ルミナリエを見に神戸に行ってきました。
いつかは見てみたいと思っていて、この時期に神戸に行く機会がないままに15年が経っていました。
係の方の誘導で神戸の街をぐるぐると回りながらだんだんにルミナリエの会場に近づいていくのです。
約1時間でようやくゲートに到着しました。そこでまず大きな感動が待っていたのですが、その光の回廊をくぐり抜けた先に見えてきた光の宮殿のあまりの美しさに息を呑みました。
今回、あらためて”百聞は一見にしかず”ということを思いました。
以前、東京・丸の内で開催されたミレナリオを見たことはあり、その時にもとても感動したのですが、神戸のルミナリエは私の想像を遥かに超える規模と美しさでした。

ルミナリエは1995年の12月に阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めて、「都市の復興・再生への夢と希望を託す」目的で初めて開催され、今回で16回となりました。
震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として毎年開催されてきましたが、今年のテーマは
”光の心情 輝きの記憶を留めるために”でした。
作者からは
「今年も冬の神戸に無数の光がともされる。冷たい夜空の下で人と人とを結びつけるまぶしい輝きは過去と未来を結ぶ神戸の記憶。悲しみの時を経て新たな記憶を留めるために光のフォルムは変わり続ける。すべては輝きの中にある。輝きの記憶を留めるために」
というメッセージが寄せられていました。
市内のあちこちに貼られたポスターには”永遠の記憶”とも書かれていました。
永遠の記憶--。そして万華鏡のように輝く光に包まれていたら、「虹色のバイヨン」を歌う、きよしさんの歌声が聴こえてくるようでした。
大切な方を亡くされ、多くの大切なものを失った神戸の方たちが、このどんな思いを抱えて、こうして16年間、これほど立派なイベントを続けてこられたのだろうと考えると、胸がつまる思いがしました。
第1回のルミナリエ、どれほど多くの方たちの心を慰め、励ましたことでしょう。その意味、重みを今回、実際に自分の目で見て、感じたのでした。

下記の朝日ニュースでパノラマ映像がご覧になれます。



阪神淡路大震災は、1995年1月17日午5時46分、淡路島北部を震源として発生。M7.3の大地震で6437名の方が亡くなられました。
現在、メリケン波止場には神戸震災メモリアルパークがあります。
倒壊した波止場岸壁の遺構が保存されているのです。波止場岸壁は真っ二つに割れて拡がり、真ん中が海水に浸かっていますし、街灯は傾いています。
実際にその場に立つと、ほんの一部なのですが、その悲惨さにふるえがくるのです。
実際にその場に立つと、ほんの一部なのですが、その悲惨さにふるえがくるのです。

忘れません。あの日のことを。
悲しみもこの美しさも感動も。
そしてまた日々を大切に生きていきたいと思うのです。