「きらめき歌謡ライブ」の公開放送に行ってきました。会場のNHKの505スタジオがある階の別のスタジオは政見放送に使われていたので、スタジオ外の廊下は普段よりわさわさしたムードでした。
この番組はもともとニュースを挟んで番組が二部構成になっていて、後半の放送がない地域もあるそうですが、昨日は都内など地域によっては衆院選の政見放送のため、「きらめき歌謡ライブ」の放送がなかったようですね。来週9月2日はすでに別のゲストによる放送が決まっているので再放送の予定も今のところないようです。
きよしさん(もちろん他の出演者の皆さんも)熱唱だったので、予定していてお聴きになれなかった方には残念なのですが、簡単に報告させていただきますね。

司会の葛西聖司さんのナレーションでスタート。夜空の星の美しさについて語ります。
「今夜は夜空の星々のように輝くスターの皆さんが登場します。まずは氷川きよしさん! 『星空の秋子』」
きよしさん、真っ白なスーツで登場。こぼれるような笑顔です。髪型はその日出演された「笑っていいとも」のウェーブヘアではなく(帰宅後に録画を観ました)、さらりと流した定番の髪型でした。
スタジオにいらしたことのある方はご存知のことですが、スタジオは舞台のある音楽室のような作りで、パイプ椅子を並べていて観覧者は250人くらいというキャパなので、出演者を間近で見ることができるのですが、出演者からも観客が間近なのです。きよしさん、会場全体に視線と笑顔を送って下さいましたので、すっかり夢見心地になってしまいました。ちなみに250人の観客の200人くらいはきよしさんファンではないでしょうか? 
そんな状況の中、きよしさんの爽やかな歌声と笑顔で場内は一気に和気藹々。そしてきっとみんな、その目はハートになっていたのではないかと思います。

そして紅晴美さん、黒川真一朗さんが歌いました。黒川さん、折り目正しく高音を響かせて歌われました。
今日、生で聴くのは二回目の紅さんの歌唱力は素晴らしいですね。この方はますます大舞台に出られる方なのだと思います。
ちなみに、葛西さんが間に入ってきよしさんとトークされて、紅さんがきよしさんのお母さん世代というお話になって、きよしさんのお母様が昭和27年生まれと聞いて、「良かった、かろうじてお母様よりひとつ年下です。私、昭和28年生まれです」とおっしゃると、きよしさんが「28歳ですね」と。
それを聞いた葛西さん「きよしさん、優しいですねー」と一言。会場に笑いがあふれました。

紅さん、黒川さんのお二人が歌われると、今度は湯原昌幸さんときよしさんが登場しました。湯原さんはご自身のヒット曲、きよしさんは湯原さんの世代の方のヒット曲ということで「小樽のひとよ」を歌って下さいました。
さびの部分のきよしさんのファルセット、うっとりさせられる美しい響きでした。熱気いっぱいの会場内に冷たい風が吹き込んできたかのように、きよしさんの歌声からはふるえるような寒さが感じられたのでした。
そういえば今日のインストゥルメンタルは「哀愁の湖」でした。ニューブリードの演奏にしばし聴き入りました。
そしてチェウニさんが登場。同性でもドキッとするようなセクシーな黒のロングドレスをお召しになっていますが、その笑顔はとても可愛くて、キュートな魅力を感じました。同じ女性としてあんなふうになりたいなって思ってしまいました(あくまで願望です)。

余談ですが、仕事先でお世話になっている方に歌が上手な方がいて、ごく内輪の集まりで珍しく私が歌った時に(めったに歌いません)聴いていて下さって、それ以後、歌うポイントを指導して下さるようになったのですが、あなたにはチェウニさんの歌が合うんじゃないかなと、何曲か薦めて下さっていたのです。でも聴く機会がこれまでないままだったのです(反省)。今回、こんなにステキな方の歌を薦めて下さっていたんだと知って嬉しくなってしまいました。

そして番組前半終了です。
ニュースを挟んで、まずきよしさんが登場。「浪曲一代」を歌います。ブルーグレイの和服に着替えての熱唱でした。「きらめき歌謡ライブ」はラジオ番組ですが、本当に贅沢なのです。自然と一緒に口ずさんでいました。

次は湯原昌幸さんでした。三木たかしさんの遺作でもある新曲「蝉しぐれ」や、ご自身がギターを弾かれての熱唱でした。新曲がこの日発売というお話でした。湯原さんの歌への思いが熱く感じられ、歌い続けることの重みが伝わってきました。

さあ、いよいよ番組ラスト。きよしさん、「ときめきのルンバ」の衣装で登場です! この日のお昼に出演された「笑っていいとも」で着用された衣装と同じです。パンツについて、
「普段は裾の細いものだったんですが、今日はワイドパンツのほうにしました」
ときよしさんがご自身で説明されました。舞台はそれほど広くないので、普通の舞台のように左右に移動するスペースはありませんので、ほぼ中央で歌うことになります。それでも、きよしさんは、いつもできる限り会場中を見渡して下さるのですが、この日も大サービスでした。
そして、腰を揺らす振りのところで、歓声があがると、さらに大きく揺らして下るので、場内大熱狂でした。その反応にきよしさん、ちょっぴりいたずらっぽく笑っていて。そんなきよしさんにますます親近感を抱いてしまいました。フルコーラスがその調子でしたので、まさに”大サービスの腰つき”でした。
きよしさんて本当にファンがどうしたら嬉しくなるのか、瞬時に察して下るのですね。それもまた優れた才能なのだなあと、あらためて感じさせられました。

そして番組終了。ここで葛西さんが出口に観客が殺到しないよう、”お時間のある方は少しお付き合い下さい”と、毎回、出演者の方の歌に挑戦して下さるのですが、この日は期待に応えて(?)「ときめきのルンバ」。イントロが流れるとわあっ!と大歓声が起こりました。
葛西さん、お上手ですし、独自に考えられ振りも素晴らしいのです。そしてもちろん ”♪愛してルンバ”と歌うと、「愛してセイジ!」と返ってきたものですから、葛西さん、いつもお手製の歌詞カードを見ながら歌っていらっしゃるのですが、皆のかけ声の迫力に圧倒されてしまったのでしょうか。次の”♪恋してルンバ”が出てこなくなってしまいました。
でも会場からの「恋してセイジ!」のかけ声をうけて、
「♪ときめきのルンバー」と力をこめて歌って下さったところで、きよしさんが舞台に駆け戻ってきてくださいました。葛西さんの手をとり、「ありがとございます」とおっしゃり、本当に嬉しそうでした。
1番の後の間奏が終わる直前に、葛西さんが客席に向かって「あっ、次のかけ声はきよしさんにして下さいね」とおっしゃり、皆がうなずくと、きよしさん、それを見て、間もなく歌い出す瞬間でしたが、すかさず「いえ、葛西さんでお願いしますね」と早口でおっしゃり、すぐに3番をお二人で歌い始めました(このコーナーではカラオケを使うのですが、あらかじめ2コーラス分しか入っていないものを用意しているので、たいてい1番と3番を歌うことになっているのです)。
きよしさんがそうおっしゃったのですから、かけ声はもちろん”セイジ”にそろっていました。きよしさん、本当に楽しそうでした。舞台ではすでに片付けが始まっているのですが、スタッフの皆さんも皆、その様子を手を休めてご覧になっていて、505スタジオのどこを見まわしても笑顔でいっぱいでした。
間奏が間もなく終わる直前でのこんなやりとり、とっさのきよしさんの気遣いに、その温かで優しい人柄を感じるのです。
きよしさんは「皆さん、お体に気をつけて、明日も元気でがんばってくださーい! 今日はありがとうございましたー」そうおっしゃって手を振りながら舞台袖に戻られました。
きよしさん、ときめきの夜をありがとうございました。
その歌声に感動し、笑顔に癒され励まされました。あなたを人間としても心から尊敬し感謝しています。


【補足】番組のラストで「きよしとこの夜」の宣伝を葛西さんがして下さいました。
そういえば今日も、クラヴェスという楽器が好きで、聞くと血が騒ぐとお話しされていました。先日、あまり記事に書けなかったのですが、ラテン音楽に使用する楽器で拍子木のようなものです。そしてもうひとつ和太鼓の音も同じようにお好きというお話でした。
このお話しは「きよしとこの夜」で「風になりたい」を聴いてから、ゆっくりしてみたいと考えています。