

とりわけton*ri*o*232さんからは多くの情報をいただき、とても感謝しています。この場であたらめてお礼申し上げます。
私は子供の頃から、「おいしいものには理由(わけ)がある」と考えるタイプなので、歌が生まれる背景はもちろん、”氷川きよし”という歌手を世に送り出し、ましてや私たちにちゃんと届くように様々な手立てを講じられた長良じゅん氏がどのような方なのか、どうしても気になっていたのです。
でも、氷川きよしさんのすごいところは、こういった背景を知った上で曲を聴いた人にも、そして、何も知らずに(それこそ浪曲が何かをまったく知らなくても)聴いた人にも、分け隔てなく、その人それぞれに相応しい深い感動を与えることができることだと思います。
今後、きよしさんが「浪曲一代」を歌う姿を見たら、きっと、浪曲の全盛時代にはきよしさんのような素敵な浪曲師もいたんだろうなと自然に想像できるのではないかと期待している私です。
と、こうして記事を書いていましたら、「きよメール」が到着しました!
紅白歌合戦の大トリのお礼の後に「浪曲一代」について以下のように書かれていました。
(前略)
いよいよ2月2日でデビュー10年目に突入致します。
そして、その記念すべき節目の年は、2月4日発売の新曲『浪曲一代』でスタートさせていただきます。
この曲は、浪曲師を目指して故郷を離れた兄弟が、苦労しながらも芸の道を究めるために力を合わせて頑張るという物語で、東天晴さんという実在の浪曲師をモチーフにした作品です。
兄弟愛、師弟愛、母の愛という、今の世の中だからこそ、大切にしなければならないテーマがこの曲には込められています。
僕も、演歌歌手を目指して14年前に福岡から上京しました。歌うたびにそのときのことを思い出し初心に戻れます。
“初心に戻る”という意味では、スーツを着た初回限定盤のジャケット写真は、デビュー曲『箱根八里の半次郎』と全く同じポーズになるようこだわって撮りました。比べてみていただけるとうれしいです。
この『浪曲一代』で、“氷川きよし、ここにあり”という存在感を日本中の皆さまにアピールしたい!この曲を聴いてくださった皆さまが明るく元気に幸せになっていただけるよう、心を込めて歌って参ります。
(以下略)
”氷川きよし、ここにあり” シンプルですがすべてが集約されたようで、何て素敵な言葉なんでしょう。嬉しくなりますね。
私も1月8日でブログを始めて3ヶ月が経ちましたが、本当に感動の連続です。今のところ記事やコメントを書くのは極力、PCからと決めているのですが、他の方のブログを読んだり、記事やコメントの確認は移動中に携帯ですることも多いです。電車に乗っている時にコメントを読んでいて、いただいたコメントに”田舎に住んでいるので”と書かれていたりすると、この方はどちらにお住まいなのかしら? 今、もしかしたらそちらは大雪なのかしら? なんて想像して。そして、今、隣にすわっている人よりも、物理的には遠く離れている方の存在を、自分がすぐ近くに感じられることに、不思議さを感じながら感動してしまうのです。