昨日11月19日、山口県の周南市文化会館で開催されたコンサートで、2月2日に中野サンプラザホールからスタートした、”氷川きよしコンサートツアー2009”も無事フィナーレを迎えました。
氷川きよし様、司会の西寄ひがし様、スタッフの皆様、そして参加された皆様(ご一緒された皆様)、素晴らしい感動をありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
けれども、きよしさんはゆっくり休む間もなく、もう20周年に向けて走り出しています。そんなきよしさんを来年も心から応援していきましょう。

最近は凛として、時には風格さえ感じさせるきよしさんですが、先日の倉敷市民会館でのコンサート・夜の部で、「2010年も僕のことを忘れないでください」なんて、ポツリとおっしゃって。その落差にドキッとし、そして胸がキューンとしてしまいます。
きよしさん、言葉だけのことでなく、やっぱり本気でそんなこと思って、そしておっしゃっているのだと感じてしまうのです。

私は倉敷でのコンサート(私にとって今年のファイナル)の後、広島、宮島と旅行して、昨夜帰宅しました。今日からはさっそく仕事に戻っています。
明日21日から29日までは第10回 東京フィルメックスが開催されます。私もこの期間はひたすら映画を見、イベントもたくさんあるので大忙しです。ここでしか見ることのできない作品もありますので、見逃せないのです。

☆第10回 東京フィルメックス映画祭
http://www.filmex.net


先日は倉敷から、倉敷でのコンサートの報告を簡単にさせていただきましたが、きよしさんが、”戦前、戦中、戦後はそんなに遠くのことではない。自分のおじいちゃんもおばあちゃんも生きていた時代。人々が歌によって励まされたり、癒されたりした”というような話題を熱心にされていました。私もそのことは切れ切れに書いてきていますが、もう少しじっくり書いてみたいことでしたので、きよしさんのおっしゃったことも振り返りながら、週末に書いてみたいと思っています。


ところで以下は実は今年のツアーファイナルを迎える前にアップしてみたい記事だったのですが、2004年末、国際フォーラムでの「きよしこの夜Vol.4)と、高輪プリンスホテルでのディナーショーを見終えた後に、その1年を振り返って雑感のようなものを書きとめたメモが、先日ファイルのポケットに入っているのをみつけました。自分自身このようなものを書いたことをすっかり忘れていました。
誰かにお見せするつもりもなく自分の思いをそのまま書いているので、少しわかりにくい部分もあるとは思いますが、手前味噌ながら自分自身で読み返してみて5年前のきよしさんへの思いがよみがえってきて、じーんときてしまいましたので、そのままお読みいただいたら何かお伝えできることもあるかもしれないと考えて、ここに書かせていただくことにしました。

この年は、新歌舞伎座で「草笛の音次郎」の演じ納め、5周年イベント、日本武道館での5周年記念コンサート、渋谷コンの延期、とびうめ国文祭、5000人握手会とさまざまなイベントが行われ、きよしさんにとっても、またファンにとっても思い出多い年だったと思います。
私はこの2004年のディナーショーの後、人生初の「NHK紅白歌合戦」を観覧し、きよしさんの『番場の忠太郎』を万感の思いで聴かせていただいたのですが、多分、初紅白を前に2004年を振り返って書いたのだろうと思います。


以下は2004年12月に書いた雑感です。

今年の「きよしこの夜」は、何より歌をじっくり聞かせる構成だった。国際フォーラムのホールAで昼夜2回公演だというのにFC会員でもチケットを購入できなかった人が多数いたというのだから、その人気ぶりに驚く。
歌は見事だったけれども、会話をする時の声は少しかすれていたように感じた。もしかして熱っぽかったのでは? それとも緊張していたから? ベストコンディションには見えなかった。でもあのコンディションであれだけ歌えるのはなぜ? 感心するばかり。それにしてももう少し休ませてあげたい。
今回は『玄海竜虎伝』がよかった。今回もというべきか。私が思うにあの歌は、今の彼の心情にもっとも近い歌なのではないだろうか。あの歌に自分の思いをのせているのではないか。だから、こちらにも思いが強烈に迫ってくる。
今やクリスマスの時しか歌う機会がなくなった『きよしこの夜』『キヨシこの夜~Angel of mine~』も素晴らしかった。この日は新曲発表があり、『初恋列車』、そして愛知万博のテーマソング『いつもみんなで手をつなごう』の披露。『初恋列車』は耳なじみが良いので、歌いやすく無難にみえるが、彼のもっとも魅力的な声が出るキーを多用しているので、いいのではないかと感じた。

(中略)

高輪プリンスホテルでのディナーショー、初のと銘打ってはいるが、実はシークレットで小倉ステーションホテルで開催したのが初になると思う。でもオフィシャルでは初のディナーショー。よく電話がつながってチケットが取れたものだ。チケットを取ってくれたKさんに感謝!
歌は私の主観かもしれないが、この日も『玄海竜虎伝』がよかった。それに『白雲の城』、『骨まで愛して』だろうか。特に『玄海竜虎伝』は眼をカッと見開いて、眼球が落ちるのではないかと思ってしまったほど。今年最後のステージという気迫がみなぎっていた。
構成自体はコンサートとほとんど変わらず、『きよしのドドンパ』がなかったくらい。でも無理をしても来てよかったなあと思った。仕事を終えて宵闇の高輪の街。ホテルに着くと着物姿のKさんがチェックインをすませてロビーで待っていてくれた。あわただしくドレスに着替え、何かボーっとしたまま会場へ。今思い返すとすべてがドラマティック。ショーは忘我の時間。終演後、Kさんと夜の庭園を歩く。中庭に飾られたクリスマスツリーが目に沁みるほどきれいだった。
ホテルの部屋に戻ってからはずっとおしゃべり。お部屋も素敵で言うことなし。
将来、こんなトキメキを形にして伝えていきたいなと少し思う。

翌日も仕事で9時にはKさんをホテルに残して出発。本当は仕事もお休みにしてのんびりしていたかったが、仕事が山積み(※私はこの時期はある週刊誌の編集部で働いていて、前夜もなかば仮病を理由に仕事を残して参加したのでした)。今回はかなり無理をしての参加になってしまったが、本当に素晴らしかった。良い席で見るために選択した宿泊付きプランだったが、宿泊したことで余韻に包まれて一夜を過ごし、さらに感動が心に沁み込んだように感じた。
この思いは私の宝物だ。
2004年は2月3日の新歌舞伎座行きに始まって、きよしさんのおかげで何度も夢見心地を味わった。そういえば2月の新歌舞伎座で大阪を訪れた際は、京都在住のMさんが京都駅まで迎えに来てくれて祇園でもてなしてくれたのだった。夜の八坂の塔の朱色が鮮やかで、すれ違った舞妓さんの艶やかさも夢の続きのようだった。
人生は何てドラマティックなのだろう。きよしさんをきっかけに素敵な人たちに出会い、関わり、うっとりするような体験ばかり。
私はきよしさんが与えてくれたものをいつかきよしさんはじめ皆にお返しすることができるのだろうか。
それほどに素敵な幸せな思いばかりをさせていただいた。

最後はこんな言葉で結ばれていました。
何と2004年の時点でも、きよしさんのおかげでこんなに幸せな私だったのですね。その幸せは5年後の今日まで、どんどん上書きされ、今またさらに深い感動に包まれているのです。
これまでのきよしさんとのたくさんの思い出はキラキラと輝く私の宝物です。

氷川きよし様、ありがとうございます。
いまだあなたに何もお返しできていませんが、これからもずっとずっと応援させてください。