さて、今日は府中の森芸術劇場でのコンサート、夜の部へ行ってきました。東京は昨日から雨が降り続いていますが、夕方にはかなり雨足が弱まっていました。
今日の、きよしさん、歌は相変わらず絶好調ですし、何だか歌うことが楽しくて嬉しくて仕方ない様子で、そんなきよしさんを見ていて、こちらもとても幸せな気持ちになりました。

きよしさん、「雨でお足元の悪い中、ようこそお越しいただきました。ありがとうございます」とお礼をおっしゃった後、「でも雨が降ると植物に水をやらなくてすみますし、ものはとらえようです。雨は植物を潤してくれるんですよ」とおっしゃると
西寄さんが「雨は植物を潤しますが、お客様の心を潤すのはきよし君の歌ですね」とまとめて下さいました。
本当にそうですね。先日、応援メッセージで、「きよしさんと出逢って、初めて歌声に癒されるということを知りました」と書かれていらっしゃった方がいましたが、よくわかります。きよしさんの歌声は癒しの力に満ち満ちていると感じます。きっと多くの方がそう感じていらっしゃるのではないでしょうか。

きよしさん、今日はトークもいつも以上にエネルギッシュでした。西寄さんに「男らしく、骨太で強くなりましたね」と言われて、「芯を強く持たないと、この厳しい競争の世界では生き残っていかれないし、そうでないと、流されてしまいます」と言って実際にフラフラフラーっと流されるジェスチャーをしてみせて下さったので、シリアスな話題だったのですが、一転、場内に笑いがあふれました。きよしさんのこういうところ、きよしさんらしくていいですねー。
いつもいつもおっしゃるように”浮き沈みの激しい世界”を生きてきて、これまでにきっと聞きたくないことも聞き、見たくないものも見ざるを得なかったこともあったのではないかと想像します。でも、前述の雨のとらえ方ではないですが、きよしさんて物事の受け止め方がプラス志向で前向きなのでしょうね。だからどんなに苦労をしてもそれが澱にはならないのだと思うのです。
そういえば今日も先日、お母様と電話でお話しされた話題になったのですが、お母様がおっしゃるには、きよしさんは叱られても、いつも笑っている子だったそうなのです。きよしさん、そう言いながら真似をしてみせてくれましたが、そんなふうに子供の頃から前向きだったのでしょうね。

そして、前回、”期待して下さい”とおっしゃったきよしさんですが、今日は少し言いまわしを変えて「僕自身がいつも第三者として自分を客観的に見ているんです」そして「僕が僕自身に期待しています」そんなふうに語って下さいました。そしてご両親の話題になったのですが、お父様が66歳、お母様が56歳。お父様は白髪が目出つようになられたそうです。そんなご両親への思いを語られ、そして生んで育ててもらった恩に報いるためには、やはり一生歌っていくのだと思われたのだそうです。

また、きよしさん、最近、デビュー前の頃を懐かしく思われて、日記を開いてみたのだそうです。デビューが決まるまでの間、東京で一人暮らしをしていて、いろいろな葛藤があっても誰にも言うことができなかった時期、一人ノートに日々の思いを綴っていたのだそうです(この日記のことはきよしさんのデビュー秘話の番組などでも放送されましたね)。
氷川きよしという名前をつけていただいて、とても気に入って嬉しかったそうですが、
「その日の日記を見たらですね、”今日から氷川きよし、イェーイ!”と書いてありました(笑)」
ときよしさんおっしゃって笑っていました。
そして最初の頃は「”氷川さん”と呼ばれても、自分のことだという気がしなかったですね」
と、そんなふうに懐かしそうに話されました。
そして”きよし”と呼ばれることは本名が清志なので違和感がなかったのだそうですが、「美しい心で生きていってほしい」そんな、清志という名前に両親がこめた願い、思いを少しお話しして下さいました。そういえばきよしさんのデビュー秘話を特集した番組で、きよしさんがサインの練習をしたページが放映されたこと記憶にあります。

そして「僕は熱い熱い男なんですよ」と、かけ声をかけて下さった方に応えながら、きよしさんそうおっしゃいました。かけ声をかけていただくと、嬉しくなってテンションがあがり、燃え上がってしまうのだそうです。「でもそれも自分の個性と受け止めています」ちょっと恐縮しながら、そう語るきよしさんでしたが、これこそがエンターティナーに不可欠な資質なのだと感じました。

今日はそんなふうに熱く熱く心情を語って下さいました。まだまだもっとお話をして下さいましたが、記憶を頼りに書いているので、すべてをお知らせできなくてごめんなさい。
そして、きよしさん、今日も「浪曲一代」から髪型はオールバックでした。前回は「着物を着るとピシッとしたくなって。でも僕、頭が大きいから」などとおっしゃって、相当に照れていらっしゃった様子でしたが、今日は髪型のことは何もおっしゃらずに当たり前のようにオールバックで登場されました。きよしさん、オールバックが大好評で自信を持たれた様子です。ですので今後、オールバックが定番になるといいですね。
それにしても本当にどこからどう見ても素敵ですねー。あんなに素敵なきよしさんが歌う「花の渡り鳥」、素晴らしすぎます。あの曲を初めて聴いた時から、30代になったきよしさんが歌ったらどんなに素敵かしら?とずっと思ってきましたが、そんな想像をはるかに超えて男らしく、セクシーで、そして誠実で。しばらくは私の心は夢の中です。

きよしさんの前向きさといえば、2003年、きよしさんが名古屋の中日劇場で初座長公演をした頃、「赤いシャツ着て」が好きとよくおっしゃっていましたね。そんなきよしさんの思いを知ってから、私もいっそう「赤いシャツ着て」には随分励まされたものです。
特に2番の歌詞の出だし”はんはんはん 花はよー 花はよー 嘘では咲くものか”と、3番の歌詞の出だし”あんあんあん 明日はよー 明日はよー 必ず飛んで来る”
の部分にはそうだなあと当時、励まされたのです。
今は誰にも認められなくても真実だったらいつかは花は咲くんだ。そしてどんなに苦しくても夜は明けて必ず明日が来るのだと。