5月12、13日の両日、神奈川県民ホールで昼夜2回、計4回のコンサートが開催されました。神奈川県民ホールは座席数約2500人という大ホール。きよしさん、最終回の13日の夜の部では、1曲1曲歌い進む度に満面の笑み。本当にご自身で会心の歌唱だったのだと思います。熱唱という言葉はきよしさんのためにあるのだと思うほどにどの曲も素晴らしかったです。
私は12日、13日夜の参加の予定でしたが、「13日昼の部、予定なければ行かれなくなってしまった方がいるのですが」と友人に声をかけていただいていて、13日のはずせない予定が12日に繰り上がったので、12日は忙しかったのですが、13日は昼・夜参加することができました。
私は12日、13日夜の参加の予定でしたが、「13日昼の部、予定なければ行かれなくなってしまった方がいるのですが」と友人に声をかけていただいていて、13日のはずせない予定が12日に繰り上がったので、12日は忙しかったのですが、13日は昼・夜参加することができました。
それにしても13日の夜の部は圧巻でした。オープニングからきよしさん右手に白バラを1輪手にされて登場。「哀愁の湖」を切なくも激しく歌い上げました。白バラに何だかドキドキでした。
また、「一剣」を歌う前のトークで涙される一幕もありました。
大きな会場での4回公演。胸をよぎる思いが多々あったのでしょう。おどろくほどにいろいろな思いを話して下さいました。
また、「一剣」を歌う前のトークで涙される一幕もありました。
大きな会場での4回公演。胸をよぎる思いが多々あったのでしょう。おどろくほどにいろいろな思いを話して下さいました。
山下公園に面した神奈川県民ホール


さて、きよしさんは今日は随分お話をされました(以下は、いつもそうなのですが、記憶をもとに大意を意訳しているので実際の言葉そのままではないことをご了解下さい)。
「僕は18歳まで平凡な家庭で、平凡な両親に育てられました。16歳の時に演歌に出会い、お年寄りの前で歌ったら、感激して涙して下さいました。その姿に自分自身が感激して、自分にも人のためにできることがあるのかもしれない、生まれてきた意味があるのかもしれない。そんなふうに思えたのです」
「そしていつしか演歌歌手を目指すようになり、オーディションを受けるようになりました。その中で水森英夫先生にお声をかけていただいて、水森先生のことは天童よしみさんの曲を書かれたり、存じ上げていたので、この先生ならと思い、18歳で上京しました」
コンサートのポスタin神奈川県民ホール

「上京した頃は、今思うと本当に子供でした。よく一人で東京に出てきて暮らしていけたなあと思います」
ガス代、水道代の払い方、銀行ATMの使い方もわからなかったそうです。新聞の勧誘員の方を部屋にあげてあれこれ話を聞いてもらったものの結局新聞を購読することにされてしまい、福岡のお母様が電話で購読を断ってくれたのだそうです。
そして表参道のお蕎麦屋さんでアルバイトをしますが、まだ福岡訛りでコンプレックスもあり、コミュニケーションがうまくとれず3日でやめてしまったのだそうです。そして新たに始めたのがファミリーレストランの仕事。毎日9時から5時(または6時)まで、週5~6日働き、そして歌のレッスンを続けたのだそうです。
「厨房にも入っていたので、揚げ物も担当していました。1日3回油を換えるのですが、その油の入った大きな入れ物をふうふう言って運んだり、ご飯を炊いた大きなお釜を何度も運びましたねー。フロアに立つこともあって、お客さんと話すのは好きでした」

「上京した頃は、今思うと本当に子供でした。よく一人で東京に出てきて暮らしていけたなあと思います」
ガス代、水道代の払い方、銀行ATMの使い方もわからなかったそうです。新聞の勧誘員の方を部屋にあげてあれこれ話を聞いてもらったものの結局新聞を購読することにされてしまい、福岡のお母様が電話で購読を断ってくれたのだそうです。
そして表参道のお蕎麦屋さんでアルバイトをしますが、まだ福岡訛りでコンプレックスもあり、コミュニケーションがうまくとれず3日でやめてしまったのだそうです。そして新たに始めたのがファミリーレストランの仕事。毎日9時から5時(または6時)まで、週5~6日働き、そして歌のレッスンを続けたのだそうです。
「厨房にも入っていたので、揚げ物も担当していました。1日3回油を換えるのですが、その油の入った大きな入れ物をふうふう言って運んだり、ご飯を炊いた大きなお釜を何度も運びましたねー。フロアに立つこともあって、お客さんと話すのは好きでした」
ツアートラックin神奈川県民ホール

そんなきよしさん、アルバイト先で働く同年齢の人たちは大学生や専門学校生だったのだそうです。成人式の日は皆、アルバイトをお休みしたのだそうですが、きよしさんはその日もアルバイト。スーツや袴を着た人たちがお客さんでお店にもやってきたそうです。きよしさんは6時までの勤務を終えて、自転車に乗って家に帰る道々、夕暮れ時の空を眺めながら、いつか自分もスーツや袴を着てみたいなあとペダルを漕ぎながら思ってはみたものの、そんなことが自分にあるとはとても想像できなかったのだそうです。
「でも、今は皆さんのおかげでこうして袴も、スーツも着ることができます。ありがとうございます」

そんなきよしさん、アルバイト先で働く同年齢の人たちは大学生や専門学校生だったのだそうです。成人式の日は皆、アルバイトをお休みしたのだそうですが、きよしさんはその日もアルバイト。スーツや袴を着た人たちがお客さんでお店にもやってきたそうです。きよしさんは6時までの勤務を終えて、自転車に乗って家に帰る道々、夕暮れ時の空を眺めながら、いつか自分もスーツや袴を着てみたいなあとペダルを漕ぎながら思ってはみたものの、そんなことが自分にあるとはとても想像できなかったのだそうです。
「でも、今は皆さんのおかげでこうして袴も、スーツも着ることができます。ありがとうございます」
ツアートラック部分

すぐにデビューできると思っていたので、あちこちに”演歌歌手になります”って言って歩いていたので、ほら吹きみたいになっていました(笑)。3年経っても事務所が決まらなくて、水森先生に”どこも男性演歌歌手は難しいなあ。今度、長良プロの社長さんが歌を聞いてくれることになった。それでダメだったら、おまえはまだ若くてやり直しもきくから田舎に帰りなさい”と言われたんです。そう言われて、何のための3年間だったんだろうって思いました。それで長良会長(当時社長)の前で一生懸命歌わせていただいたのですが、”よしデビューさせよう”って僕の歌を聞いて長良会長が言ってくれたんですね。今でも本当に感謝しています。長良会長にも水森先生も僕の恩人です。それがなかったら皆さんとこうして会うこともできなかったんですね。こんなことを話していると何だかジンときます......(絶句)」
きよしさん、そう言って言葉を詰らせたと思ったらみるみる涙ぐみ、その瞳から涙がこぼれました。

すぐにデビューできると思っていたので、あちこちに”演歌歌手になります”って言って歩いていたので、ほら吹きみたいになっていました(笑)。3年経っても事務所が決まらなくて、水森先生に”どこも男性演歌歌手は難しいなあ。今度、長良プロの社長さんが歌を聞いてくれることになった。それでダメだったら、おまえはまだ若くてやり直しもきくから田舎に帰りなさい”と言われたんです。そう言われて、何のための3年間だったんだろうって思いました。それで長良会長(当時社長)の前で一生懸命歌わせていただいたのですが、”よしデビューさせよう”って僕の歌を聞いて長良会長が言ってくれたんですね。今でも本当に感謝しています。長良会長にも水森先生も僕の恩人です。それがなかったら皆さんとこうして会うこともできなかったんですね。こんなことを話していると何だかジンときます......(絶句)」
きよしさん、そう言って言葉を詰らせたと思ったらみるみる涙ぐみ、その瞳から涙がこぼれました。
ツアートラック部分

その時の思いがきよしさんの脳裏に蘇ってきたのでしょうね。聞いていて胸がいっぱいになってしまいました。そしてきよしさんが涙される姿にこちらも泣いてしまいました。以前、東京タワーに昇った話になり、西寄さんが「どなたといらっしゃったんですか?」と聞くと「それは言えません」と真顔で言ってしまい、シンとした空気に気付いて「歌手を目指して水森先生のレッスンを一緒に受けていた仲間(6~7人)と行きました。でも皆、今は別の道に進んでいらっしゃるんで」とおっしゃったことがありました。きっと当時のきよしさんが置かれていた状況では、歌手を断念せざるを得ないことのほうがリアリティがあったのだと思います。

その時の思いがきよしさんの脳裏に蘇ってきたのでしょうね。聞いていて胸がいっぱいになってしまいました。そしてきよしさんが涙される姿にこちらも泣いてしまいました。以前、東京タワーに昇った話になり、西寄さんが「どなたといらっしゃったんですか?」と聞くと「それは言えません」と真顔で言ってしまい、シンとした空気に気付いて「歌手を目指して水森先生のレッスンを一緒に受けていた仲間(6~7人)と行きました。でも皆、今は別の道に進んでいらっしゃるんで」とおっしゃったことがありました。きっと当時のきよしさんが置かれていた状況では、歌手を断念せざるを得ないことのほうがリアリティがあったのだと思います。
ツアートラック運転席in神奈川県民ホール・ちょっとお茶目だったのでオマケの画像です

そして、涙をふり切って歌った「一剣」の素晴らしさ! きよしさんは力強く笑みを浮かべて歌ってくれていますが、こちらのほうの涙がとまりません。本当に忘れられない感動に包まれました。
きよしさん、「皆さんを守りたいんです」と力をこめておっしゃって下さいましたが、今日、まさにそんな思いで身も心もきよしさんに委ねて、安心で幸せな気持ちできよしさんの歌声に聴き入っていました。

そして、涙をふり切って歌った「一剣」の素晴らしさ! きよしさんは力強く笑みを浮かべて歌ってくれていますが、こちらのほうの涙がとまりません。本当に忘れられない感動に包まれました。
きよしさん、「皆さんを守りたいんです」と力をこめておっしゃって下さいましたが、今日、まさにそんな思いで身も心もきよしさんに委ねて、安心で幸せな気持ちできよしさんの歌声に聴き入っていました。
氷川きよし様
あなたの天上の歌声に、そしてその努力に、その誠実さに、心から感謝し感動しています。いつもいつも素敵な歌声をありがとうございます。
あなたの天上の歌声に、そしてその努力に、その誠実さに、心から感謝し感動しています。いつもいつも素敵な歌声をありがとうございます。