昨日、「氷川きよし節」(文化放送)で、”炊き込みご飯では何が好きですか?”と聞かれて、
「わかめご飯!」
と、きよしさんが即答されていたので、私は嬉しい気持ちになったのでした。
ちなみに放送ではゆかり粉をかけたゆかりご飯やお漬物もお好きとおっしゃっていました。
 
というのも、わかめを炊き込んだものとは少々異なりはしますが、ここのところ福井の名産品の”もみわかめ”を毎日いただいているからです。
以前、三国に行った時に立ち寄った波屋というお店から、先月、今年の”もみわかめ”をお取り寄せしました。
今回はお友達にも味見していただきたくて小さな缶に入ったものも一緒にお願いしたのですが、我が家用はこの中瓶入りです。
手もみして作るのでとても手間のかかるものだそうですが、潮の香りが立ち昇り、ほのかな塩味がして、海の恵みをそのままいただいているような気持ちになるのです。
 
 
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東尋坊の近海で取れた天然わかめを天日で乾燥させ、手もみして食べやすい大きさにしてあります。
私は熱々のご飯にかけておしょうゆをちょこっとかけ少しまぶして、まだパリパリ感が残った状態でいただくのが好みですが、おにぎりにしたりもして、まさに”即席わかめご飯”なのです。パスタや焼きそばにかけたり、卵焼きに入れたり、お吸い物に入れたり、たまごかけご飯にかけてもおいしそうです。
そしてなぜ瓶に入っているのかというと、まだ乾燥剤もなかった時代の、口の小さな瓶に詰めればしけないという生活の知恵からで、当初は1升瓶を使っていたようです。
 
 
私は、以前、きよしさんが福井でコンサートを開催された時に、福井に出かけたことがあるのです。
私には初めての福井でした。
福井市内でのコンサートの翌日、三国港や東尋坊、永平寺まで足をのばしたのです。
福井の市内からえちぜん鉄道に乗る旅も楽しく、到着した三国港という駅で東尋坊行きのバスを待っていたのですが、ベンチにすわっていたら、地元のおばあさんが
「ご旅行ですか?」
と声をかけてくださって、おばあさんがお乗りになる方面のバスが来るまでの10分ほどの時間でしたが会話がはずみました。
おばあさんは東尋坊の遊覧船に乗ることを勧めてくださって、東尋坊の名前の由来となっている東尋というお坊さんのお話や、地元に伝わる東尋さんの歌まで歌ってくださったのです。
そして、おばあさんご自身がお薦めのおいしいものをうかがうと、
「もみかわめ(粉わかめともいうそうです)」という答えが返ってきたのです。
その名称さえ初めて聞く私に、どんなものか説明するのに少々難儀されていましたが、私がその日は三国温泉に泊まる予定と知ると、
「季節ものではあるけれど、お宿に置いてあると思いますよ。すべて手作業で作るのでとても手間がかかっているんです。最初は売り物でなく自分の家で食べるために作っていたんですよ」
と教えてくださったのでした。
 
その夜、宿泊した宿で聞いてみると、その宿の自家製のもみわかめがあったので、1本わけていただいたのですが、旅から戻ってから、ご飯にかけていただいてみたら、ほんとうにおいしくて...。
やめられなくなってしまいました。
 
わかめは福井県沿岸では冬から春にかけて繁茂するので4月から6月の間に採取するそうですが、1月から3月は養殖わかめの漁期で、ひと足早く海の幸をいただけるということでした。
天然のわかめは岩礁上に生育するので主に海士,海女(あま)さんたちが採藻し漁獲されるそうです。
その季節になると三国の町のあちこちでわかめがコモ(わらを編んだもの)の上にいっぱいに干されるようになります。
わかめが天日干しされ、ぱりぱりになると一家総出で手もみをして、ほどよい大きさになったところで一升ビンなどに詰めるそうです。
 
きよしさんへの飲食物の贈り物は控えていますが、できることなら、もみわかめ、きよしさんに召し上がってみていただきたいなあなんて...。放送を聞いていて思ったのでした。
でも、全国を旅されているきよしさんのことですから、”もみわかめ”すでにご存知でいらっしゃるかもしれませんね。
 
明日は、オフの予定なので、途中になっていた「教えて! きよし君」のご報告を”拡大版(?)”でアップしますね。