昨日、奈良から帰ってきました。都内は地震で電車が止まってしまうこともままあるので、これまでなら夕方まで奈良にいて19時台の京都発の新幹線で帰ってくるのですが、夕方のラッシュにぶつからないように早めの新幹線に乗り、夕方には家に着いたのです。
前夜、奈良での記事を書けなかったので一休みしたらメールチェックをして記事を書くつもりでコーヒーを淹れて一息ついていたら、何で私が帰ってきたのがわかったのかしら? と不思議に思うほどに、そのタイミングで電話が2件かかってきました。ふたつとも仕事の電話で、ひとつは急遽決定ということで今度の日曜日のことでした。他の仕事も入っているので難しいかもと思ったのですが、内容を聞いてみたら、ぜひやらせていただきたいものでしたので、お引き受けすることに。
でも、うわあー、すぐに準備しなくては!!
 
ということでブログの更新がかなり遅くなってしまいました。ごめんなさい。
きよしさんは今日は和歌山でコンサートですね。ご参加の皆さま、きよしさんと素晴らしい夢の時間をおすごしくださいね。
そういえば、帰宅したら25日にテレビ東京で放送される「プレミア歌謡音楽会」の観覧の当選はがきが届いていました。品川プリンスホテルからの中継ということでしたので、帰りの新幹線で品川駅で停車した時に、”当たっていますように!”と願ったのです。
 
それでは前置きが長くなりましたが、奈良での話題に戻ります。
私は奈良が好きで年に一度は訪れているのですが、季節や行事、展覧会などの予定に合わせてスケジュールを組むので、きよしさんの奈良でのコンサートとは予定が合わず、今回初めての参加だったのです。
磯崎新さんの設計による会館はフォルムがコクーンのようで印象的でした。会場の座席の配置も立体的で、歌っているきよしさんからはどんなふうに見えるのかしら? と興味がわきました。さらにステージ前方の歌舞伎でいえば桟敷席に当たる位置の両サイドに車椅子席が設けられていることにも感心したのです。
 
この日はきよしさん、とてもリラックスされていらっしゃったようで、トークの時は思いっきり和やかに、そして歌唱となると素晴らしいきらめくような歌声で魅了してくださったのです。
最近、司会の西寄ひがしさんが、きよしさんが「扇」を歌われる前に”威風堂々”とおっしゃられますが、この日はまさに威風堂々として、そして太陽のように分け隔てなく私たちを照らし、明るい気持ちにさせてくださったのです。そんなきよしさんのおかげで幸せを感じ、そしてその冴えて響き渡る歌声に、思わずため息が出てしまうのでした。
この日の「陽春」、心に響きわたりました。前日の京都で、私自身は久々にきよしさんが生でこの歌を歌ってくださるのを聴いたのですが、きよしさんは辛い時、苦しい時、この歌にどれほど励まされたかわからないと当時、コンサートでお話しされていました。
歌っていて、きよしさんが涙されたこともありました。
10周年記念コンサートであえてこの歌を歌われず、メモリアル映像で足跡を振り返るコーナーでインストロメンタル演奏されたことから、きよしさんにとってこの歌がどれほど大切なものなのかを感じていたので、今回、被災された皆さんに向けて、ご自身が励まされ、がんばることができた大切なこの歌を歌われることにされたのだなあと、きよしさんの一節、一節に込められた思いの深さに胸が熱くなったのです。
私たちは、同じ時代に生きているとからこそ、共に励まし合い、そして一緒に前を向いて歩いていくことができるのですね。そしてその先頭で、きよしさんがその歌声と笑顔で光を示してくださる心強さ!
そんなことを思っていたら、きよしさんは被災された方たちへのお見舞いと励ましのメッセージをおっしゃり、
「一人ではありません。一緒です。一緒に前を向いて歩いていきましょう。よろしくお願いします」
と結ばれたのです。
きよしさん、こちらこそよろしくお願いします。皆さん、一緒にこれからがんばりましょうね。
 
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さて、この鹿のお人形、昨年一番奥の大きなサイズを購入したことを記事に書きましたが、今回お店に寄るとミニサイズのものとストラップも新作で作られたとのこと。ミニ鹿とストラップ鹿をつれて帰り、三頭一緒に並べてみました。カワイイででしょう。鹿の形のものを持つのは縁起が良いのだそうです。ブログのお友達で奈良通のつばきさんに教えていただきました。 
 
Q&Aのコーナーで、”きよしさんは修学旅行でどこにいらしたのですか?” という問いがあったのですが、小学生の時は長崎と鹿児島とおっしゃっていました。
そして長崎で原爆資料館を見学して、涙が止まらなかったのだそうです。
「原爆、そして戦争の恐ろしさを感じました。人は争ってはいけないんだ。許しあって、尊敬し合わなくちゃいけないんだと思いましたねー。」
西寄さんはお隣で”はぁーっ、小学生でですか。さすがですねー。それこそ本当の修学旅行ですよね”
と驚かれていましたが、きよしさんの豊かな感受性を思えば、なるほどと思います。
感受性豊かで心優しい小学生のきよしさんの姿が自然に想像できたのです。
 
今回、京都では東福寺に行ってみたのです。桜の木があると桜の時期に人々が集まり、修行の妨げになると桜の木をすべてなくしてしまったそうで、今も1本も桜の木はありませんが、秋には素晴らしい紅葉を見ることができるお寺としても知られています。
そこで特別拝観中の三門(禅寺ではそう書くそうです)に昇って天井画を見てきたのです。そこで極楽にいる共命鳥(ぐみょうちょう)も描かれていて、係の方がその鳥についてのお話をしてくださったのです。
極楽には極楽鳥といわれる白鵠(びゃっこう)、孔雀、オウム、舎利(しゃり)、迦陵頻伽(かりょうびんが)、共命鳥(ぐみょうちょう)などの色とりどりの美しい鳥がいるそうで、舎利とは九官鳥の種類とのことで、共命鳥は体が一つで頭が二つという不思議な鳥なのだそうです。

東福寺の方が、この共命鳥についての言い伝えを話してくださいました。それはこんなものでした。

 

昔、共命鳥のなかでも、とりわけ美しい姿を持ち、美しい声で啼く鳥がいて、その鳥は自分こそが一番だと思っていたのですが、すぐ近くに自分と同じように美しく啼く鳥がいることに気づきました。それで、ある時、その鳥がいなくなれば自分が一番になれると思い、毒の入った実を食べさせるのです。すると相手は苦しみ始め、息絶えたのですが、その鳥と自分の体は実は一つだったものですから、これでライバルがいなくなると思っていたのもつかの間、自分も毒がまわって死んでしまったのだそうです。

このことから、相手を滅ぼすことは自らを滅ぼすことであり、相手を生かす道が己を生かす道であるということを悟ることができるのではないでしょうか。

 

そんなお話でしたが、きよしさんの言葉に、その共命鳥の言い伝えを思い出したのでした。

 
 
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これは東福寺の三門の天井に描かれた迦陵頻伽(かりょうびんが)です。人間の顔を持ち、殻の中にいる時からよく啼き、その声は極めて美しいそうです。
 
 
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これは東福寺のものではありませんが共命鳥の画です。
 
 
そんなお話を前日、東福寺で聞いたばかりでしたので、きよしさんの
”許し合って、尊敬し合って”という言葉が、さらに深くしみいったのです。
 
今回、きよしさんは初めて奈良の鹿を見ることができたのだそうです。これまでコンサートツアーで奈良にいらしても、なかなかゆっくりできることがなかったそうです。
「鹿のフンを初めて見ました」
と興奮気味(笑)のきよしさんでした。
西寄さんが鹿せんべいの話題をされ、西寄さんが修学旅行でいらした時は70円か80円くらいだったと記憶していたのに、今は150円になっていたとお話しされていました。
きよしさんは鹿がフンをするところを見てみたかったのだそうです。
きよしさんがしきりに鹿のフンの話題をされるので、西寄さんが
「こんなに白のスーツがお似合いになる方が鹿のフン、フンて。ねえー」
と、きよしさんの鹿のフンの話題を止めようとすると、きよしさん、面白がって
こんなことをおっしゃたのです。西寄さんが、よそで絶対に言わないでくださいとおっしゃっていたので、書かないようにしようかしら?とも思ったのですが、やはり皆さまにお知らせしたいので、さかさまに書いてみることにしました。
皆さま、反対に読んでみてくださいね。
「ルレタヲコンウガカシ」
西寄さん、大慌てでしたが、そんな西寄さんを尻目に、きよしさんは屈託なく、まるでいたずらっ子のようでした。
「育ちが良いものですからねー」
なんて、すましておっしゃり、西寄さんの方を見て嬉しそうに笑っておられました。
そんなやりとりを見ていて、きよしさんがとてもリラックスされていることをますます感じて嬉しい思いになったのでした。
 
さて、きよしさんはまだ東大寺の大仏殿に行ったことがないのだそうです。
 「いつか大仏様を見てみたいです」
とおっしゃっていましたので、大仏殿と大仏様を写真でたどってみたいと思います。
下の画像は大仏殿です。
 
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こちらは正面です。
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西寄さんは小学生の時、この穴でつかえたとおっしゃっていましたが(笑)。
 
 
 
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まだ桜が残っているところもありました。 
 
以上、駆け足でのご報告で失礼します。
26日は大きな締切りと仕事が重なっているのでプレミア音楽会のご報告は少しあとになってしまうかもしれませんが、また楽しいご報告をさせていただければと思っています。
またお会いしましょう!