2008年もあとわずかですね。先週末は土日返上で仕事していました。さらに年賀状書きや大掃除に買い物とヘトヘトでしたが、何とかひととおり終えて、29日で仕事のほうも一段落しました。
明日は新宿の伊勢丹に年末の買出しに行きます。父の恒例の行事のようなもので、毎年、30日か31日に年末の買い物に行きます。10年前くらいから朝から行くようになったのですが、行ってびっくり。開店前から行列なんですよ。だいたい列ができるのは、お雑煮に入れる鶏肉を扱う名古屋コーチンの店、三和、天ぷらの天一、そしておせちを扱うなだ万に、だだだだーっつと開店と同時に長蛇の列なのです。別に売り切れるわけでもないのですが、一気にアメ横状態なんです。
毎年、予定がつく限り、父親孝行?のつもりで一緒に行くようにしているのですが、明日も開店前に到着するように出かけるというので、早く眠らなければ。まあ車で行きますし、私が運転するわけではないので眠っていてもいいのですが。

さて2008年いろいろなことがありましたが、後半、このブログを始めて、私にもちゃんと書きたいことがあったなあと思えるようになりました。だいたいひとつの記事を気の済むまで書いてみるとちょうど、このブログの上限の5000字になることもわかりました。5000字といえば400字詰め原稿用紙13枚くらいです。これは自分自身でも長いと思うので、お読みいただいた皆さまには感謝と同時に恐縮しています。
仕事で原稿を書く場合には、何をするにも取材相手がいるわけですから、結局のところ相手にとって良くないことは書けないことも多いのです。映画も、試写を見せていただいて良くないと思っても、宣伝や配給の方を敵にまわしては次回からの試写を見せてもらえなくなってしまいますから、結局、批判は書けなかったりするのです。そしてインタビューの記事も1時間くらい充実したお話を聞かせていただけても、雑誌は文字数が決まっていますから、巻頭カラーページであっても、インタビューは600字程度にまとめなければならなかったりします。そのため気持ちが消化不良になることも多々あります。
そしていずれは創作を書くという夢を抱いて、編集者からライターに転じたものの、やはり依頼のある原稿を書くことでいっぱいいっぱいになってしまいましたので、結局のところ、自分で本当に書きたいテーマがあるのかなあと悩んだ1年間でもありました。
でも、大好きな氷川きよしさんのことを好きなように好きなだけ書く(読んで下さった方には本当に申し訳なかったのですが)ということをしている中で、迷いが吹っ切れてきたように思います。来年は本当にこれが書きたかったんだと思えるような作品や本を作れるような気がしてきています。

この後、このブログの本来の目的である「天晴れ!HK伝説」を書く場合には、文字数を決めて書いていくようにしようかなと考えています。
そして出だしは2004年の八王子コンサートにしようと思っているのですが、紅白大トリもありますし、どうしようか思案中です。