3日の市原市市民会館でのコンサートのこと、先日、ほんの少し書かせていただきましたが、続きが遅くなってしまってごめんなさい。
昨夜までずっと仕事をしていました。かかり切りになっていた原稿は4日の夜からスパートをかけて徹夜になりましたが、納得のいくものができ、ホッとしました。
昨日は午前中、仮眠した後、別件の仕事が夜遅くまでかかってしまって。ブログで書きたいことがあるのにと、もどかしい気持ちでおりました。
結局、今、京都へ行く新幹線の中で書いています。
さて、今回の記事のタイトルは、きよしさんが夜の部のラストトークの時におっしゃった言葉です。
「最後の曲になりました」
とおっしゃった後、、幕がいったん閉まっても、また開いてアンコールがあることをいつも説明されますが、その時の言葉でした。
「もし皆さんが帰ろうとしたら、僕、”待って、帰らないで”って言います」
私、きよしさんのこういうところが大好きなんです。
すっかり頼もしい男性に成長され、その素晴らしい歌唱で包み込んでくださるかと思えば、ぽろりと本音を口にされて...。
こんなふうに言われたら、胸がきゅんと音をたててしまいます。
そして、2日の「NHK歌謡コンサート」の話題を昼夜されたのですが、あの日はバナナを1本召し上がっただけだったのだそうです。
会場から心配する声があがると、
「いや、いつもそうなわけじゃありませんからね。食べる時は食べます。ただ僕は食べるとお腹が出てしまうんです。テレビに映るわけでしょう。僕にも氷川きよしとしてのプライドがありますからね」
何だかとても凛々しいきよしさんでした。
でもその後で
「あっ、でも食堂で味噌汁を一口飲みましたねいや、二口、三口? いや四口だったかな(笑)」
会場の反応をみてとって、そんなふうに笑ってお話しされていました。
セットリストは「演歌名曲コレクション14 ~あの娘と野菊と渡し舟~」からとなったので、ツアー前半の「北国の春」から始まるコーナーが「東京五輪音頭」からとなり、
「黒百合の歌」、「お月さん今晩は」、「今夜も片想い」、「望郷しぶき」を歌ってくださることに。
それ以外のコーナーはツアー前半と変更はありませんでした。
このコーナーで新しい衣装を披露してくださいました。ジャケットのことをきよしさんは”牛肉をイメージ”とおっしゃっていましたが、一見、絞り染めのような風合いなのですが、よく見るとかなり立体的で変わり織りという感じでした。色はピンクがかった赤? あるいは紅色といえばよいでしょうか。美しい赤系です。肩の部分は、肩の形状に合わせているかのように円形の織り模様になっていて、絞りのようでもありレースのようでもあり、さわってみたくなってしまいました。
シャツとブラウスは黒。黒を基調にした蝶ネクタイには部分赤色が入っていました。
夏らしく爽やかで、きよしさんにとてもお似合いです。
きよしさん、牛肉のイメージと北海道でおっしゃっていたそうですが、この日は太陽のイメージともおっしゃっていました。
いつも私たちを照らしてくださる太陽のようなきよしさんのあたたかさ、輝きをいっそう、素敵な衣装が増幅しているようでした。
「東京五輪音頭」で、歌いながら踊られるきよしさんの手の美しさについては前回の記事で書きましたが、晴れやかな歌声に軽やかな振りが絶妙なのです。
そして「黒百合の歌」の歌唱は度肝を抜く素晴らしさです。
以前「NHK歌謡コンサート」で初めて聴いた時の感動がよみがえってきました。
何てドラマチックで情熱的なのでしょう。
そういえば4日に放送された「氷川きよし節」(文化放送)では「黒百合の歌」がリクエストされていました。
レコーディングのエピソードをお話ししてくださいましたが、
さびの「♪あああ ーーー あああ」の部分が難しかったそうで、
「細かく音符が細かく打たれているので、なるべく忠実に歌おうとしたんですけれども。
かなりあの部分、歌いこなすのが難しいですね」
とおっしゃっていました。
「それを歌いこなしたわけだから」
と寺島さんがほめてくださると、
「いえいえ」
と小声で恐縮されていました。
初披露の時よりもレコーディングの時よりもさらにさらに磨きがかかっているのを感じます。
「今夜も片想い」の歌唱、振り付けには思わずはまってしまいます(笑)。
そして「望郷しぶき」は圧巻でした。
氷川きよしの世界にどっぷりとひたり、そしてその存在の重みをずっしりと感じることができる素晴らしい歌唱でした。
前後しますが、「扇」の時は最初の「ヨーッ!」というかけ声のところで、これまで流れていたシンセサイザーで作っていた声がなくなり、きよしさんのナマ声のみとなりました。
素晴らしい効果でした。そのことに感動していたら、歌唱がさらにさらに深まっていて。
きよしさんの表情も鬼気迫るものに感じられました。
そして、歌い終わった後のきよしさんの表情を見てさらに驚きました。
俳優さんが舞台であまりに没頭して演じたために、カーテンコールの時にまだ役柄から抜け切れていない状態になるのをこれまでに何度か見たことがあります。
もちろんそんなふうになるのは限られた素晴らしい俳優さんにだけ起こりうることで、奇跡のような瞬間です。
今回、そんな俳優さんの様子と「扇」を歌い終えたきよしさんの様子が私の中で重なったのです。
それほどまでに歌の主人公に入り込むことができるなんて。
心底、きよしさんに圧倒されたのです。
※ごめんなさい。ここまで書いて時間切れです。
楽しいトークの話題など、また書いていきますね。
今夜の「FNS歌謡祭」ではどんな歌を聴かせてくださるのでしょうか。楽しみですね。