昨夜12月23日にザ・プリンス パークタワー東京で開催された「氷川きよしX’mas ディナーショー ~きよしこの夜~」の夜の部に参加してきました。
まったく個人的なことながら今回のディナーショーでは私の運命の1曲のメロディーが流れてきて、夢のようなことがあるものだと、そしてその夢はまだ始まりなのだと感じさせてくださる出来事がありました。ショーの流れに沿って、そのことも言葉足らずにならないようにお伝えできたらと思って、今、書き始めています。
 
さて、今回のホテルでのきよしさんのディナーショーは初めてでしたし、私自身もこれまで利用したことがなかったので、どんなホテルなのかなあ? と楽しみにしていました。
新宿で用事をしてから大江戸線に乗って赤羽橋で降りました。赤羽橋からは徒歩2分ということでしたが、地下鉄から地上に出ると目の前に東京タワーがそびえ立っていました。
(画像を2枚並列掲載したため、携帯でご覧いただくとかなり余白ができていますが記事は「浪曲一代」まで続きます)
 
 
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そのまま芝公園に沿って歩いて行くとザ・プリンスパークタワー東京が見えてきました(右の画像がエントランスです)。
 
きよしさんのディナーショー会場は地下2階のボールルームBで、お着替室もクロークもすべて同じフロアということでした。
地下2階に下りると、あちこちにきよしさんのディナーショーの案内がありました。
 
 
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きよしさんが「ようこそ!」と迎えてくださっているようでしたが、私が到着した時は、まだ昼の部のステージ中で、きよしさんが「大井追っかけ音次郎」を歌っているのが聴こえてきました。
 
 
着替えが終わる頃、友人たちから連絡が入ってきました。すぐに合流してお茶をしたり、懐かしい方たちに挨拶をしたりしていたら、あっという間に開場時間が過ぎていました。
 
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会場に入ると、ほとんどの方が席に着いておられました。これは会場の真ん中くらいから撮った画像です。両サイドにスクリーンがあって、ステージの際はきよしさんの表情が大写しになりました。
舞台中央には階段が設えてあります。
下の画像は最前列から撮ったものです。クリスマスムードいっぱいでした。
 
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さて、オープニングはきよしのズンドコ節」でした。
階段上からワインカラーのスーツで登場されました。
きよしさんのエネルギッシュな歌声と輝くばかりの笑顔に場内が一気に華やいだムードになりました。
そして「星空の秋子」、
「ときめきのルンバ」を歌ってくださいました。
 
きよしさんが衣装替えに舞台袖に戻られると、「月の砂漠」のメロディーが流れてきました。
主旋律を奏でているのはチェロの音、そして「♪ルルル~ ルルルル」とスキャットが入ります。この日のために参加されたチェリストと男性コーラスの方が主になっての演奏でしたが、私の心に深く深くそのメロディーが浸み込んでいったのでした。
これまでこのブログに書く機会がありませんでしたが、「月の砂漠」は私にとって運命の1曲と言っていいほどに思い入れのある曲なのです。もちろん、いつかきよしさんに歌っていただきたい曲の筆頭であり、でもそれがかなったら思い残すことはないのではないかなあと、きよしさんのファンになってからずっと思っていた曲でした。
なぜそれほどに思い入れがあるのかは、とても長いお話になってしまうので、いずれあらためて書かせていただきますが、一人の書き手としても「月の砂漠」をテーマにいつか作品を書きたいと思ってきたのでした。
今回は「虹色のバイヨン」に至る異国の砂漠のイメージとして「月の砂漠」が演奏されたのでしょうし、スキャットも男性コーラスの方によるものでしたので、きよしさんが歌われたわけではないのですが、かえってそのことで夢のようなことは起こり、そして、いつかきよしさんに歌っていただきたいという夢は、持ち越され、そのおかげでその夢はまだまだ続いていくということを感じさせていただいたのでした。
そして、まったくの私ごとですが、”そのうち”、”いつか”と先延ばししてきたことに、
「やりたいという思いがあるのなら、やってみたら?」
と、きよしさんに背中を押していただいたような気持ちになったのです。
今回、このようなかなり個人的な思いを書かせていただくことにためらいもありましたが、これを書かずしては私の感動のすべてをお伝えすることにはならないのではと思い、こうして書かせていただきました。
 
ステージのご報告に戻ります。
「月の砂漠」のしっとりとしたロマンチックな演奏に浸った後、日本有線大賞の時の衣装を纏ったきよしさんが登場です。衣装はテレビで見ていたより遥かに美しく見えました。あの輝くような高貴な水色とゴールドのバランスが見事ですし、何より、きよしさんがあまりにお似合いで、絵画の中から抜け出してきたのではないかと思ってしまうほどでした。
「キャラバン」、「カスバの女」、「コーヒー・ルンバ」を歌ってくださいましたが、私はとりわけ久々に聴く「キャラバン」がいっそうドラマティックで艶めいているように感じられ、うっとりと聴き惚れました。
3曲歌い終えると、「コーヒー・ルンバ」の振り付けをしてみせてくださって
「これ、腰をこうしてひねって、いい運動になるんですよ」
とおっしゃっていました。ウェストシェイプに効き目があるようです(笑)。
そして 
「虹色のバイヨン」を歌ってくださいました。
砂漠、異国、旅人――。
このコーナーでのきよしさんの歌唱を聴いていたら、人は皆、居場所を探して彷徨う異邦人のような存在かもしれないけれど、そんな私たちが今日、縁あってこの場に集い、笑顔できよしさんの歌声に聴き入っている不思議、そして幸せを思ったのでした。
 
きよしさんが衣装替えに舞台袖に戻られると「ホワイトクリスマス」のインストロメンタル演奏が流れてきました。演奏が終わると突然舞台後方にスポットライトが当たりました。舞台後方には立派なクリスマスツリーが飾られていたのですが、そのツリーがくるりと半回転すると、真っ赤なクリスマスローブを着たきよしさんが現われました。
 
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この画像は終演後に撮影したものですが、会場が広いので後方席の方を配慮した演出なのではないかと思います。
ここで初めて司会の西寄ひがしさんが登場されました。ここまできよしさんだけで進んできましたので、もしかして今日は西寄さんはいらっしゃらないのかしら? と私は思ってしまっていたのです(開演前に西寄さんのナレーションがあったのに耳に入っていなかった私でした・笑)。もちろん、きよしさんの進行はスムーズで何も問題なかったのです。でも西寄さんの声を聞いたら何だかホッとしたあたたかい気持ちになったのです。
音響設備の都合のようで、こちらのサブステージではトークのみでしたが、とてもリラックスされてお話しされていました。きよしさんも西寄さんが登場されてホッとされたのでしょうか(笑)。
赤いクリスマスローブは「きよしこの夜」や過去のディナーショーでも着用されたものですが、きよしさん自身、とても気に入っていて大事に保管されているのだそうです。
まさに”居場所”の話題になって、きよしさんが
「今日、こうして歌っていて、ここが僕の居場所なんだなって思えました」
きよしさんは、ご自身でいつも居場所がないような気がしているのだそうです。そしてファンの皆に囲まれて歌っている時、ようやくここが自分の居場所なんだ、やっと居場所を見つけられたと思えるのだそうです。
きよしさん、そんな思いを私たちに伝えようといつもより饒舌に語っておられるように感じました。スターであるきよしさんのそんな心の内を聞いて、しんみりとし、そして尚さらきよしさんを愛おしく思ったのです。
が、さすがに西寄さんです。
「居場所がないですって? 何をおっしゃいますか。そんなことを言ったら、ファンの皆さんが”我が家に一間空いています”っておっしゃいますよ(笑)」
そんなふうに励ましてくださったのです。きよしさんはもちろん場内には笑い声が響きました。
紅白歌合戦の衣装はもう出来上がっているそうで、西寄さんが
「特別に少しだけ教えてくださいませんか?」
と聞き込んでくださったら、きよしさん
「じゃあ、特別に少しだけ!」
大きな声でおっしゃった後、
「今回の衣装は、洋服です!」
とだけ教えてくださいました(笑)。西寄さんが
「じゃあ、せめて半袖か長袖かくらいは教えてくださいよー」と聞いてくださると、
「長袖です」
とイタズラっぽく笑って答えておられました。きよしさん絶好調のようです。
「テレビの向こうの皆さま、お一人お一人に感謝の気持ち、ご自身の真心が届くように、伝わるように歌いたい」
そうおっしゃっていました。大晦日が本当に楽しみですね。
 
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きよしさんと西寄さんは、サブステージの袖にいったん戻り、再びステージに戻られました。この右の画像のツリーの後ろ半分にスペースがあって、そこにきよしさんは乗っておられたのです。
(かなわぬ夢ですが、できれば会場内を後方から移動してほしかったですねー。)
 
そして、この日のためにと、
「キヨシこの夜~Angel of mine」 を熱唱です。
 きよしさんのあまりにも真心のこもった温かで清らかな歌声を聴いていたら、今、こんなにまで幸せな気持ちになれるなんて、本当に生きていて良かった! そんな思いが心の底からわきあがってきたのでした。
衣装は赤い光沢のあるスーツでした(このあたりから忘我状態でしたので記憶が曖昧です・ごめんなさい)。
 
そしてクリスマスナンバーから
「聖夜」
「サンタが街にやってくるを歌ってくださいました。
「クリスマスならではの曲を皆さんに贈ります」とおっしゃり、特に「誓い」について
「僕は”誓い”という言葉自体がとても好きです。自分の好きな人や大切な人に誓うというのは本当に素晴らしいことだと思います。そんな思いをこめて歌いますので、ロマンチックな気持ちになっていただければ」
そう熱く語られ、 
「きよしこの夜」 
「誓い」
と2曲を歌ってくださったのでした。きよしさんの熱唱を聴いていたら、きよしさんのあふれてくる大いなる愛に包まれているように感じ、たまらなく幸せな気持ちになりました。
ただただ笑顔で拍手を贈り、気付いたら涙できよしさんの笑顔がかすんでしまって。でもそれでもきよしさんのキラキラとした輝きを眩しいほどに感じたのです。
 
そして和服に着替えて(白地の着物に茶の袴だったかと思います。忘我状態になって相当に記憶があやしくなっています・笑) 
「いつまでも愛されるように大切に歌っていきたい曲です」とおっしゃり、、
「三味線旅がらす」 、
「大井追っかけ音次郎」
を歌ってくださいました。今年1年の感謝の気持ち、そして来年の12周年、さらに15周年に向けての決意を語っておられたのですが、トークが少しよどんだようになったかなあと思ったら、ご自身で
「慣れない丁寧語を使って、ちょっとカクカクしております(笑)」
とおっしゃっていました。きよしさん、本当に自然体で、微笑ましくなりました。
”最後の曲になります”というきよしさんの言葉に”ええーっ”という声が返ってくると
「最後と言いましても、またしつこく出て参りますので、よろしければ聴いてください」
そうおっしゃって、声高らかに「浪曲一代!」とタイトルをコールされて歌ってくださったのです。
 
誰もが聴き惚れずにはいられない、そして一度聴いたら忘れることのできないその歌声――。
まさに神様に選ばれたとしか思えない天上の歌声の持ち主だというのに、そのことに少しもおごらず、歌の道を究めれば究めるほど、自分には歌しかない、歌あってこその自分だという思いを強くされているように感じられるのです。
きよしさんは、デビュー前と変わらないどころか、もしかしたら今現在の方がもっともっと”自分の歌でどうしたら喜んでいただけるだろう? 元気になっていただけるだろう?” と思っているのではないかと思えるのです。