「HKのど自慢」と握手会のご報告に、まごころいっぱい、愛いっぱいのコメントをありがとうございます。
おかげでとても心あたたかです。
遅れ遅れになりながら握手会までご報告をさせていただき、昨日は、先に「思い出のメロディー」のことを少し書かせていただきました。そして、今日、明日は五反田ゆうぽうとホールでコンサートです。参加する予定ですので、そちらもまたご報告させていただきたいと思いますが、どんな素敵なコンサートになるのだろうと想像すると、期待でドキドキしてきます。楽しみですねー。
そして毎日暑い日が続きますが、来月はさらに暑くなるとか。猛暑を通り越してまさに激暑! きよしさんの新曲「虹色のバイヨン」の発売に向けて、私たちもヒートアップしそうですね。
皆さま、健康にはくれぐれも気をつけて、きよしさんと一緒に8月25日を熱く、元気に迎えましょうね!
さて、「HKのど自慢」の際、司会の西寄ひがしさんも大活躍でしたね。1回限りのイベントの司会って私たちが想像もつかない大変なものだと思うのです。
私がきよしさんに握手をしていただいて、舞台から降りた時に西寄さんを見ると、きよしさんの曲をかけながら、きよしさんの歌声に聴き入り、♪フンフンフン~ という感じで、舞台下手でステップを踏まれていました。西寄さんのうれしそうな楽しそうな様子に見ているこちらも幸せな気持ちになってしまいました。
そんな西寄さん、オープニングの時だったでしょうか、最近、きよしさんの呼称を”きよし君”から”氷川さん”に変えたことについて少しお話ししてくださいました。10周年を迎えたので、少し前から考えていて、西寄さん自身もあらたな気持ちになれるようにと”氷川さん”と呼ばせていただくことにしたのだそうです。
「だからといって何も変わらないんですけどね(笑)」
と、きよしさんを”氷川さん”と呼ぶからといって、きよしさんとの立場や関係性、きよしさんへの気持ちには何も変わることはないのだと、その一言で示してくださったように感じました。
そして、どのあたりでしたでしょうか、場つなぎをされる際のトークで、今年、西寄さんが大分からご両親を東京に招待されたお話をしてくださいました。
「皆さんのおかげで、私も東京に出てきて、初めて両親を東京に呼ばせていただくことができました。氷川さんの『かあさん日和』の歌、そのままのことをさせていただきました。さすがに櫛は買えませんでしたが(笑)」
そう前置きされて、その時の思い出を語られたのでした。
はっきり聞き取れなかった部分、記憶が薄らいでいる部分もあるのでその点は差し引いてお読みいただければありがたいです。
西寄さんのご両親は大阪より東にいらしたことがなかったのだそうです。
1日目は温泉旅館のようなところに宿泊していただき、「かあさん日和」に歌われてるそのままに、東京を案内されたのだそうです。歌の世界のようにしみじみと案内されるつもりだったようなのですが、西寄さんのご両親はお若くお元気なのでしょうね。あっちこっちと見る物聞く物珍しくて喜ばれ、西寄さんはご両親の後に着いてまわる形になってへとへとになってしまったのだそうです(何だかわかります!笑)。
そして2泊目は東京の夜景を見せたいと高層ホテルの35階のお部屋を用意して、ご両親に泊まっていただいたのですが、翌日の朝食の際、旅慣れないご両親には、ちょっとしたアクシデントがあったのだそうです。
まず35階のお部屋から朝食のビュッフェ会場まで、うっかりスリッパ履きで降りてきてしまい、ホテルの方が気づかれて教えてくださったので、お部屋に戻って靴に履き替えて出直したとのこと。
そして朝食のビュッフェ会場で、お席に案内され、「お好きなものをおとりください」と案内されたのですが、たくさんテーブルがあったので、おかあさまが隣のテーブルがご自分の席だと勘違いしてしまったそうです。
そのテーブルにはすでにサラダが盛られたお皿が置かれてあったのですが、親切なホテルの方が持ってきてくださったのだと思って、“何て親切なんだろう”と、そのテーブルにすわってそのサラダや自分で持ってきた食べ物を召し上がってしまったのだそうです。
そのテーブルにはすでにサラダが盛られたお皿が置かれてあったのですが、親切なホテルの方が持ってきてくださったのだと思って、“何て親切なんだろう”と、そのテーブルにすわってそのサラダや自分で持ってきた食べ物を召し上がってしまったのだそうです。
そうしたらそこにそのテーブルの方がいらして
「あの、そのサラダ、私のなんですけど」とおっしゃられ、そこにお父さまも戻られてきて...。
それで、ご両親はすっかり恥ずかしくなって、朝食を召し上がらずにお部屋に戻られて。
お父さまから西寄さんに「何とかしてくれ!」と電話があり、西寄さんはホテルに行き、そのような事情を知り、結局親子3人で近くのお店で(たしか吉野家とおっしゃっていたかと思うのですが不確かなので)、簡単な食事をしたのだそうです。
「ビュッフェにはたくさんのご馳走があったんですけどねー」
西寄さんは苦笑まじりでそうおっしゃいました。
そしてご両親を送り出す時に
「また来てよね」
というようなことを西寄さんがおっしゃると、
お父さまは 「しばらくはええ」
とおっしゃったそうです。西寄さんのその言い方がとてもおかしかったので場内には笑いがあふれました。
そのお話を聞いて、胸がじーんとしました。
西寄さん、ご両親に素晴らしい宝物をプレゼントすることができたのですね。西寄さんのお話をうかがっていたら、嬉しそうなご両親の様子が目に浮かんできました。そしてきっとご両親といらっしゃる時は無口な西寄さんなのかなあ? なんて想像までしてしまいました。
ホテルの豪華な朝食も素敵ですけど、アクシデントのために3人でした食事。その時はもったいなかったなあと思ったかもしれないでしょうし、何よりご両親に恥ずかしい思いをさせてしまったなあと、その時は西寄さん、少し心を痛めたかもしれません。でもこの時のお話された様子からは、とても幸せな思い出になっていらっしゃることが伝わってきたので、ぜひ皆さんにお伝えしたいなあと思ったのです。
私は父が小津安二郎の映画が好きで、その影響もあって比較的早くから小津安二郎の映画を観るようになったのですが、なかでも「東京物語」は何回観たかもうわからないというほどに大好きな映画です。
そんな私には今回の西寄さんのお話を聞いていると、やはり「東京物語」が思い出されたのでした。
子供がどれほど親を思っても、親が子供を思う愛の深さにはかなわない。親は子供に何をしてもらわなくても、子供が元気で幸せでいてくれればそれが幸せなのだということをその映画から教えられました。
西寄ひがしさんのかあさん日和――。東京で忙しく活躍する自慢の息子に”花の東京”で会うことができ、精一杯もてなしてもらい、どれほどご両親は喜ばれ幸せな思いをされたことでしょう。
西寄さん、素敵なエピソードをありがとうございました。