

2007年7月24日、25日の2日間(昼夜2回、計4公演)、横浜アリーナでデビュー8周年コンサートを開催。オープニングでは高さ14メートル、幅22メートルの巨大船の船首から登場。アンコールでは石川五右衛門をイメージした衣装を身に纏い、故郷の博多山笠をモチーフにした高さ2.5メートルの山車に乗って登場、場内を1周。『きよしのソーラン節』で涙、また涙のフィナーレでした。
拝啓 氷川きよし様
ふと一人になって静けさに包まれると『あばよ』の歌い出しのワンフレーズが聴こえてきます。あの大舞台の真ん中にそそり立つ船首で、ほとんどア・カペラに近い状態で歌い出された時、どんな光景が目に映っていたのでしょう。そしてどんなお気持ちでしたか? 大スクリーンに映し出されたきよしさんは、とても緊張していらっしゃる様子でしたが、その立ち姿からはさらにこれから大海に進んでいくのだという決意が感じられ、本当に美しかったです。
私は”男の~”というきよしさんの歌声が聴こえただけで目の奥が熱くなりました。この7年余り、私にもいろいろなことがあって、その時々には辛かったり悲しかったりしたことも、今ではみんな大切な思い出になっているなあ。いつもいつもきよしさんに励まされ、勇気をいただいてきたなあ。そんなあれこれの思いがうかび、8周年、何だか自分のことのように誇らしい気持ちでオープニングを受け止めました。何年も先に思い出した時、、あの船首に一人立って歌う、きよしさんの美しい姿は色あせることなく蘇ることでしょう。
今回は舞台のセットや衣裳、演出の素晴らしさは言うまでもないですが、私が感動したのは選曲です。私がこんなことを言うのはおこがましいのですが、あの選曲は氷川きよしに惚れ込んで、魅力を知り尽くしている人でなければできないものだと思いました。もちろん、常日ごろからファンの声に耳を傾けて下さってきた結果でもあるかもしれません。そういったすべてが集約されているように感じました。これまでの足跡を確認し、そしてさらに前進していこうというメッセージを感じ取りました。司会の西寄ひがしさんの「氷川きよしの8つの魅力」のお話も皆の共感を得ていて、素晴らしかったと思います。
『純子の港町』『玄海竜虎伝』『夢勝負』はとりわけ今回、聴くことができて嬉しかった曲ですが、『夢勝負』はコンサートで歌われるのは初めてではありませんか? まさかこの8周年で聴くことができるなんて思っていませんでしたので、それはもう嬉しくて嬉しくて。最高の贈り物でした。
そしてそれらすべてにまして素晴らしかったのは、きよしさんの歌声です。誰もがそう思うことでしょう。あれほどの大舞台で本当に立派です。会場は広大なのに、声も思いもビシビシと胸に響いてきたのです。ものすごいエネルギーとしか言いようがありません。そして山車に乗っての場内一周。素晴らしいエンディングでした。
きよしさんのファンになって以来、何度、感動の瞬間を一緒に味わわせていただいたことでしょう。何度嬉しさに胸振るわせたことでしょう。ただただ感謝の気持ちです。10周年に向けて、一人のファンとして、より優しく、美しくありたいと思います。そして、10周年をより優しく美しい気持ちで一緒に迎えさせていただくことができればと思っています。
いつもきよしさんの健康とお幸せをお祈りし、応援しています。