「わたくし、生まれも育ちも
葛飾柴又です。
帝釈天でうぶ湯を使い、
姓は車、名は寅次郎、
人呼んで、フーテンの寅と発します」
葛飾柴又です。
帝釈天でうぶ湯を使い、
姓は車、名は寅次郎、
人呼んで、フーテンの寅と発します」
15日の「NHK歌謡コンサート」で、きよしさんは「男はつらいよ」を歌ってくださるそうですね。
この台詞もあるのでしょうか?
そして衣装は?
きよしさんの寅さんの扮装を見てみたい気もしますが、歌ですべてを表現することができるきよしさんですから、いっそスタイリッシュなスーツでキメても素敵でしょうね。
寅さんの扮装といえば、以前、映画雑誌の編集部の方からうかがったのですが、寅さんのトレードマークのようなあの上着など衣装一式は100万円以上もする高価なものなのだそうです。
オーダーメイドであることはもちろんですが、機能性にも富んだものなのでしょうね。
私は今回はNHKホールの観覧に行かれることになりましたので、穴のあくほど(?)、きよしさんを見つめてきたいと思います。
「男はつらいよ」は以前、「きよしとこの夜」に倍賞千恵子さんがゲスト出演された回で歌っておられましたね。
2007年頃でしたでしょうか、たしか「桜満開デラックス」というタイトルで、飛び入りで佐藤蛾次郎さんも出演されていたかと思います。
私には「男はつらいよ」は、きよしさんに歌ってほしい曲のひとつでしたので、その時もうれしかったのですが、それ以来、いつかソロでできればフルコーラス歌っていただきたいと思ってきました。
どんなふうに歌ってくださるのでしょう?
今からわくわくドキドキしています。
結びに
”向後万端(きょうこうばんたん)ひきたって、よろしくおたの申します”
という台詞もあるようですが、この”向後万端(きょうこうばんたん)”は、たしか「草笛の音次郎」でもおっしゃっていましたね。
”今後、諸々の事がらについて、よくしてくれるように”と頼む挨拶の文句ですが、今になって、こういう字を書くのだと知った私です。
きよしさんの仁義を切る台詞。期待してよいでしょうか。
「男はつらいよ」の寅さんといえば渥美清さんですが、監督の山田洋次さんの忘れられないエピソードがあります。
2004年8月4日。東京国際フォーラムで山田洋次監督の「隠し剣 鬼の爪」の完成披露記者会見と試写会が邦画としては当時、過去最大の規模で開かれました。
レッドカーペットに監督をはじめ、主演の永瀬正敏さんや松たか子さん等出演者総勢11人が集まって、上映前にはこの日のために冨田勲さんが作曲した「隠し剣序曲」がフルオーケストラで演奏されるというおおがかりなものでした。
私も出席していたのですが、その際、山田監督が、その日が「男はつらいよ」シリーズの渥美清さんの命日(1996年に他界)で、そのためにあえて完成披露の日に選んだということをお話しされたのです。
山田監督は、
「彼は本当に映画が好きで、一流の批評家でもあったんです。私はいつも渥美さんに褒められる映画を作りたいと思っています」
と天国にいる“寅さん”に向けてメッセージを贈ったのです。
人気シリーズ「男はつらいよ」を作ってきた山田監督と主演俳優である渥美清さんとの永遠の絆、信頼を感じて胸熱くなったのでした。