「ハロウィン・パーティー」第2夜(30日夜)に参加しました。
5公演の3公演めということもあって、ホッとされた様子。
そんなきよしさんを見て、皆に喜んでいただけるか、きよしさんは私たちが思っているよりずっと苦心されんだなあと感じたのです。この日もまた舞台上のスピーカーにジェイソンのマスクを飾り、それだけだと怖いだろうと配慮されて上手側にはクマのぬいぐるみ、下手側にはカボチャの飾り物を置いてくださっていました。
舞台の前面にはカボチャのランタンをプラスされて、きよしさんがご自身で買い集めてくださったもののようでした。
 
この日のアメリカン・ポップスコーナー、きよしさんも”入り込み過ぎました”と後でおっしゃっていましたが、情熱という言葉はこのきよしさんの歌唱のためにあるんじゃないのかしら? と思ったほどで、
”ジュー”と音を立てて、私のハートはローストされてしまったのでした(笑)。
きよしさんの「ダイアナ」、忘れられません。
歌い終えて、かぶりを上げた刹那、きよしさんの汗が弧を描いて宙を舞ったのが見えました。
なんて美しい。
ただただ見とれていたのでした。
 
そしてこの日も「赤いシャツ着て」を歌って下さる時に、10年前の曲なので、そのことにまつわる話題になったのですが、
「年齢を重ねることは、幸せを重ねることですね」
としみじみおっしゃったのです。
その時のきよしさんの佇まいが心に残りました。
オープニングに「ハロウィン音頭」を歌ってくださいますが、その時のきよしさんの仮装は、ドラキュラ風と29日のご報告に書かせていただきましたが、29日より前列で見たところバットマン風でもありましたので、その旨、先の記事にも書き加えています。
1年前、ディレクターの外村さんに、ハロウィンの歌を作りたいと相談したところ、意外とあっさり、”いいね”と言われたのでそうです。
それできよしさんはブロードウェイをイメージするようなポップス風の曲を想像したのですが、外村さんの返事は、
”じゃ、音頭にしよう”というものだったのだそうです。
そしてかず翼先生が詩を書いてくださって、お化けとかそういうものもモチーフにしてほしいというきよしさんのリクエストにも応えてくださって、できあがったということでした。
司会の西寄さんとのトークで、ハロウィンの音頭はおそらく世界初ということに気づき、”へえー”という感じで、皆、きよしさんと共に感心してしまったのです。
すでに「演歌名曲コレクション17~最後と決めた女だから~」のサンプルができているそうで、きよしさんは移動中の車の中で聴き、収録曲の「.きよしの Merry X'mas 」をお聴きになって、早、クリスマス気分になっておられるのだそうです。
きよしさんは、きよしさん自身の音頭を作りたいとおっしゃって、
「”きよしの音頭だべー”みたいなね(笑)」
と節を付けてみてくださったので、話が盛り上がり、
西寄さんが、”こうなったらいろいろ作りましょうよ”
とおっしゃってくださり、例としてお正月、豆まき、ひなまつり、エイプリルフールがあがりました。
いいですね。いっそ”きよしの365日”を作ってほしいですね。
もちろん1番から365番まであるんです。
うわーん、妄想がとまりません(汗!)。
 
きよしさんは人のやっていないことにチャレンジしていきたいといつも思っていらっしゃいますが、人のやらないことをすると批判されることもあるのだそうです。
そのことをお話しされて、
「負けましぇん!」
と涼しいお顔でおっしゃったので、場内にどっと笑いがあふれたのでした。
かと思うと、収録曲の「あなたのブルース」を歌ってみせてくださって。
「CDで聴いたら、僕の歌唱はちょっと怖いかもしれません。そうだ、怖い歌を集めてCD作ったらどうだろう?」
そうおっしゃって、「夜がわらっている」や「黒百合の歌」を怖い歌として挙げておられたのです。
「演歌名曲コレクション17~最後と決めた女だから~」のオリジナル曲に「湯ヶ島慕情」という曲が入っていて素晴らしい曲のようですが、その曲の話題になると。
「湯河原ではなく湯ヶ島です。あっ、でも僕、湯河原に行ったんです。1泊で」
と突然な発言。
「ひとりで。ココアとミルクを連れて。犬も泊まれる旅館があるんですよ」
専用のお風呂もあって、宿のご主人も気さくな方で、楽しい時間をすごされたのだそうです。
そのことをお話しされていて、思わず”3人で”とおっしゃったきよしさん。そのお気持ちわかりますとも。
3人で一緒に露天風呂にも入られたのでしょうか?
 
湯河原の話題で盛り上がり、アルバムから話題がそれてしまったことを西寄さんに指摘されると、きよしさん少し考えられて。飛び出した言葉は、
「そんでもってさー」
でした(笑)。
西寄さんにとりわけ受けた様子で、途中で何度か、西寄さんが”そんでもってさー”とおっしゃられたのでした。
この日のトークも絶好調。
西寄さんに褒めていただいたきよしさんだったのです。
やはり初日はうまくいくだろうか、お客さまに喜んでいただけるだろうかと緊張されていらしたのでそうです。3公演めになって、ホッとされたということでした。
 
皆さま、きよしさんの”そんでもってさー”、お聞きになりたいでしょう?
そして"うんうん、何々?”っていつまでも、お話を聞いていてあげたくなりますよね。
 
そんなうちとけたトークに情熱の歌唱。
きよしさんが1曲歌い終えるたびに、客席のどこからともなく、感動のため息や、きよしさんの歌声への賛辞が聞こえてきたのです。
これぞファンクラブ限定コンサートならではの雰囲気ですね。
 
アンコールのラスト「きよしのズンドコ節」までを歌い、感動のうちに幕が降りたのでした。
 
終演後、私はハロウィンの仮装のグッズをしまうのに手間取ってしまい、出遅れてしまったのです。ピックがうまく収まらず、折れたら困る物もあるので、何度もやり直していたのです。
Kさんはご挨拶したいお友達がいらしたので早々に移動されていましたし、それ以上もたもたしていると係の方に”お急ぎください”って言われてしまいそうな状況になってきたので、とりあえずロビーで入れ直そうと、荷物を抱えたまま出ようとしたのです。
そんな状況でしたのでホールにはもう100人も残っていなかったかと思うのですが、その時、突然、きよしさんの声が!
「皆さん、今日はほんとうにありがとうございました。どうぞお気をつけてお帰りください」
 
皆、一瞬ぽかんとしてしまいました。だってほとんど人がいなくなっていたのですもの。
でもはっとわれに返ったら、もう、うれしくって!
荷物がなかなか収まらなくてほんとうによかった! 
なんて現金な私でした(笑)。
きよしさんは、そんなお心遣いに私たちがどれほどうれしくなって、そして幸せな気持ちにさせていただいたかを、わかってくださっているかしら?
うれしいなあー。
幸せだなあー。
出てくるのはそんな言葉ばかりでした。 
 
幸せな第2夜はこうして終わったのでした。
 
※前日の記事、衣装について加筆しています。 
 
それではまたお会いしましょう。