
まったくそのようなことも知らず、日曜日なので行きやすいと思い、昨年中にコンサートの申込みをしていたので、またまたきよしさんのおかげでこんなおめでたいタイミングで長野に行くことになったことに感謝!でした。
さて善光寺のお参りのお話はこの後また詳しく書きますが、コンサート会場である長野県県民文化会館は長野駅を挟んで善光寺とは反対側にあります。駅から会場までは徒歩で15分くらいでしょうか。農家と住宅が立ち並び、大きな建物がないので、会場を出て駅に向かおうとすれば、そのまま長野駅や、善光寺口にあるメトロポリタンホテルの建物が見えるのです。まだまだ醸成中の土地もたくさんあります。
そんな静かな町の中にホールはあります。会場の名前がホクト文化ホールに変わっていました。渋谷のC.C.Lemonホールのように、キノコなどで有名な企業がスポンサーになってその社名を掲げているのだそうです。
さて、善光寺から会場まで乗ったタクシーの運転手さんが、「短い時間ですけれど」と、長野県のお寺の歴史や関わりをとてもわかりやすく説明して下さり、「コンサートお楽しみ下さいね」と送り出していただき、会場に早めに着いたのですが、すでにグッズを購入する方の長蛇の列ができていました。やはり長野は1年ぶりということでしたので、この機会にという方が多いのだなあとその列を見て感じました。
この日は昼の部をご覧になった方からうかがったのですが、きよしさんは今日、ココアちゃんを伴っていらしたそうなのですが、車から降りた時に入り待ちをしていた人たちのほうにココアちゃんが飛び出してきてしまって、きよしさんが追いかけるという一幕があったそうです。ココアちゃん、ファンサービスに一役かって下さったようですね。私も目撃してみたかったです。
さて夜の部のコンサートの「きよしのソーラン節」では、ラストで歌舞伎さながらに大見得をきりますが、その時にあまりに力を入れすぎて、首の筋を痛めてしまったようで、歌い終わるときよしさん、「痛っ、痛たたっ!」と顔を歪めていました。しばらくはトークをしながらも首を少し動かしてはまだ「痛っ!」と苦笑していました。その後の様子から心配はないかと思いますが、以前ラジオ番組で夏木ゆたかさんが「玄海船歌」の振りを見ていて、「脱臼するのではと心配になる」とおっしゃっていたのも笑い話ではなくなってしまったと思いました。きよしさん、本当に頑張りすぎです。サービス精神にあふれていて、そんな姿にいつも励まされ幸せにしていただいている一人ですが、こんな時はありがたさと同時に、もったいないというか申し訳ない気持ちにもなってしまいますね。
そんなオープニングから大熱唱のコンサートでしたので、今日もコンサートのこの場に来られたことに「ありがとう」という気持ちが自然にわいてきて、1曲、1曲が心にしみこんでいくのを感じました。
この日のトークで印象に残ったのは「僕も悩みのカタマリですよ」と静かにおっしゃったことでした。私たちが想像もつかないようなご苦労があるのだと思いますが、でもきよしさんのトークを聞いていると、きよしさんのおっしゃるように、たとえ悩みがあっても、きっとその悩みを乗り越えられる自分がいるのだと信じたいという前向きな気持ちにさせられます。
そして、「一剣」を歌う前のトークで、「自分の嫌な部分をどんどん削ぎ落としていって、魂のきれいな人になりたいですね」と控えめにおっしゃる姿に、“魂のきれいな人”って何て素敵な言葉なんだろうと感じ入りました。
また、ファンの皆さんから「きよしとこの夜」について新聞社に寄せられた投書の切り抜きをいただいて(読売新聞の「放送塔」のことですね)、その投書を読んで、ジンときたとおっしゃっていました。また応援コーナーの時です。照明の方に、「きよしさん、今日はご年配のお客様たちが何人も杖をつきながら階段を昇っていらっしゃるいましたよ」とお聞きになったそうで、「恐縮です。ありがたいです。エレベーターがないんですね。僕のために本当に申し訳ありません」と2階席に向かって頭を下げる一幕もありました。
そして以下はまたとても私的なことなのですが、私はこの日「番場の忠太郎」を聴いていて、なぜだかビリビリッとして鳥肌が立ちました。感動したからだといえばもちろんそうなのですが、でも自分自身で“なぜ?”って思いました。「番場の忠太郎」は何回も聴かせていただいている曲ですが、なぜ今日?、今? こんなにまで私は感動したの? 自分を基準してこんなことを申し上げるのはおこがましいのですけれども、それでも“きよしさんの何がこんなに今日、私を感動させたのだろう?” 本当に不遜な物言いかもしれませんが、でもそんなことをつい考えてしまったのです。そんな折、「大井追っかけ音次郎」を明るくさわやかに歌った後のトークで、先の“魂のきれいな人に”という発言だったので、 コンサート会場から長野駅まで歩く道々、Kさんと「楽しかったねー」と語り合いながら、きよしさんはよく三日坊主だなんてご自身でおっしゃっていますが、こと歌に関しては三日坊主なんて言葉、きよしさんの辞書にはないのではないかと思っています。きよしさんは、日々「魂のきれいな人」になろうと努力をされていて、そういう思いががこの日、ちゃんと一観客である私にも伝わったということではないかなと、そう考えました。
アンコールで「箱根八里の半次郎」、「きよしのズンドコ節」を明るく声高らかに歌った後、大ジャンプされたので、きっとオープニングで痛めた首も心配ないかなと思いつつ、コンサートの幕が降りました。“氷川きよし、ここにあり!” またまた忘れられない素晴らしいコンサートでした。
今晩はきよしさん「歌謡コンサート」に出演ですね。日々進化している“氷川きよし”の最新の歌唱が聴けます(私はまたまた仕事で録画になってしまいそうですが)。本当に楽しみですね!