皆さま、茨城県立県民文化センターでのコンサートに昼夜参加しました。
昼の部から熱唱が続いて、まず昼の部での「おやじの海」でのきよしさんの歌唱に私はわれを忘れました。
”まず”と書いたのは、夜の部でもある曲でこれまで味わったことのない体験をしたからなのですが。
きよしさんは「おやじの海」の2コーラス目を唄い出すと、しきりに天を仰ぎ見るような仕草をされたのですが、それは歌に"空”や"入道雲”が出てきますし、これまでもされていた仕草でしたので、ごく自然なことと最初は受け止めていたのです。
でも、きよしさんのまなざしを見つめていたら、きよしさんにはははっきりと何かが見えているように感じられて...。
きよしさん、何が見えているの?
そう思った瞬間、このままきよしさん、どこに行ってしまうのかしら? そして聴いている私も? と一瞬ゾッとするような快感を味わったのです。
 
「おやじの海」を唄い終えたところでオープニングトークになりますが、場内がトークコーナー用に明るくなっても、きよしさんは一瞬言葉が出なかったのです。”えっ?”という客席の反応にパッと笑顔になられて、
「すみません。入り込みすぎちゃって...」
とおっしゃったのですが、私はきよしさんに起こっていたであろうこと(あくまで私の想像ですが)、自分に起こったことにドキドキが止まりませんでした。
 
しばらくブログをお休みしていたのは仕事が集中していて、中でも長文の原稿には1週間ほど悩みぬいていたのです。その長文原稿は4日〆切という依頼で、ちょうどきよしさんのコンサートの前日。
コンサートをおもいきり楽しませていただくためにも、きっちりと納得のいくものをそれまでに仕上げようとがんばっていましたが、前日午後にようやく全体の流れが見えてきたという状況でしたので、一度仮眠して当日午前3時に起きてがんばったのです。
納得のいくものが出来上がった時には脱力&放心状態。Kさんとの待ち合わせのために家を出て歩いていても何だか思うような速度で足が進まない感じがしていたのです(笑)。
でも行きはKさんと一緒でしたから安心でした。駅で待ち合わせして水戸まで小旅行を楽しめたのです。
最初予定がはっきりしなかったKさんは今回、昼の部のみギリギリ申し込んで行かれることになっていたので、
席は別々ですし、私だけ残って夜の部に参加という予定でしたが、行きは一緒に出かける約束をしていたので、朝6時くらいの時点では私は一緒には行かれずもしかしたら夜の部だけになるかしれないなあと弱気になってもいました。
前置きが長くなりましたが、そんな紆余曲折を経て、心は晴れ晴れ無事にコンサートに参加させていただけることになったのです。
 
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ツアートラックの1台。とりわけ素敵な右の画像におもいきり寄ってみました。
私、伏し目がちなきよしさんが大好きなのです。
 
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さて昼の部の開演前に、新曲「しぐれの港」をマネージャーさん自ら宣伝されていたので、多くの方がCDを購入しようと列ができたのだそうです。あらかじめ巻いてある特典ポスターが間に合わなくなってしまったようで、もう開演時間ということでいったん着席していただいたお客さまのところをスタッフの皆さんが走ってまわって、CDとポスターをお席に届けていたのです。
「Aタイプでしたか? えっBタイプ?」
とやりとりがあちらこちらであり、CDとポスターを入れた箱を持ったスタッフとお金を持ったスタッフも客席通路を右往左往...。
無事すべての方へのお渡しを終えた様子に客席のどこからともなく拍手が起こったのでした。
 
きよしさんにもすぐこのことが伝わっていて、オープニングトークで、
「皆さん、CDを並んで購入してくださったそうですね。マネージャーさんから聞いて、涙が出ました」
とお礼をおっしゃっていました。
「しぐれの港」がオリコン総合シングル・チャートで初登場第2位になり、「大井追っかけ音次郎」から連続22作品がトップ10入りはもちろん演歌・歌謡曲部門では史上初。そのことを皆に祝福されると、
「皆さんのおかげです。皆さんがわざわざCDを購入してくださったおかげです。
僕、何もしていない。
唄っているだけですからね。
皆さんのお心に応えるためにも、皆さんのお心に届くような歌を、この命を愛しんで、命ある限り唄い続けていきたいです」
とおっしゃり、さらに、
「デビューした時から考えると、奇跡のようです。」
ポツリと言い添られたのでした。
きよしさんは今日まで、過去のことは素晴らしいけれども思い出なので、やはり今を一番ありがたいと感じているということをおっしゃって、
「今の僕の作品を愛していただきたいと思っています。
素晴らしい作品をいただいて、素晴らしいスタートをきらせていただいたので宝の持ちぐされにならないように、多くの方にお届けできるように僕がんばらないと」
きよしさんの「しぐれの港」に賭ける熱い思いが伝わってきたのでした。
 
司会の西寄さんが、いつもきよしさんを間近で見させていただいて確信されたことと前置きされて、きよしさんがコンサートで、嬉しくなったり、テンションがあがるとステージの端ギリギリまで進まれることをおっしゃると、気づいていてくれたんだーという様子で、
「そうなんですよ。少しでも皆さんに近づきたくなって。
僕、心で皆さんを抱きしめさせていただいています。
(現実的には)肉体では抱きしめてはいませんけれども、でも心で抱きしめているんですよ」
一生懸命になってそうおっしゃるので、そんなにもお気持ちを私たちに伝えたいと思ってくださっているのだなあと、じんときてしまいました。
 
「僕、しゃべりすぎですかね?」
トークの途中でそんなふうに客席に問いかけられたのですが、水戸でのコンサートが2年ぶりということと、単品でのコンサート(ときよしさんがおっしゃっていました・笑)が2週間ぶりということで、きよしさんの”心の炎(ひ)”は一気に燃え盛り、誰も止めることはできませんでした(笑)。
かつて「旅の香り」で、スタッフの方に”きよし君、次回はコーモン料理だからね”と言われて黄門でなく肛門を想像してしまった時のことを思い出され、
「僕、ドキーッとして。25歳で子供でしたからね。牛の肛門か何かを湯引きしたものなのかなって(笑)」
とお話しされていたのです。
客席とコミュニケーションを交わしながら、初めてコンサートにいらした方を見つけると、
「いかがですか? ”ファーストきよし”は」
とお尋ねになられたのですが、”ファーストきよし”ってステキな響きだなあって思ったのです。
14日に放送予定の「快脳 !マジかるハテナ」の話題になって、はやぶさの皆さんと一緒に出演されたそうですが、最初、うれしそうに”やつら”とはやぶささんのことをおっしゃっていました(笑)。
「彼ら3人はかしこいんですよ。僕がわからなくても、彼らが”これじゃないですかね”と言うのを、”そうだねー”と自分でわかったように言って(笑)」
と楽しそうにお話しされていましたが、緊張のあまり手が冷たくなっていたそうです。和田アキ子さんも出演されていて、きよしさんが緊張しているのに気付いて手を握ってくださったおかげでリラックスできたものの、クイズの成績には影響はなかったとのこと(笑)。
正直なきよしさんですね。
 
きよしさんの場合、皆さんもご存知のようにトークがはずめばはずむほど歌唱もさらに熱と艶を増しますから、後半も熱唱につぐ熱唱となりました。
私はとりわけ、「逢いたくてオホーツク」のファルセットのあまりの心地よさに、そのたびしびれて心とろけてしまったのです。
「しぐれの港」にはまたまたたまらないロマンを感じて...。
この日、西寄さんが業界でも評判が良いことをお話しされていましたが、そういえば
「CDが売れないとかいろいろ言われていますけど、口で批判するのは簡単ですよね。
でも何を言われてもくじけないで走り続けることが大切だと思います。
皆さんもくじけそうなことあると思いますが、走り続けましょう。
心が大切。
心があればいつかは必ず伝わりますよね」
そのようなことをおっしゃったかと思います。
私はその言葉に、私自身、きよしさんからそのことを「星空の秋子」がリリースされた頃に教えていただいたことを思い出し、静かな感動で胸がいっぱいになったのでした。
思えばあの瞬間の気づきも、それがなかったら今こうしていなかったかもしれず、皆さんともお逢いできていなかったかもしれません。そう考えると私にとっては奇跡にも等しい尊い気づきだったと思うのです。。
 
 
さてセットリストですが、
「きよしのニッポン音頭」のあとに、衣装チェンジされて、
「しぐれの港」、「逢いたくてオホーツク」、「残雪の町」、「あなたのブルース」と唄ってくださいました。
ですので「最後と決めた女だから」と「夜霧のエアポート」の2曲が「しぐれの港」と「逢いたくてオホーツク」と入れ替わっただけで、それ以外は変わらない構成でした。
 
それから会場近くの公園に咲いていた梅です。
 
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さて、とりとめなく長くなってしまいました。
夜の部のことは記事を変えてアップしようと思います。
 
追記:ごめんなさい。続きを書いていたのですが、書き終わらなくて(またも長くなりそうです!)、次の記事のアップは帰宅が遅くなるので深夜になります。
 
高田文夫先生の「ラジオビバリー昼ズ」の内容もぜひお知らせしたいと考えていますので、もう少しお待ちくださいね。
 
今夜は「きらめき歌謡ライブ」。
楽しみですね。
それでは深夜になりますが(早く読んでいただきたい思いが強いので深夜の更新については心配されないでくださいね)、またお逢いしましょう。