徳光さんのラジオ番組のラストが遅くなってごめんなさい。
印象に残ったところをお伝えしたいと思っていたら、どの言葉もエピソードも心に響いて忘れがたく、ほぼ全部を書き留めることになりました。
今日は、きよしさんの宇都宮市文化会館でのコンサートに行ってきます。
久々のオフ日。心浮き立っています。
また楽しいご報告をさせていただければと思っています。
またお会いしましょう。
《続きです》
――それでデビューして13年目に入ったけれども。
また今度新しい氷川きよしが生まれそうじゃないですか。その出逢いが平尾(昌晃)先生でしょ?
「はい」
――氷川さん。思えばですよ、アマチュア時代に平尾先生の門を叩いたわけじゃないですか。
「そうなんですよ。子供の頃から歌は好きだったんで。ポップス歌手になりたかったので、オーディションに出たりしましたね。中学時代は丸刈りだったんですが、丸刈りでチャゲ&飛鳥さんの「SAY YES」やX(エックス:のちにX JAPAN)とか、ポップスを幅広く歌っていました。
それで平尾先生のミュージックスクールも受けたんです。平尾先生が1メートル先に座っていらっしゃるんですよ。緊張しながら初めて有名な方の前で歌うというドキドキ感と、絶対に歌手になりたい。絶対チャンスを掴みたい!みたいな気持ちで歌ったことを思い出がありますよね」
――その時はだめだったわけだよね。
「はい。本当に縁を感じました。
(註:オーディションには合格したのですが、諸事情で入学がかなわなかったのでしたね)
レコーディングの時に平尾先生に言ったんですよ。
”20年前です。中学校2年の時に先生のオーディションを受けて”って。そうしたら”ああ、覚えているよー”って言ってくださったんですけど。
先生も気ィつかって言ってくださったのかなあーと思って(笑)。 (先生の優しい)心を感じたんですけど」
――平尾先生がゲストにお越しくださった時にその話をしてたんだよ。”氷川君も実はうちの音楽教室を受けたことあるんだよ”って。
「へえー。嬉しかったです。やっと夢が叶ったというか。水森先生はずっと僕の歌の永遠の師匠ですけど。 平尾先生は縁があって、またお会いでき方という感じで」
――それもまさに20年でね。20年ぶりにその出逢いが成長した氷川きよしとまさに円熟した平尾昌晃との出逢いですもんね。これも何かの縁だよね。人間てやっぱり縁は大切だね。
「いや本当にそう思います。生きている間に出逢える人ってそんなに多くないじゃないですか。ひとりひとり出逢った人を大切にできるような生き方にしたいですよね」
――そうですね。あなたのステージは常にそういうことを思ってステージを組んでいらっしゃるからより以上にファンは広がるし、リピーターは多いし、ねえ。
「ありがたいです」
――で、歌手の氷川きよしといたしましてはもう一皮むけましてこういういい曲ができましたのでぜひひとつ。この歌の聴きどころはやっぱり、いわゆる今までとは違う歌い方ということでしょうね。
「そうですね。優しく気持ちで歌わせていただいたつもりです」
――ですね。そんなようなところを皆さまにお感じ取りいただければと思います。
デビュー13年めを新たな船出といたします。そんな表現をする氷川きよしさんでございます。
2月の8日にリリースされました新曲「櫻」をお聴きいただきましょう。
※「櫻」がフルコース流れます。
――国民的歌手・氷川きよしさんを形作った運命的出逢いは水森英夫さんに、ビートたけしさん、そして平尾昌晃さん。そしてもうひとり付け加えさせていただくなら長良会長ですね。
長良会長は東京の父親だね。デビュー13年目の新たな出発。ますますの躍進をわれわれ願っております。
「がんばります!」
徳光さんが”貴重なお話をありがとうございました”とおっしゃると、きよしさんは
「お世話になりました。ありがとうございます」
と静かにおっしゃって退出されたのでした。