今日は松井由利夫先生が旅立たれた日ですね。
あの日から2年が経つのだと思うといろいろな思いがわいてきます。
最近になって、先生が書かれた詩にいっそう感じ入るようになったり、ああ、そうだったのかなと自分なりに意味がわかり解釈が深まってきて、先生がいらしたらお聞きしてみたいことも増えてしまいました。
私のような方、たくさんおられると思います。それは私たちも時を経たということももちろんありますが、何より、きよしさんの表現力が増したからだと感じています。
そうですね。私たちは、きよしさんが松井先生が書かれた歌を歌ってくださる時、いつでも松井先生のあたたかなまなざしを感じられるのでしたね。
 
今日は松井先生を偲んで、静かに「白雲の城」を聴きたいと思います。
昨年、きよしさんのツアーファイナルコンサートに参加した後、阿蘇に足を延ばしたのですが、その途中で熊本市内もまわり、熊本城を初めて見たのです。石垣が壮観でしたが、ところどころ苔むしていて息を呑みました。
これまでいくつかのお城を見たことはありましたが、あんなふうに苔がむしている石垣を見るのは初めてだったのです。
その時、松井先生がお書きになった「白雲の城」の世界が、一気に広がって私を包み込んでくれたのです。
そして、”苔むすままの石垣”と書く、その一行、一言、一文字を紡ぎ出すために、松井先生がどれほど多くのものを、その深いまなざしで見つめて生きていらしたのだろうかと、またあらためて感じたのでした。
 
 
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そして、この「白雲の城」をきよしさんが歌っていらした2003年には広島県の熊野町で「氷川きよし 歌ごころ書道展」が開催されたのです。
きよしさんのマネージャーさんと、こちらの事務局の方が友人でその友情から実現したと、当時の雑誌の記事に書かれていました。
私は書道なんて久しぶりで、手元には筆も硯もなかったのですが、例によって”参加することに意義がある”ということで、書道セットを購入して、久々に書道の練習をして参加したのでした。
 
全国から3800点を超える応募があり、5月20日にきよしさんも現地を訪れて審査方針や基準、評価方法などの打ち合わせをされ、27日には日本コロムビアできよしさんが再び審査をされたそうです。
20日にはマスコミ取材があったため、1点「氷川きよし奨励賞」を選出し、そのシーンがワイドショーなどで流れたのです。
 
 
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懐かしい映像が見つかりました。
 
そして氷川きよし奨励賞には2点選ばれました。お名前部分は念のため隠させていただきました。
 
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右の方は小学5年生ということでしょうね。素晴らしいですね。
 
 
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書道展の概評です。ほとんど4000点に近いですね。
 
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そしてお恥ずかしいのですが、記念にどのようなものをいただいたかということで、とてもお見せするような書ではありませんので、こんな感じで作品を載せていただいたということをお見せしたいための掲載ですので、書の部分はぼかさせていただくことにしました。
”白雲の城”と書いてあります。
 
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でも、こうして年月が経ちますと、自分にとっては思い出深いものになっていますので、”参加することに意義がある精神”も捨てたものではないかなあと、この記事を書いていて思いました。
 
さて、西寄ひがしさんではありませんが、最後にはやはり、きよしさんの書をご覧いただいてスカッとしていただければと思います。
”きよしんぶん”、「玄海船歌」に始まって12号めにして初めてきよしさんが題字を書かれていますね。
 
そういえば先日の茨城でのコンサートで、司会の西寄ひがしさんが、きよしさんが舞台袖に戻られた時、きよしさんを見つめている客席に
「だあれもこっちを見てなんかいません」
とおっしゃった後、
「いいんです、いいんです。私が出てきたら目をつぶって、氷川さんの残像を思い浮かべていてください」
とおっしゃったのが、大うけになりました。お見事! と思いました。
常に進化される、われらが司会者・西寄ひがしさんにも感謝ですね!
 
では、皆さん、お手元にお持ちかとは思いますが、”きよしんぶん”の題字です。
スカッとしてくださいね!
 
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※月末まで仕事が集中するので、しばらく記事の更新が滞ってしまうかもしれませんが、元気でがんばっております。
27日の横浜アリーナにはもちろん参加します!