8月19日、椿山荘で開催されたサマーステージの夜の部に参加しました。
オープニングは「きよしのズンドコ節」。白のスーツにシルバーのベストを着用されていました。ちなみに昼の部は赤のスーツだったと聞きました。
そして
「オロロン港」
「流氷の町」
とオリジナル曲を2曲歌った後、松井先生への思い出を話され、
「きよしのソーラン節」
を熱唱されました。
「流氷の町」の裏声にはしびれますね。

ディナーショー エントランスのボードとお花
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きよしさんがいったん舞台袖に戻ると、海の家を思わせるセットが登場。
籐(あるいは竹?)製の椅子、そのバックには簾が立てかけられ、「ときめきのルンバ」のポスターが3枚並んで貼られています。そして海の家らしく、”氷”の文字を染め抜いたのれん、”スイカ”と書かれたの張り紙などの小道具も効果満点です。
そこにTシャツに開襟シャツを羽織り、半ズボンに麦わら帽子を被った西寄ひがしさんが登場。きよしさんの顔写真がプリントされたTシャツを着ていらっしゃるのですが、サイズが小さいようで、「きよしさんのお顔がひきつって、違うお顔になっている」と笑っていました。
また、HKピュアリバーの皆さんもそれぞれ夏の思い出を画用紙に書き、皆さんで夏の思い出を語りました。

そこにいよいよきよしさんが登場。ご自身の顔写真がプリントされた黒のTシャツにジーンズの半ズボン(膝が少し出ていたように思います)、つばの浅いパナマ帽(麦わらにしては、きれいな気がしたので。でももしかしたら、素材はやっぱり麦わらかもしれません。)、真っ白なロングスニーカーをはいています。
ものすごくラフなきよしさんでした。
そして夏の思い出を語りながら、西寄さんと並んで椅子に腰掛けて、ほとんどキーボードだけの伴奏で「われは海の子」を歌いました。
なんて、なんて、美しい声なのでしょう! 何だか自分の心までどんどん澄んでいくような気持ちよさなのです。そしてこれはまさに夢見ていた(私が勝手にですけど)”アコースティックの夕べ”そのものでした。
続いて「夏の思い出」を歌います。美しい尾瀬が浮かび、涼やかな風が吹いてくるようです。きよしさんの傍らで聴き入っている西寄さんの、きよしさんの歌唱に聞き惚れる様子にも何だか感動しました。西寄さんの目も感動で潤んでいるように見えました。なぜ”西寄さんの目も”と書いたのかといいますと、私の目も潤んでいたからです。
そして、さらに「思い出のアルバム」を歌いました。これはきよしさんが好きな歌ですね。
「♪いつのことだか思い出してごらん、あんなこと こんなこと あったでしょ」と歌う、あの有名な歌です。ちなみに私も幼稚園の卒園式で歌った記憶があります。
何だか、きよしさんがこの歌を歌われると人生を感じさせられ、じーんときてしまいました。
この3曲は唱歌といわれるジャンルの歌ですが、演歌の心に通じる温かさ、優しさに満ち満ちていました。
唱歌のように素直にストレートに歌うことが要求される楽曲では、本当に歌い手の技量はもちろん、その精神性がはっきり現れると感じます。何かこの世ならぬ美しいものにひとときふれたような、そんな感動に心が自然とふるえていました。

ディナーショー きよしさんからのメッセージ
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そして、10周年記念コンサートの話題になり、きよしさんのオリジナル曲の中で”夏”らしいものは?という話題になりました。きよしさん「でんでん虫」を思いうかべるそうで、「でんでん虫」を歌って下さることに。西寄さんは舞台袖に戻られ、きよしさんが一人、椅子にすわったまま、舞台中央に。そのきよしさんを包み込むように、HKピュアリバーの皆さんの、夏らしくボサノバ調にアレンジされた「でんでん虫」のイントロが流れ出しました。

そんなイントロの曲調とラフなきよしさんのスタイルから、どちらかというと軽快にサラリと「でんでん虫」を歌うのかなと思っていましたら、前半はたしかにそんな感じでしたが、1番のサビの部分くらいから、きよしさん、そんなに力をこめて、大丈夫なのですか? 
と聴きたくなるほどの熱唱に転じていきました。
きよしさんはすわったままなので、バランスをとるためということもあるのでしょうけど、左手にマイクを持っているため、自然、右手のジェスチャーが大きくなります。右手を時に高く掲げ、まるで祈りを捧げるような。またあるいは手のひらを床に向け、まるで大地を鎮めるかのような。そして、またその手は聴き手にも向けられます。
きよしさんのそんなジェスチャーは、その歌声を、どこまでも遠く遠く、そして深く深く聴く人の魂に、そして天に地に届けようとしているかのようで、私は、厳かな気持ちにさえさせられるのです。
きよしさんが歌うほどに、その歌声が心の奥底にまで沁みこんでいくのを感じます。
「このまま時間が止まってほしい」
そんな思いになりました。
きよしさんの歌を聴いていて、そんな思いになったこと、皆さんもあると思います。私も幾度もあります。そんな深い感動に包まれた時には、”歌”って、いつどうやってこの世に生まれたのかな、そしてなぜ人は歌うのかな。
と、そんなことまで考えずにはいられなくなるのです。
全身全霊をこめた魂の歌声でした。


ディナーショーでいただいたお花を、ホテルのお部屋のカメリアの鉢に生けました
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そして、また舞台袖に戻り、次は「ときめきのルンバ」でした。衣装は、同日に放送になった「徹子の部屋」に出演された時に着用した、黒と真紅のフリル着きブラウスにサッシュベルトを締めているものでした(結局衣装は3パターンあるようですね)。
甘く、激しく、けれどもきよしさんらしく爽やかに歌い上げます。
きよしさんのそんな熱唱に聞き入りながら、この日、発売の「ときめきのルンバ」の大ヒットを願わずにはいられませんでした。

そして、和服(ブルーグレー)に着替えて登場。
「白雲の城」、「一剣」、「箱根八里の半次郎」を歌い、ラストは「浪曲一代」。
ディナーショーでは舞台の構成上、アンコールがないので、アンコールを兼ねてなのでしょうか。
1コーラス目は上手側で、台詞までその位置で語り、2コーラス目を下手側、そして3コーラス目を舞台中央と、立ち位置を変えて歌って下さいました。
久々に聴く「白雲の城」。少しも揺らがず、見事に歌い上げて下さいました。
こうして聴いていると、よくぞあの時期にこんなに難しい楽曲に挑戦されたなあとあらためて思います。
大げさでなく、初披露の時には青筋をたてて歌っていらっしゃいました。その必死の歌声もまたかけがえのない”氷川きよし”の素晴らしい歌唱であったと思いますが、今回のどっしりと構えて歌うきよしさんの「白雲の城」。深まった歌唱から、歌に描かれた光景が、映画を観ているかのようにクリアに目に浮かんでくるのでした。

ホテルの部屋から見るディナーショー会場・オリオン 緑の屋根の建物最上階。白いカーテンがひかれているのが会場です
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そういえば浅草寺での出発式でも声がハスキーになっていたきよしさん。
この日もちょっとした加減で、声がハスキーになることがごくわずかでしたがありました。もちろん歌にさしさわるようなことはまったくありませんでしたが、きよしさんだって人間です。どんなに鍛えていても連日のハードスケジュールに、疲れないはずはありません。それなのに、あのまぶしいばかりの笑顔と素晴らしい熱唱! 本当にそのがんばりに頭が下がります。

そして、私はきよしさんのアコースティックな歌声、そしてときめく笑顔を思い浮かべると胸がキューンと痛くなります。これはもう完全にきよしさんにハートを奪われてしまったようです。


さて、今夜はいよいよ「思い出のメロディー」の放送ですね。私もあらためてきよしさんの熱唱を聴けるのが嬉しいです。
そして今日の「王様のブランチ」に始まって、23日は「NHKのど自慢」。そして24,25日は渋谷コン、26日は「笑っていいとも」(フジテレビ)と「きらめき歌謡ライブ」(NHKラジオ第一)と生出演も続きます。
疲れないはずはありませんが、きよしさんのこと、”こんなに多くの番組で僕の新曲を取り上げて下さって”と感謝の気持ちで臨まれているのでしょう。ファンとして、「ときめきのルンバ」の大ヒット、そしてきよしさんの健康を祈り、願わずにはいられません。

私たちをこんなにまでときめかせ、幸せにして下さる、氷川きよしさんが、どうかどうかいついかなる時も健康で、そして幸せでいて下さいますように!
そして、きよしさん、私のハートをいったんお返し下さいませ!