「第13回・長良グループ 夜桜演歌まつり」夜の部に行ってきました。
会場は大田区民ホール アプリコ。
これまでにきよしさんのコンサートで3度ほど来たことがあります。
オープニングは「きよしのズンドコ節」でした。舞台に出演者が勢ぞろいして皆で歌ってくださったのですが、もちろんコールは”きよしコール”一色でした。
きよしさんは光沢のあるブルーのスーツで蝶タイとカーフベルトはとも布。シャツは白でボタンはスワロフスキー(多分?)、ポケットチーフは白。靴は黒のエナメルでした。
この日も前髪を着りそろえていらっしゃったので、少しかわいらしい印象でした。
山川豊さん、田川寿美さん、水森かおりさんたち先輩と、森川つくしさん、岩佐美咲さん、はやぶささんたち後輩。そして「夜桜演歌まつり」の常連である藤野とし恵さん、椎名佐千子さんとご一緒に和気藹々とリラックスした様子のきよしさんでした。
そして私にはこの日、思わず息を呑む思いをした瞬間がありました。
それはきよしさんが「櫻」のワンコーラスめを歌い終えた時のこと。
間奏に身を委ねているかのようだったきよしさんが、わきおこった大きな拍手に、すっと頭を下げられたのです。そして2コーラスめを歌おうとして頭をさっとあげられると、何かを強く決意し、覚悟したようなきっぱりとしたまなざしになり、マイクをかまえ、すうっと息を吸って歌い出されたのでした。
ほんの一瞬のことでしたが、私の目はきよしさんに釘付けになり、はっと息を呑んだのです。
その姿は、剣士が剣と自分自身だけを頼りに命を賭けて挑むかのように思え、その歌声に聴き入りました。
ああ、きよしさんはいつも輝くような笑顔で歌ってくださっているけれども、歌に嘘偽りなく向き合い、歌にただひとすじの光を見て歌うということは、まさに自分自身との厳しい闘いをされているのだなあと感じて、厳かな気持ちにさせられたのでした。
こちらは入場前に会場横の桜を写メしました。
暗かったのと急いでいたのとで画像がぶれてしまってごめんなさい。
幸いなことに入場時は時折小雨がちらつく程度で、傘はささなくても大丈夫だったのです。

オープニングの後、田川さん、山川さん、水森さんが歌い、きよしさんは「きよしのソーラン節」でした。
「夜桜演歌まつり」は生演奏ではないので、最近のコンサートのようにスピードアップしたバージョンではありませんが、歌いだしの掛け合いと、きよしさんの”ワン、ツー、あっ、ワン、ツー、スリー、フォー!”の掛け声で場内は一気にヒートアップしたのです。
きよしさんは客席の熱気と歓声をのけ反るようにして受け止めてくださったのでした(笑!)。
きよしさんはお辞儀をされる時にレヴェランス(バレエのお辞儀)のような美しい仕草をこの日何度かしてくださいましたが、フォーマルなムードにきよしさんらしい愛らしさがミックスされてとても素敵に思えました。
その後、スペシャルゲストのビリケンさんが歌う前に西寄さんと一緒にきよしさんも登場されて、お二人でトークをしながらビリケンさんを紹介されたのです。
そしてウィリー沖山さんが登場。50年来のお付き合いのある長良会長がゲストに招かれたそうです。
「スイスの娘」と「ニューヨーク・ニューヨーク」を披露され、とりわけ「スイスの娘」でのヨーデルは、ヨーデルってこんなにさまざまな音色があるものなのだと聴き入りました。素晴らしかったです。
ウィリー沖山さんは、長良会長とは奥さまより長いお付き合いだそうで、
”良いことも悪いことも(笑)、知っています。今日は呼んでくださってありがとうございました”
とお礼をおっしゃっていました。
50年といえば半世紀。ウィリー沖山さんの艶やかな歌声を聴きながら長良会長の義理人情に厚いお人柄を感じたのです。
今回から参加された市川由紀乃さんが加わって藤野とし恵さん、椎名佐千子さんのコーナー。そして森川さん、岩佐さん、はやぶささんたち新人の方のコーナーがありました。
そして新曲コーナーということで、西寄さんが紹介されると、舞台上手から山川さん、田川さん、水森さんが登場され、あれ? きよしさんの姿が見えないと思ったら、西寄さんが
「氷川さんはこちらから登場されます」
とおっしゃり、きよしさんだけ下手から登場し、さらに西寄さんに”水森さんのお隣ですよ”と誘導されて登場された側と反対の舞台上手側に立たれたのでした(笑)。
西寄さんに”新曲「櫻」が絶好調です”と言っていただき、先輩方と一緒に皆で万歳をしたのです。
その後、水森さん、田川さん、山川さんそれぞれの紹介の折も、万歳をすることになり、きよしさんはその場で飛び上がって万歳をされていました(笑)。
ちなみに衣装はお着替えされて「櫻」のグレーバージョンの衣装をお召しになっていました。
これから「櫻」を歌うきよしさんとは思えないほど(?)にアクティブだったのです(笑)。
6月6日のイベントのために”櫻”の写真や絵を募集している旨のインフォメーションがあり、
”皆さん、おひとりおひとりの”櫻”をアレして”
とおっしゃったので、大うけでした(笑)。
西寄さんが笑いをかみ殺しながら
「みんなで”櫻”をアレしましょう!」
とまとめてくださいました。
お話していて”眼(まなこ)”が”ナマコ”になってしまったりとすっかりきよしさんのペースでした(笑)。
皆さま、きよしさんからあらためて写真と絵の応募についてお誘いがありました。
イベントを盛り上げるために、応募がんばりましょうね!
「櫻」を歌う時、きよしさんは舞台の上段の上手から登場。
センターで深々と会釈され、舞台センターの階段を降りてこられたのですが、そのすべての所作が美しく感じられたのです。
深まる歌唱に聴き入りながら、まさに夢かうつつか...。
至福の瞬間にわれ知らずため息がこぼれたのでした。
最後は全員で山川さんの「夜桜」を歌ってお別れとなりました。
毎年、この「夜桜」を歌うきよしさんを見るのを楽しみにしてきました。
皆さんと一緒ですし、山川さんの曲ですので、ご自身だけ突出しないように抑えて歌おうとしていらっしゃる様子なのに、歌っていると自然にマイクを持っていない方の手が、歌唱に合わせて、”思わず”という感じで歌詩に合わせて動いてしまうのです。
そんなきよしさんの様子を見ていると、きよしさんの歌への真心を感じていつも幸せな気持ちにさせられるのです。
この日も、そんなきよしさんの様子にああ、きよしさんは歌うために生まれてきた方なのだなあとあらためて感じたのでした。
オープニングの時に西寄さんからお知らせがあったのですが、昨年のように今回も終演後に、東日本大震災の復興に役立てていただくために出演者全員がロビーに立たれて募金を募られることに。
うわあ、そのお知らせを聞いて、ドキドキしてしまいました。
今年は募金箱の設置はあっても、皆さんがロビーに立たれるようなことはないと思っていましたので、終演が近づくとドキドキ感が高まってきたのでした。
終演後は西寄さんの誘導でスムーズに移動が進んでいきました。
私はといえば待っている間、昨年の状況を思い返していました。
昨年は緊張のあまり右手右足が一緒に出てしまい(多分そうだったような気が!)、さらに目測を誤って(という言い方は失礼かもしれませんが)、きよしさんのお隣にいらしたアーティストの方と目が合ってしまい、その方たちに”今日はありがとうございます”と言っていただく展開になったのでした。
ようし、今年は歩きながらさらりと視線を流していって、きよしさんにちゃんと視線が合うようにしなくっちゃ!
と気合を入れたのですが、皆さま、やっぱり私にそんな器用なことはできませんでした。
一番手前に岩佐さんが立っておられて振袖姿がかわいらしいと感じたのですが、そのまま笑顔で視線を流して、きよしさんが立っておられる位置を見定め、いくつか置かれている募金箱のまん中の箱に募金を入れて、慎重に伏し目がちに進んで、きよしさんの少し手前で顔を上げてそのまま視線をきよしさんに向けたのです。
キラリ(というのはきよしさんのまなざしの音と思ってください)、パチリ!
そう、その優しいまなざしがすぐ目の前にあったのです。
きよしさんにとっては一瞬ですが、私にとっては永遠に感じられる時間...。
そこで”ありがとうございます”と会釈をしたら、もったいなくてもう一度見つめ返すことはできず、そのまま流れに沿って退場したのでした。
やっぱり自分では冷静なつもりでしたが、かなり舞い上がっていたのでしょう。
きよしさんの前で冷静でいられるはずありませんものね。
伏し目がちのつもりでもそうではなく顔がひきつっていただけかもしれませんし、右手右足が一緒に出てしまっていたかもしれません。
心に残っているのは”キラリ&パチリ!”
きよしさんの優しい眼(ナマコじゃありませんよ!)、まなざしです。
会場の外に出ると、雨がざあざあと降っていましたが心はきよしさんのおかげで快晴の私でした。
来年はいよいよ14回。23回までカウントダウンに入ることになりますね。
1年の重みを、きよしさんの歩みと「櫻」の歌唱に重ねて感じさせられます。
きよしさんは12日はパルテノン多摩で「木曜8時のコンサート」の収録。
19日と26日の2週にわたって放送されるそうです。
また来週17日は「NHK歌謡コンサート」に出演され、きよしさんがトップバッターで「櫻」を歌われるそうです。きっと素敵なセットも用意されるのでしょう。もしかしたら桜吹雪が舞うでしょうか?
今回は両日とも私は仕事の予定が重なって残念ながら観覧には行かれませんが、放送を心待ちにしたいと思います。
ところで「夜桜演歌まつり」は今年で13回めですが、きよしさんは2000年3月24日に赤羽会館(北区)で開催された第1回から出演されています。
「夜桜演歌まつり」はきよしさんと共に年を重ねてきたともいえますね。
水森さんは第1回目はキャンペーンでご自身のお膝元の北区での開催でしたが参加できなかったそうです。
ちなみに以後は
浅草公会堂(台東区)
日本青年館(新宿区)
日比谷公会堂(千代田区)
ティアラ江東(江東区)
渋谷公会堂(渋谷区)
中野サンプラザ(中野区)
メルパルクホール(港区)
文京シビック(文京区)
五反田ゆうぽうと(品川区)
江戸川区総合文化センター(江戸川区)
練馬文化センター(練馬区)
そして、
大田区民ホール アプリコ(大田区)
でした。
第1回の時、きよしさんは2000年の2月2日にデビューして2ヶ月も経たない時期でした。
この時の赤羽会館は収容人員が600~700人くらいだったかと思います。
そして”夜桜”ですので当初は夜のみの開催で関係者&ファンへの感謝祭のような意味合いがあったようですが、来場者の増加にともない第5回のティアラ江東から昼・夜2回開催で全席指定になったのです。
昨年に続いての終演後の募金コーナーは当初の歌手の方たちとのふれあいを思い起こさせるものと感じます。
1年間、誰にとってもいろいろなことがありますが、また来年も”櫻”の季節に笑顔で皆さまにお会いできますようにと願って会場を後にしたのです。
開演前に駅の反対側にある日本工学院のホールで「梅ちゃん先生」のジオラマとセットを見てきました。
ジオラマといえば、今回の会場の大田区民ホール アプリコ。
これまでにきよしさんのコンサートで3度ほど来たことがありましたが、実はこの日まで、ここが松竹の蒲田撮影所の跡地だったことを知りませんでした。アプリコの中には松竹キネマ蒲田撮影所のジオラマも展示されていると、、「梅ちゃん先生 番組展」でいただいてきた資料を帰宅途中で読んで、知りました。
次回はアプリコ内にある松竹キネマ蒲田撮影所のジオラマも見てみたいです。
またあらためて記事を書きますが、「梅ちゃん先生 番組展」、画像だけ少しアップしますね。

角度を変えて

梅ちゃん(掘北真希さん)の衣装です。

そしてセットもありました。
今、放映されているシーンのものですね。

とても充実していました。

それではまたお会いしましょう!