思い出すのがとても辛い昨年の今頃なのですが昨年の2月上旬、母は施設で風邪を引きました。

2/9(土)の午後、私はいつものように施設の母の様子を見に行ってみると玄関には張紙…

「風邪予防のため面会不可」
のような文言だったと思います。

断りを得て入館し母の様子を見に行ってみると、いつもの2階大広間に母はおらず、風邪を引いているから…と4階の個室で一人マスクをされて横になっていました。

母が風邪を引いた

その時にせめて信頼できる病院に入院させてあげれば・・・
この時の私の楽観的な思いと腰の重い対応が、後々私に死ぬほどの後悔を生じさせました。

この時私は施設には看護師も一人常駐しているし、今のところ大丈夫…のような看護師の見解だったので、私も普通の人のように風邪なら自然に直るだろうと、無責任な安心感と根拠のない信頼感を施設に寄せていました。

しかし、その後母は風邪が直る訳でもなく咳も出始めて、本人は何も言わないけど本当に大丈夫だろうか?という不安も私のどこかにありました。

本当にこの頃の私たちは、母の体力の無さと肺病持ちであるのに風邪を引かせた…という母の生命の危険を全く考慮できていませんでした・・・


おかあさん…おかあさん…
今朝も寝床とお仏壇の前で謝ったけど聞こえていましたか?

今、この世にお母さんがいないことがやっぱりまだ受け入れられないよ。
どうして私は1年前、弱っていたお母さんにちょっとした気遣いと行動ができなかったのか…

もう一度、もう一度だけ1年前に戻ってお世話をやり直させて欲しい…

こんなことになってしまい本当にごめんなさい。
ひろちゃんお母さん…