26日は夕方、渋谷公会堂で開催されるきよしさんのコンサートに参加するので、お昼には青山劇場で藤原竜也さんが劇団☆新感線に客演している舞台「シレンとラギ」を観に行くことにしていたのですが(こちらは一応お仕事でレポートを書くための観劇です)、電車の中で「演歌名曲コレクション16~櫻~」をiPodで聴いていたら聴き入ってしまい、渋谷で降り過ごし一駅先の恵比寿まで行ってしまいました。
渋谷駅から会場まで歩くつもりでいたのですが、もともと時間にそんなに余裕がなかったので恵比寿駅からそのままタクシーに乗ることにして開演には何とか間に合ったのです(タクシー代は1000円かからずにすみました、ホッ)。
このこと、私、ブログを書くために大げさに書いているわけではありません。それにいつもそんなにぼうっとしているわけでもないのです(念のため)。
電車を降りすごすなんて以前はいつあったか思い出せないほどめったにないことでした。
アルバムに聴き入っていてそうなったのですから、”しまった”と思う気持ちよりも”まあ仕方ないじゃない”という思いの方が強くて。恵比寿駅のホームでそう思ったらわれ知らず笑いがこぼれて、そしてタクシーがなかなかつかまらず途中ハラハラしたのですが、それでもこれで遅刻したら不可抗力(?)だから、しょうがないと思えたのです(笑)。
 
ちなみにどの曲をちょうど聴いていたかといいますと「君は心の妻だから」でした。
私は以前、この曲をきよしさんがテレビ番組で歌われるというので、どんな曲なのかしら?と、歌詩を見てみて、びっくりしたのです。
なかにし礼先生には、私の浅はかゆえのことで申し訳ないのですが、この曲をそれまでに聴いたことがなく、ヒットした当時のことを知らなかったこともあり、ピンとこないというかしっくりこなかったのです。
それに”心の妻”という言葉の響きが私には何だか男の人の勝手な言い分のような気さえしてしまったのでした(素直さとはかけ離れた私。お恥ずかしいです)。
それがテレビ番組できよしさんがこの曲を歌ってくださって。さらに今回アルバムに収録されているものを聴いているうちに、「氷川きよし節」(文化放送)で寺島さんもおっしゃっていましたが、ああ、人には様々な事情や運命があるんだろうなあと自然に思えてきて。
”はーっ、これこそが純愛というものなのですね”と涙するようにさえなったのです。
そして「あの娘と野菊と渡し舟」を書かれた水木れいじ先生が、きよしさんのような歌い手さんが存在したからこそ、あの美しい世界を描くことができたのですよとおっしゃっていた意味が、今頃になってようやくわかったような気がしているのです。
「演歌名曲コレクション16~櫻~」は、オリジナル曲の素晴らしさについてもあらためて書かずにはいられませんが、それは熱く長くなってしまいそうなのでまたの機会に。
 
さて、その「演歌名曲コレクション16~櫻~」のパネルが渋谷センター街のビルの壁面を飾っています。
前日は時間がギリギリでしたので、きっと26日もまだ飾られていることを祈って、デジカメを持参して夜の部の前に行ってみたのです。
 
イメージ 1
 
皆さま、ありました!
ものすごい人の往来ですが、恥ずかしがっている時間の余裕は私にはありません(笑)。
わざわざ何を一生懸命撮っているのだろうとレンズの先を見やりながも、さり気なく避けてくださった往来の皆さま。ご協力ありがとうございました!
 
 
イメージ 2
 正面からも撮ってみました。
 
 
イメージ 3
ズームレンズで近づいてみました。
正直、ファンとして誇らしい気持ちになっていた私です。
 
 
 
イメージ 4
さあ、こちらはコンサート会場の渋谷公会堂の斜向かいにあるスターバックスです。
きよしさんの優しいまなざしが渋谷の街にあふれていて、幸せな気分にさせられますね。
 
 
それでは前置きが長くなってしまいましたが、コンサートのことを。
6月26日の渋谷公会堂2日目のコンサートで今年のコンサートツアーも31日め。夜の部で公演回数が62回になったそうです。
会場をうめつくした約2200人のファンの熱気で外は涼しかったのに場内はムンムンとしていました。
「皆さんの声援がここにちゃんと届いています」
きよしさんはオープニングトークでそうおっしゃって胸に手をしっかりとあてられたのです。
さらに大きな声援がおこると、
「皆さんの声援が僕の胸にあたりまくっています(笑)。さっきから胸にガンガンあたってるんです」
笑いながらそんなふうにおっしゃて、うれしそうに胸を叩いてみせてくださったのです。
「もう皆さんの熱気で、今、50度くらいの空間になっています」
きよしさんのそんな言葉にまたいっそう大きな声援と歓声が起こると、
「皆さん、すごいっ。世界一!
皆さんのおかげで今、日本で1番最高の時間を過ごしているのが、僕だと思います」
と言ってくださったのです。
きよしさんのそんな言葉を聞いていたら、
”きよしさん、私たちこそが、きよしさんのおかげで世界で1番最高の時間を過ごさせていただいているのですよ”
と、オープニング早々きよしさんにお伝えしたい気持ちになっていたのです。
 
この日も「演歌名曲コレクション16~櫻~」のオリコン・アルバムチャート初登場第2位をお祝いして、全員で万歳三唱をしたのですが、きよしさんは、
「応援してくださっている皆さんのおかげです。皆さんがおめでとうございます!」
とおっしゃりながら、客席に向かって大きな拍手を何度もしてくださったのでした。
そしてアルバムを作っている時に、スタッフと何度も意見を戦わせたことを話されたのです。
「プロデューサーである長良会長が、こんな歌を歌ったらいいんじゃないかと、僕の歌の路線を決めてくださっていました。
アルバムを作っていく過程で、もっともっとレベルアップさせたいという思いになったんです。
自分の心にまず染みないと、と思いました」
スタッフの方たちに”僕はこう思うんですけど”とご自身の思いを語り、さらに”どう思いますか?”と、自分が意見を言った分、スタッフの方たちの意見もお聞きになりながらアルバムを作り上げていったそうです。
きよしさんからアルバムの制作秘話を聞くほどにその素晴らしさの理由(わけ)がわかって、”やっぱりね、そうだろね”と思ってしまいます。
 
コンサート半ばの西寄さんとのトークで、
「僕、皆さんと一緒に氷川きよし号に乗っていると思っています」
と、きよしさんがおっしゃったのです。
テレビやラジオ等公けの場でお仕事されているきよしさんは、ご自身を”公人”でもあると自覚されたことをお話しされ、さらに、
「皆さんの心を僕が代表でメロディーに乗せて歌っていきたいです」
と。
何て頼もしい! 
そんなきよしさんを惚れ惚れしながら見つめていたら、西寄さんが、
「すみません。私も(氷川きよし号に)乗ってもよいでしょうか? 定員オーバーになりませんか?」
とおっしゃったのです。
西寄さんが乗らずして誰が乗るというのでしょうね(笑)。
そんな愛すべき西寄さん、そういえばこの日ドッキリ発言をされたのでした。
私もKさんも完全に本気になって聞いておりました(笑)。
「私も38歳になります。実は今日は皆さんに発表したいことがございます。
これまで4年のお付き合いをさせていただいてきたのですが、この度...」
えっ? やっぱりこういうことってこんなふうにある日突然、聞かせていただくものなのかしら?
と場内静まり返って西寄さんの言葉に聞き入っていたのです。
”この度、そのかけ布団を買い換えました”
そんなふうにおっしゃったでしょうか?
”もおー”
”なあんだー”
皆と一緒に、そんな言葉が思わず出てしまいました(笑)。
西寄さん、とてもおモテになるでしょうから当人のお気持ち次第なのではと思いますけれど、今回は”かけ布団”の話題に終わったのです(笑)。
 
きよしさんは28日に長野県松本市で「BS日本のうた」の収録をされ、その模様は7月22日に放送される予定だそうです。
そしてこの日はロビーに取材クルーが来ていらしたそうですが、8月12日に「行列のできる法律相談所」(日本テレビ)に出演されるそうです。
ちなみにまだ出演者は発表されていませんが前日の8月11日は「思い出のメロディー」ですし、「きよしとこの夜SP」もありそうですね。
きよしさんはますます多忙になってしまいますが、私たちファンには楽しみがどんどん増していきますね。
 
そういえば、最近よく前列のスカートをお召しになっている方たちに、きよしさんが目のやり場に困ってしまうので足元にご注意くださるようお話しされていますが、
昼の部で、前列の方が、
”今日はスカートはいてきてあげたわよ。でもスパッツはいているから大丈夫よ”とスカートを(多分ちょっぴりですよね)、めくってみせられたのだそうです(笑)。
きよしさん、そのことを目を丸くしてお話しされていました。
お隣にすわっているKさんに、
「私、とてもきよしさんにそんなことできないわ」
と言うと、
「私も無理ー!」
とのお答え(笑)。
私たち、まだまだ修業が足りませんでしょうか。
先日の三重でのコンサートで、この話題をされた時に、
”時にはほほ染めております”
なんておっしゃっていたきよしさんでした。
 
ラストトークで、2日間、4公演の最後ということで、”久々ですが”と前置きされて、
「ありがとうございました」
とマイクを使わずに生声でお礼を言ってくださいました。
直球ストレート! 真っ直ぐにその思いが届いたように感じられて、今も耳をすませば、その声が聞こえてきます。
 
ところでお恥ずかしいことに、私、「奥飛騨慕情」をきよしさんが歌ってくださる度に泣けてきてしまうのです。
この歌に特別な思い出や思い入れがあるというわけではないのですが、きよしさんにいつか歌っていただきたいとずっと以前から思っていたので漠然ときよしさんだったらこんなふうに歌ってくださるかしら? と期待して想像していたのかもしれません。
そして今、その想像を遥かに超える歌唱の素晴らしさに、心がふるえて涙もあふれてくるのでしょうか。
自分のことながら説明できないのです。
きっと皆さんにも、きよしさんが歌ってくださるとなぜかしら涙が...という歌がおありかと思います。
 
そしてなぜかしら涙がといえば、私たちにとって今、それは「櫻」ですね。
きよしさんの深まる歌唱に、静かに身も心もひたして染まって、自分自身が涙になって浄化されていくような思いがして、そしていつでもとても優しい気持ちにさせていただくのです。
きよしさんは「櫻」を歌うことで亡き人を偲び、会うことができるのでしょうね。
そして私たちもまた...。
「皆さんにとっても大切な曲にしていただけるように、これからも一生懸命『櫻』を歌ってまいります」
両日、「櫻」への思いをそのような言葉で語っておられたかと思います。
 
”誰に対しても分け隔てのない人になりたい”
”批判はせず、人を褒めることのできる人になりたい”
”どんな思いも受け止められる人になりたい”
”うぬぼれたらお仕舞いだと思っています”
 
コンサートにご参加の皆さまはもちろんですが、ブログをお読みくださる皆さまにもすでにお伝えさせていただき、皆さますでにご存知の最近のきよしさん語録ですが、
そんなきよしさんに”俺について来い”と言っていただいたら、
無言でその手をギュッと握り返したい私です。
なんて...。
こんなこと書いてしまって、おこがましいですよね、ごめんなさい。
願望&妄想(?)ということでどうかお許しくださいませ。
 
25日から、アンコールでは「寒紅梅」にかわって「振り子」を歌ってくださいますが、心にきよしさんの優しさがしみていくのを感じます。
そして大エンディングに向かっていく「きよしのソーラン節」、「きよしのズンドコ節」での、一気に加速して突き抜けるようなあの激しいエネルギーは、心優しいきよしさんのどこに潜んでいるのかしら? と時々思うのです 。
 
何だか思いがあふれてきて、とりとめなくなってしまってごめんなさい。
体調もだいぶ回復してきて、もう少しで咳が抜けそうです。
 
※パネルの画像、原版を思い切り大きくしてありますので、PCの方は画像の右下をクリックしてみてくださいね。