーモニーが響き渡ってどんどん広がっていくようだったのです。
わたしにはその心地よいハーモニーがきよしさんの歌唱の余韻と混ざり合い、いっそうの感動が広がっていきました。
 
次のコーナーは”歌謡HOT前線”。
門倉有希さん、きよしさん、藤さんが唄ってくださいました。
きよしさんが唄ってくださったのは「大利根ながれ月」。
大阪でのディナーショーで初お披露目となり、ふれあいイベントでも着用された、黒字に波紋が描かれた着流し姿で登場。髪はスッキリと横わけに。
舞台のバックには大きな満月の画像が映し出されていました。
颯爽と唄い出されたきよしさん。
1コーラス目を唄い終えたところで、最近のコンサートでも披露されている殺陣にトライしてくださったのですが、見ているこちらがドッキリするほどに力が入っていて(笑)。
これまでのコンサートで見せていただいたときの何倍も激しいものに見えたのです。
殺陣は間奏の間に入れ、まだ2コーラス目の歌唱があるのですから、もしかしたら、きよしさんもあんなにまで力を込める予定ではなかったのではないかしら?
でもいざそのシーンになったら、皆を喜ばせてくださろうとして思い切り力が入ってしまったというか...。
だって、きよしさんも殺陣をしてみせてくださったあと、ちょっと笑っていらしたんですもの(笑)。
 
きよしさんはキリリとした面持ちで2コーラス目を唄い終えると、お酒を飲み、酔っぱらって足元をふらつかせて千鳥足になる仕草を演じてみせてくださり、客席からは笑いとともに大きな拍手が起こりました。
もう、何て一生懸命でチャーミングな方なんでしょう。
計算度外視と思われる、きよしさんの殺陣を思い浮かべては、またさらにきよしさんのことが愛しくなってしまったわたしですが、この真相(?)は、ぜひぜひ放送をご覧の上、お確かめくださいませ。
 
この日のスペシャルステージは森昌子さんとクミコさんでした。
お2人にとって思い出深い歌謡曲の数々を唄ってくださり、それぞれのヒット曲も披露され、タイプの違う声と思えるお二人の歌声の不思議なハーモニーを楽しませていただきました。
さらにトークも盛り上がり、昌子さんの物真似まで飛び出して、楽しいステージになったのです。
 
最後は出演者が勢ぞろいしてのエンディングとなりました。
きよしさんは、オープニングで着用されていた白のタキシードに再びお召しかえしてくださっていました。
放送時間の都合で小野中学校の皆さんは登場できませんでしたが、さわやかで素敵なコーラスに大きな拍手が送られました。
収録は無事終了ということで、さらに大きな拍手がわきおこって、その後は、放送では流れませんが、スペシャルステージを務められた森さん、クミコさん、進行のお手伝いをされた由紀さんたちが感想をお話ししてくださいました。
きよしさんは客席にまんべんなく手を振ってくださっていましたが、次第に熱がこもり、頭上で”丸”を描いて(おなじみの”白鶴まる”のポーズでもありますね)みせてくださったり、こぶしを握った右手を高く掲げてくださったりもしたのです。
ペンライトを持った方はもちろん、うちわやボード、色とりどりの15周年の記念Tシャツや”愛情感謝”Tシャツ、はっぴをお召しになられている方など、ひとめで”氷川きよしファン”とわかるたくさんのファンが参加していたので、きよしさんにもたくさんのファンが来ていることが伝わって、ファンの思いをしっかりと受け止めてくださったのでしょう。
最後、藤さんがきよしさんに勧めてくださったようで(そう見えただけでやりとりが聞こえたわけではないのですが)、きよしさんは手に持ったままのマイクを口もとに近づけて、
「皆さん、今日はありがとうございました」
と言ってくださったかと思います(ごめんなさい。舞い上がって、ぽうっとしてしまったわたし、記憶がおぼろです)。
きよしさんは楽団の皆さんにご挨拶されると、共演者の皆さんに続いて舞台下手袖へと入っていかれたのでした。
 
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きよしさん中心にご報告を書かせていただきましたが、共演者の皆さまにも素晴らしい歌唱を聴かせていただき、その魅力を存分に堪能させていただきました。
 
終演後はタクシーで群馬藤岡駅へ。
親切な方が確保されていたタクシーに同乗させてくださったのでスムーズに移動でき、ギリギリになると心配していた乗車予定時刻にかなりの余裕をもって駅に到着できたのです。
待ち時間に、ノートや、ホールでいただいた藤岡市内にある”高山社跡”(世界文化遺産への登録決定)のパンフレットに駅のスタンプを押していました。
スタンプ押すの大好きなんです。
 
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帰りの電車でも、ご一緒したお友だちときよしさんのことで話が盛り上がって...。
”あのときのきよしさんの殺陣ったら!”
と思い出しては、きゃっきゃと心躍り、
「今日でお別れ」での素敵さを思い出しては、うっとりとして。
ああ、もう今夜は眠れない!
と思ったのでした。
 
 
※一日、傘をさすことなくすごさせていただきましたが、帰宅すると少しチェックを入れなければならない仕事がメールで届いていたので、そちらをすませ、きよしさんの写真集をながめ、モクハチの録画を見たりしていたら、あっという間に今日になっていました。
 
わたしが中学生の頃から大好きで影響を受け続けている坂本龍一さんが、ご病気されたという昨日のニュースにはショックを受けましたが、元気になって戻ってきてくださるという言葉を120パーセント信じて回復をお祈りさせていただくことを心に誓いました。
 
生きていれば日々いろいろなことがありますが、前を向いて歩いていきたいと思います。
きよしさんのおかげで今日も幸せいっぱい、笑顔のわたしです。