つい先日見た、テレビ番組での一節。
今はもう30代になっている男性、Aさん。
高校時代に、部活の顧問、B先生から言われた一言が
ずっと気になっていました。
それは
「Aは、クラスではずっと
女の子たちといっしょにいるらしいな」
という一言。
B先生はバレー部の顧問で、超スパルタ主義。
Aさんはそれを
「チャラチャラしてて、男らしくない」と言われたと、
ネガティブに受け取っていました。
そして、ずっと気にしていました。
それから20年近くたったある日のこと
あるきっかけからB先生を訪ね
その言葉について聞きます。
Aさん
「あれは、どういう意味だったんですか?」
B先生
「お前のことをちゃんと見てるよ、
という意味で、別に深い意味はない」
ぜんぜん
「チャラチャラしてて・・・」
じゃなかったんです。
「部活の時だけじゃなくて
ちゃんと目を配っているんだよ」
という、B先生なりの心づかいでした。
それを聞いたAさん
「・・・」
しばし、ぼう然な感じでした。
…
何が言いたいかというと
「思い込んじゃってること、
ありませんか?」
ということ。
「思い込んでる」なんて自覚すらない。
「太陽が東から出て西に沈む」くらい
当然のことだと思ってる。
疑ったりなんかするわけない。
でも、上のAさんのように
まったくの思い違い、誤った思い込みだった、
ということもあるわけです。
そのことをずっと引きずっていたり
苦しんでる、なんてことも。
こういうことって、えてしてあると思いますし
毎日の生活に与える影響って、
大きいと思うんです。
だから、時々でもいいので
「私、なんで○○って思ってるんだろう?」
「いつから、どんなきっかけでそう思ってるんだろう?」
「それって、本当にそうなのかな?」
こんなふうに、問いかけて
自分自身の中を
探ってみてはいかがでしょうか。
きっと何か、
新しい突破口につながるきっかけに
なるんじゃないかと思いますので。
過去を振り返ってみて
「私、なんで○○って思ってるんだろう?」
「いつから、どんなきっかけでそう思ってるんだろう?」
「それって、本当にそうなのかな?」
と、自分に問いかけてみる。
※
追伸
今回の記事の参考にしたのは
こちらの番組です。
NHK
ドキュメント20min選
「リースおじさんの旅」
さまざまな事情でフタをしてきた
「自分の好き」を、思い切って大事にしていこう、
という、すごくいいお話です。
上に書いたことでも
今回の記事のテーマから外れるため
記事には書かなかったこともあります。
5月5日に再放送もあるようですので
もし興味の湧いた方はご覧頂けたらと思います。
ドキュメント20min選
「リースおじさんの旅」再放送
NHK総合
5月5日(木)午前6時10分~6時30分(20分番組)
もし、何かのヒントになりましたら幸いです。
最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。
あなたのますますの生きやすさを、応援しています!
※こちらの記事は、
【IRM感情科学プログラム】にて学んだことがベースになっています。
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