昨日、五反田ゆうぽうとホールでのコンサート、夜の部に行ってきました。
きよしさんの魂の歌声に酔いしれ、その思いを語る言葉もうかばないままに、半日をすごしていました。
コンサートの様子を思い返すと、出てくるのは感動と恍惚(?)のため息でした。
さすがに半日を経てようやく言葉が出るくらいには冷却されたかなという状態で、この記事を書き始めています。
さて新曲の「虹色のバイヨン」の披露を期待しておりましたが、これ以上ないというほどの披露となりました。
そしてコンサートの構成は大きく変わるのかなあと思っていましたら、オープニングは「ときめきのルンバ」で、夜の部はシルバーのスパンコールの真っ白なスーツで登場されました。幕が開く前から大きな大きなきよしコールが場内にわきおこっていましたが、きよしさんの熱唱にさらにヒートアップしました。
「♪ずっと一緒さ」で客席を指差すジェスチャーの時、指先をどうしたらそんなに回せるのですか? というほどにくるくるっと回しながら指差してくださったのですが、そんなきよしさんの何気ない仕草にも、あふれかえるようなあたたかな気持ちが感じられて、幸せな気持ちになっていました。
そして「星空の秋子」、「きよしのソーラン節」と歌ってくださり、ここで、お着替えに戻られ、「最終フェリーで着いた町」の初披露があったのです。こちらは「虹色のバイヨン」のBタイプのカップリング曲です。
先日、お友達のおかげでUSENで聴かせていただいた時、あまりの情熱的な泣き節にわれを忘れてしまい持っていた物を床に落としてしまったのですが、生できよしさんが歌われるのを聞いて、あまりのドラマティックな歌唱にしばらく我を忘れ、そこがコンサート会場であることもわからなくなってしまったのです。
わーっという歓声と拍手の音で我に返って、ああ、そうかコンサート会場にいたのだった。ああ、きよしさんの歌が終わったのだと思ったのでした。フルコーラス歌ってくださるのですが、3番の絶唱に向けて切々と歌いこんでいくきよしさんの歌唱に感動せずにはいられません。詩に描かれた主人公の魂がきよしさんにのり移っているというか、きよしさんが主人公の魂に同化しているというか。まさに魂の叫びを歌声にのせての絶唱だったと思います。そういえば、この後、この作品をいただいた時のことをお話ししてくださったのですが、詩を読んで主人公の悲しく、さびしい心を思って泣いてしまったとおっしゃっていました。
ニューアルバムからカバー曲は「踊子」と「喜びも悲しみも幾歳月」、そしてオリジナル曲からは「早春譜」、そして「妹へ」を歌ってくださいました。「早春譜」は聴く度に癒されます。何と美しく、清らかで、そして力強い歌声なのでしょう。この日、きよしさんはトークの中で「生きていれば悩みや苦しみは誰にもありますが、それでも生きていくしかないんです」、「生きていくかアレするかなんですから。アレはとても僕の口からは言えませんけど」と言い添えていらっしゃいましたが、「今、命あることに感謝して一緒にがんばって生きていきましょうよ!」というきよしさんからのメッセージを感じたのでした。
そして、森川つくしさんを紹介するコーナーがあり、一生懸命につくしさんを紹介されるきよしさんが微笑ましかったのです。きよしさんはお着替えのため舞台袖に戻られました。
さあ、そしてやはり期待どおり、「虹色のバイヨン」の披露となりました。きらめくセクシー衣装で登場です。イントロでのダンスの腰がキマッていますが、いかにもという感じではなく、あくまでさり気なくというその感じがきよしさんらしくて、たまらなく素敵だと感じます。前回は私が気づかなかっただけかもしれませんが、きよしさんが腰に巻いたサッシュベルトの垂らした部分が激しく風になびいていて幻想的なのです。
なぜなのかしら?とよく見ると舞台の両側に扇風機が置かれてきよしさんに向けて風をあてていました。スタッフ総出でのスペシャル演出なのですね。衣装も2タイプあるということですが現在披露してくださっている衣装は、ジャケット撮影の前日に、イメージが浮かび、スタイリストのイトウさんと相談して、1日で作ったものだそうです。ジャケットは砂漠のイメージ。素敵な衣装が無事できてイトウさんは涙されていたそうです。その素敵な衣装のサッシュベルトの端を風になびかせようという発想をまたどなたかがしてくださり、それをステージで実現させる。きよしさんの周りには情熱いっぱいの凄腕のスタッフがそろっているのですね。何だかそのことにも感動してしまいました。
前回は眩しくセクシーになきよしさんの衣装やダンスに目を奪われどおしでしたが、今回は相変わらず目を奪われながらも、きよしさんの「虹色のバイヨン」の歌唱に聴き入っていました。そしてとても主観的な感想かもしれませんが、きよしさんがこの曲の中でちょっぴり見せる気だるさや、時には突き放すような歌唱に、私は衣装やダンスどころではないセクシーさを感じてしまうのでした。
そして、このセクシーな衣装のまま、質問コーナー(おしえてきよし君)に入り、「演歌名曲コレクション・リクエストコーナー」では、「浅草パラダイス」を歌ってくださいました。久々に聴く「浅草パラダイス」ではきよしさんの七色の声に聴き惚れ、きよしさんの晴れやかな歌唱にスカーッとした気持ちになったのでした。
きよしさんが以前NHKの「あさイチ」で、有働アナウンサーにセクシーになった理由を聞かれて、淡々と「曲調のせいじゃないですかねー」とおっしゃっていましたが、まさに、あんなにセクシーな衣装を着ていらっしゃるのですが、質問コーナーでもそのままの衣装で西寄さんとお話しされていらっしゃるのを見ていたら、歌っていらっしゃる時とはまた違って素敵なのですが、そんなにドキドキせずにきよしさんを見ている自分に気づきました。歌っている時にあれほどセクシーに見えるのは、衣装の素晴らしさももちろんなのですが、やはりきよしさん自身がセクシーな世界をその歌でハートで現出させていらっしゃるからなのだとあらためて感じたのです。
ちなみに、質問の中に「虹色のバイヨン」のきよしさんがあまりにセクシーなので、”お顔もみたいけど、胸元も気になって、どうしたら良いのでしょう?”というものがあったのですが(笑)、きよしさん、「みなさんにいろいろな自分を知ってもらって喜んでいただきたいという気持ちなのです」とおっしゃって、その流れだったか記憶が定かではないのですが、胸元をさらに開いてくださったのですが...。
どうしましょう! きよしさん開けすぎでした。
みなさんごめんなさい。私、きよしさんの胸、全部見えてしまいました。
この日はアメリカのサンディエゴから親子でいらした方がいて、”アメリカ”と書いたボードを持っていらっしゃったので、途中でその方の存在にきよしさんも私たちも気づいたのですが。、質問コーナーでも息子さんの方が書いてくださった英語のメッセージをきよしさんが読まれました。お母さまがきよしさんのファンで、一緒にきよしさんのコンサートのために日本に来たのだそうです。
「サンディエゴにもぜひ来てください」
とおっしゃっていました。きよしさんの人気はまさにグローバルなものになってきているのですね。
あとは順番が不確かなのですが、
”お風呂は湯ぶね派ですかシャワー派ですか”という質問に、きよしさんは湯ぶね派で30分くらいつかっているというお答えで
「みなさんのおかげでお風呂に小さなテレビを付けさせていただいたんです。普段はなかなかテレビを見る機会がないので、お風呂に入った時に湯ぶねにつかってゆっくり見ています。やはり世の中のことを知っておきたいと思うんです。だからNHKのニュースを見ることが多いですね」
とおっしゃっていました。
そして、”きよしさんがお風呂に入っている時、ココアちゃんはどうしていますか? お風呂に入ってきてしまったことはありませんか?”という質問があったのですが、きよしさん、その質問を受けて、ココアちゃんが失明していることをお話ししてくださいました。飼い始めて2年目くらいの頃、散歩していると、よく物にぶつかるので、最初はおっちょこちょいだなあというような軽い気持ちでいらしたのだそうですが、様子がおかしいので、2軒の獣医さんに見てもらい、大阪にいた時に電話で、ココアちゃんが失明していることを知らされたのだそうです。網膜変性症で、ココアちゃんのような改良種である小型犬に起こることがあるそうで、生まれた時にはまだ症状があらわれないのだそうです。
「実はココアは失明しているんです」
そう語ったきよしさん、お医者さまとのやりとりを話そうして、思わず
「先生に、山田さんのココアちゃんは」
と言いかけて、あっと気づいて言い直すほどに、その時そのままの思いを語ってくださったのでした。
「僕がココアの目になって最後まで一緒に生きていこうと思っています」
そう笑顔でおっしゃいました。そんなきよしさんから、ココアちゃんに出会えたことに何より感謝されているのだということが伝わってきたのでした。そして西寄さんが
「ココアちゃんはちゃんと心の目が見えていますからね」
と言ってくださったのでした。
さらに”「虹色のバイヨン」を盆踊りで踊れないでしょうか?”という質問があったのですが、きよしさん待ってましたとばかりに、「意外なことに盆踊りにちょうど合うんですよ」とおっしゃって、「虹色のバイヨン」のイントロ部分をご自身で口ずさみながら、”こんな感じで”と盆踊りの振りをしてみせてくださったのです。盆踊りに合うことにも新鮮な驚きがありましたが、きよしさんが盆踊りを踊ってみせてくださるなんて! あまりの意外さに、感心しつつもぽかんと見ている私たちを横目に、きよしさんはとても楽しく嬉しそうでした。
その後西寄さんがきよしさんに何か銀色に光るものを手渡したのですが、それはサンバホイッスルでした。きよしさん、今回初めて湯川れい子先生に「きらめきのサンバ」という曲を書いていただけたことへの、感激と感謝の気持ちを語ってくださいました。そして湯川れい子先生の書かれた名曲ということで「恋に落ちて」の話題になり、きよしさん、生声でワンフレーズを歌ってくださったのです。
たしか
♪ダイヤル回した手をとめた I'm just a woman Fall in love
のあたりでしたでしょうか。夏の暑さを忘れさせるような甘やかな歌声で、うっとりしてしまいました。きよしさん、会場のどよめきを見てとって、もう一度、歌ってくださったのでした。サプライズなプレゼントをいただいたようで本当にうれしくなってしまいました。
いよいよ「きらめきのサンバ」の初披露となりました。
途中で珍しくパーカッションの大宮さんがシャツを羽織られているなあと思っていたのですが、この曲に合わせて、HKピュアリバーのみなさん、思い思いのアロハシャツをお召しになり、パナマ帽をかぶったり、レイを首にかける方もおられ、みなさんでサンバ気分を盛り上げてくださったのです。
きよしさんは「虹色のバイヨン」の衣装のまま、曲のイントロでサンバホイッスルを吹き鳴らし、そして首にかけられたのです。
明るく楽しい曲で、きよしさんの真夏の青空のようにからりとした軽やかな歌声が心地よかったです。
文字数多くなって納まらないので後半次の記事に続きます。