少しご無沙汰していましたが、おかげさまで元気にしています。
きよしさんは7日、昼の部と夜の部との間に公開取材を行ったので、ワイドショーでその様子が放送されましたね。ご覧になりましたか?
きよしさんの平次、かっこいい! と評判でしたね。
そんなきよしさんですが、その7日の「氷川きよし節」(文化放送)の”きよ句会”で夢の話題になった時に、寺島さんに”夢を見ますか?”と聞かれて”はい”と答えたきよしさん、”どんな夢を?”と聞かれて、良い夢ではないようで口ごもったのです。
きよしさんは、 雲の上から落ちる夢や、追いかけられる夢をよく見るのだそうです。以前もお話しされたパリの街を逃げ回る夢、この時もお話しされていました。常にトップを走るきよしさんは、気の休まらないことも多いのでしょうね。でも、そんなふうにいつも危機感を抱いて真剣勝負で臨まれる、きよしさんだからこそ、尚いっそう応援したくなってしまうのだと思います。
少し前に見た「カンブリア宮殿」というテレビ番組で、回転寿司のスシローが特集されました。
MCの村上龍さんが、その大躍進に大きく貢献した、まだ30代後半の専務の方に今後の展開をうかがっていて、
”常に危機感を抱いているんですね” と感心しておっしゃると、その方は
”はい。でもそれは前向きな危機感です”
と笑顔で答えられ、とても印象に残ったのです。
そして、そうなんだ、きよしさんの抱いておられる危機感も、まさにこの”前向きな危機感”なのだろうなあと感じたのです。
恋人どうしでも夫婦でも、常に素敵でありたいと努力されている方って、第三者にとっても魅力的ですものね。
そう考えてみると、この”前向きな危機感”はやっぱり愛ゆえなのかもしれないと思えてくるのです。
”ファンの皆さんに笑顔になっていただきたい、喜んでいただきたい”という思いゆえ、陰でたゆまぬ努力をされていらっしゃる、きよしさん。それはまさにファンへの愛ゆえですよね。
さて、ここのところ忙しくて、身なりにかまわなくっていた私(お恥ずかしいです)ですが、週末はいよいよお誕生日を明治座で過ごします。昨日は夕方から集まりがあったこともあり、その前に美容室に行ってきました。なかなか時間がとれなくて前回から今回まで、いつもより間をあけてしまったのと梅雨の湿気もあって髪がうまくまとまらずにいたのです。
2ヶ月ぶりの美容室。担当のHさんは以前も書いたかと思いますが、女性ですが俳優の五十嵐隼士さんに似ています。
「そういえば、マルルさんにぜひ読んでみてほしい文章があるんですよ、短いものなんですけど、いいですか?」
とある雑誌を持ってきてくれました。Hさんがぜひと薦めてくださたのは小山薫堂さんが書かれた”no rain no rainbow ”という言葉をめぐる3通の手紙という形式をとったショートストーリーでした。
no rain (ノー レイン) 雨が降らなければ、
no rainbow(ノーレインボー)虹は出ない
その言葉に勇気を得ながら生きている3人の女性たちが手紙という形式で描かれていました。
そしてその一人、キャスターという仕事をしている方の、マスメディアの役割は”素敵を連鎖させること”という言葉にも感動しました。
作者の小山さんその人こそが、そのように生きてこられた方なのではないかと私は思いますが、マスメディアは本来、そういうもので、多くの人を幸せにするために生まれたものだったのですよね。
そのことにも何だかうれしくなったのです。
Hさんは小山薫堂さんのことをこれまでご存知なかったそうなので、Hさんに関連づけて、かつてカリスマ美容師を生んだ人気番組”シザーズリーグ”作った方であることを話しました。
Hさんは自分が感動した文章を書いた小山さんが”シザーズリーグ”という番組を作った方と知って、驚き、ますます感動を深めている様子でした。
Hさんが言うには、その番組のおかげで美容師という職業の世間的な地位が向上して、それまでのガテン系のイメージからアーティスティックなイメージに大きく変わったということでした。
人気テレビ番組の影響力の大きさに驚きました。
小山さんが以前、その”シザーズリーグ”を思いついたのは、ご両親が理容店を営まれていて、毎日忙しく立ち働き、気持ちのよい仕事ぶりのご両親を誇りに思っていたのだそうです。それで理容師(美容師)という仕事はもっと脚光を浴びてもいいのではないかという思いがずっとあったからだったというようなことを書かれていたのです。
すでにお店は閉められたということでしたが、小山さんの文章から清潔で活気のある理容店の風景、そしてそこできびきびと働くご両親の姿がうかんだのです。
ただその時には、小山さんがどちらのご出身かなというところまでは調べないままだったのです。
その数年後、きよしさんの福岡でのコンサートにうかがった時に、その足で天草に行ってみることしたのです。このブログを始めて間もなくの頃で、福岡のご報告も遅れ遅れになり、結局天草の話題ができないままでしたが、天草には2泊し、その豊かな自然、そこに住む方たちのあたたかな人柄に、すっかり天草が大好きになってしまいました。
東京に戻る日には、お世話になったホテルの方のお薦めのイタリアンレストランでランチをいただくことにしたため、そのレストランがある天草の本土の商店街に行ったのです。
すると”小山薫堂さん、おめでとう!” と天草・本土の目抜きの商店街に垂れ幕がかかっていました。
映画「おくりびと」はモントリオール世界映画祭のグランプリやアカデミー賞の外国映画賞を受賞したのですが、その脚本を小山さんがお書きになったので、お祝いのためのものでした(日本アカデミー賞では脚本賞を受賞されています)。
それで、ああ、小山さんは天草のご出身だったのだと初めて知ったのです。
訪れてみて、とても心惹かれたその天草のご出身で、私の中にイメージがわいた素敵な理容室も、かつてこの地に存在したのだと思うと感慨深いものがありました。
人生を楽しもう! 自分の感じた”素敵”や”感動”を多くの人にも伝えよう! 天草が育んだのであろう小山さんのシンプルな思いを感じたのです。
そのことを話すと、Hさんは少し手をとめて目を潤ませていました。
もともとその雑誌の記事は別のお客さまが薦めてくださったのだそうです。
「人の心ってちゃんと伝わるんですね。これまで小山薫堂さんの名前の読み方も知らなかったんですけど、読んで涙が出るほど感動したので、マルルさんにも感想を聞かせてほしいと思っていたんですよ。思いがけず小山さんのいろいろなお話も聞けて。何だかもっと感動しています」
Hさんはそう言って、私の髪の仕上げをしてくださいました。
私も嬉しくなりました。小山さんが書かれたエッセイで涙が出るほど感動したことが私にもあったからです。そのエッセイが載っている雑誌のコピーを次回、Hさんに差し上げる約束をして、美容室を後にしたのでした。そのエッセイは、このブログでもご紹介したいと思います。
さて、帰宅して”no rain no rainbow ”という言葉の意味を調べてみました。
”雨が降らなければ虹は見られない”という意味で、ハワイで使われているアロハスピリットあふれる言葉ということでした。
私は数年前、たまたまモスバーガーでもらったマリーゴールドの種を蒔いてお花を咲かせることができたのがきっかけで、どんどん植物を育てるのに夢中になり、みるみるベランダが植物でいっぱいになっていきました。屋上のようになっているのでかなりスペースがあるので、夏場の水やりはアブラムシを取ったりもしますから、1時間くらいかかってしまうのです。
屋根もありませんので、肩までのフードの着いた帽子を被って、UVパーカーを着て水やりをしますが毎回汗びっしょりになり、水やりが終わっても汗が止まらずシャワーを浴びていました。
まだ会社勤めをしていた時でしたので、出勤前に水やりをするのですが、もう少し眠っていたいと思うこともしばしばでした。
そんな私は、朝起きて雨が降っていると、ああよかった!!と心の底から思ったのです。今日は水やりをしないで大丈夫だから、もう1時間眠っていられると。
それまで、朝起きて、雨が降っていることを喜ぶなんてことはありませんでした。
でもたくさんの植物に毎日水遣りをするという環境になっただけで、大きく価値観が変わることを身を持って知ったのです。今は忙しくなってしまい、植物は父にお願いして、自分自身では育てていませんが、これから出かけるという時に雨が降っていて、嫌だなあと思いそうになる時には、水やりをしていた時の自分を思い出すようにしています。
あの時の私には、雨はまさに恵みの雨だったのです。そう思うと雨も嫌なものではなくなってくるから不思議です。まして、その雨が振るからこそ虹が出るのですものね。
憂うつになりそうな日も、思いっきり前向きになれそうです(笑)。
小山薫堂さんの垂れ幕がの画像が見つかりましたので、文末に載せておきますね。
8日に第1回の休演日があり、座長公演も中盤戦に入ったという感じでしょうか。
あらためてこうして1ヶ月をきよしさんのスケジュールをなぞりながら過ごしてみると、長丁場だなあと感じます。
週末は雨だそうですが、新宿コマ劇場での「きよしの一心太助」以来の、きよしさんと一緒に過ごすバースデーに、心ウキウキな私です。

※9日夜に記事を書き出したのですが中断してしまい、アップは10日午後になりました。記事がアップされていると探された方には、申し訳ありませんでした。