ここのところ蒸し暑い日が続いていますが、おかげさまで元気にすごさせていただいています。
昨夜は、中野サンプラザホールで開催された「木曜8時のコンサート~夏祭りにっぽんの歌 Part1」の公開収録に参加しました。
こちらは7月31日に放送されるそうです。
 
そして今夜はきよしさんが出演されている「木曜8時のコンサート」が放送されるのでそちらも楽しみですが、中野サンプラザホールでは、「夏祭りにっぽんの歌 Part2」の公開収録があり、きよしさんはそちらにも出演。放送は8月7日予定ということですので、きよしさんはハードスケジュールで大変な面もおありかもしれませんが、わたしたちは、きよしさんのおかげでHAPPYが続きますね。
 
また今週末5日には、いよいよ、きよしさんも楽しみにされてきた「長良グループ 演歌まつり 2014」の第1弾が 愛知県芸術劇場で開催。
参加される皆さま、素敵な時間をおすごしくださいませ。
わたしは8月の東京国際フォーラムでのほうに参加させていただく予定です。
 
 
さて、それでは昨夜の収録のこと、ご報告したいと思います。
以下は番組の内容にふれるものになりますこと、ご了解くださいませ。
 
6時45分開演予定でしたが、リハーサルや準備がおしてしまい、開場自体(6時10分)が40分ほど遅れたのです。
わたしとKさんは中野サンプラザに面したスタバでお茶していたので、時間になっても会場前で待っている方たちに動きがないので、様子を見ながら開演予定の15分前の6時半頃にホール前に行ってみたのですが、まだ開場になっていませんでした。
でも、わたしたちもそうですが、皆、楽しみでいっぱいですから、いよいよ開場となったときには、どなたもニコニコと笑顔になっていたように思います。
中野サンプラザホールは階段を上がったところがロビーですが、そこまで行ってもまだ、ホールのドアが開かず、”今しばらくお待ちください”とのアナウンスがありましたので、ほんとうにギリギリまで諸々の作業をされていたのでしょうね。
スタッフのドキドキ感が伝わってくるようでした。
 
前説をされた入社2年めとおっしゃる男性アナウンサーの方が、ていねいにお詫びをおっしゃりながら、細かな説明をされたところで、メイン司会の宮本隆治さんにバトンタッチ。松丸友紀アナウンサーも登場されて、笑いいっぱいのトークのなか、19時10分から収録開始とスタッフの方からお知らせがありました。
 
ここで、出演者の皆さんが登場されました。
きよしさんはほぼセンター。ワインカラーのスーツをお召しになっていました。シャツは白、蝶タイはスーツととも布。靴は黒のエナメルです。
宮本さんを中心に談笑されたところで、いよいよスタートとなりました。
にこやかにオープニングシーンとなり、トップバッターは水前寺清子さん。「365歩のマーチ」を唄われました。後方に出演者の皆さんがそのままいらっしゃるなかでの歌唱でしたので、きよしさんが元気に「365歩のマーチ」を一緒に唄っておられるのが見えて、いっそう楽しい気持ちにさせていただいたのです。
 
さあ、続いては、きよしさんでした。
曲目は、皆さま、どの曲だと思います?
一気にロマンチックな夢の世界へ。
そう、「情熱のマリアッチ」を唄ってくださったのです。
振りは控えめにされていますが、歌唱は歌詩がひとことひとことが立ち上ってくるようでした。
少々ハスキーに聴こえたそのお声はセクシーで...。
”ザ・演歌”も素敵だけど、きよしさんならではのロマンチック歌謡も素敵~と、その甘い響きにうっとりさせられたのです。
 
そして企画コーナーは、山の歌チームと海の歌チームにわかれてのメドレー歌合戦がおこわれました。
向かって左には山をイメージした背景パネル、右には海をイメージした背景パネル、その前に椅子がセッティングされ、
山の歌チームは前川清さん、大月みやこさん、森山愛子さん。
海の歌チームは新沼謙治さん、田川寿美さん、市川由紀乃さん。
キャプテンはそれぞれ前川さん、新沼さん。
さて、きよしさんはどちらのチームに入られたでしょう?
”海大好き”を公言されていらっしゃるのですが、このときは山の歌チームに配属されてしまって、海と山のどちらが好きかを聞かれた”山の歌チーム”の皆さんが、”山”と声をそろえてお答えになるなか、一人だけ、”海!”と、きよしさんはおっしゃっていたのです(笑)。
”ここは山でいきましょうよ”というようなことを言われても、
「僕、海がいい!」
と明るくおっしゃるきよしさんは、ここではミッドナイトブルーのスーツにお召しかえされていました。
「思い出の渚」(新沼さん)、「高原列車は行く」(大月さん)、「港町十三番地」(田川さん)、「アルプスの少女ハイジ」のテーマ曲「おしえて」(森山さん)と素晴らしい歌唱が続きました。
 
そこで強力な助っ人ということで、北原ミレイさんが登場。
「石狩挽歌」を熱唱されました。
さあ、それに対して山の歌チームは!
と盛り上がったところで、
きよしさんが唄い出されました。
”山”ということで、「山の吊橋」を唄ってくださったのです。
 
きよしさんはここまで、ほとんどずっと皆さんの歌唱と一緒に口ずさんでおられ、歌を楽しんでいらっしゃる様子が印象的でしたが、そういえば中盤から皆さん椅子から立ち上がってしまって、和気あいあいとしたムードでいっぱいになっていたのです。
「青い珊瑚礁」(市川さん)、「青い山脈」(前川さん)と続いて、最後は皆さんで「ヴァケーション」を唄って、このコーナー終了となりました。
ここでCMということで、数分時間があったのです。
放送では流れませんが、
「勝負は?」と前川さんが宮本さんにお聞きになったので、
一応、番組では引き分けとしながらも、客席からの拍手で勝ち負けを決める流れになったのです(笑)。
前川さんも長崎出身で九州男児、やっぱり負けん気強いのですね(笑)。
 
そこで、
”○○チームが良かったと思う方?”
と宮本さんが海、山それぞれのチームについて、客席に問われ、山の歌チームのとき、きよしさんは、”よろしくお願いします!”というように両手を挙げて客席に向かって振られたので、いっそう拍手の音が増したように感じられたのですが、
その結果に、宮本さんが、
「わたしの錯覚かもしれませんが、山の歌チームの方が拍手が多かったように...」
と控えめにおっしゃると、
前川さんが、
「氷川君に助けられました」
と言ってくださいました。
宮本さんは、そこで”海が786人、山が983人”とさらにおっしゃってくださいましたが、
ここは、皆さまやっぱり引き分けですね。
放送時にはこの最高に素敵で楽しいメドレー、お楽しみくださいませ。
 
と、ここで、
「あっ、わたくし、”ありがとうございます”を言うのを忘れていました(汗)」
と宮本さん。
きっと、そのくらい楽しいコーナーだったのだと思うのですが、コーナーの結びに、おっしゃる締めの言葉を失念されていたのだそうで、宮本さんご自身がスタッフの誰よりも早くそのことに気づかれて、責任者の方に確認したのです。
その結果、音声だけ録ることになり、
「海チーム、山チームの皆さん、ありがとうございました~」
と宮本さんが明るい声でおっしゃって、その音声を無事に録音されました。
 
そして、気さくな宮本さんは、
客席のわたしたちに向かって、
「放送では(今の音声が)、みごとに入ります。
あれは”あとで録ったんだよ~”って(他の人に)言わないでくださいね」
とおっしゃいました。
ごめんなさい。
でも、ここで言っちゃいました。
だって宮本さんのお人柄や編集技術の素晴らしさを知ることができるのではと思いましたので。
ほかの内緒(いろいろあるんですよ!)は、すべて内緒にさせていただきましたので、お許しくださいませ。
もし、”けしからん!”とおっしゃる方がおられたら、この部分はあとで消しますね。
 
そのあとは民謡コーナー、スペシャルゲストコーナー(杉良太郎さん)、名曲をその歌い手さんのご家族が唄い継ぐコーナーと続いて、そちらも新たな発見がたくさんあって、楽しかったのですが、とても書き尽くせないので、それは放送でぜひご覧くださいね。
 
収録もそろそろ終わりなのかしら?
と思っていたところで、きよしさんが舞台に登場されました。
そこではまだ収録のカメラはまわっていません。
白のシルクサテンのジャケットにシャツは白、パンツ、蝶タイ、ベストは黒のシルクサテン、靴は黒のエナメルをお召しになっていたかと思います。
唄ってくださったのは、
「星空の秋子」でした。
すでにメドレーコーナーでも1曲唄ってくださっていたので、この日はもうきよしさんの歌唱はないものと思っていたわたし、うれしさで、シュンッと心沸き立つ思いになったのです。
きよしさんの歌声に夏の夜空を海の上でながめているような気分になって、
ああ、なんてロマンチックなんでしょう...。
聴くたびにうっとり、ときめいてしまう「星空の秋子」ですが、思えば2002年の8月にリリースされた曲なんですよね。10年以上の年月を経ても、毎回こんなふうな気持ちにさせてくださる、”氷川きよし”の歌唱の魅力の奥深さに、聴き終えたあとで、あらためて感じ入ったのです。
先輩方のソロ歌唱が続いて、CMタイムとなると、その間に出演者の皆さんがステージに勢ぞろいされました。皆客席からたくさんのお声もかかって、きよしさんも、2階席の方の声援にもしっかりお応えになって手を振られたのです。
そして、1階席後方、左右と視線を送りながら手を振って、お礼の言葉をおっしゃってくださいました。
いよいよ2時間にわたる番組のエンディングシーン。
収録がスタートとすると、皆さんで「真っ赤な太陽」を唄われました。
 
充実の2時間。ここには書きつくせなかった趣向をこらしたコーナーの数々、そして皆さんの熱唱を楽しませていただきました。
復帰された水前寺清子さんの颯爽とした歌唱にも感動しました。
 
でもでも、やっぱり、最後にひとこと言わせてください。
きよしさん、今日もあなたに会えてうれしいです。
そして幸せです。
 
 
さて、以下は余談になりますが、座席券引換時の思いがけない出来事を少し書きますね。
収録の開演予定時間は6時45分でしたが、座席指定券の引き換えは3時半から5時半までの間にすませます。
お友だちのKさんには会社の就業時間終了後に来ていただくことにして、わたしが引き換えることになっていたのですが、きよしさんのコーナー出演された時以来の”夏祭りにっぽんの歌”への観覧でしたので、せっかくなので、少しがんばって引換開始時間開始の3時半頃には会場に到着したいと思っていたのです。
でも、仕事をキリのよいところまで進めてからとがんばっていたら、遅くなってしまい会場に到着したのは5時を少し過ぎていました。
ホールのエントランスに入るとホールに向かう階段の中段に机が左右に分かれて2台セッティングされていました。
向かって右は株主さんたちの引き換え所、左は一般当選者の引き換え所で、さらにそのテーブルに係の方が2名すわっていて、どちらかに誘導されていきますが、ほとんど引換が終わっている様子だったので、この感じでは2階席後方席になるのかしら? と心の準備をしていたのです。
と、そこで、
「お客様、ご相談したいことがございます」
と係の方に言われました。
えっ? 
このシチュエーション(座席指定券の引換え)で、そんなことを言われるなんて初めての経験でしたので、何かしら? とドキドキしながらお話をうかがったのです。
すると、1階席で空席になっているところがあって、連席にはならないけれどそちらに座っていただけないでしょうか?というご相談でした。
残席が少ない状況だったので連席を希望すれば2階席後方になるようでしたから、快諾させていただくと、
「ご協力ありがとうございます」
と、係の方がおっしゃってから座席指定券をくださいました。
入場券の座席番号を見ると、端っこのお席でしたし、2席はたしかにバラバラで前後5列以上の隔たりがありましたが、ギリギリに到着したことを思えば夢のようなお席でした。
ほとんどの方がペアでの参加のため、このようなこともあるのですね。
 
 
それではしばし仕事に専念しますが、またお会いできることを楽しみにしています。
来週は、渋谷公会堂でのコンサート、「BS日本のうた」の公開収録に参加させていただく予定ですので、仕事バリバリッとがんばってまいります。