明日、かなりまとまったページを書くための取材があって準備で昨日から急にあわただしくなっています。
取材が終わると原稿ができあがるまで記事の更新が難しくなりそうなので、今日はずっと書いてみたかったことがありましたので書き出しています。
新聞やテレビで悲しいニュースが流れていて心が痛み、何だか書けない...と今朝は思ってしまったのですが、このブログは嬉しかったこと、楽しかったこと、一生懸命だったこと。
そんなキラキラ輝く宝物のような思い出を書きとめたくて始めたということを今一度再確認し、だからこそ、そういったものを思いっきり書いていこうとあらためて思ったのでした。
さて皆さま、ここで唐突に新幹線の車中の写真をアップさせていただきました。
4月30日の長野のホクト文化ホールでのコンサートに昼・夜参加した時のレポートをお読みいただいてから少し時間が経ってしまいましたが、帰りの新幹線でのサプライズをご報告したいと思います。
その時すわっていた座席から前方を写メしたものです。

くらくらするほどの熱唱、そして客席との自然にかわされる会話が大いにはずんで日帰りでもコンサートに来られてほんとうに良かった! と感動していたのです。
ご一緒したKさんは翌朝、大事な仕事があってその準備のため1便早い新幹線で帰ることにし、後ろ髪引かれる思いでアンコール前に帰られたのですが、もしその後の出来事がわかっていたのならKさんを何が何でも引き止めたかったなあと思ったのです。
夜の部終演後は親しくしているHさんが、ご一緒のお友達が昼の部のみの参加で夜はお一人でしたので、ホールの入り口付近で待ち合わせて一緒に帰ることにしたのです。
二人で駅まで歩いてコンコースに到着しましたが、しんとして閑散としていたのです。
座って休めるスペースを見つけて、”今日も1日、楽しかったねー”と会話がはずんであっという間に30分。
そろそろ改札に入りましょうか? という時も、人はまばらでした。
ただ売店でHKピュアリバーのメンバーの方をお見かけしたので、やはりこの様子ではきよしさんは私たちの乗る便ではないみたいねと話したのです。
私はえきねっと会員の割引特典を利用したため普通車との差額がほとんどなかったので1便前のKさんの分も一緒にグリーン車の指定をとっていたので、コンサートできよしさんも日帰りされると聞いてから、同じ便に乗り合わせることはそうそうないことと思いつつ、でももしかしたら? とわずかな期待もしていたのです。
実際に発車時刻が近づき10分ほど前になっても静かなままの駅の様子に、やっぱりきよしさんは後の便に乗られるか車かもしれない。
そう思うとがっかりした気持ちもありましたが、Hさんはグリーン車ではありませんでしたので正直グリーン車に一人で乗ることになることを思うとホッとした気持ちが勝ったのでした。
Hさんと売店でお買い物をして(私はこの時、何か飲み物を買っておくべきでした!)、車両はお隣でしたが降車する駅が一緒でしたので、降車したらホームで待ち合わせる約束をして改札に入ったのです。
するとその数分の間に先ほどまで人影もなかった構内に人の列ができていたのです。
みるみるうちに人が増えてきて駅員さんがあわてて誘導している様子でした。
その様子を見て、Hさんと顔を見合わせました。
”これってもしかして? もしかしたらそうなのかしら?”
急に心臓の鼓動が早まったように感じられました。
まさか、まさかね?
発車時刻が近づいていたので、私たちはホームの自分たちの乗り込む予定の車両付近から、階段の様子をうかがっていたのです。
そして発車まで5分を切ったころ、歓声が上階から聞こえてきたのでした。
Hさんと一瞬顔を見合わせ、うなづき合ったかと思います。
そして二人の視線はそのまま階段に吸い寄せられていったのです。
すると西寄さんと並んで、帽子もかぶらずサングラスもかけず、素顔のままのきよしさんがにこやかに会釈をされながら階段を降りてこられたのでした。
スタッフにガードされることもなく笑顔で階段を降りていらっしゃるきよしさんのあまりのフランクさに、皆、きよしさんと自然な距離をとりながら見送っていて、私はそんな様子を見てとても驚いたのです。
ホームでもきよしさんの進路を妨げることなく、適度な距離をとって皆が見送り、ぼうっとして見とれている私とHさんの前をすうっと通ってきよしさんたちは列車に乗り込まれたのでした。
なんて鮮やか!
と、見とれている場合ではありませんでした。
あっ、私たちも電車に乗らなくちゃ!
私はきよしさんたちが乗り込まれた車両にドキドキしながら駆け込んだのです。
これは新幹線の座席表です。私の席はD列側前方(1列が進行方向前方です)で、きよしさんは私の数列後ろのお席でした。
列車に乗り込んでみたら私はきよしさんより進行方向前の席でしたので先に乗車されているきよしさんたちの横を通る展開になりましたが、きよしさんのほうを見ることなどとてもきず(汗!)、節目がちにきよしさんの席を通り越し自分の席に座ったのです。
きよしさんがこの時、どんなお召し物だったのか私の記憶は飛んでしまっていましたが、きよしさんがケータイサイトの「きよしコレクション」(6月13日更新)に、この新幹線の中で写メされたセルフポートレートが掲載されていますのでそちらをご覧くださいね。
発車1分前(くらい?)。D列がホーム側でしたのでお見送りする方がホームに並ばれているのが見えました。私の近くに立たれていた方は、きよしさんを見つつ、私の方にも会釈してくださっていました。
列車が走り出すと、きよしさんは手を振りながらていねいに会釈されていました。
車窓には皆さんの笑顔がすぐ近くにあって、笑顔で手を振る皆さんの様子が映画のワンシーンを見ているように緩やかに流れていったのです。
電車の中からこんなふうに皆の様子がはっきりと見えるものなのだなあと夢でも見ているような気持ちでした。
さあ、そして私はどうしたかといいますと、座席の背もたれ越しに後ろを見ると数列後ろにすわっておられるきよしさんのふわふわとした茶色の髪が見えるのでした。
きよしさんは背が高いのでシートの背もたれのほうが低くなってしまうのですね。
立ち上がって振り返ればお顔が見えるわけですが、その必然性はどう考えてもないのですものね。
でも、それでもとても幸せな気持ちだったのです。
この時のグリーン車は空いていて席は3分の1ほどしかうまっていませんでしたが、私のすぐ後ろにはお仕事帰りのビジネスマンが一人で乗っておられました。
その方がいらっしゃらなければきよしさんのお席まで空席でしたので、その位置にその方が乗っていてくださったことが私の理性の防波堤になったかもしれません(笑)。
途中、何箇所かで停車して下車されたファンの方が車窓の前を通られると、きよしさんはその度、手を振られ、ホームがきよしさんの座っておられるD列側と反対にある駅では座席から腰を浮かせて窓のほうをのぞき込むようして手を振られていたのです。
私もその時だけは堂々と(?)きよしさんの方を見させていただいたのですが、輝くような笑顔が目に入ってきました。
時折(ほんとうに誓って時折ですよ!)、すわっている座席の背もたれ越しに後方を見ると、きよしさんの茶色の髪がちょっぴり目に入って、それだけでドキドキしたのです。
それで私、思ったのです。中学生の時、こんなことあったなあって。
気になる人がいて、修学旅行での新幹線の中でこんなふうにちょこっと彼からはわからないように見つめていたことがあったのでした。
私、精神年齢幼な過ぎでしょうか。
こんなことを書いてしまって成長していないのが丸わかりで恥ずかしいのですが、ほんとうのことですから仕方ありませんね(笑)。
ちなみに降車してからHさんにそのことを言ったら、Hさんは恋愛の達人なのでしょう(私と違ってそう見えます!)。
”えーっ、マルルさん、それでいいんですかー?”
なんて言われてしまったのですが、
はい。私、それでもう満足なんですよ(笑)。
そして予定通りザラメ付きのおせんべいを車内販売のアイスコーヒーと共にいただくつもりだったのですが、発車して30分経っても係の方がいらっしゃらなかったのです。
飲み物を何も買わなかった私は、のどが渇いて仕方ありませんでした。
車内は節電もあって通常より暑かったですし、それでなくても私は暑くなって当然の状況にありましたからね(笑)。
しばらくして検札にいらした車掌さんに後ろの席の男性が、
「車内販売まだでしょうか? 自販機はないんですよね」と聞かれたので、ああ私と同じと思ったのです(笑)。
「申し訳ありません。自販機は設置していないんです。車内販売が隣の車両まで来ていますから、もう少しお待ちください」
車掌さんがそうおっしゃったので、しばし、”きよしさんより車内販売”という状態でドアが開くのを待ったのです。
待つこと10分。やって来た車内販売の方は優しげな男の人でした。
ようやくアイスコーヒーを購入し、楽しみにしていたおせんべいをいただいたのです。
ちなみに私の後ろの男性はビールを所望されておりました。

車内販売の方はきよしさんのいらっしゃる方へと進んでいき、きよしさんのお隣にすわっておられた西寄さんが呼び止めていらした様子でした。
さあ、これで心おきなく食べるぞーと、おせんべいをかじっていたら、
「お客様」
と車内販売の方が戻ってきたのです。
えっ? 何、何、何でしょう?
何だか必要以上にドキドキしてしまいました(笑)。
「申し訳ありません。先ほどレシートをお渡しするのを忘れてしまって...」
えっ? そんなこと。
心の中ではそう思いつつも笑顔で、
”ありがとうございます”とレシートを受け取った私です。
それにしても私、何を期待してあんなにドキドキしたのでしょうね(笑)。
降車する駅に着くまでの数時間は、静かで幸せに満たされたもったいないような時間でした。
だって振り向けば(実際は振り向けないけど)、そこにきよしさんがいらっしゃるんですもの!
そして私はきよしさんより先の駅で降車したので、他の降車した皆さまと車窓からご挨拶させていただきました。
祝日でしたので都内やその近県から日帰りでコンサートにいらした方も多かったようで、ずいぶんたくさんの方がその列車に乗っておられたのです。
きよしさんのファンになって以来、こんなことがあるなんて、もちろんあったらいいなと思ったことは何度もありましたけど実際に自分にあるなんて想像できていませんでした。
停車駅で新幹線の中から降車されたファンの方を見送られるきよしさんを見て、何て気さくで飾らない方なのだろうと、あたかかな思いでいっぱいになったのです。
さて以下は後日談です。
「長野駅に着いた時、車内は空いていたのにホームには思っていたよりたくさん人がいて私たちの前を駆け出していったの覚えてる?」
Kさんにそう聞かれて、ああそういえばとその様子が思い出されたのですが、行きの新幹線もきよしさんと一緒だったらしいのです。知らなければそれまででしたが、嬉しそうにそのことを話すKさんを見て、次回はKさんと一緒にサプライズがあってほしいな。できればKさんだけでもと思った私です。
「きよしコレクション」でセルフポートレートと共に書かれたエッセイを読ませていただいて、きよしさんもあの日とても幸せなお気持ちでおられたことを知り、コンサートに始まって(行きも?)同じ時間を共有させていただけたことをとてもとても幸せに感じたのでした。
心優しく、いつでも自然体のきよしさんが大好きです。
加古川、八尾でのコンサートの様子を教えてくださった皆さまありがとうございます。
13日には城陽(京都)、来週は札幌、旭川ですね。
ご参加の皆さま、きよしさんと素敵な時間をお過ごしくださいね。