「僕がいるから...と言ったらおこがましいかもしれないけど、
これからも一生懸命唄っていきますので、僕と共に生きていきませんか」
仙台サンプラザホールでのコンサート、昼の部のラストトークで、きよしさんはとつとつと、そうおっしゃいました。
言葉を超えて、心に深く染み入るような優しい、優しいお声でそうおっしゃったのです。
 
 
皆さま、こんばんは。
今朝は昨日の仙台サンプラザホールでのセットリストのご報告をさせていただきましたが、その件でコメントくださった皆さま、ありがとうございました。
とてもうれしかったです。
今日の日中、取材したことについて週明けにすぐ原稿をほしいと言われて(うわっ中1日ですね!)、あわただしくなってしまい、仙台サンプラザホールでのコンサートのご報告は月曜日まで持ち越させていただくことになりそうです。
ごめんなさい。
 
おわびに、書きかけていた「あばよ」を歌唱された部分をアップしますね。
それからそのことを書くために確認したいことがあり、調べていて「あばよ」をオープニングで歌唱された横浜アリーナでの8周年記念コンサートの感想を書いた、きよしさんに贈らせていただいたお手紙の下書きが見つかって。
このブログにも以前アップしたことがありましたが、この記事の文末に再度載せさせてください。

  
”ヨーソロー!”
HKピュアリバーの皆さんによる「きよしのドドンパ」のインストロメンタル演奏が終わると、きよしさんの”ヨーソロー!”という声が聞こえてきて、流れてきたイントロは「あばよ」でした。
白さがまぶしいマドロス姿のきよしさんが登場。
上着はセーラーカラーで、襟、袖口にブルーと赤のライン。左胸には15周年のエンブレム。
ブルーの長めのチーフスカーフを胸の前で結んでいます。
パンツはストンとした裾で、両サイドにやはりブルーと赤のラインが入っていて、靴は白のスニーカーでひも鮮やかなブルーと赤。
頭には白地に被り口がやはりブルーと赤のラインで縁取られたベレー帽のような水兵帽(というのかしら?)をかぶられていました。
唄ってくださったのは、もちろん「あばよ」。
さわやかな海風を感じさせてくださり、リリース当初を思うと、そのさわやかさは少しもかわらず愛らしくてチャーミングなのに、あふれる包容力をその歌唱に感じて...。
いやん、“大人チャーミング”な“マドロスきよし”にはまりそう(いえ、もうこう書いた時点ではまっていますね!)
きよしさんは唄い終えると、”あばよ!”とおっしゃって、舞台上手袖にサーッと戻られてしまったのです。
ええっ? もっと見ていたかったのにと思っていたら、
間奏のときに舞台のステップ上段にイタリア風のマドロスさん姿で登場された西寄さんが、
”待ってー、マドロス、きよし~!”
と、舞台袖に駆け寄って、きよしさんを呼んできてくださいました(笑)。
ここで、きよしさんがステージに戻ってこられて、オープニングのご挨拶となったのです。
3階席、1階席、1階席それぞれと声を掛け合い、視線を熱く(?)交わしていって、”愛しています”という客席のボードやかけ声に、
「”愛してる?” 」
と反芻されてから、こくんとうなづき、
「僕も愛しています」
きよしさんはまっすぐ前を向いてそうおっしゃったのです。
1階席にかわいらしいお子さんを見つけると、お年を聞かれて、”4歳”という答えが返ってくると、
「4歳? 若いね~」
と、きよしさんは半ば本気でおっしゃったようですが、客席からは笑いがおこりました。
ここで、きよしさんを呼び戻してくださったあと、いったん舞台袖に戻られていた白地にブルーのストライプが入ったジャケットをお召しになった、もうひとりのマドロスさんこと西寄さんが登場されてトークコーナーとなったのです。
「15周年の新たな船出ということで『あばよ』でした」
と西寄さんがおっしゃると、きよしさんは「あばよ」について、ご自身のシングル曲のなかではあまり知られていないのではないかというようなことをおっしゃったのですが、オリコンにもチャートインしていることを西寄さんがフォローされたのです。
たしかに「あばよ」は「きよしのソーラン節」と2曲同時発売され、やはり”ソーラン節”をテーマにしている「きよしのソーラン節」のほうが唄う機会が多いこともあるので、そういう印象もあるかもしれません。
でも「あばよ」は、8周年の横浜アリーナでのオープニングを飾った、きよしさんにとってはもちろん、ファンにとっても忘れられない大切な1曲です。
 

と、相変わらずのマイペースですみませんが、コンサートのご報告、こんな調子で夜の部終演までを書いていきたいと思っています。
しばしお時間いただいくことになり、ごめんなさい。

このブログの結びに8周年記念コンサートの感想を書いたきよしさんへのお手紙の下書きをアップします。
前半、コンサートの説明も載せておきますね。
文中の10周年という言葉を15周年にそのまま置き換えて、あらためて自分の気持ちを再確認させていただいています。



2007年7月24日、25日の2日間(昼夜2回、計4公演)、横浜アリーナでデビュー8周年コンサートを開催。オープニングでは高さ14メートル、幅22メートルの巨大船の船首から登場。アンコールでは石川五右衛門をイメージした衣装を身に纏い、故郷の博多山笠をモチーフにした高さ2.5メートルの山車に乗って登場、場内を1周。『きよしのソーラン節』で涙、また涙のフィナーレでした。



拝啓 氷川きよし様

ふと一人になって静けさに包まれると『あばよ』の歌い出しのワンフレーズが聴こえてきます。
あの大舞台の真ん中にそそり立つ船首で、ほとんどア・カペラに近い状態で歌い出された時、どんな光景が目に映っていたのでしょう。
そしてどんなお気持ちでしたか? 
大スクリーンに映し出されたきよしさんは、とても緊張していらっしゃる様子でしたが、その立ち姿からはさらにこれから大海に進んでいくのだという決意が感じられ、本当に美しかったです。
私は”男の~”というきよしさんの歌声が聴こえただけで目の奥が熱くなりました。
この7年余り、私にもいろいろなことがあって、その時々には辛かったり悲しかったりしたことも、今ではみんな大切な思い出になっているなあ。いつもいつもきよしさんに励まされ、勇気をいただいてきたなあ。
そんなあれこれの思いがうかび、8周年、何だか自分のことのように誇らしい気持ちでオープニングを受け止めました。
何年も先にこのオープニングを思い出した時、あの船首に一人立って歌う、きよしさんの美しい姿は色あせることなく蘇ることでしょう。
今回は舞台のセットや衣裳、演出の素晴らしさは言うまでもないですが、私が感動したのは選曲です。
私がこんなことを言うのはおこがましいのですが、あの選曲は氷川きよしに惚れ込んで、魅力を知り尽くしている人でなければできないものだと思いました。
もちろん、常日ごろからファンの声に耳を傾けて下さってきた結果でもあるかもしれません。そういったすべてが集約されているように感じました。
これまでの足跡を確認し、そしてさらに前進していこうというメッセージを感じ取りました。
司会の西寄ひがしさんの「氷川きよしの8つの魅力」のお話も皆の共感を得ていて、素晴らしかったと思います。
『純子の港町』『玄海竜虎伝』『夢勝負』はとりわけ今回、聴くことができて嬉しかった曲ですが、『夢勝負』はコンサートで歌われるのは初めてではありませんか? 
まさかこの8周年で聴くことができるなんて思っていませんでしたので、それはもう嬉しくて嬉しくて。最高の贈り物でした。
そしてそれらすべてにまして何より素晴らしかったのは、きよしさんの歌声です。
誰もがそう思うことでしょう。
あれほどの大舞台で本当に立派です。
会場は広大なのに、声も思いもビシビシと胸に響いてきたのです。ものすごいエネルギーとしか言いようがありません。
そして山車に乗っての場内一周。素晴らしいエンディングでした。
きよしさんのファンになって以来、何度、感動の瞬間を一緒に味わわせていただいたことでしょう。
何度嬉しさに胸振るわせたことでしょう。
ただただ感謝の気持ちです。
10周年に向けて、一人のファンとして、より優しく、美しくありたいと思います。
そして、10周年をより優しく美しい気持ちで一緒に迎えさせていただくことができればと思っています。
いつもきよしさんの健康とお幸せをお祈りし、応援しています。

※お手紙の下書きは以上です。