18日の「金曜バラエティー」、皆さんご覧になりましたか? きよしさん『ときめきのルンバ』の限定盤のジャケットの衣裳で登場されて、魅力いっぱいのステージ、本当に素敵でしたね。
私はその日、幸運にも会場のふれあいホールで観覧することができ、数日経った今も、まだ感動冷めやらずです。
番組の内容はご覧になられた皆さまにはご存知のこととなりますが、金曜バラエティーはこの日で200回ということでした。
朝、朝刊のテレビ欄(新聞によっては出演者名だけの記載だったそうですが)を見たら、”金バラ 氷川きよし オンステージ”とありました。私はそれを見たら、もう胸がドキドキドキドキしてきました。
私はこの200回のうち、きよしさんが出演された公開放送に、今回を含めて3回参加させていただきましたが、今回はスタッフの方からの観覧の注意やかけ声の練習は、始める数分前に簡単に行ったので(きよしさんファンには必要ないと思って下さったのでしょうか)、あっという間に放送開始1分前となりましたので、何だか心の準備ができていず、ええっ、もしかしたらもしかして、きよしさん、もう目の前の薄い幕の向こうにスタンバイしているのかしら? とそう思ったら、幕がサーッと開き、きよしさんが登場しました。『ときめきのルンバ』の限定盤のジャケットの衣装は初めてナマで見ましたが、本当に素敵でした。
ふれあいホールで観覧されたことのある方はおわかりになると思いますが、会場はテレビの画像で見るより、ずっと小さくて、例えていうならミニシアターくらい(座席数200席程度)の大きさでしょうか。ですので、仮に最後列にすわったとしても、きよしさんとの距離はそんなにありませんし、コンサートのふれあいコーナー(今はお休み中ですが)の時のように、場内が明るいので、きよしさんと本当に”こんにちは!”状態なのです。司会の方のお話をうかがうと、舞台からも本当に客席を近く感じるのだそうです。

ですので生放送という緊張感はあるものの、アットホームな雰囲気の中で、きよしさんは『きよしのズンドコ節』そして昭和の名曲ということでギターの生演奏で『丘を越えて』『湯の町エレジー』を歌って下さいました。
以前、このブログで、きよしさんがアコースティックサウンドで歌って下さることを夢見ていると書かせていただきましたが、先日のディナーショー、そして今回と、もうはや夢がかなってしまい、きよしさんとスタッフの方々に、本当に感謝しています。本当に感動しました。場内があんなに明るくなかったら、『湯の町エレジー』では、私、きっと泣いていたことでしょう。
きよしさん、こういった名曲を歌うと”心がキレイになりますね”とおっしゃっていましたが、歌うきよしさんの心こそが美しいのだと私はいつも感じています。でもきよしさんご自身がそんなふうに思って歌って下さっているのでしたら、それはそれでとても素敵なことだと感じました。
私はそんなきよしさんの歌唱を聴くと、いつもその清らかさに心が洗われるのです。
少し前に大竹まことさんのラジオ番組にきよしさんがゲスト出演された時に、「氷川さんの歌を聴くと滝に打たれたような清新な気持ちになります」とおっしゃって下さいましたが、きよしさんの歌声を聴く度に心からそう感じます。
そして『きよしのドドンパ』『浪曲一代』と熱唱でした。『浪曲一代』の時の紙吹雪の演出、幻想的でしたね。きよしさんの好きな『白雲の城』のPVの映像を思い起こさせられました。

さて、ここで、なぜこの記事のタイトルに”あなたしか見えない!?”と書いたかといいますと、『浪曲一代』の時の紙吹雪にはすぐに気がつき、幻想的な演出にうっとりした私なのですが、録画を見返して『湯の町エレジー』の映像に驚いてしまいました。というのもスモークがたかれたのを見た記憶がまったくなかったのです。もし録画をされていらっしゃる方がいらしたら、ぜひ見直してみて下さい。
そして、ご覧になった方は皆さん、あのスモークに気付かないなんて、そんなバカな!と思われることでしょう。私も自分のことながらそんな気持ちです。でも本当なのです。もう、まったく記憶にないのです。そんなにも集中して、ただただきよしさんだけを見つめていたということなのでしょうか。その集中力(と言って許されますでしょうか?)に、われながら驚いています。友人に先ほどその話をしたら、「あのスモークに気付かないなんて、本当? もうよっぽどきよし君だけを見ていたのね」と笑われてしまいました。
自分でも記憶障害だったらどうしようかしら? と少々不安になってしまいましたが(笑)、きよしさんの一挙手一投足をただただ見つめ、その歌声に耳を傾け、何ものにも邪魔されず、きよしさんの表現される世界にひたっていたのだと思うことにしました。

きよしさんがこの日歌って下さった『浪曲一代』、聴いているうちに、歌詞に込められた心意気がずっしりと胸に迫ってきて、ああ、きよしさん、本当に10周年なんだなあと、今さらながら感動してしまいました。
松井先生が魂をこめて作って下さった『浪曲一代』の歌詞。その一言一言にどれほど”氷川きよし”への愛情が込められているのかを、きよしさんの歌唱があらためて感じさせて下さったのでした。

ラストは『ときめきのルンバ』。ブルーの衣裳に着替えて登場でしたね。
きよしさん、会場の皆の反応に、歌はもちろん振り付けも大サービスでした。きよしさんが皆を喜ばせて下さろうという気持ちが歌うほどに踊るほどに感じられ、どうして、いつもこんなに精一杯がんばることができるのだろうと、きよしさんのハートの温かさ、誠実さに、何にも代えがたい幸せを感じたのでした。

終演後は小松アナウンサーと山崎バニラさんがいらして、「ここからは会場にお越しの皆さんとだけの時間です」とおっしゃって、きよしさんとのトークが始まりました。その際、小松アナウンサーが「今日は皆さん、ハガキを書いて応募して下さって、ものすごい競争率の中、当選された方々なんですよ」とおっしゃると、きよしさん、帽子をわざわざ脱いで、挨拶されて、「わざわざハガキを書いて応募して下さったんですね。お気持ち本当に嬉しいです。ありがとうございます」とおっしゃいました。
そんなきよしさんのお話を受けて、小松アナウンサーが場内を笑わそうと「それほどの幸運ですから、もう皆さん、持てる運を使い果たしてしまったかもしれません」とおっしゃったのですが、
きよしさん、それをお聞きになって、
「いや、そんなことありません。これをきっかけに、皆さんますます運が良くなりますよ」
そう、言って下さいました。とっさのやりとりなのですが、きよしさんの前向きさに感心し、そしてそんなふうに言っていただいて、嬉しくなってしまいました。
放映中はきよしさんを映すカメラを遮ってはいけないので、応援グッズを使用しないようにしていたのですが、「皆さん、氷川さんから歌のプレゼントです。思い切り、応援グッズ使って下さい!」と小松アナウンサーが言って下さり、きよしさん、定位置にスタンバイされました。さて何を歌って下さるのかしら?
われるような拍手と歓声の中、流れてきたイントロは『きよしのソーラン節』でした。この時はもうカメラがありませんから、きよしさん、右に左に場内をまんべんなく見渡しながら、熱唱して下さいました。
「皆さん、今日はお越し下さってありがとうございます。ご声援をありがとうございました」
きよしさんは何度も「ありがとうございます」とおっしゃり、頭を下げ、そして手を振りながら舞台上手に戻られたのでした。
きよしさんのおかげで、まさにめくるめく”ときめきの時間”をすごさせていただきました。
ふれあいホールは地下にあるのですが、会場に入れなくても1階から下を見下ろすようにして見学することができるのです。この日はそのために並んでいらっしゃる方々もたくさんいらっしゃいましたが、終演後、きよしさん、上から応援して下さっている皆さんにもすぐ気付かれて、お礼をおっしゃっていました。

整理券1枚で2名入場できるのですが、当選枚数は120枚だったそうです。その競争率を勝ち抜いても、さらに当日は入場時の抽選が待っています。開場時間の1時間前から先着順にボックスに入っているプラスチックのコインを代表者が引いていきます。ボックスには1~120までの数字が書かれた紙が貼られたコインが120枚入っているというわけです。引換えの時に入場者数(ほとんど2名入場ですが)のを伝え、ボックスからコインを引きます。その番号をマジックで入場整理券に書いて下さり、集合時間にはその番号順に並んで、一組ずつ入場していきます。座席は自由席なのですが、ゆっくり選べるように、係の方が一組ずつ少し時間を話して入場させて下さるのです。


私はこの日のきよしさんから、あふれるほどの歌への愛情、ファンへの愛情(会場のファンにだけではありませんよ!)を深く深く感じました。
そして会場に来ているファンに対しては、さらに”もてなし”の気持ちと言ったらよいでしょうか? ”来てくれてありがとうね。応援してくれてありがとうね。”心優しいきよしさんの温かな気持ちが伝わってきたのでした。

そんなきよしさんの様子を間近で見ているうちに、10周年記念コンサートが、氷川きよしの愛と魅力いっぱいの最高に素晴らしいものになるに違いないという強い思いで胸がいっぱいになったのでした。