陽が照るとかなり暑いですが、陰に入れば何とか凌げる今日この頃です。
この地域も先日梅雨入りとなったようです。
最近の私は郊外のとある地域に頻繁に出向いては、中古住宅を色々と見学しております。
先週もその見学のついでに近くの山奥まで入り込み、普段中々来れないので懐かしさに浸っていると…
そこは、肺病の母が数か月間の入院を経て退院したその日に、私が母を連れてきたキャンプ場だった事を思い出しました・・・
もう何年前の事かも正確な記憶ではありませんが、大体9年前だったような気がします。
病院から自宅に直行する前にどこかに寄りたかった私が、空気が綺麗で公衆トイレもあるこのキャンプ場に母を連れてきた。
…と、いうのをよく覚えています。
母が乗らなくなって代わりに私が乗るようになった軽自動車で。
あの頃の私は母が退院できたのは当然で、私さえそばについていれば…
「母は何があっても大丈夫」
と、なんの根拠もない過信をもっていました。
なので当時ここに来た時にも、母が退院できた有り難さは勿論ありましたが、その後の母がこんなに早くこの世から居なくなってしまう…とは。
これっぽっちも思っていませんでした。
あれから9年…
内心自慢のユニークでお洒落で働き者だったあの母を失ってからは大きな心の支えを失くしてしまい、苦しみもがきながらもこうして私は生かされてきました。
それはこの体も心もともに、母の存在無しには考えられません。
あの頃も確かこの季節に、ふと思い立って母と二人で立ち寄った退院記念のこのキャンプ場は、今となっては母と一緒にいられて幸せだったはずの私の大切な思い出の地です。
そして、今日もそのキャンプ場はあの頃と変わらない懐かしい風景のままでした。
お母さん。先週に続いて今日も、あのキャンプ場に来て半日過ごしたよ。
あなたが退院した日に一緒に立ち寄ったキャンプ場に。
あなたは助手席でどこに連れて来られたのかも分からないような感じだったのもよく覚えているよ。何しろ長期入院からの退院その日だったのだから。
せめてあの頃に戻れたならば、今の私ならいろんな対策をしてあなたを今日でも生かしてあげられたかも?
こんなうっかり者の私が?
…今でも自分を過信してるよ。
うぬぼれた疫病神でごめんね…
ひろちゃんお母さん。
