九段会館大ホールで開催された「長良グループ主催 ティーンズカラオケ大会」に行ってきました。
ティーンズカラオケ大会は芝メルパルクホールで開催された時に観覧していたので、バタバタしていたこともあり、勝手にまた同じ場所と昨日まで思い込んでいました。チケット券面を確認したら九段会館! 危うく間違えるところでした(笑)。九段会館にはきよしさんの2004年の握手会で行ったことがあり、その後近くを通ることは何度もありましたが会館内に入るのはその時以来でしたので懐かしい気持ちになりました。

さてこの正面に見える茶色のレンガ貼の建物が九段会館です。ではこの列は何の列かおわかりでしょうか? そうなんです。今日は24時間テレビが放送中で、この方たちは日本武道館へ行く方たちなのです。すごいですねー。24時間テレビのために九段下は混雑しているのだろうなあとは思っていましたが、想像を絶する長蛇の列に驚きました。
その列を横目に会館の方に進むと会館の窓からニコニコとこちらを見ている男性たちがいました。二人とも胸にメダルのようなものをつけていました。あれ もしかしたら出場者の方なのかしら? 私が開演5分前にギリギリ駆け込んできたので、”あの人、間に合ってよかったね”なんて思って見ていてくださったのかもしれません。
入場してみると彼らがいた部屋は出場者控え室だとわかりましたので、ようし、特にさっきの方たちの応援をしちゃおうかななんて思ったのです(笑)。あとで一人の男性がエントリーナンバー12番の金髪の男子大学生(法学部在学中)で、もうお一人がエントリーナンバーラスト15番の24歳のSE(システムエンジニア)の男性とわかりました。お二人とも緊張されていましたが素直な人柄が感じられました。歌はその人柄があらわれるものなのだなあと感じさせてくださいました。
私が席につくとすぐに開演となりました。司会は西寄ひがしさんです。
審査員の先生方が登場されましたが水木れいじ先生の登場にはひときわ拍手と歓声が大きくなりました。私は今までで一番近くで水木先生を見たのですが本当に素敵な方ですね。そして仕草や笑顔が優し気で、控え目なのです。テレビや写真で見るより、ずっとずっと素敵な方だなあ。そう感じて嬉しくなりました。
それから水森かおりさんと、きよしさんが登場。きよしさんは先日のディナーショーのアンコールで着用されていた赤いサテンのスーツをお召しになっていました。
今回出場者は15名。皆さん、熱唱でした。歌だけではなく衣装や振り付けにもオリジナリティーがあって本当に楽しかったです。小学生の方も出場されていたのですが、私の胸をスパーンと打ったのは中学1年生、12歳の少年が歌った「三味線旅がらす」でした。その歌声が心に沁みてジーンときてたのです。そして理屈では説明できないのですが、なぜだか泣きそうになってしまったのでした。誰の真似でもなく自分自身の声で心で歌っているのが伝わってきて、「三味線旅がらす」がまた違った歌として聴こえたほどで、歌の上手さを超えたそれ以上の何か、まさに歌が歌として魂を吹き込まれた時に放つものがあったように感じました。心に残る歌声というのはこういうものなのかもしれませんね。
そして私はカラオケの審査基準等まったくわからないこともあり、自分がとても感動したとはいえ正直、中学生の彼が優勝するとは思っていなかったのです。
でも、そうなのです。優勝は中学1年生の少年だったのです。野球部に所属していて髪型もすっきりと短髪でワイシャツとスラックスの学生服で出場されていましたが、優勝に決まるとうれし泣きされて、そんな純粋な心の彼を見ていて、きよしさんももらい泣きしそうになるのをこらえているように見えました。
そんな彼に、きよしさんは、
そんな彼に、きよしさんは、
「いつか一緒の舞台に立とうね!」
と最高の賛辞を贈られました。
と最高の賛辞を贈られました。
さて、順番が少し前後してしまいましたが、出場者15名がワンコーラスずつ歌うと、審査員の方が別室に移動され、水森かおりさんが登場されました。水森さんは声帯を痛めてしまっていてお薬を服用して舞台に立たれたことをあとで水森さんのファンの方からうかがいました。「安芸の宮島」、「鳥取砂丘」。そして「松島紀行」を歌ってくださり、無理をおしての出演だったようでしたが、その歌声にプロの方の底力を感じました。
水森さんの一日も早い回復をお祈りしたいと思います。
そしていよいよ、きよしさんが登場です。
「虹色のバイヨン」の衣装にお召し替えされていました。
まずは「虹色のバイヨン」、そして「最終フェリーで着いた町」を歌ってくださいました。ここで「きらめきのサンバ」のかけ声の練習が入りました。きよしさん、”踊ろよ、踊ろよ、踊ろよ、きよし!” のかけ声を ”踊ろよ、踊ろよ、一緒に きよし!” ではどうかな? と考えてくださったそうですが、やはり今日はそのままで行きましょうということになりました。
一応、どちらが良いか挙手までしたのですが半々でしたので、今後、変更することもあるかもしれません(笑)。
一応、どちらが良いか挙手までしたのですが半々でしたので、今後、変更することもあるかもしれません(笑)。
「きらめきのサンバ」、かけ声、この日も見事に決まってキモチ良かったですし、西寄さんが横で踊ってくださって、きよしさんと踊りの掛け合いもしてくださって(お二人で腰をひねって、ツイストでしたでしょうか?)、西寄さんは汗だくになられていましたが、大うけでした。
ここで、”ティーンズカラオケ大会なので、「虹色のバイヨン」の歌唱のポイントを教えてください”と西寄さんがおっしゃったので、きよしさん、ワンコーラスすべてを歌いながら歌唱指導してくださいました。
・出だしのメロディはアラビア音階。ここは流れるように歌う。
・”想い出いっぱい”のいっぱいにきよしさんはアクセントをつけている。
・”同じさ僕だって”の”僕だって”をきよしさんはためて歌いたいと思い、そうしている。
・バイヨンの”ヨン”を伸ばさずに切る。そのほうが大人っぽい感じになる。
というような細かなアドバイスをしてくださり、皆で一緒に歌いました。
その後で、この大会の課題曲にもなっている「三味線旅がらす」を歌ってくださいました。
私はここできよしさんの歌唱はおしまいなんだろうなと思っていたのですが、何とさらに「ときめきのルンバ」のイントロが流れたのです。水木先生の姿を見た時に、「ときめきのルンバ」のメロディーが浮かんできたので、ここで聴くことができるなんてとウキウキしてしまいました。
そして最後に「きよしのズンドコ節」を歌ってくださったのです。
場内大歓声の渦となり、しばらく拍手が鳴り止みませんでした。自然にきよしコールがわき起こりました。
きよしさん、ニコニコとコールに聞き入ってくださっていたかと思うと、”お礼にお話をします”と、15周年に向けての決意や、出場者の皆さんを見ていて、自分が歌手を目指していろいろなオーディションを受けていた高校生の時のことを思い出されたことなどを話してくださいました。
そういえば、この日、私にとってはとても印象的なお話をしてくださったのです。
きよしさんのために作られた曲は、先生方が、きよしさんが歌うことを想定した上で作ってくださっていますが、
「最近、つくづく歌というのは、まさに”私の人生、聴いてください”というものなんだなあと思います。歌は人生を歌うものなんですね。学校では生き方は教えてくれないじゃないですか。でも歌が道を指し示し、生き方を教えてくれるんだなあと思うんですよ」
そんなふうに、きよしさんおっしゃっていました。
また、先日の池袋サンシャインシティアルパでのイベントについても
「皆さん、お暑い中をありがとうございました」とお礼を言ってくださいました。イベントの時、スタッフの皆さんに「きよし君のファンは本当に熱いね!」と言われたそうで、きよしさん、その時の様子を思い浮かべながらとても嬉しそうに話され、
「そんな皆さんの熱い思いを何十倍、何百倍にしてお返しできるようになりたいです」
と言ってくださったのです。
そして年末に向けて「エイエイオー!」で締め括りました。
この後、結果発表になり、先に書いた中学1年生の少年が優勝されたのですが、発表の前のご挨拶を水木れいじ先生がしてくださいました。私、先生のお話に感動しました。メモをとっていないので記憶を頼りに書きますね。
「氷川きよしさんや水森かおりさんというスターの方とお仕事をするようになって、僕の人生は変わったと思います。昨年はずっと夢見ていた日本作詩大賞をいただくことができましたし、人生には本当に何が起こるかわかりません。生きていく中で人生を変えるような出会いがあると思います。僕は、氷川さんのコンサートに行って、氷川さんのファンの方たちと肩をならべて帰る時、作詞家になって良かった、生きていて良かったという気持ちになれるんです。「虹色のバイヨン」はそんなファンの方たちが、氷川さんにどんな言葉を言ってもらえたら、明日もまたがんばっていかれるかなと考えて作った曲です。まあ、僕のことはいいんですけれどもね(笑)。
今日、出場された15名の皆さんは、歌手になったり、女優さんになったり。中には(芸能界には進まずに)お父さん、お母さんになられる方もいるでしょう。どんな道を歩むにしても、出会って良かったと思われる人であってほしいと思います。華やかな世界で生きるのではなく、たとえば家庭を持ってお父さんやお母さんになられる方にも、この人に出会えて良かったと思われるような人になってほしい」
(※今日ばかりはメモをとっておくべきだったと後悔しています。大意は外れていないつもりですが、言い回しや言葉が水木先生がおっしゃったそのままではないことをお許しください)
きよしさん、後半、うんうんと深くうなずかれていました。水木先生の言葉に感動されていらっしゃったのではないかと思います。私もとてもとても感動しました。もっともっと水木先生のお話を聞いていたい気持ちになりました。
”出会えて良かったと思われるような人になる”。本当にそうですね。もっとシンプルにものごとを考えて大切なものを見失わないようにしたいと先生のお話を聞いて思ったのでした。
ちなみに水木先生は「虹色のバイヨン」を自由が丘のレコード店で10枚予約購入されたのだそうです(笑)。
以上、駆け足でのご報告で失礼します。
珍しく出待ちをしたので、そのことも書いておきますね。
終演後、会場を出ようとすると、きよしさんも正面入口から帰られると教えてくださる方がいました。ここで少しばかり急いでも変わらないと思って、そのまま待つことにしたのです。
水木先生が出ていらっしゃると「水木先生!」と大歓声です。
しばらくして上東さんが出ていらっしゃいましたが、いったんきよしさんの乗られる車を入口に移動されたのでしょうか。また会場に戻られました。その間出場者の方たちも出てこられ、優勝者や入賞者には拍手が起こりました。
そしてきよしさんが出てこられました。襟から胸もとに黒で宝石模様(?)が描かれた白いTシャツに黒のハーフパンツ、黒フレームのメガネをかけていました。いったん入口中央の階段を降り、そのままお見送りの列ができている右方向へずーっと歩いていかれました。そしてその間、二度も投げキッスをしてくださったので、大喜びです。近くの皆さんと一緒に「きゃあっ!」と言ってしまいました(笑)。きよしさんは端まで行くと再び入口下に戻られ、停車していた車に乗り込まれたのでした。車の窓を開けて手を振り、会釈をされながら帰って行かれました。
私は最初はエントランスの後方で見ていて、そのまま、きよしさんの流れに沿ってスムーズに移動できたので、出待ちの一部始終を見せていただけたのでした。
私、出待ちはほとんどしないので比較のしようもないのですが、きよしさんがこんなに長い距離を歩かれてご挨拶されるなんて珍しいのではないかしら?
最後の最後までHAPPYな気持ちにしていただけて。ありがたさでいっぱいです。
皆さま、また元気にお会いできますように。
バイバイ バイヨン!