皆さま、こんばんは。
NHKホールで行われた「第42回日本農業賞 記念イベント」に行ってきました。
原宿駅からNHKホールに向かう道々、砂ぼこりが激しく舞っていたので黄砂とばかり思っていたのですが、そうではなく砂嵐だったそうですね。夜になって知りました。
でも、もちろん、砂ぼこりであっても嵐であっても、きよしさんに逢える幸せのおかげで何の苦にも障害にもなるはずもありません。
 
さて第1部は”第42回日農業賞表彰式”、第2部が”大地の恵み 歌謡ステージ”でした。
入場時にパンフレットをいただき、その中に曲目が書かれていたので、きよしさんがどの曲をどの順番で唄ってくださるか、心の準備は一応万全のつもりだった私です。
 
今回、前夜開催され生放送された「震災から2年“明日へ”コンサート」の舞台セットをそのまま使用することを、司会の永井伸一アナウンサーが説明され、さらに
”生放送をご覧になった方にはご存知のあのセットで、昨夜よりさらに熱いステージを繰り広げましょう!”
と、そんなふうにおっしゃったかと思います。
今回のステージはNHKラジオ第1で3月16日(土)午前9時5分から9時55分の予定で放送されるそうで、テレビ放送の予定は今のところないようでしたが、舞台中央に巨大なステップがあり段数は30段ほどあり、そのステップにさまざまな色や風景が映し出され、華やかなものだったのです。
ところでこの農業賞表彰式の司会を5年にわたって務められてきた永井アナウンサーは名古屋放送局に転勤されることを、前説の時にお話しされていましたが、春はどこも異動の季節なのですね。
そしてステージの最後に、新沼謙治さんの「嫁に来ないか」の後半を皆で唄うということで練習したのですが、その部分の音出しが何度やってもうまくいかなくて、ディレクターさんがカラオケなしで唄って皆で練習するという展開になりました。 
第1部が終了後、10分ほどの休憩があり、第2部の”大地の恵み 歌謡ステージ”のコーナーとなりました。
 
オープニングはきよしさんで、「きよしのズンドコ節」でした。
きよしさんがステージに登場すると、表彰式ではだだっ広く感じられた空間が明るく活き活きとした空気に満たされていくのを感じたのです。
ざっと見たところ1階席と2階席のセンターは農業賞関係の方たちが座っていらっしゃるので、きよしさんファンのペンライトはそれ以外のエリアにきれいに固まっていて、関係者の方を包み込むように分布(?)していました。
歌謡ステージでは永井アナウンサーと共に大桃美代子さんが司会を務められたのですが、大桃さんは星のようにまたたくペンライトをご覧になって、感動してドキドキされたことをお話しされていました。 
きよしさんは昨年の「年忘れにっぽんの歌」で着用されていた赤いベルベットのスーツのジャケット(ですよね)を着用されていました。このジャケットは襟は黒、袖のボタンも黒5つ。蝶タイはとも布。ポケットチーフは黒。
シャツは白で細かなピンタックが縦に織り込まれ、襟はウィングカラー。ボタンはスワロフスキー。
パンツとカマーバンドは黒のサテン。靴は黒のエナメルでした。
セットの照明とステップはオレンジを基調としたグラデーションに変わり、きよしさんの明るく力強い歌声に場内が一気にわあっと盛り上がったところで、他の出演者の皆さんも登場されました。
 
下手から永井アナウンサー、大桃さん、きよしさん、新沼謙治さん、長山洋子さん、大泉逸郎さんの順番で舞台に立たれ、オープニングトークとなり、きよしさんはここでもハイテンション。右手を挙げて、
”農業に関心あります!”とおっしゃったのです。
ご自身の家庭菜園について、”語ると30分くらいになってしまうところを1分で”と前置きされて(笑)、
「なすび、トマト、レタス、クレソン、コリアンダー、ミント、とうがらし...。今思い出せないっ」
とおっしゃった後、再び、
「ゆず、みかん、橙、レモン、金柑、桃、柿、さくらんぼ...」
と作られたことのある作物の銘柄を並べられたので、永井アナウンサーに、自分の畑を持っているのですか? と聞かれたきよしさん、
「いえ、猫の額みたいなベランダです(笑)」
と答えておられました。
きよしさんの”さくらんぼ発言”に、山形のさくらんぼ農家を営まれている大泉さんが反応されて(笑)、さくらんぼに挑戦したものの、花だけだったというきよしさんに、”それはベランダだから”と大泉さんがおっしゃって、お2人の間で楽しい”さくらんぼバトル”が繰り広げられたのです(笑)。
 
長山さんが「捨てられて」、新沼さんが「津軽恋女」を唄われると、生産者を応援するコーナーになり、きよしさんは大泉さんと一緒に”生産者応援団”として、衣装をチェンジされて登場されました。
オープニングの衣装の赤いジャケットを昨年の「輝く! 日本レコード大賞」で着用されたゴールドのジャケットに。襟は黒。蝶タイも黒、袖口のボタンも黒。ポケットチーフは赤でした。
きよしさんは日本農業賞で、特別賞を受賞された越戸きのこ園のご夫妻の応援団でしたが、
”しいたけはお好きですか?”ととわれると、
「大好きです。オーブントースターで焼いて、塩をふって、レモンをかけていただきます。ちょっとぜいたくですがかぼすをかけたら最高ですね」
と、そんなふうにお答えになっていたかと思います。
きよしさんが越戸きのこ園さんのしいたけを食してみたいと、とても興味を持たれている様子に、ご夫妻が「お送りします」と言ってくださったのです。すると、きよしさんは恐縮されて、”ちゃんとあれして”なんて答えておられました。
ここでクイズとなり、ご主人お手製の道具は何に使うものかをあてるというものでした。
答えはここでは書きませんが、きのこの成長にはさまざまなショックを与えることも必要だというお話に驚きました。
このコーナーの後、大泉さんが「孫」を唄われ、続いてはきよしさんでした。
きよしさんはステージ上手側ステップの中段から登場されて。
ここで唄ってくださったのは、
「櫻」でした。
セットが薄紅に染まり、ステップにはらはらと花びらが散り、きよしさんの作り出す幻想的な世界が広がっていきました。
 
続いてもう2組が登場されて、同じように応援とクイズをされ、
長山さんが「じょんがら女節」、新沼さんが「ふるさとは今もかわらず」を唄ってくださいました。
 
次のコーナーでは生産者の方と応援者のきよしさんたちが一組になって、クイズに挑戦。
あるクイズの答えを”にんにく”と回答されたきよしさん、ボードに
”にんにく”という文字に、にんにくのイラストを書き添え、さらに、
”氷川きよし”
とていねいに署名までされていました。
 
きよしさんは「しぐれの港」の衣装である黒いスーツで登場され、足もとは光沢を抑えた黒革の靴に変わっていました。
きよしさんがご一緒された越戸きのこ園の奥様があまりお話しされていなかったので、永井アナウンサーが、”何かおっしゃることは?”とお声をかけられたのです。
”どうしましょう?”
という感じで奥様が逡巡されると、きよしさんが”大丈夫ですか?”というように奥様のお顔をのぞきこまれるように見つめられたのです。
すると、
「大好きです」
奥様はきよしさんを見つめて、小さなお声でそうおっしゃったのでした。
そんな大胆発言にもお隣にいらした素敵なご主人は微笑んでおられましたが、
きよしさん、あのシチュエーションではまったく予期していなかったと思われる奥様のお言葉に少し照れた様子で、”(そんなこと言って)お2人はラブラブでいらっしゃるんでしょう?”なんておっしゃっていたのです。
その奥様のお気持ち、わかります。
きっと思わずこぼれてしまった言葉なのでしょう。
以前、握手会できよしさんの笑顔を目の当たりにして、せっかく話しかけていただいたきよしさんのお声も最初は風のざわめきのように私の頭上を素通りし、気が遠くなってしまったことがあった私でしたから。
そんなドッキリ&楽しいやりとりのおかげで、ホール全体がうちとけて和んだムードいっぱいになったのでした。
私もそんなご夫婦が作っておられるしいたけ、いただいてみたくなりました。
きっと幸せな味がするのでしょうね。
 
楽しいコーナーの後、
長山さんが「ほっとしてください」を唄われ、
いよいよきよしさんです。
すでに衣装でおわかりと思いますが「しぐれの港」を熱唱されました。
歌唱と一体化したふりのひとつひとつがシャープで、キレがよくて、その効果がまた歌に反映しているように感じられます。
素晴らしい歌唱、その歌唱にマッチした素晴らしいふり。両者が相乗しているように思えたのでした。
ここで、またもたまらなくロマンを感じた私、
そのままきよしさんの胸に飛び込みたくなってしまったのです。
思うのは勝手ですもんね。
 
迎えたエンディングでは新沼さんを中心に、「嫁に来ないか」を全員で唄いました。
1コーラス目は新沼さんが唄われたのですが、ふときよしさんを見ると、マイクを使っていらっしゃらないのですが、一緒に唄っていらしたのです。
新沼さんには申し訳なかったのですが(ゴメンナサイ!)、そのことに気づいてしまった私は、きよしさんから目を離すことなんてできません。
唄うきよしさんをずっと見つめて、そして以前コンサートで、出だしを唄ってくださったことはありましたが、「嫁に来ないか」を、今のきよしんさんだったらどんなふうに唄ってくださるのかしら?
と想像してうっとりとしていたのでした。
 
番組の感想を聞かれたきよしさんは、
「最高の時間を過ごさせていただきました。そして勉強をさせていただきました。ありがとうございました」
とおっしゃっていたかと思います。
 
そういえばオープニングで、ナレーションを録り直すことになった部分がありました。
それは入場シーンでしたが、入場行進の音楽が流れると、きよしさんは、わざと大きく歩くふりをされて皆を楽しませてくださったのです。
さすがはきよしさん。
場の雰囲気をキャッチして一瞬にして和ませるなんて誰にでもできることではありませんよね。
 
そしてきよしさんのおかげで、こうして毎年、日本農業賞を受賞された方にお逢いできるのも、ご縁だなあと感じたのです。
きよしさんはいよいよ明日、姫路市文化センターでコンサートですね。
ご参加の皆さま、きよしさんと最高の時間をお過ごしくださいね。
 
あさってから山陰への旅に出かけますが、その前にできればもうひとつ記事をアップしたいと思っています。
 
 
☆文末に失礼します
先日コメントをくださったミチ子様へ
いつもありがとうごさいます。
コメントうれしかったです。
あのように島根の地に迎えていただいて、じんときてしまいます。
”松江の夜”が楽しみです。
その前に出雲大社へお参りし、良きご縁にお礼を申し上げたいと思っているのです。