私の弟はドラマ制作の仕事をしているのですが、先週、かつて放送されたドラマのDVD化の打ち合わせに日本コロムビアに行ったのだそうです。日本コロムビアは美空ひばりさんの所属レコード会社として知られていますが、弟から聞いたことには、これまでひばりさんの遺産がその財政基盤を支えてきたとも言われていて、エントランスを入るとひばりさんのレコード&CDジャケットが飾られているのだそうですが、今回はエントランスはもちろんあちこちにきよしさんのパネルやポスター飾られていて、各所に設置されているモニターでもきよしさんのPVが流されていたそうです(弟はそんなにきよしさんのことに詳しくないので、何のPVなのかわかっていないのですが、きっと「浪曲一代」のPVなのではないかと思います)。
「今のコロムビアは氷川きよしが支えているって感じだったよ。もしお姉ちゃんだったら、きっとすごく嬉しかっただろうなと思って見ていたよ」と弟。そのとおりです。でも、いつかは一度行ってみたいものですね。

ただその一方で、ニュースでも報じられたことがありましたが、日本コロムビアは外資系に買収されて、今や大幅なリストラを余儀なくされている厳しい状況なのだそうです。ファンとして、私はきよしさんに”数字がすべてではない。それよりきよしさん自身が納得できる歌が歌えていれば、結果や数字は必ずついてくる”という思いを抱いてきていますが、今や”氷川きよし”はレコード会社や事務所を支えているのだという責任感を抱かざるを得ないのだと想像します。
「浪曲一代」は”限定版”と”通常版”と2種ジャケットを作成し、封入ハガキも”通常版”にイベント応募ハガキ、”限定版”にグッズ応募ハガキ封入と、固定ファンによる購買をアップさせるなどのアイディアも、”氷川きよし”効果による”起死回生”を期待しての苦肉の策なのでしょうし、発売当日に朝日新聞にびっくりするほど大迫力の「浪曲一代」の全面広告を載せたことも”氷川きよし”にいかに期待しているかの表れなのだと想像します。
これからもさまざまな側面でも重責が増すことは避けられないと思いますが、そんなきよしさんを一ファンとして心から応援していきたいと思う私です。