先の記事が途中だったのに間があいてしまってごめんなさい。
そしてその間、内緒の方も含めて、たくさんの方が京都、奈良、和歌山でのコンサートの様子をコメント欄にくださって、まさに千客万来だなあと、皆さんに感謝しています。ありがとうございます。
さて、金曜日は「氷川きよし節」(文化放送)で、「早春譜」が流れました。壮大なスケールの曲という印象ですが、きよしさんの清新で伸びやかな歌声に、ささくれ立った心が癒され、そして生きるエネルギーがわきあがってくるのを感じました。この1週間でオリジナル曲がすべて紹介されたことになります(なんと贅沢な!)。
きよしさんの歌声に、そんなさわやかな気持ちになってから、前回の記事の続きを少し考えてみたのでした。
そしてやはり5月20日に習志野文化ホール(千葉県)で開催された「NHK BS日本のうた」の公開収録の記事に、あえて書かなかったことをやはり書いてみようという気持ちになったのです。
番組の構成上から”ペンライトやうちわといった応援グッズの使用はご遠慮ください”と係の方からお話があったということは書かせていただきましたが、確かに非常灯もすべて消し、真っ暗闇の中、舞台の緞帳が上がるというオープニングから、既にひとかたならぬこだわりが感じられたのです。そしてオープニングにきよしさんが「きよしのズンドコ節」を歌う時には、場内大歓声となり、ペンライトの代わりに自然ときよしさんと同じように親指と人差し指を立てて右手を振っている人が多く見受けられました。観客の中のきよしさんのファン率が高かったこともありましたのて、本当にきよしさんが登場された時には、うわーっという感じで大声援がわき起こったのです。
きよしさんは、その時のことを”感動して鳥肌が立った”と、京都でのコンサートでお話しされたようで、とてもうれしく思ってくださっていたようですが、その後に、私が、これはないでしょう、NGでしょうと思ったことが実はあったのでした。
このことを書くのは一度はやめておこうと思い、前回の記事には書かなかったのですが、堀内孝雄さんと藤あや子さんのスペシャルショーが終わり、この日の出演者が舞台に勢ぞろいしエンディングとなり収録が終了した後、アナウンサーの方が、出演者の方を紹介されて、感想をうかがったりするのですが、その折だったでしょうか? 少し記憶が曖昧なのですが、「きよしくーん!」というかけ声が、あちこちで起こり、それが「きよし、きよし!」というきよしコールへと変わってしまったのです。
私はそのコールには同調できないどころかいたたまれないような気持ちになりました。アナウンサーの方もとっさに言葉が出ず、きよしさんも聞こえていないはずはなかったと思うのですが、すぐには反応されず、先輩方にうながされて、「僕ですか?」という感じで、遠慮がちにコールに応えられたように私には見えました。
もちろん、きよしさんの本当のお気持ちはきよしさんにしかわからないことなので、そういう意味では私の勝手な感想でしかないのですが、私はスペシャルショーをされた堀内さんと藤さんがこの日の主役だと思いますし、仮にきよしさんがスペシャルショーをされたのであったとしても、一緒にされる歌手の方がいるわけですから、やはり”きよしコール”は違うのではないかなあと感じてしまいました。
少し前に話題になった「三味線旅がらす」で”チントンシャン”の部分を一緒に声を出して歌うことについても、私 の個人的な意見を書かせていただきましたが、共演者がいらっしゃるステージの時は、他ならぬきよしさんが共演者の方を気遣っていらっしゃるのですから、そんなきよしさんのファンである私たちも、きよしさんを見習って、その場その場にふさわしい行動をしていきたいなあと思うのです。
以前、「きらめき歌謡ライブ」(NHKラジオ)で、終演後、司会の葛西聖司さんが「ときめきのルンバ」を歌ってくださった時のことです。1番は葛西さんがお一人で歌われたので、かけ声は自然と”聖司!”とかけていました。そして2番できよしさんが舞台に戻ってきてくださったので、間奏の時に葛西さんが皆さんかけ声は「きよし君で!」と気遣ってくださったのですが、それを聞いたきよしさんはすぐに、「いいえ、葛西さんでお願いします!」と私たちに向かっておっしゃったのでした。それで再びかけ声は”聖司!”になったのですが、恐縮される葛西さんの様子に、きよしさんはとても楽しそうに嬉しそうに笑っていらっしゃったのです。
そんなふうに、いつも相手の気持ちを思いやる、きよしさんの優しさを思ったら、自ずとわかってくることもあるかなあと考えます。
そして私がこんなことを言うのもおこがましいのですが、芸能界に限らず、人それぞれの価値観や考え方、受け止め方があってしかりですし、芸能界ともなればやはりどなたも自分が一番だと思っていらっしゃるというか、そういう気持ちを持っているからこそプロとしてやっていられる部分があるのだと思うのです。
今回、コメント欄にお知らせくださったペンライトの禁止の理由の噂は、きっと冷静な目でものごとを見た方の、世の中にはそんなに善意にあふれていて好意的な人ばかりなはずはないという思いから発しているのではないかなあと想像します。
そういえば先に話題にした「きらめき歌謡ライブ」で、4~5年くらい前でしょうか。きっと急に曲目が決まったのでしょう。「落ち葉しぐれ」を歌われる時に譜面台を持ってきよしさんが登場されたことがありました。きよしさんはその時、少し照れ臭そうに場内を見てから唇に人差し指をあててみせたのです。それで私は、極力楽譜を見て歌うことをされてこなかったきよしさんでしたから、その合図は”楽譜を見ていることは秘密だよ。内緒にしてね”ということだと合点したのですが(そう感じたのに、今回どうしても伝えたいことがあって、そのためにここでその時のことを書くことをお許しください)後日、きよしさんのことをネットで検索していて、たまたま見たその時の観覧のことが書かれたレポートでは、”シーッ! 静かに”と言われてしまったとあったのです。もちろんきよしさんのファンの方が書かれたものでした。
きよしさんに確かめたわけではありませんので私が感じたほうが正しかったというつもりはありません。ここではその判断は皆さんのご想像にお任せしたいと思うのですが、ただ私はその時、同じファンであっても、こんなにも人によって感じ方、受け止め方が違うのだということを痛感したのでした。”シーッ!” と”内緒だよ!” とでは随分印象が違ってきますものね。
今回のことで私はそんなあれこれを考えたのでした。
コメントをくださった皆さま、ありがとうございました。お返事ゆっくり書かせてくださいね。
そして次回はHKのど自慢のことを書きたいと思っています。