「幸せは自分の心の中にあると思っているから」
オープニングトークで、"皆さんが幸せでありますように”とおっしゃったあと、きよしさんはそう言い添えられたのです。
「僕はそんな思いを言葉に乗せてお届けしたい。それが僕の使命だと思っています」
 
愛とロマン、そして真心いっぱいの「きよしこの夜Vol.13」。
今年1年分のきよしさんからの”ありがとう”の思いが込められた”おもてなし”の心を随所に感じて、最高に幸せな時間を過ごさせていただきました。
18日の夜の部に参加しました。
以下は思いきり内容にふれるものですので、ご了解のほど。
また衣装やセットなど記憶のままに書かせていただきましたので、記憶違いなどあるかもしれません。
お気づきのことありましたら、コメント欄から教えていただけると幸いです。
  
待ちに待ったオープニング。
皆さまはどの曲を唄ってくださると予想されていましたか?
わたしはもしかしたら「満天の瞳」かしら? と思っていたのですが、幕が開いてのあまりにも予期しない風景に、一気に何を唄ってくださるのかわからなくなったのでした。
 
幕が開いたと思ったら、舞台中央に光るキャッツアイ。
何かしら?
とじっと見つめてみると、近未来を思わせるエナメル加工された黒(あるいは濃紺?)のスキンスーツを身にまとったきよしさんが闇に溶け込むようにして客席を見つめていたのです。
キャッツアイタイプのアイウェア(メガネ)には電飾がびっしりと施され、ボディに描かれた何本かのラインと手袋が黄色の蛍光色でした。
さて、流れてきたのは?
そうなんです。
「満天の瞳」のイントロでした。
きよしさんはアイウェアをはずして右横のスタンドに置くと、右こぶしを高く勢いよく掲げながらイントロに合わせてステージ前方へと進まれました。ちなみにマイクカバーは黒だったかと思います。
ステージ上部の左右に3つずつ飾られていたに大きな星が瞬き始め、きよしさんは国際フォーラム・ホールAという巨大な空間にあって、その全身がまるで豹のようにしなやかに躍動したのです。
従えていた同じ衣装を身にまとったダンサーさんたちの手袋は片方だけは黒、バク転までしてくださって、オープニングは俄然盛り上がったのです。
お越しいただいたすべての方に自分の歌を、そして心を届けたい。
今年1年の感謝の思いを、歌声に乗せて、届け、届け、届け!!
オープニングの「満天の瞳」の熱唱からは、そんなきよしさんの心の声が聞こえてくるようでした。
 
舞台は暗転。
舞台後方スクリーンに真っ白なスーツ姿のきよしさんが映し出されます。
きよしさんの広げた手のなから「きよしこの夜」のタイトルロールが飛び出し、森林の木々に雪がしんしんと降りかかるのでした。ロマンチックなクリスマスの予感...。
と思ったら、赤いベレー帽をかぶったきよしさんがスクリーンに。
チェックのシャツに赤い蝶ネクタイ、黒の半ズボンに黄色のサスペンダー、白のハイソックスに黒のローファーという、かわいらいしい男の子の出で立ちでした。
ここで「きよしの Merry X'mas」のインストロメンタル演奏とともに楽しい夢の国の映像が流れます。
プレゼントボックスやクレイでできたカラフルな建物や、植物、人形、そして動物たち...。
そのプレゼントボックスのひとつのふたを開けると、中からココアちゃんとミルクちゃんが飛び出してきます。
ふたり(とあえて言わせてくださいね)は、お手をしたりかわいい仕草で場内をわかせてくれたのですが、スクリーンに、"カワイイ!!”というきよしさんの心の声が文字で表されると、またまた大爆笑でした。
そして司会の西寄ひがしさんが運転する汽車がやってきて、きよしさんはココアちゃんとミルクちゃんを抱いて乗車します。
行く先は”15周年”。
いくつもの車両がつらなっていたので、わたしたちも乗せさせていただけるでしょうか?
 
ここで、スクリーンから飛び出してきたかのようなきよしさんが登場。
サンタさんとトナカイさん、そしてダンサーさんを従えて唄ってくださった、「きよしの Merry X'mas」に心が華やいでウキウキとしてきました。
きよしさんは赤いベレー帽以外は映像と少し違ったアレンジで、白いシャツ、緑色の半ズボンに赤いサスペンダー、羽織っている黒系のチェック柄のジャケットは縁取りとボタンがマスタードイエローでした、赤いローファーを履き、大きなテディベアのぬいぐるみを抱えて、胸には赤いチューリップの名札に”きよし”と書かれています。
えっ? ということはきよしさん、幼稚園生なのかしら(笑)。
そんなかわいらしいかっこうのきよし少年なのですが、
続いての「きよしこの夜」での歌声は甘く切なく、一気にロマンチックな世界へと惹き込んでくださったのでした。、
そして、天からスルスルと降りてきたブランコにテディベアを抱いてすわり、ブランコに揺られながら、「キヨシこの夜~Angel of mine」を唄ってくださったのです。
ブランコを吊るロープが照明で目隠しされていたので、ブランコがまるで宙に浮き上がって見え幻想的でした。
わたしは、その甘やかな歌声にうっとりとさせられて目がうるうるとしてくるのを感じていたのです。
この曲を聴くたびに、わたしは氷川きよしという歌手に魅せられ続けてきました。
あえて真っ白ではなく”真白(ましろ)”という言葉を使いたくなるような、あの清新さはどこから生まれてくるのかしら? そしてどうして時を経ても少しも手垢がつかず、変わらぬ”真白さ”を感じさせてくださるのかしら?
また今年もそんな思いがわいてきて...。
でもそれは永遠の謎。
だからこそ魅せられ続けているのでしょうね。
 
きよしさんの熱唱の余韻が残っているところに、
「お楽しみのところ、申し訳ございません」
と絶妙のタイミングで申し訳なさそうに西寄さんが登場されました(笑)。
この日のために新調されたグレーのスーツ、蝶タイとフリルの付いたポケットチーフはワインレッド。左胸にはラインストーンのブローチ。
よくお似合いと思ったら、
「作ったばかりの衣装ですが、パツパツです」との弁(笑)。
今日も”それなりの司会者がお贈りします”なんておっしゃっていたわれらが西寄ひがしさん。
もちろんわたしたちファンの中では宇宙1の歌手、”氷川きよし”にふさわしい、宇宙1の司会者でございます。
今年も1年間、最高の司会をありがとうございました。
 
続いて、”東海道名曲の旅”と題して、股旅ものが続きます。
三度笠に縞の合羽、紺の脚絆に足は素足に草履、合羽からのぞく黒地の着物は左袖と裾に赤い小花(あるいは南天でしょうか?)と緑の葉が流線のように描かれ、その裾を粋に端折っています。白い猿股をはいていらっしゃいました。帯は光沢のある白地に細かな縦縞の細帯。
きよしさんは三度笠をはずして、
「箱根八里の半次郎」
合羽を脱いで、
「きよしの森の石松」
「大井追っかけ音次郎」
と鮮やかに軽やかに唄われ、
着物の裾をおろして、「きよしのニッポン音頭」を声高らかに唄ってくださいました。
前半では箱根宿の映像も流れて風情が漂って盛り上がり、わたし、久々に聴く「きよしの森の石松」には新鮮さを感じたのです。
生き生きとしたきよしさんの歌唱を聴いていたら、石松さん、お元気かしら? なんて(笑)。
 
舞台が暗転するたびにきよしさんが小走りに舞台袖に戻っていらっしゃるのがうっすらと見えます。
きっと早替わりの連続なのでしょうし、もしかしたら楽屋が遠いのかもしれませんが、息つく間もないスピーディーさに感じられたのでした。
続いて「きよしのドドンパ」を様々なバージョンにアレンジしたインストロメンタルが演奏されるなか、スクリーンには、アメリカンコミック風の画像の中に、パリのギャルソン姿のきよしさんが実写で登場。
赤いエプロンに赤いリボンタイ、黒縁メガネをかけています。一生懸命働いているきよしさんの姿に、「月が笑ってる」のDVDを重ねていたら、
続いては「月が笑ってる」でした。
ピンク地のシャツにブルーのサテン地のベスト、パンツ、シャツのカフス、リボンタイにはピンク地にブルーのストライプが入っています。
変形ダイヤ型の帽子はブルー地にストライプのリボンがからめてあり、右手にはカップ&ソーサーを乗せたステンレスのトレーを持っていますが、唄い終えると、危ないっ! トレーを落とすふりをされたのでした(笑)。
続いては「カラスの口紅」。
帽子をとり、トレーをはずして(トレーの下に手をはめるバンドがちゃんと付いているのです)唄われ、バックにはこの日のために作られたアニメが流れたのですがとてもかわいくて面白くできていたので、この日のためにこれだけのものを作られたなんてその贅沢さにも驚かされたのです。
 
ここまで10曲。いずれも熱唱でしたが、ここで、
「ご挨拶が遅れて失礼いたしました」
とオープニングトークとなりました。
きよしさんは来場のお礼をおっしゃってから、日本有線大賞についての話題になると、
「スタッフに”2年連続はないよね”と言ったら、皆”うん”って言っていたので、いただけるとは思っていなかったんです。発表されるときはどなたが選ばれても笑顔でと、にこっとしていたら僕の名前が呼ばれたので、
”えっ、あたし?”みたいな(笑)。
皆さんを代表していただいた賞だと思っていますので、まだまだがんばります」
そして皆で一緒に万歳をさせていただきました。
 
途中から登場された西寄さんを交えてのトークはさらに盛り上がり、明年15周年を迎えることについては、
「早かったですなあー。
今年は皆さんの真心に支えられて唄わせていただいて、何とかスタートラインに立たせていただいた14年目だったんですよね。
また初心に戻って襟を正して唄っていきたいと思います」
と、思いを言葉にしてくださったのでした。
 
スクリーンに日本地図が映し出されて、今年1年のコンサートツアーのリスト(明治座さんでの座長公演含む)が流れました。
ツアー日数は60日。今回の「きよしこの夜Vol.13」の2日間を加えると62日間。
スクリーンに6月の明治座さんでの座長公演の画像が映ったのですが、きよしさんがトークに一生懸命になっておられたので、トークのあと、もう一度あらためて平次の画像を映し出してくださって、きよしさんと一緒に見させていただきました。
きよしさんが、
「どこがいちばん思い出深かったですか?」と西寄さんにお訊ねになると、
西寄さんは「全部」とお答えになったのですが、
そんな西寄さんに、「僕にも聞いてください」ときよしさんはわざわざおっしゃったのです。
”えっ、そうなんですか?”という感じで西寄さんがきよしさんに聞いてくださると、
「全部!」ときよしさんはお答えになったのでした(笑)。
なんてお茶目でかわいい方なんでしょう。
こういう何気ないやりとりにこそ、そのお人柄を感じますよね。
 
さらにこれまでのコンサートの思い出に話題が発展すると、
きよしさんはかつての”ふれあいコーナー”での思い出を話されたのです。
ご主人がご病気で亡くなられる前に、”自分がいなくなっても、きよし君についていけば大丈夫だから”と言われたことをそのコーナーでお話しくださった方がおられたことを今回あらためて語られて、
「そんなふうにその方にも、亡くなられたご主人にも思っていただいて、ただごとではないなあと感じました。
僕は、そんな皆さんの思いに”倍返し”でお応えしていきたいですよね」
きよしさんはしみじみとそうおっしゃっていました。 
そういえば今年話題になったドラマ「半沢直樹」でのキメ台詞の"倍返し”が流行語大賞に選ばれましたが、わたしたちにしてみれば、きよしさんが「箱根八里の半次郎」の3コーラス目で「♪積る不幸は倍返し」と唄ってくださってきたので、何を今さらというくらい(?)なじみ深い言葉でしたよね(笑)。
 
そして、”昭和の名曲コーナー”ということで、
「青い山脈」、「港町十三番地」を唄ってくださいました。
西寄さんが、
「『青い山脈』から参りましょう!」
と曲紹介をされると、
「ちょっと待ってー」
ときよしさんが突然、おっしゃったのです。
なんと、今日は特別な日なので指揮に挑戦されるとおっしゃって、指揮者の先生からタクトをお借りしたのです。
大丈夫なんでしょうか? と心配する西寄さんに、
「慣れとる!」
と博多弁で答えつつ、
「僕は前世、指揮者だったんです」
とさらに涼しいお顔でおっしゃって、藤林さんに向かって合図を試みたのです。
あれ、かみ合わない?
藤林さんは笑っておられました(笑)。
大丈夫かしら? なんておこがましくも思っていたら見事に演奏が始まって、きよしさんはイントロの部分を指揮されると、そのあとは歌唱に専念されたのでした。
ワンコーラス目を唄い終えるとセーラー服姿のダンサーの方たちが上着を持ってきてくださって、パンツと同じピンク地にブルーのストライプ地のジャケットを羽織られたのですが、このスーツもとても素敵でした。
「港町十三番地」では、マドロスさんに扮したいなせな西寄さんが舞台後方を横切られたので、きよしさんも目を丸くされていたのです(笑)。
そして、今年前半の勝負曲である「しぐれの港」。
その圧巻の歌唱にわたしは圧倒されて、「HKのど自慢」の思い出など個人的な思い入れもあってなのかそのへんは自分でもよくわからないのですが、その歌声がしみてしみて、気がついたら泣いていました。
何でこの世にこんなに素敵な人がいてくださるのかしら? 
またもそう心から思った瞬間でした。
 
ここで西寄さんの情熱トーク。
「陽春」のインストロメンタルが流れていました。
「氷川きよしは、全国のファンに皆さんのおかげで最高の年末を迎えることができました。
全国を回らせていただいて一期一会を大切に1曲1曲、皆さんの心に届くようにと、1日、1日、1年、1年、この14年間、その繰り返しでした。
そしてどんなときも妥協せず、常に新しい発見があるのです。
それこそが氷川きよしが14年間、歌謡界のトップランナーとして走ってこられた所以だと思います。
一緒に全国を回らせていただいて感じたのですが、陰ながら氷川きよしを応援してくださっている皆さんが全国各地にいらっしゃるんですね。
どうか、皆さんの拍手と笑顔と声援で氷川きよしの15周年の花道を彩っていただけますように」
西寄さん、これでどこがどうしたら、”それなりの司会者”なんでしょう?
皆さま、奥ゆかしいにもほどがありますね。
宇宙一の司会者、西寄ひがしさん、
”氷川きよし”の熱唱にふさわしい、真心いっぱいの言葉の花をたくさんたくさん添えてくださってほんとうにほんとうにありがとうございます。 
 
そして、 
"氷川節 名曲饗宴”(”キョウエン”はこの表記で良いのでしょうか?)
きよしさんは白地の着物に、抹茶色の袴をお召しになって、颯爽と登場されました。
風林火山ののぼりと、鎧が炎に揺らめく画像がスクリーンに映るなか、きよしさんの詩吟がながれて、
唄ってくださったのは、
「武田節」でした。
「一剣」
「大利根月夜」
「番場の忠太郎」
「白雲の城」
と大曲を見事に唄い上げたその歌唱、そして雄々しく凛々しいそのたたずまいは”氷川きよし”の14年間の集大成のようにも思え、感動で胸熱くなったのです。
ここまでで18曲になるでしょうか。
フィナーレとなりました。
 
幕が降り、きよしコールがおこりました。
すると幕がスルスルと上がって、スクリーンにモノトーンの映像が映し出されました。
ひらひら、クルクル...。
白い花びらが舞い落ちていって、眠っているきよしさんの身体に降りかかるのです。
きよしさんは真っ白上着とパンツをお召しになっています。
その中にひとひら真っ赤な花びらがと思ったら、その花びらがきよしさんの胸の上に落ちました。
するときよしさんが胸で組んでいた両手の指先が動き出し、パッと目があいて、目覚めるのです。
尚もはらはらと舞う花びらがちょっぴり色づいたかなと思って見ていると、画像は白い羽へと変わっていきました。
きよしさんはすっと何かの力に引っ張られるように起き上がって、その両手を広げると、真っ白な翼が背に、そしてその翼で羽ばたくのでした。
ふわふわと白い羽が舞い落ちる映像が流れる中、純白のロングコートを着用したきよしさんが登場され、
「幾千もの祈り」を唄い出されたのです。
舞い落ちる白い羽の映像が映し出されるスクリーンの背後には星の電飾がまたたいています。
美しく舞う白い羽、そしてまたたく星々...。
きよしさんは、まぶしいほどに美しく輝き出していきました。
その歌声は"氷川きよし”の命そのもの。
生きとし生けるものへの命の、そして愛の賛歌でした。
ただただうっとりと聴き惚れていたのですが、突然、純白の大きな翼がきよしさんの後ろに現われたのです。
きよしさんはその翼を自らのものにされたように、ゆったりと羽ばたせながら唄ってくださる姿を見ていたら、その翼がきよしさんの愛の結晶のように思えてならなかったのです。
きよしさんはマイクを両手で抱えて、手を合わせるかのようにされ、3コーラス目の後半は目を閉じて唄っておられたかと思います。
まつげが美しい影を作り、そのまぶたがふるえるようにも見え、そんなきよしさんの姿に、ただただ一心に皆の幸せを祈ってくださっているのだと、なぜだかそう感じていました。
 
続いてスクリーンに夜空と満月が映し出され、きよしさんは階段を降りてこられ、
「櫻」を唄ってくださいました。
わたし、「櫻」をとても聴きたかったけれど、この流れで聴かせていただけるとは思っていなかったのですが、きよしさんはここで唄いたいと望まれで実現したのであろうことを感じて、その思いにも感動していたのです。
きよしさん、わたし、「櫻」をとても聴きたいと思ったのだけど、きよしさんも唄いたいと思ってくださったのでしょう? 勝手ながら思いは一緒と感じて幸せな気持ちになったのでした。
 
「ああー、やっとここまで来れました(笑)」
きよしさんは「櫻」を唄い終えると、そうおっしゃいました。
15周年への思いを語ろうと、”わたくしごとですが”と前置きされて、
「すべては”わたくしごと”ですね(笑)」
とはにかんでおっしゃったのですが、きよしさんの”わたくしごと”こそ、わたしたちにとって何よりも大切なことだって、きよしさん、わかってくださっているのかしら、もう!
 
きよしさんは、
「心ある皆さんに支えていただいて今日まで唄ってくることができました。
来年は15周年に突入します。
皆さんのお心に届くような歌をこれからも唄ってまいります。
どうかどうか、これからも、氷川きよしをよろしくお願い申し上げます」
きよしコールが起こると、
”皆さんコール”を重ねてくださったあと、きよしさんは突然一緒に、”きよし! きよし!”ときよしコールをしてくださったのでした。
きよしさんと一緒に”きよしコール”をさせていただけたなんて、こんなこともしかして初めてかしら?
筋書きのないこの展開に、またも、きよしさんの熱い感動と、温かな真心を感じて、きよしさんのことがたまらなく愛しく思えて、ギュッと抱きしめたい思いでいっぱいになったのです。
 
「それでは、皆さん!」
きよしさんはそう言いかけて、
「皆さん、皆さ~ん?」
客席に向かって数度呼びかけられたのでした。
もしかしたら、(もしかしなくても?)きよしさんこそが5000人の誰よりも、お別れを名残惜しく思われたのかもしれませんね。
そんな気がしてなりません。
客席から大きな大きな声がたくさん返ってくると、きよしさんはにっこり微笑まれて、最後の曲になったことをおっしゃったのです。
「きよしのソーラン節」
そして「きよしのズンドコ節」でした。
純白のロングコートを脱ぎ去ると、鮮やかなアクアブルーのスパンコールのロングジャケットと、鮮やかなブルーのパンツ姿。
シャツは白のスタンドカラーで、ネクタイもジャケットと同じアクアブルーのスパンコール。そのジャケットの襟は薄い水色のサテン、ベストは白の細かなスパンコール、靴は白のエナメルでした。
フランス宮廷風の衣装を身にまとったダンサーさん(女性は金髪のロングウィッグ!)を従えての華やかな大エンディング。
 
ああ、これが今、現在の”氷川きよし”のすべて。
そのすべてを好きにならずにいられない。
そして愛さずにはいられないのです。
この日、きよしさんからいただいたすべてを自分なりに受け止め、抱きしめるような思いでそう感じたのでした。
 
ところで、最後にどうしても書きたいことがひとつあるのです。
それは西寄さんとのトークのときのことでした。
西寄さんの方を向き直って数歩歩まれたときに、きよしさんが
「あれ、何だか見たことのある風景と思ったんだけど、そうだ昼の部があったんだった」
と真顔でおっしゃったのです。
そのくらい、今現在の一瞬一瞬のことに集中し、無心になっていらっしゃるということなのでしょう。
わたし、その間のきよしさんのお顔をずっと見つめていたので、なおさらそう感じたのかもしれませんが、恐るべき’とあえて言わせていただきます)集中力と、いつでもまっさらな気持ちでものごとに臨む姿勢にわたしはしみじみ驚き、そして感動したのです。
もう、また惚れ直しちゃいます。
これ以上好きになったらわたしどうなるのかしら? 
困ってしまいます。 
なんて、最後に浮かれて失礼致しました。
さて、皆さま、19日もありがたいことに夜の部に参加させていただきます。
セットや演出など、この記事に書ききれないことも多々ありましたし、自分で判読が難しいほどの書きなぐり状態のメモをと記憶を頼りに書かせていただいたので、記憶違いなど、気づいたことは今夜、修正していきますね。
 
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昨日、空っぽだったボードには、きよしさんのコンサートの告知がセットされていました。
 
そして、地階のレストランには恒例の”氷川きよし specialコンサート きよしこの夜~ 応援メニュー”が登場していました。
 
 
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歩きながら写メしたので画像が手ぶれしてごめんなさい。
ところでボードのデザートのところに”氷川きよしの大好きなアップルパイ付”と書かれているのですが、
お店の方が、以前、きよしさんが出演された「食わず嫌い」でのことを覚えていてくださったのかしら?