さすがに9月に入ると、朝晩はようやく8月よりは涼しくなった感があります。


あまり社交的ではなかった母でしたが、有り難いことに母のママ友さんが今でも近所でお元気に暮らしていらっしゃいます。


そのママ友さんの子…私にとっては幼馴染みに会いに行くと、いつもその気さくなママ友さんが対応して下さいます。



先日もふと思い立って暑い盛りの昼下がり、その母のママ友さんの住む幼馴染み宅を訪ねると、いつものように感じよく応対してくれるママ友さん。


私の立場はあくまでも仲の良かった幼馴染みを訪ねる立場なのですが、その母を良く知るママ友さんが元気で暮らしていらっしゃるのを確認できることもまた私の年中行事のようになりました。


何しろ、ご近所で唯一無二な母の親友とも呼べるママ友さんです。


そのママ友さんも寄る歳波には勝てずに体が弱ったと謙遜されていましたが、まだまだ頭はしっかりしておられ、温泉に向かう幼馴染み運転の車中でも、楽しい話題を振りまいて下さいました。


母とは2歳ほどお若いその母のママ友さん。

私が幼馴染みと道の駅にある温泉とサウナに長時間興じている頃、その社交的なママ友さんはそこにいる同世代に話しかけたりして時間を有意義に過ごす…

そんなお元気な姿を拝見するとやっぱりまだ私の母は早すぎたのだ…と、思わずにはいられません。

80代と言えば現代日本では、まだまだお元気な方も沢山いらっしゃる世代です。


この方と交流させて頂いている時、このママ友さんが居なくなったらいよいよ、母を大切に思ってくれていた母の同世代が身近に居なくなる…と言うことに、ふと気がつきました。


もっと頻繁にお会いしに行って、私の母のことを何度も思い出してもらえたらいいな…と思うのでした。


お母さん。
先日ふと思い立って、あなたの親友とも言える幼馴染みのママ友さん親子に会ってきたよ。

その後、温泉に行こうと言うことになってその車中、いろんなお話をさせてもらったけれど、あなたのことを話題に出してくださるだけで本当に有難い存在だと思わずにはいられないよ。

まだまだお元気でいてくださるとは思うのだけど、天国のお母さんもお世話になったママ友さんを守ってあげてよね。


本来は生前にあなたの事をもっともっと真剣にいたわるべきだったのに…

ごめんなさい。
ひろちゃんお母さん。