皆さま、昨夜の「NHK歌謡コンサート」ご覧になりましたか?
オープニングの松平健さんの「マツケンサンバ」の豪華絢爛さに目も眩む思いの中、出演者の皆さんもシルバーのフリンジが付いたバトンを手に手に携えて登場されて、きよしさんも軽やかにステップを踏まれていましたね。
楽しい幕開けに、すっかり心踊る思いになったところで、きよしさんが「一杯のコーヒーから」を唄われましたが、その直前、向かってきよしさんの右隣の布施明さんと左隣の大沢桃子さんそれぞれがきよしさんのバトンを受け取ってくださろうとして譲り合われ、大先輩の布施さんが受け取られて...。
そんな何気ないやりとりも微笑ましく見させていただいたのです。
きよしさんはステージ中央へと歩まれ、「一杯のコーヒーから」を唄ってくださって、一気に清々しい気持ちにさせていただきました。
うっとりするようなコーヒーの香りが鼻をくすぐって、心地よいほろにがさを感じたのです。
 
4月からそれまで「NHK歌謡コンサート」の司会を務められた小田切千アナウンサーに代わって高山哲哉アナウンサーが新司会者になられ、新コーナーも設けられて、新生「NHK歌謡コンサート」という感じですね。
今回は前説からしてユニークでした。
舞台監督さんの誘導で拍手の練習をしていたのですが、出演者の紹介ということで、50音順に名前を読み上げると、当然ながら、きよしさんのところで大きな歓声と拍手が起こりました。
その様子に、
「思ったとおりの反応でした(笑)」
とその女性の舞台監督さんはおっしゃって、さらに、
「皆さん、ある方のファンですね?」
なんておっしゃったものですから、一際大きな拍手が起こったのです。
でも皆さま、そんなこと聞かずとも目を見ればすぐわかりますよね(笑)。
 そして高山アナウンサーが登場されました。
 「私、NHK始まって以来の、皆さんに育てていただくタイプのアナウンサーです」
とご自身のことを紹介され(笑)、さらに、
「タカヤマ テツヤ、タカヤマ テツヤ、タカヤマ テツヤでございます。別に何かに立つわけではありませんが(笑)」
と、ご自身のお名前を連呼されたりして、その一生懸命さが伝わってきました。
 
そしていよいよ本番となったわけですが、歌唱の時はもちろんのこと、舞台下手のボックス席にすわっておられるきよしさんの姿を見ていたら、とても幸せな気持ちになったのです。
NHKホールという大きな空間にいるのに、なぜだかきよしさんの存在をとてもとても近くに感じられて。
待機されているときには、お隣の大川栄策さんがきよしさんに話しかけてくださって、お話がはずんで楽しそうな様子に見えたのです。
そして、他の出演者の方が歌っておられると、その歌を一緒に自然と口ずさんでおられるきよしさんに、きよしさんてほんとうに歌がお好きなんだなあ、唄うことが楽しくて幸せなんだなあと感じて、こちらまで幸せな気持ちにさせていただきます。
きよしさんは番組後半で「しぐれの港」を唄ってくださいましたね。
迫力の歌唱に切なさがにじんで、ああこれが男のロマンというものなのかしら?
きよしさんの歌声にすっかり酔いしれてそんなことを思っておりました。
 
終演後の”プレゼントタイム”(高山アナウンサーがそうおっしゃっていましたが、この響き好きになってしまいました)では、森山愛子さんが「約束」、大沢桃子さんが「ハマギクの花」を唄われました。
森山さんは今月、毎週1曲ずつ「昭和の名曲」に挑戦されてきましたが、毎回放送前に師匠の水森先生にレッスンをしていただいたのだそうです。
大沢さんは岩手県のご出身。少しずつ復興していくふるさとの話題になって、
「ご支援をありがとうございます」
と、地元を代表するようにていねいにお礼をおっしゃった言葉が心にしみました。
曲に歌われているハマギクが大好きなお花だということで、花言葉を教えてくださったのですが、
「逆境に立ち向かう」
というものだそうですが、唄ってくださった「ハマギクの花」、とても素敵な歌でした。
 
さあお2人の歌唱が終わると、高山アナウンサーが登場されて、期待で弾けそうな空気の中、
「それではお待たせいたしました。氷川きよしさんです!」
いっそう大きな声でそうおっしゃいました。
客席が一気にヒートアップする中、きよしさんはサーッと静かに舞台に登場されたのです。
高山アナウンサーは以前、「ポップジャム」の司会を務められておられたそうで、その時の空気を、この日のきよしさんへの歓声をお聞きになって思い出されたということでした。
きよしさんは、客席に向かってお辞儀をされ、さらににこやかに手を大きく大きく振りながら、
「世界一...、宇宙一の皆さんです」
とおっしゃってくださったので、私、もう天にも昇る夢心地になったのです。
きよしさんの優しい心を感じて...。
そして私たちの思いがきよしさんに伝わって、きよしさんががっしりと受け止めてくださったことをその言葉から感じたのです。
すると、拍手の大きさだけでなくその思いを感じますね~というようなことをおっしゃってくださる高山アナウンサーに、きよしさんはうなずくように、
「熱い拍手です」
とおっしゃったのです。
そして、
「ほんとうに幸せです」
と。
そんなきよしさんの言葉と笑顔に胸がいっぱいになりました。
 
そして「第4回HKのど自慢」のインフォメーションを高山アナウンサーがしてくださると、
「僕もその大会になると、皆さんの歌声を聴かせていただいて、勉強させていただいています。
皆さんの歌声に人生の渋みや、歩まれてきた人生、渡り歩かれてきた(笑)人生を感じるんです。
歌はその方の心の内面が出ますから。
皆さんの歌を聴かせていただくとあったかい気持ちになりますね」
きよしさんはそんなふうにおっしゃっていたかと思います。
歌の天才であるきよしさん、私たち以上に歌声からさまざまなものを感じ、酌みとっておられるのでしょうね。
きよしさんのそんな言葉に、「第1回HKのど自慢」の時に、水森先生が皆さんの熱唱に感動されて、
「皆さん、氷川きよしを愛してくださってほんとうにありがとうございます」とお礼をおっしゃっておられたことを思い出しました(参加していないので新聞の記事で知ったかと思います)。
ファンの歌声からは、やっぱり”きよしさんへの愛”が伝わるのでしょうか。
歌声のよしあしは横に置いた上で申し上げるなら、私の唄う「しぐれの港」はきよしさんへのラブソングになってしまうのかしら?
きよしさんひとすじ、愛ひとすじ、そんな「しぐれの港」が唄えたら...(きゃあ、自分で言っていて照れますなあ)。
でも、それができたら、上手には唄えなくても幸せな気持ちになれそうですね。
目下練習中の「しぐれの港」の私なりの目標が見えてきたのでした。
 
そして、そこできよしさんの方から、5月9日に放送される「ごきげん歌謡笑劇団」のインフォメーションがありました。
「僕、出演しています。5月9日です」
ときよしさんがおっしゃったところでだったでしょうか?
高山アナウンサーが、
「先ほどから私の方を見てお話ししてくださっていますが、あの、皆さんが前を向いてほしいと(汗!)」
そんなふうにおっしゃったのです。
舞台袖に高山アナウンサー用の小型モニターがあるそうですが、そのモニターできよしさんのまなざしを見ていたら、ドキドキしてしまったことをお話ししてくださって、
「氷川さんのまなざしには、女性だけでなく男性でもドキドキします」
とおっしゃる高山アナウンサーに、
”そのお気持ち誰よりもわかりますとも!”と言わんばかりの”熱い拍手”が起こりました。
ところが当のきよしさんはといえば、”えーっ、そうなの?”という感じで驚き、恐縮されていたのでした(笑)。
きよしさんは、ご自分の魅力の威力をご存知なさすぎですよね。
 
高山アナウンサーがお話の中で”このまなざし”というようなことをおっしゃったのを受けて、きよしさんはドライアイの話題をされました。
「僕は唄う時に、まばたきしないので、目が血走っちゃって(笑)」
会話の流れから高山アナウンサーに、
「ドライアイ、大丈夫ですか?」
とおっしゃったかと思います。
言葉だけでなく、きよしさんの優しい気持ちが伝わったのでしょうね。
”優しい...。”
高山アナウンサーはつぶやくようにそうおっしゃってから、
「私の心配までしてくださってありがとうございます」
と嬉しそうに恐縮されていたのです。
そんな心優しく一生懸命な高山アナウンサーに何だかじんときてしまいました。
きよしさんは「きよしのズンドコ節」を唄ってくださいました。
熱く優しい歌声に包まれて、
シアワセ~。
私、世界一の幸せ者です。
ところで、あまりに舞い上がっていた私、今この記事を書いていてその時のきよしさんの衣装が思い出せないのです。
歌声もまなざしも深く焼き付いているのに!
番組での「しぐれの港」での衣装のままでしたでしょうか?
私、一体きよしさんのどこを見ていたのでしょうね。
お恥ずかしいです(汗!)

※お友達から、「しぐれの港」の衣装でしたよとフォローしていただきました。
ちょっぴり安堵しました。
 
終演後はお友達と出待ちをさせていただきました。
そう、このひとときのために、仕事がんばれたのです。
歓声と共にきよしさんを乗せた車が走り出してくるのが見えました。
「なんだかとってもゆっくりに感じない?」
お友達と目を合わせてにっこりしました。
揺るやかなスピードで走る車...。
後部座席にすわったきよしさんは窓を開けてペンライトを振ってくださって...。
こぼれるような笑顔が私の視界に飛び込んできて、その瞬間、左右に振られていたきよしさんのペンライトがグルグルグルっと勢いよく回ったような気がして(妄想&願望ですね!)、嬉しくなったのでした。
この日、きよしさんを乗せた車は、ゲートを右折して、渋谷公会堂から税務署のほうへと走って行かれたのですが、きよしさんはファンが見送っているであろうこちら側に向かって、見えなくなるまでペンライトを振ってくださっていたのでした。
 
きよしさんのおかげで幸せな、幸せな夜になりました。
 
 
さて、きよしさんは今日24から二日間、愛知県芸術劇場でコンサートですね。
参加される皆さま、最高に素敵で幸せな時間をきよしさんとお過ごしくださいませ。
 
私は29日の練馬文化センターへのコンサートに向けて、仕事がんばります!

それから現在発売中の「週刊朝日」の表紙は、素敵なきよしさんですね。
もうご覧になりましたか?
5月下旬には同誌にきよしさんのロングインタビューが載るそうで、
「乞う、ご期待!」と、記者の方からの嬉しいメッセージが添えられていました。
楽しみですね。