皆さま、先に昨夜の「NHK歌謡コンサート」のご報告をさせていただきました。
17日の茨城県立県民文化センターでのコンサートのご報告が途中になっていましたので、続きをこれから書かせていただこうと思いますが、その前に、少し書かせていただいた、きよしさんのヘアスタイルや、「大利根ながれ月」で、あらたに加わった仕草、お気づきになられたでしょうか?
ヘアスタイルのニュアンスは一目でおわかりいただけたかと思いますが、
仕草のほうは、とてもさり気なくされていたので、少しわかりにくかったかたもいらっしゃるかもしれませんね。
唄い終えて、徳利をかつぐ仕草をされる前に、杯でお酒を一献、飲まれる仕草を加えてくださっていました。
わたしは17日に茨城県立県民文化センターでのコンサートの昼の部で、その仕草を初めて見せていただきましたが、ますますいい感じだなあと、うれしい気持ちにさせられたのです。
 
昨日、11時半には家を出なければとバタバタしているものの、「NHK歌謡コンサート」の録画が間違いなく入っているか念のためのチェックしていたら、
「なんで観に行くのに録画するんだ?」
と、父がひと言。
皆さまには言うまでもなくおわかりいただけるというより、すでに常識と言ってもよいかと思いますが、親子といえど、父には永遠にわたしのこの気持ちは理解してもらえないことでしょう(笑)。
 
 
と、続きを書こうとして、先に少し書きたいことができました。
今日は夕方から仕事で出かけるので、その前に家でする仕事をしたあとに、手を休めて「氷川きよし節」(文化放送)を聞いていたら、水曜日はラジオドラマ”きよ劇場”の日で、「忠犬ハチ公」でした。
いったん“続く”となったあとのトークで、きよしさんがリチャード・ギアの「HACHI」をご覧になったという話題になったのです。
きよしさんは「HACHI」を2度見て、そのたび号泣されたそうなのですが、
先生が病気で帰ってこられなくなったのにHACHIが駅でずっと先生を待っているというストーリーを説明されているうちに、その情景がうかんできたようで次第に涙声になってしまったのです。
聞き手の寺島さんは、きよしさんの瞳がみるみる涙ぐむ様子に驚かれながらも、そのことを、わたしたちリスナーに伝えてくださり、さらにきよしさんのお気持ちを優しく受け止めながら言葉をかけてくださったので、またまたこちらもうるうるしてしまいました。
もう、もう、きよしさんたら。
自分の心にどこまでも正直なきよしさんのおかがで、わたしの涙の壷の蓋が昼間から開いてしまったではありませんか。
昼間から、泣かせないでくださいねっ!
わたしも「HACHI」を見ていますし、レオという犬を飼っていたことがあり、彼が亡くなったあとは大丈夫と思いながら、自覚なく(それが恐ろしいのですよね)ペットロスになってしまい、それを救ってくださったのがきよしさん(「白雲の城」を唄っておられた頃)でした。
そういえばそのことも、やっぱりいまだに書けないままでいるのですが、そんな心優しいきよしさんにじんときてしまったので、先にそのことを書かせていただきました。
 
 
さて、17日の茨城県立県民文化センターでのコンサート。
昼の部の「教えてきよし君!! 質問コーナー」で、質問が読まれたおひとり目のかたは、着物が大好きなのできよしさんのコンサートには、いつも着物を着て来場されるということでした。
かつてそのことをお書きになって、きよしさんのラジオ番組「ズンドコサンデーあっぱれ きよし!」(2002年4月7日から2008年3月30日まで毎週日曜の朝放送)で、お手紙が読まれたことがあったそうで、この日も素敵なお着物を美しく着こなされていました。
着付けの講師もされているということで、立ち上がってくるりと回ってお着物を見せてくださいました。
ちなみに司会の西寄ひがしさんも着付けができるのだそうです。
質問は、きよしさんが日本酒好きということで、”おつまみには何を召し上がりますか(何がお好きですか)?” というような内容でした。
最初、きよしさんはその質問に、
「黒あめ!」
とお答えになったのです(笑)。
「黒あめをおつまみに、白鶴まるを飲みます(笑)」
と涼しいお顔でおっしゃってから、客席の反応見て、
「イエー!」とひとこと。
そんなきよしさんと顔を見合わせて、皆で笑い合ったのです。
 
きよしさんは”あの、あれ...”と言いかけてから、
「フィッシュ? いりこ?
カリッとしていて、ナッツが入っているのありますでしょ。
あれ、いいですね、カルシウムがとれますし」
そして、そのかたのお友だちが少し離れた席にすわっておられることがわかると、そのかたにもお声をかけておられました。
「(皆さんがそれぞれ暮らしている)社会のなかでいろいろなことがあると思います。
そんな皆さんの人生のBGMに僕の歌をしていただけたら...。
それが僕の生きがいです。
明日は(18日のことです)、『NHK歌謡コンサート』に出させていただいて、『大利根ながれ月』を唄います。
勇気をふりしぼってがんばります。
今日、お会いした皆さんのお顔を思い浮かべて唄いますから、皆さんもそう思ってテレビを見てくださいね」
そんなふうにおっしゃられたかと思います。
 
続いてお二人目のかたは、きよしさんのコンサートには、ご主人がいつも車で送り迎えしてくださるそうで、この日は、隣接している美術館にいらっしゃるということでした。
連れ添って40年だそうで、きよしさんが、
「いいご主人ですね」
とおっしゃると、
「はい、大好きです」
とそのかたがお答えになったので、きよしさん
「ラブラブですね~」
とうれしそうな様子でした。
きよしさんが人という文字を例に出して1画1画が支え合ってできているように、
「おふたりも支え合っていらしたのですね」
というようなことをおっしゃると、
「はい。でも主人は細いのでわたしが支えています。わたしは西さんと同じです」
なんてお答えになって。わたしの席からはお姿が見えにくかったのですが、とてもかわいらしいお声のかたでした。
と、そうお話ししているうちに、ますますかわいらしいお声で、"恥ずかしい...”とひと言。
きよしさんは、そのかたにうんうんという感じでうなづきながら微笑まれて、
「恥ずかしさって急に襲ってくるんですよ」
と優しくフォローされたのです。
それでたしか西寄さんが音頭をとられて、皆でそのかたのお名前を呼ばせていただいたのです。
 
そしてごめんなさい。
そんな楽しいやりとりがずっと続いたので、肝心の質問の正確な内容を失念してまいました(汗!)。
「大利根ながれ月」でお召しになっている黒の着流し姿が素晴らしいことにふれて、たしか、どのようにしてあのような衣装にすることを決めたのかというような内容だったかと思いますが、
「平手造酒は浪人で、乱暴な(無頼漢といってもよいでしょうか?)イメージがあったので、PVの撮影のとき、周りは”スーツだけで唄おう”という感じだったのですが、衣装さんに無理を言ってお願いして、あの黒の着流しを持ってきてもらいました」
そのように実際にトライしてみることで、きよしさん自身が新しい可能性を示し、その上でまた話し合いを重ねて、妥協することなく作り上げてくださったものを、今、わたしたちは手にしているのだとあらためて思い、前回、「NHK歌謡コンサート」に出演された折に、予期せず黒無地に白抜き紋の着流し姿のきよしさんを見て、”今日まで生きてきてよかった”と思うほどに感動したわたし。
そんなPV作りでの、きよしさんの絶対に妥協しないという姿勢やこだわりがきっかけになってあの姿を見ることが(その後はPVで見られますが)できたのだと思い、感慨ひとしおでした。
 
そこで西寄さんが、きよしさんを”カッコイイですね~”というような言葉で賞賛すると、
「よく言われます」
と、きよしさんが即答されたので、そのまま西寄さんは、しゃがんでいた体勢から、”コテン”と横に転がって、
「きよしさん、最近は言うこといいますね(笑)」
とおっしゃったのです。
 
と、そこで ”コテン”ではなく、今度は”コツン”とかすかな音がしたような。
と思ったら、
「今、マイクが歯に当たりました? ねっ」
と二人めの質問が読まれたかたに、いたずらっこのようにうれしそうに、きよしさんはおっしゃったのです。
「僕、見逃がさなかった。
僕、計算はできないけど、観察力はすごいですから」
と、胸をはって(?)、おっしゃっておられたのです。
計算できないって、きよしさんの場合はよい意味でのことですものね。
わたし、人は計算するからこそ、見返りを求めるようになり、見栄や欲が生まれるのではないかなって思うのです。
なんて偉そうに書いていますが、わたし自身、しょっちゅう損得勘定をしていますので、とてもとてもきよしさんのように無心になどなれません。
なので、きよしさんのそんな天才ともいえる、生来の資質にも憧れずにはいられません。
これまで名優と言われる俳優さんたちの著書などで、多くのかたが計算することを忘れて無心になることの難しさを語っておられるのを目にしてきました。
歌のために、そして自分を愛してくれる人たちの前で、無心になれることも、"氷川きよし”の才能であり、魅力なのだとわたしは思っています(そんなかただからこそ「HACHI」の話で涙ぐんでしまわれるのでしょうね)。
 
話が少し脱線してしまい、失礼しました。
昼の部の質問コーナーは和気藹々としたやりとりで盛り上がったのです。
そして、
「こてこての茨城弁が聞きたいなあ...」とおっしゃって、お話できるかたに挙手を求められたのです。
戻りかけた舞台監督さんが、マイクを持って、客席入り口に書け戻って様子をうかがっている姿が目に入りました。
西寄さんが、またあらためてと仕切りなおしてくださって、”ふれあいコーナー”はそこで終了となったのすが、いつでも客席にマイクを持っていかれるように、様子を見ておられたそのかたの姿がわたしの心に深く残ったのです。
そして、そんな素敵な仕事ぶりのそのかたは、夜の部で注目を集めることになったのですが、それはこのあとに書く夜の部のご報告のなかで書きますね。       
 
このあと、きよしさんの歌唱がどんどん力強く、その動きがダイナミックになっていくことを感じて、惹きこまれていきました。きよしさんの発するそのワンフレーズに、初めて聴くわけではないのに、ドキッとしたり、その一挙手一投足にハッとさせられていきました。
きっと皆が同じような気持ちになっていたのではないかと思うのです。
というのも、ラスト1曲の「一剣」を前にしたラストトークのとき、きよしさんが来場のお礼をおっしゃると、もう待ちきれなかったというように、”きよしコール”がどこからともなく起こったのです。
きよしさんは、一生懸命"皆さんコール”を”きよしコール”に重ねてくださってから、
「ラップみたいですね(笑)」
と嬉しそうにおっしゃったのでした。
そして、
「思い起こせば2000年の2月2日に『箱根八里の半次郎』でデビューさせていただきました。
恵まれたスタートで、北野武監督、当時はビートたけしさんに名前をつけていただいて、”日本コロムビア90周年記念アーティスト”という看板(肩書き)をいただきました。   
あれから15年が経ちました。
今日、お越しの皆さまおひとりおひとりが、"氷川きよし”をお作りくださいました。
ありがとうございます。
これからも歌手として、ひとりの人間として、
先ほどのふれあいコーナーでも、”長く唄っていってね”と言っていただきました。
これからも長く唄っていかれるように、がんばってまいりますので、どうか見捨てないで、
氷川きよしをよろしくお願い申し上げます」
 
もう、きよしさん、見捨てるなんて、そんな...。
いやです。
その言葉はもうこの時限り、どうかどうか封印してくださいね。
氷川きよしとそのファンの辞書には"見捨てる”や、西寄さんいわくきよしさんの大嫌いな”素通り”という言葉はありませんからね。
よろしくお願いしときます。
 
そして、アンコールで、さらに加速するかのような見事な歌唱が続いて、
最後の「きよしのズンドコ節」では、びっくりするほどにオーバーアクションで唄ってくださったのです。
 
 
わたし、先日もブログに書きましたが、”氷川きよしモバイル”で、”15周年の軌跡”をきよしさんがずっと語ってくださることになっているので、いつも以上に動画を見る機会が増える見込みのため、せっかくならフォトカードがいただけるコンサート会場で、なるべく課金させていただこうと思っているのです。
今回、昼の部のあとでコーナーを通りがかったらたまたま誰もいなかったので、立ち寄らせていただいたのです。
そのとき、ほとんど即決で選んだのがこのカードでした。
 
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係のかたは、
「これが今一番人気で、ファンの皆さんは”満天ピース”とおっしゃるのですが、氷川さんご自身は”黒あめポーズ”って言っているんですよ」
係のかたはなぜかもう一度、
「氷川さんが見て、”黒あめポーズ”だって言ってたんですよね」
とさらににこやかにおっしゃったのです。
わたしは二度も“黒あめポーズ”のことを言ってくださった係のかたの優しいお気持ちがありがたくて、
「ありがとうございます。そして貴重な情報をいただけて、うれしいです。写真も大事にします」
というようなことを申し上げたのですが、
夜の部のコンサートでのきよしさんのトークを聞いていて、なぜ係のかたがあんなにうれしそうに、大事そうに”黒あめポーズ”のことを教えてくださったのか、すっきりと合点がいったのでした。
 
先の記事にも少し書かせていただきましたが、開演前にロビーにいらして、グッズ売り場のかたや”氷川きよしモバイル”のかたたちにご挨拶をされ、そのあと、ホールの後方に行ってそこからの景色がどのようなものなのかステージを眺めてみたことをお話しくださっていたのですが。
そうなんです。
 
きっと数時間前の昼の部の開場する前に、きよしさんがご挨拶に、モバイルのコーナーにも立ち寄られて、並んでいるフォトカードをご覧になって、
”どのカードが人気がありますか?”とお聞きになって、そのときの、このカードが一番人気と聞いて、そのカードのことを、”黒あめポーズ”とおっしゃったのではないでしょうか。
 
係のかたは、立場上、そのことを言うわけにはいかないけれど、
心のなかでは(以下の言葉はわたしの想像です!)
「今、あなたの立っているその場所に、あなたの大好きな氷川さんがいらして、そのフォトカードをご覧になって、”黒あめポーズとお話しされていたんですよ」
なんて。
ほんとうは教えてあげたいなあって、思っていてくださったのかもしれませんね。
うわあ、そんなことを想像したら、ますますこのフォトカードが愛しくなってきてしまいました。
 
 
と、ここでいったんアップさせていただいて、夜の部はまた次の記事でアップしますね。
そうこうしているうちに、きよしさんは明日20日から”四国ツアー”のスタート。
昨日、ソメイヨシノが開花したという高知県の高知県立県民文化ホールで昼夜コンサートですね。
ご参加の皆さま、きよしさんと素敵な時間をお過ごしくださいませ。
 
わたしは21日までしっかり仕事をしてから、旅行をかねているので高松から入り、コンサートには四国ツアーの3日めとなる、鳴門市文化会館でのコンサート、夜の部に参加します。
きよしさんのコンサートには1公演のみの参加ですが、初めての四国なので、ドキドキしています。
 
それではまたお会いしましょう。